【Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生】最恐の「ひぐらし」がここに完成!人気シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー!

【Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生】最恐の「ひぐらし」がここに完成!人気シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー! eyecatch-image

こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。

 

ディ・ライトさんから登場する最新台「Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生」の新台レビューをお届け! スペックや演出の出来がどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

 

なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!

 

「Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生」の解析情報はこちら

 

 

あえての転落抽選タイプに拘りを感じた!

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 スペック・ゲーム性☆4

 

基本仕様
タイプ ミドル
仕様 一種二種混合機
大当たり確率
(通常時)
1/319.6
大当たり確率
(高確率時)
1/49.9
RUSH突入率
(時短引き戻し込み)
約69%
RUSH継続率 約80%
RUSH中転落確率 1/193.8
賞球 1&4&10&15
カウント 10カウント
ラウンド 10R
大当たり出玉
※払い出し個数
10R:
約1000個or約1500個
時短回数 100回転(※1)
潜伏確変 非搭載
遊タイム 非搭載

※1…電サポ有り時に特図1で時短100回転当たりに当選した場合は時短500回転付与。
※…V入賞小当たりでの大当たりは特定領域への遊技球の通過が条件。

 

 

ゲームフロー

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 ゲームフロー

※…電サポ有り時に特図1で時短100回転当たりに当選した場合は時短500回転付与。

 

本機は初当たり確率1/319.6の一種二種混合機。これまで確変ループタイプやSTタイプなど様々なスペックに挑戦してきた「ひぐらしのなく頃に」シリーズですが、今作は転落抽選を用いたラッシュを搭載しての登場となります。

 

 

特図1

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 特図1円グラフ

 

ラウンド 電サポ 振り分け
10R+10R 次回大当たり
or転落まで
0.5%
10R 次回大当たり
or転落まで
61.0%
10R 時短100回転(※) 38.5%

※…電サポ有り時に特図1で時短100回転当たりに当選した場合は時短500回転付与。

 

まずは通常時関連の数値についてですが、初当たり当選時の内訳がこちら。3000ボーナスの内訳はわずか0.5%のみとプレミアムフラグ的存在ですが、それ以外の大当たりではラッシュ突入の有無を問わず1000個(下アタッカーは賞球10個)の出玉を獲得可能。そして通常大当たり時でも100回転の時短に突入…と、バランス&満足感重視の設計になっております。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 エンジェルモート

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 エンジェルモート中 残り100回 1・7・5図柄

 

今作では「エンジェルモート」が時短中のステージに!

 

この通常大当たりでも必ずラッシュ突入のチャンスが用意されているというのはCR機時代から10年以上続く「ひぐらしのなく頃に」シリーズの伝統ともいえる要素。個人的な嗜好としても多少出玉や突入率が削られていても通常大当たり時に引き戻しのチャンスが用意されているタイプの方が好みなので、ここがしっかりと歴代シリーズを踏襲した造りになっていることに一安心です。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 6図柄揃い

 

ただ、この時短中の引き戻し期待度は約20%(引き戻し成功時はラッシュ突入!)ということで、時短中の大当たり確率はおそらく1/400強(独自計算)と通常時よりも若干重めに設定されている模様。とはいえ時短の消化は1日打っても平均200~300回転程度ですし、この程度の差であれば本機だけを毎日打ち込むレベルでない限り体感できるものではないかなと。本音を言えばもちろん通常時と同じ確率であれば尚有り難いところではありますが、これによってスペック全体的な満足感が高められている(ボーダーも16.7回転/kと甘め)(※なな徹調べ)と考えれば納得できる絶妙な調整だと思います!

