ガリぞうの判断を鈍らせたのは「ヒキの強さ」？大勝の中で見つけた反省点とは【収支日記#162：2023年4月4日(火)～4月10日(月)】 (3/3)

4月9日：ヒキの強さによる誤認

 

どんなに機種知識が豊富だろうと、どんなに立ち回りスキルがあろうとも、運不運によって押し引きの判断が鈍る事もあります。例えば新ハナビを100万G打ち込んでいる方でも、朝イチからストレートで1000Gハマって押し引きを決めろと言われても、BIG・REG共に1度もひいていない状態では難しいでしょう。ガラガラで高設定が見込めないようなホールのカバネリが、カバネリボーナス中のシナリオで2分の2が第11話で、かつ終了画面も2分の2で菖蒲だったと聞いたら多少は期待するでしょう。パチスロで高設定を狙う際の最たる能力は、やはり読み筋による根拠なのだと思います。その絶対的な根拠を持てない分だけ目の前の挙動に左右されると言っても良いんじゃないでしょうか。

 

今日はここ数ヵ月お世話になっているホールで設定5,6の6台並び探しです。取材的な内容から察するに2箇所あるハズなのですが、直近で2箇所とも見つかった事は稀であり、むしろ全体的に高設定が散りばめられている印象です。ダミーの設定4に騙されて5,6の6台並びが見えていないのか、それともガセなのかは分かりませんが、現状はツモりやすい環境と見て通っています。過去の傾向から6台並びらしき箇所はメイン機とジャグラーでしか見た事がないので、今日もそのどちらかです。

 

入場抽選は35人中2番。久しくこんなに早い番号は引いた事がないので逆に慌ててしまいますが、これで本命ポイントは取れそうです。

 

開店時間になり入店。1番の人はパチンコのシマに消えていったので、悠々自適にカバネリのシマへと入って今日の本命台を確保。まずは腰を据えて打っていきます。

 

 

 

当たりが重く、cz確率も極悪ながら、ST1発の出玉の大きさにより何とか大敗を免れている状況です。読み筋的には最も強い台付近を打てているハズなのですが、粘ろうと思えるポイントが1つも出てきません。私の台だけならまだしも、近隣の台達もかなり弱そうで、既に空き台もチラホラ見え始めています。6台並びを探していて周囲の方が次々とヤメていく時は心が折れる最たるシーンでしょう。店内状況を確認してみると、最も怪しい場所はカドから6台が全員プラス域の番長ZEROでしょうか。また、ファンキージャグラー2からハッピージャグラーV3にまたがる一角に少し可能性が見えます。自信を持ってここだと言える場所は把握できないので、番長ZEROのすぐ近くにあるマッピーを掘りつつ空き待ちしてみます。

 

 

 

 

一撃で1200枚もでてしまいましたが、設定推測要素は軒並み低設定寄りです。ここで再び空き状況を確認すると、番長ZEROは満席もファンキー2が1台空席に。ここしかないと判断し、即移動です。

 

 

 

打ち始めて早々に単独REGを頂いて自信を増したところで2台隣のハッピーV3も空席に。6台並びの5,6の中身はほぼ設定5でしょうから、だとしたらハッピーV3の方が1%以上甘いのでここも即移動です。

 

 

※数値はガリぞう計算。

 

データは3532G,BIG=18,REG=11,1/121。REGは少し弱いけど、6台並び的にも足りているので十分系です。

 

 

※*印はチェリー重複、a,b,#桁はレア役重複の意。

 

 

 

 

ボーナスは重いものの、設定推測的には順調に推移しています。そんな中、まさかの番長ZEROが1台空席になっているのを発見しました。機種知識には疎いですが、設定5でも109.1%あるのは知っています。状況的に6台並びの正解率で言えばファンキー&ハッピーよりも番長ZEROです。ここは台移動しておくべきでしょうか。

 

 

 

軽い当たりを3度繰り返し、1000枚弱獲得する最中、同じく番長ZEROを打つ面々が次々とヤメていきました。確かに時間的にも21時前なので引き際ですが、その中の2人ほどからお声掛けを頂きました。

 

「4ですかねぇ」

 

確かに私の台も終了画面は偶数しか出ていません。元々番長ZEROを打たれていた方々の考えだと、どうやら番長ZEROのシマはダミーの4多数という判断のようです。だとしたらファンキー&ハッピーに戻らねばと急いで席を立って出戻りに……と思うも、シマはヤメなさそうな面々で満席になっていました。時間も時間ですし、これにて実戦終了です。

 

得られた差枚数は+2758枚。大きな勝ちは得られましたが、いくつか反省点の残る稼働でした。1つは空き待ちでマッピーを打ってしまった事。空いてもすぐに移動できない可能性のある機種を空き待ちで打つのはご法度です。また、番長ZEROに移動したのも良くないでしょう。機種知識に乏しい自覚がありながら、ダミーの4の可能性に自力で気付けない可能性を考慮していなかったのですから。そもそも日が暮れてからなら、ヤメ時が近い109.1%よりも閉店ギリまで打てる108.3%の方が甘い可能性まであります。

 

これらの判断が甘かった理由は「今日はヒキが強く持ち玉に余裕があったから」かもしれません。運が悪く出玉にならなかったり設定推測する機会さえ与えられない時は誰しも大なり小なりやさぐれたりするものです。逆に運良く大きな出玉を得てしまうと気が大きくなりがちです。確定期待値の見えない高設定狙いで安定した勝ちを目指すには、運不運に囚われない常にフラットな判断を心掛けたいものです。

 

 

 

以上です。来週以降も「普段打たない機種も視野に入れる」を目標にした稼働は続きます。お楽しみに。