【Pフィーバー三国戦騎7500】「三国志」を基にしたオリジナルコンテンツのパチンコ機が登場!スペックや演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
SANKYOさんから登場する最新台「Pフィーバー三国戦騎7500」の新台レビューをお届け! スペックや演出の出来がどんな感じだったか、筆者の独断と偏見に基づき各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
なお、本機のスペックなどは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
好きな人にはとことんぶっ刺さるヤリ過ぎスペック…!
・初当たり時の52%で10R×5(約7500個)+α(※ラッシュ突入時)、残る48%は2R(約300個)のみ…いう究極のDEAD or ALIVEスペック。
・ラッシュ突入に期待できるのはざっくり1日に1回程度。既存のパチンコ機とはゲームバランスが大きく異なる。
・ラッシュは電サポ20回転+残保留(4回転)内で約1/15.0の大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性。
・ラッシュ突入時点で約7500個獲得している上にオール10R×約81%継続なので、ラッシュ突入時のトータル期待出玉は現行機最強クラス。
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | 一種二種混合機 |
図柄揃い確率 (通常時) |
1/319.7 |
図柄揃い確率 (右打ち中実質) |
1/15.0(※1,2) |
爆走RUSH(※3) 突入率 |
約24%(※1,4) |
爆走RUSH 継続率 |
約81%(※1,5) |
賞球 | 1&5&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 2R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
2R:約300個 10R:約1500個 |
時短回数 | 爆走RUSH時: 20回転+残保留4回転 三国BONUS7500時(※6): 10000回転+残保留4回転 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…特図2に限る。
※2…大当たり・小当たりの合算値。
※3…三国BONUS7500消化後に限る。
※4…残保留4回転引き戻し率:約24.1%。
※5…時短20回転継続率:約74.9%、残保留4回転引き戻し率:約24.1%、トータル継続率:約81%。
※6…5回リミッタ(1500個×5回。2回目以降は特図2に限る)。
※…液晶の表示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります。
※…大当たりはV入賞時に限る。
※…コンプリート機能搭載。
大当たり内訳
特図1
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R | 時短10000回転 +残保留4回転 |
約52% |
2R | 時短なし | 約48% |
本機は初当たり確率約1/319.7の一種二種混合機。初当たり時は良い方の52%(「三国BONUS7500)」を引けた際にはその時点で10R×5回(約7500個)当選濃厚+ラッシュ突入チャレンジ、ダメな方の48%を引いてしまっていた場合は2R(約300個)のみでイチからやり直し…という究極のDEAD or ALIVEスペックになっております。同じくSANKYOから新たなオリジナルコンテンツとして昨年登場した「大開王」も当時にしては凄いスペックで登場したなと驚いたものですが…いやはや、やはり時代は進化していくものですな。安定感を必要とせず、とにかくヒリツけるスペックが好みというユーザーにはこれ以上ない1台だと思います!
「三国BONUS7500」消化後は必ず「爆走チャレンジ」へと突入。残保留による4回転の抽選となっており、約1/15の大当たりを射止めることができれば晴れて「爆走RUSH」突入となります。最近はこの手のラッシュ突入チャレンジを搭載した機種があまりないような気もしますが、ようは「シンフォギア」シリーズの「最終決戦」的なヤツですな。1個1個の保留が電チューに入賞する瞬間、そして1回転ごとに「何かしら熱い演出が出てくれ…!」と力むあの感じが懐かしかったです。
ただ、本機の「爆走チャレンジ」突破期待度は約24%。通常時の初当たり確率、「三国BONUS7500」の振り分け、そしてこの突破期待度からすると本機における「爆走RUSH」突入率はざっくり1/2400くらい…ということで1日に1度突入するかどうか。つまり本機におけるラッシュは最近の機種でいうところの「ラッキートリガー」的な立ち位置なんですよね。ハネモノなんかを除く一般的なデジパチではやはり皆さん連チャンモードでの一喜一憂が1番楽しい時間だと感じているハズ。しかし本機だと出玉獲得契機の大半は「三国BONUS7500」が占めておりラッシュはオマケ的存在…既存のパチンコ機とはあまりにもゲームバランスが異なるので、良くも悪くも打ち手を選ぶ機種という印象を受けましたね。☆は4つ!
良い意味で今どきっぽくない硬派な造り
・演出ボリュームは若干控えめ。
・画面上で複数の演出が同時進行したり過度に派手な演出がほぼ存在せず、1つ1つの演出に集中できる洗練された演出構成。
・背景やミニキャラ、スベリといったパチンコの伝統的な演出を楽しめる。
・連続予告の発生頻度がめちゃくちゃ低く発生時点でそれなりの期待が持てそう。
・リーチ中のチャンスアップの発生頻度が低く1つ発生するだけでもかなり熱そう。
・図柄揃い後の「究極ジャッジ7500」は多彩なチャンスアップが存在。1つのリーチ演出的な感覚で楽しめる。
天候の変化やスベリ予告が発生するだけでもドキドキ!
本機の通常時の演出は一言で言うと「良い意味で今どきっぽくない造り」。上で挙げた通り非常に洗練された演出構成、演出バランスに仕上げられており昔懐かしい感覚を楽しむことができました。特に気に入ったのが、画面上でいくつもの演出がゴチャゴチャしてしまうようなことがなく1つ1つの演出をしっかりと確認しながら一喜一憂できること。最近の機種、特に演出ボリュームの多い機種では「どの部分に集中すれば良いの!?」みたいな瞬間があったりしますが、本機ではそういったストレスは皆無でございます!