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 真惨劇RUSH

 

本機のラッシュ「真惨劇RUSH」は電サポ回数不定。消化中は大当たりと転落抽選が同時に行われており、先に大当たりに当選すれば必ずラッシュ継続、先に転落抽選に当選してしまった場合はラッシュ終了=通常時へというゲーム性になっております。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 真惨劇RUSH中 5・6・1図柄

 

本シリーズにおいて転落抽選タイプが採用されたのは、おそらく「Pひぐらしのなく頃に~廻~」振りでしょうか。数年前にはいくつかの人気機種でも採用されていたゲーム性ですがいつしかあまり目立たない存在に…そんな時代だからこそあえて転落抽選を採用しユーザーに新鮮な魅力を味わわせてくれるところは、オリジナリティのあるスペック追求し続けるディ・ライトさんらしい着眼点ですね!

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 7図柄揃い

 

肝心要のラッシュ性能についてですが、転落抽選よりも先に大当たりに当選する確率=ラッシュ継続率は約80%。また、ラッシュ中の大当たりはオール10R(1500個)となっています。通常時に3000ボーナスを搭載しつつもラッシュ中はオール10Rというのは中々珍しい気がしますね。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 スペシャルひぐらしBONUS 2回目

 

こういうシンプルなゲーム性を求めていたユーザーも少なくないと思いますが、最近だとオール1500個タイプは継続率80%を超える機種が大多数。また、個人的にはオリジナリティを感じるスペックというのがディ・ライトさんの台の魅力の1つだと感じていたので、転落抽選タイプであることを除くとその点にも少々物足りなさを感じてしまいましたね。

 

通常時からラッシュ中まで安心感&満足感を味わいやすい設計になっており、ボーダーラインも16.7回転/k(※なな徹調べ)と優秀なスペック。ただ、これまで数々の魅力的な機種を生み出してきたディ・ライトさんだからこそ、ゲーム性の面でなにかもう1つ本機だけの魅力というのが用意されていると嬉しかったですね。☆は4つ!

 

 

あの有名監督がまさかの全面監修!

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時☆4

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時 5回転 梨花セリフ「もう1回頑張ってみるわ」

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時5回転 梨花赤セリフ「勉強くらい自分でしなさいよ!」 沙都子金セリフ「この大噓つきーっ!」

 

通常時の全体的な演出フローは基本的に歴代シリーズを踏襲。ただ、今作は「ひぐらしのなく頃に業・卒」との初のタイアップ機ということもあり、新規演出の大量追加そして過去作から継承されているリーチ演出なんかでも映像面は大幅にリニューアルが行われておりました。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 神楽し編

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時 6図柄テンパイ 沙都子暴走

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 沙都子暴走とめることに成功 6図柄揃い

 

今作の高信頼度リーチでは「沙都子VS梨花」や「沙都子VS魔女沙都子」「羽生VSエウア」といった白熱のバトル演出が展開。「ひぐらしのなく頃に」は大昔にアニメ第1期を見たのみで最近のは追えていなかったのですが、今の「ひぐらしのなく頃に」ってこんなことになっているの!? と驚きました(笑)。ディ・ライトさんの機種はチャンスアップ演出やBGMでの盛り上げ方が相変わらず上手くめちゃくちゃテンションが上がりましたね。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時 演出失敗 液晶割れ

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時 5回転 赤保留 圭一赤セリフ「はははっ!楽しくなってきたなぁレナ!」

 

「ひぐらしのなく頃に業・卒」の映像が初採用されているのもファンの方にとってたまらない進化だと思いますが、個人的にはそれ以上の注目ポイントだと感じた要素が存在。なんと本機の演出面は、映画作品「GO」や「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる「行定勲」監督が手掛けられているそうです。これはマジで衝撃…!

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時 4回転 実写ひまわり畑背景

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 通常時 1回転 実写沼背景

 

映像やサウンドはもちろん間や抑揚といった細かいところまで監修されているとのことで歴代シリーズとは間違いなく一味も二味も違う演出に仕上がっているのですが、それが1番わかりやすかったのが本機では随所に実写映像が取り入れられていること。ここに掲載しているのは単なるステージ背景ですがいずれも恐怖や緊張感を煽られるようなものになっており、「ひぐらしのなく頃に」という作品が持つ独特な雰囲気や魅力をこれまでの何倍にも増して感じられましたね。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 白熱予告

