ガリぞうがアイムジャグラーを食わず嫌いしている人に言いたいこととは？【収支日記#176：2023年7月11日(火)～7月17日(月)】 (1/3)

 

今週の収支日記は、7月11日～17日の1週間です。

 

 

7月13日：スマスロの比重

 

多くのホールでスマスロの設置比率が高くなってきました。次々と登場する新台を見るに、遊技性を保ちつつもどこまで荒さを追求できるか競っているようにも思えます。4.5号機や5.5号機が登場する少し前の状況に似ている気もして心配になります。かと言ってホールの主役になりつつあるスマスロを避けていては勝ち筋の多くを失う事になるので、当然ながら視野に入れて戦っています。

 

スマスロの荒さと上手に戦うには2つの策があると思っています。1つは高設定狙いの条件をシビアにする事。荒さに立ち向かうには、より確実な高期待値の確保です。設定4よりも5、5よりも6の方がハイスペックであり、見極めの判断も早くなります。ノーマルタイプであれば大雑把な「高設定狙い」でも戦えていましたが、スマスロで確実な期待値を積んでいくには、純然たる「設定6狙い」でホール選びや台選びをしていく必要があります。もう1つのスマスロとの上手なお付き合いは天井やゾーン狙いでしょう。どんなに荒かろうとも、期待値が見えているなら怖さも半減しますし、確実に積んでいけます。

 

より堅く大きく勝てる選択肢は天井狙いやゾーン狙いでしょう。これはスマスロに限らず、設定6の出玉率の上限が下がる度に「高設定狙い」の立ち回りが不利になってきた結果です。天井狙いやゾーン狙いは打とうとする期待値の上限下限を選べますが、高設定狙いは年を追うにつれリターンの最大値が「140%over」→「119.9%」→「115%」と小さくなってきています。加えてスマスロは打ち始めるタイミングにより期待値のメリハリが顕著なので、狙いドコロを把握している人ほど広く大きく積む事ができます。

 

ただ、年を重ねるにつれ、天井狙いやゾーン狙いへの腰が重くなってきているように感じます。若い頃は「軽く探してみる」とか「MBを拾う」くらいであれば私もやっていたのですが、次第に「あったら打つ」に変わり、最近では「よほど困らない限り視野に入れない」になりつつあります。やはり若者達のハングリーさには勝てませんし、50歳を超えて店から目をつけられ出禁になりたくもないですし、私は今後も大きなスタイル変更なくやっていこうと思っています。

 

今日は福岡県太宰府市で「プロスロ13」の収録です。こちらのお店、私の収録時には取材的なモノが入っている事も多く、傾向から察するに今日は「分岐営業に期待」と「3台並びで設定5,6の可能性」なんじゃないかと思われます。ただ、どんな取材にも勝るこのお店（と言うか法人）の特長として、「ヴァルヴレイヴの一強」があります。

 

このホールでの私の収録日に10万枚の赤字が出ていて、その内の半分以上はヴァルヴレイヴなんて日もありました。ただ、私の性格的に設定6でも勝率6割の荒波機種を率先して打ちたいとは思えず。（この実戦日は3ヵ月前であり、最近はまた少しだけ考えを改めていますが、その話は後ほど）次点で予算を割かれているだろう機種はスマスロ北斗なので、今日の本命に据えてみます。

 

ちなみに。この時点で「プロスロ13」は合計+82,640枚で、残り17,360枚で最終回となります。今年の頭には「年末までには終わっているだろう」と見ていたのですが、スマスロに悪戦苦闘し足踏みさせられています。いくつかの理由により早く終わらせたいのですが、スケジュールや義理等を考慮して自分で掲げた条件が思いのほか重く圧し掛かっています。

 

入場抽選は270人中70番。これなら狙い台の北斗は取れそうです。

 

10時、入店。先客達は皆さんヴァルヴレイヴに走られたようで、私は北斗の本命台を確保。まずは初動と見て上か下かを判断してみます。

 

 

 

1発目は投資7kで当たり、2連で終わるも終了時の台詞がアミバ（高設定挙動・強）と幸先良しです。

 

 

 

800Gまでハマってしまいましたが、その後の即連で高設定の期待upと判断。食事休憩を挟み、その後も続行です。

 

※この実戦当時（2023年7月）は解析が出ていませんでしたが、その後に設定変更時とBB終了時の即前兆移行率が判明しました。BB終了後の即前兆移行率に大きな設定差はないようです。詳しくはななプレスさんの記事をご覧ください。

 

>>【なな徹】スマスロ北斗の拳 9月7日更新解析情報

 

また、804Gで当てたBBの最終ゲームで弱スイカをひいていたので、即前兆はコレのおかげかもしれません。BB最終ゲーム（リザルトが出て次Gで通常画面に戻るゲーム）の成立役は終了後のモード移行に影響があると言われています。

 

 

 

その後も大きなハマリなく、スイカから良く当たったり、特定役もひいたり、終了時台詞でジャギが出てきたりで、高設定の確信を深めていきます。

 

 

 

押し引きのトドメとなる300天井も確認。（設定1～6間で約1%～5%と言われています）後はブン回すのみです。

 

 

 

最後に天井をくらってしまいましたが、7連まで続いてくれて、入れた分の幾ばくかは返ってきてくれました。最終出玉は1149枚。投資が13k（598枚）なので、結果だけを見ればジャグラーでも打っていたのかと思われるような+551枚で終了でした。これで「プロスロ13,39,91」トータルの成績が、+83,191枚(残16,809枚)になりました。今年中に終わらせられるよう、次回以降もスマスロと上手にお付き合いしつつ全力で頑張ります。

 

※1.プロスロ全成績とありますが、シバリがあり全能力を出せない「プロスロJ（ジャグラーしばり）」や「プロスロ外伝（半日しばり）」の差枚数は含まれていません。トータルだと、Jはプラス、外伝はマイナスです。

※2.動画公開前の実戦内容が一部含まれていますが、APチャンネルさんからの許可を得て掲載しています。