ガリぞうが「月の7割以上が赤字営業」と言われる地元のホールで立ち回った結果【収支日記#181：2023年8月15日(火)～8月21日(月)】 (3/3)

8月19日：甘さの形

開店前の並び時に「〇〇店の特日は甘いよっ！」という会話は良く耳にします。ただ、この「甘い」という言葉には人によって解釈が大きく変わると思っています。例えば、北海道には1年以上にわたり1ヵ月の7割～8割程度の日が赤字営業というトンデモなお店があります。打つ日を選ばず、狙いも絞らず、ただ打ちたい台を打つだけでもさほど負けないほどの甘さがあります。また、2日前のA店は、さほど競争率が高い訳じゃないのに、正解にたどりつけさえすれば設定6まで見えるという、立ち回りやすい甘さがあります。他だと、この収支日記でも何度かネタにしてきた、店内に高設定が2,3台しかないけど当たりは全て設定6で、どの台なのかも1発で分かるという、私が5年ほどネジロにしていたお店もありました。お店が全体的に甘いのか、ツモれさえすれば甘いのか、自分にとってのみ甘いのか。甘さの形はそれぞれで、日により人により大きく変わるんじゃないでしょうか。今回は、そんな前フリからのメシウマ（？）な実戦記です。

先日の推定6稼働もあってか少しずつ活動意欲もわいてきて、今日も朝イチから稼働です。狙うは2軒。狙いたい1軒目は先日の某A店で、ほどほどな競争率の中で高設定を狙えて、たどりつけさえすれば設定6まで見込める優良な環境です。おそらくは今日も当たり台が多数あり、それなりに絞り込めて、正解の中には適度に設定6も使われていると思われます。狙いたいもう1軒は某B店で、前述した北海道でトップクラスに赤字営業を続けているお店です。悩んだ結果、選んだのはA店。やはり自分に合った環境の方が負けても納得できます。

開店前の入場抽選は100人くらいの中50番ほど。（いつも実戦データの頭に抽選人数と自身の番号を書いているのですが、この日に限っては記入漏れがあったようで、正確な数字が分かりませんでした）狙い台は北斗とカバネリに2台ずつなので大丈夫だろうと思っていましたが、まさか全台先客に取られてしまいました。対抗台を打っても良いのですが、やはりツモれず負けた時に納得できないだろうと考え、ここは退店し一路B店へ。

途中、用事があった実家を経由したので、B店到着は12時過ぎ。全体的な甘さで有名なお店なので、客量もなかなかです。B店は全体の甘さもありますが、中でも赤字になりやすい機種はメインどころで、北斗・カバネリ・バイオRE2・新鬼武者・マイジャグラーVあたりでしょうか。そんな中、210Gで初当たりを1回当てて駆け抜け即ヤメで空いているバイオRE:2を発見。まずはここから設定推測していきます。

投資が貯玉分込みで20kを超えました。しかも、3スルー後のczで後半当選なのに「サービスよ」を言ってなかったので、設定6の可能性は薄いでしょうか。ここで席を立って店内を見回ると、約2400Gで初当たりを9回引いているスマスロ北斗がちょうど目の前で空席になりました。赤字営業のお店でこの良さげなら打てそうと判断します。

あっさり天井まで連れていかれました。それでも自信ある台選びなら追えるのですが、ただ赤字営業というざっくりした情報のみでこれ以上は追えません。かと言って他に打てそうな空き台も見当たらないので、天国だけ確認して撤退です。

せっかくヤル気が出てきたのに、自分らしくない立ち回りで大敗をくらってしまいました。しかも、A店の狙い台は4台中3台が当たりらしき挙動だったようです。やはり私は眼をつぶていても得られる甘さより、調べ抜いた者のみ得られる甘さを狙いに行くスタイルが向いているようです。

以上です。こうして中身ある稼働ができる程度には動けるようになってきました。

もう現実逃避はヤメて、みぃ子が亡くなった事実を受け止め、綺麗な思い出に変えられるよう努めつつ稼働にパチスロライター業にと頑張っていきます。