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 L5発症

 

通常時の演出において唯一残念だったのが、本機では近年の「ひぐらしのなく頃に」シリーズを象徴する演出だった「L5発症」がおそらく非搭載だったこと。本機での注目演出は「白熱降臨予告」「沙都子&エウア背景」「繰り返す者ZONE」「フレデリカ擬似連」となっており、どうやら「L5発症」はリストラされてしまったようです。正直に言えば「見た目やサウンドに対し信頼度が見合ってないな…」とは思っていたのですが(笑)。あの演出自体は「ひぐらしのなく頃に」という素材を活かしためちゃくちゃクオリティの高い演出だったと思うので、できれば今作でも継承していて欲しかったですね。

 

パチンコでは初となる「ひぐらしのなく頃に業・卒」の映像や「行定勲」監督が全面監修されていることなど注目ポイントが目白押し。おそらく通常時の演出は歴代シリーズの中でも1番変化が大きかったのではないでしょうか。といっても全体的な演出フローなんかは踏襲しているので特に違和感はなく、これまでにも増して「ひぐらしのなく頃に」という作品の魅力を引き出したかなり完成度の高い通常時だったと思います! 惜しむらくは「L5発症」がなくなってしまったこと。個人的に「白熱降臨演出」は本機の雰囲気に微妙に馴染んでいない(ギミックアクションはいい感じですが)気がしたので、変わりに「L5発症」を搭載してくれていたらな…と感じてしまいましたね。☆は4つ!

 

 

リーチ演出にもう少しバリエーションがあれば…

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 ラッシュ中☆4

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ちモード選択画面 真惨劇モード 赤眼モード

 

「真惨劇RUSH」の演出モードは「真惨劇モード」と「赤眼モード」の2種類が存在。まずは両モード共通事項についてご紹介すると、即当たり演出は搭載されているものの予告演出→リーチ演出という当落ジャッジまでの過程をしっかりと楽しめる造りになっているのが特徴。即当たりメインの超高速消化タイプだと「ひぐらしのなく頃に」という作品の魅力を存分には味わえないと思うので、これはファンの方にとっては嬉しいゲーム性なのではないでしょうか。滞在回転数や消化時間なんかも込みで考えると、「Pひぐらしのなく頃に~廻~」と「Pひぐらしのなく頃に~瞬~」がミックスされたような打感に仕上がってましたね。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 6・4・3図柄

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 ロゴ紫発光

 

「真惨劇モード」は予告演出やリーチ演出が豊富ないわゆる王道系の演出モード。当然このラッシュ中の演出に関しても「行定勲」監督が監修されていると思われ、過去作では見たことのないような恐怖心を煽られる演出が盛り沢山。思わず「ヒェッ」と声を漏らしてしまうタイミングも何度かありました(汗)

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 惨劇回避演出

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 惨劇回避失敗

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち 復活演出

 

「真惨劇モード」中の主なリーチ演出は「突隠しリーチ」「集結リーチ」「真運命分岐チャレンジ」の3種類。全体に占める割合はそれほど高くありませんが、これに加え即当たり系演出も搭載されております。最も重要なのは「真運命分岐チャレンジ」で、ここで「レナ」に捕まってしまうと「ラストチャンス」に突入し大当たりorラッシュ終了の最終ジャッジ…という感じになっています。ただ、「ラストチャンス」に発展してしまってもボタン連打演出での成功、そして失敗→リザルト画面への移行からの復活発生も何度か確認。最後の最後まで現実的に期待が持てる感じで好印象でした!

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 赤眼モード

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 赤眼モード

 

もう1つの「赤眼モード」は「沙都子」の目を背景に進行していく新搭載の演出モード。こちらもまた今までの「ひぐらしのなく頃に」シリーズにはなかった緊迫感がありますね。「赤眼モード」では液晶上の文字やエフェクト発生、そして「沙都子」の「眼」のアクションに注目。特に「眼」がギョロギョロしたり涙が流れたりする演出はかなり斬新!シンプルではあるのですが「ひぐらしのなく頃に」という素材を上手く活かした独創的な演出モードになっており、何度も味わいたくなる人も多いと思います!