リーチ演出におけるチャンスアップの強さも印象的だったポイント。チャンスアップのバリエーションは王道であるタイトルやテロップ色、そして月の種類や敵将の人数といった各SPリーチ固有のチャンスアップなんかも用意されているのですが、ハズレ時には1つもチャンスアップが発生しないことがほとんど。もちろんリーチ発展前段階の予告演出なんかにも左右されますが、リーチ発展後は1つでもチャンスアップが発生すれば大チャンス、2つ発生すればもらった! と感じられるくらいメリハリのある演出バランスになっている印象でした。ちょっと変な表現ですが、最近の機種では珍しいレベルでチャンスアップがちゃんとチャンスアップの役割を果たしてます!
この瞬間の興奮がヤベェ
7図柄揃い時などを除く通常時の初当たり後は基本的に必ず「究極ジャッジ7500」が発生。他の機種だと図柄昇格演出は図柄スクロールやボタンによる一撃演出などあっさりしたものが多いのですが、本機の「究極ジャッジ7500」は一種のリーチ演出として楽しめるような造りとなっております。スペック表を見てもらえればわかる通りここで良い方の52%を引けているのか、それともダメな48%の方か…というのは間違いなく本機で1番の勝負どころですので、その見せ方に力が入っているのは嬉しいですな。SPリーチ中と同じくチャンスアップは1つでも発生すればかなり熱い印象でした!☆は5つ!
シンプルかつ熱いバトルを楽しめる「瞬殺一騎討モード」が面白い!
・演出モードは、「曹操」とのバトルに勝利で大当たりとなる「瞬殺一騎討モード」、図柄揃い煽りメインでシンプルな演出構成の「神速赤兎馬モード」の2種類。
・通常時と同じく、両モード共に演出ボリュームは控えめ。
・これまた通常時と同じく、過度に派手な演出はほとんどなくあっさりした演出構成。そのため何かしらの煽りが発生しただけでドキドキできる。
・リーチ発展(「神速赤兎馬モード」では図柄揃い煽り)頻度は他のST機と比較してかなり低め。半数近くは大当たりに期待できそう。
「爆走RUSH」中の演出モードは「瞬殺一騎討モード」と「神速赤兎馬モード」の2種類。最近の機種では3つ4つの演出モードが用意されていることも珍しくないですし、通常時と同じく各モードの演出ボリュームも控えめなので少々物足りなさを感じる方はいるかもしれませんね。ただ、先程もお伝えした通り本機でラッシュまで辿り着けるのはだいたい1日に1回程度。これが他の機種のように2~3回突入できるのであればさすがにもう少し演出を増やして欲しかったなと思いますが、本機のスペックであればこのくらいでも意外と飽きずに楽しめそうな気もします(笑)。
ラッシュ中も両モード共に必要以上に派手な煽りはなく、なおかつリーチにさえ発展すれば半数近くは大当たりに当選。変動中のどこかしらで1つで強めの演出が出現していればほぼ大当たりに繋がる印象でかなり演出バランスは好みでしたね。ただ、「神速赤兎馬モード」の方はリーチ演出というリーチ演出がないこともあって物足りなさを感じたので、個人的には洗練されたリーチ煽り&バトル演出を楽しめる「瞬殺一騎討モード」が圧倒的にオススメ。だいぶ昔の台にはなりますが、「義◯物語」や「歌◯伎ソード」なんかのバトル演出が好きだった方はきっと楽しめるかと思います!☆は4つで!
「突フラッシュ」は人気になる予感
・SANKYO系機種お馴染みのカスタマイズ機能
・各カスタマイズ機能は複合設定可能
・ラッシュ中もカスタマイズ機能は有効
・突フラッシュが気持ちイイ
本機のカスタマイズ機能はこちら。数で言えばそれほど充実しているわけではないものの必須と言えそうなカスタマイズ機能は一通り搭載しています。各カスタマイズ機能は複合可能&ラッシュ中も有効というのは嬉しいポイントですな。
「突フラッシュ」はいわゆる先バレ系のカスタマイズ機能。SANKYOの台は機種ごとに異なる先バレ系演出を搭載している、という点は個人的に評価しているポイントです。本機の「突フラッシュ」は保留入賞時に液晶に稲光のようなものが走りハンドルが発光するのですが、これがかなり気持ちイイです。本機では「レバブル」よりこっちの方が人気になるかも!?☆は4つ!
まずはありのままの「三国戦騎」を楽しんで!
SANKYOの新規オリジナルコンテンツとして放たれる「Pフィーバー三国戦騎7500」。スペック面から演出面まで昨今の機種とは一味違う魅力を持った個性的な1台でございました。尖りまくったスペックに注目が集まりがちですが、個人的にはどこか昔懐かしい雰囲気を味わえる演出面(特に通常時!)が激推し。演出ボリューム・バランス共に昨今の機種にしては控えめでストレスを感じるような煽りもほとんどナシ。初打ちの際は是非、一旦カスタマイズ機能は使わずデフォルト状態で本機の魅力を感じてみて欲しいですね。☆は4つ!
今回のレビュー結果
スベリ演出に熱くなれるってイイよね
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