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 赤眼モード 鉈落下で終了!?

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 惨劇回避失敗

 

変動中は専用演出が豊富…というかおそらく完全に「赤眼モード」専用演出のみで構成されていたと思うのですが、今回確認できたリーチ演出は「突隠しリーチ」と「真運命分岐チャレンジ」ということでおそらく「真惨劇モード」とほぼ共通。変動中の演出は過去のシリーズ作はもちろん他機種でも見たことのない表現技法が見られめちゃくちゃ良い感じだったので、あとはリーチ演出も「赤眼モード」専用のものを用意してくれていれば完璧でしたね!

 

 

ラッシュ中の演出は2種類のモードから選択可能。通常時と同じく「ひぐらしのなく頃に」という作品を見事に活かし、なおかつ歴代シリーズよりもさらにハラハラドキドキ感を味わえるラッシュに仕上がっていたと思います。あとは「赤眼モード」に専用のリーチ演出が1つでも用意されていればなぁ…☆は4つで!

 

 

人気の先バレ系カスタマイズも「ひぐらしのなく頃に」用にアレンジ!

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 カスタマイズ機能☆4

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 信頼度カスタム画面

 

まずは通常時のカスタマイズ機能がこちら。「ノーマルモード」はデフォルトの演出バランスなので、実質的なカスタマイズは「バイブアップモード」「先読み無しモード」「シンプルモード」「熱バレモード」の4種類。昨今の機種の中では特別充実しているとは言えないものの、多くのユーザーが必要としているであろうカスタマイズ機能は一通り揃っているので不満を感じることはそうないでしょう。

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 液晶下 役物 「熱」

 

本機の注目カスタマイズは「熱バレモード」。まぁもう名前からわかる通りこちらは先バレ系の演出でして、保留入賞時に「熱」という文字が浮かび上がりチャンスを告げる…というモードになっています。先バレ系のカスタマイズ自体は昨今の機種では当たり前の存在になりつつありますが、こういった作品のイメージに沿ったアレンジを加えているのは非常に好感が持てますな!

 

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 信頼度カスタム画面

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 右打ち中 真惨劇モード 図柄緑エフェクト

 

お次はラッシュのカスタマイズ機能ですが、こちらは「ノーマルモード」「バイブアップモード」「先読み無しモード」「熱バレモード」の4種類。「シンプルモード」非搭載であること以外は通常時と同じ構成となっております。今回の試打では元々そこまで先読み演出なんかの煽りが多いタイプではない印象を受けたので「ノーマルモード」でも十分楽しめそうではあるのですが、「シンプルモード」は一定の需要があると思うのでここは通常時と同じように用意してくれていると嬉しかったですね。

 

必要最低限のカスタマイズ機能は揃っており、先バレ系のカスタマイズである「熱バレモード」は本作にピッタリの演出に仕上げられていたのもGOOD! ただ、通常時には用意されている「シンプルモード」がラッシュ中は選択出来ない点が残念でしたね。☆は4つ!

 

 

「最恐のひぐらし」の名に偽りナシ

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 総合評価(満足度)☆4

 

約2年ぶりとなるシリーズ最新作は久しぶりに転落抽選を用いたラッシュを搭載しての登場。最近ではあまり見なくなったこの手のゲーム性ですが、本機のラッシュを打ってみると「ひぐらしのなく頃に」というコンテンツに最も相性の良いゲーム性なのでは!? と感じました。また、「行定勲」監督の全面監修により大きな進化を遂げた演出面も本機の大きな魅力。マジで歴代シリーズよりも思わず声が出てしまうような瞬間が増えているので、本機を初打ちする際は心してかかってください…! ☆は4つ!

 

 

今回のレビュー結果

 

Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生 総合レビュー結果☆4.0

 

「Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生」の解析情報はこちら

 

 

パン君 アイコン真っ暗なホールとかで打ってみたいなぁ…

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