ガリぞうが現在判明している「ジャグラーガールズSS」の攻略情報を解説!【収支日記#205:2024年1月30日(火)~2024年2月5日(月)】 (2/2)

ガリぞうが現在判明している「ジャグラーガールズSS」の攻略情報を解説!【収支日記#205:2024年1月30日(火)~2024年2月5日(月)】 eyecatch-image

2月3日:伴侶への感謝

 

3ヵ月の出張から帰って以降、ほぼ寝っぱなしで身体を休める数日を過ごしていました。ようやく疲労も抜けてきたようなので、今日は嫁が希望する買い出しの為に車を出していました。

 

我が嫁とは私が24歳の時(嫁は当時19歳)に知り合い、同棲を始め、2004年に籍を入れて今に至ります。歴で言うと、同棲から28年、結婚してからは丸20年になります。その間、色々とありましたが、今も特に喧嘩する事もなく仲良く過ごしています。そんな我が嫁も過去に2005年から10年ほどキタックジャグラーランド(旧:キタックジャグラーワールド)でコラムを書いていた話は過去にも当記事でお伝えした事があります。

 

>>【ななプレス】抜ききる派に狙い台を取られても…全5確信のアイムでキッチリ回収!【収支日記#17:2020年8月22日(土)~8月28日(金) 】 (2/2)

 

嫁コラムの連載当時は随分と辛辣な事を書くなぁと我ながら戦々恐々としていましたが、今になって読み返すと感慨深い記事ばかりです。今週は実戦記を封じられたせっかくの機会なので、当時の我が嫁のコラムをいくつか掲載しておきます。専業の彼女さんや奥さんにとって、何かしらの参考になってくれたら幸いです。

 

 

はじめまして、ヒロです。(2005年5月寄稿)

 

私の母の口癖は「結婚するなら公務員の人にしなさい」だった。父がリストラされ、その事で四苦八苦した経験からにじみでた言葉だろう。2人姉妹の姉は母の言いつけどおり公務員の男性と結婚した。そして親不孝な(?)私はその公務員とは対極にいる男と結婚した。その男は今、スロットを生業としている。初めまして、スロプロの妻として夫のスロットの収入で生活する数年を過ごしているヒロと申します。こういったお仕事を頂くのは初めてで経験不足の感はいなめませんが、皆さんに楽しんで頂けるようにスロプロの生活面を主体とした内容のコラムで頑張りますのでよろしくお願いします。

 

 

世間体(2005年6月寄稿)

 

スロットで生活していると極端な話、稼ぎたい時に稼げるし、休みも思いのまま自由にとれる。旅行に行きたくなれば、一般的に働いているサラリーマンと違い、週末や連休など混んでいる日を外し気ままに平日に行けばいい。身体が疲れていてだるければ、その日は休みにして家でゴロゴロと寝ていればいい。ほとんど制限されることのない自由な生活。活動の基準や制限されることといえばパチンコ屋のイベント内容に稼働が左右されることぐらいだろうか。だがそれも自分の意志と行動次第なので他の職業に就いている人たちから比べれば自由度はかなり高いと言える。まさに「自分次第」。

 

しかし世間的にはスロプロはどう映るのだろう。言わずもがな、世間体は極悪だろう(笑)。何気なしに尋ねられる、仕事は何をしているか等の質問は1番返事に困る言葉だ。答えにくいし、説明もしにくい。スロットはギャンブルに分類されるが、勝ってそれで生活していく事が可能なギャンブルだ。だがそれでもスロットに全く手を触れない人達には説明してもイマイチ理解不能だろう。今現在だってこうしてパソコンに向かってキーを叩いても「スロプロ」は1発で変換もされないくらいマイナーだ。ではもっと大きな視点でみて社会的にはどうかとなると、もちろん社会貢献度もゼロである。スロットで食べていくことで何か社会に役立っているかと問われれば、何の役にも立っていないどころかまじめに会社で働いている人達からすればぐーたらな生活を送っている社会の害虫並に感じられるかもしれない。そんな世間の厳しい風当たりを感じながら夫のスロットで生計をたて、生活する数年を送った私の結論としてはスロプロの世間的な立場を言葉で表現するなら「気分はいいが肩身はせまい」ではないかなと思います。

 

 

バランス(2005年7月寄稿)

 

夫は期待値至上主義のスロッターである。期待値が高ければ打つし、期待値が低ければ打たない。夫の台を打つか否かの選択にはその機種が好きだからとか嫌いだからとかの感情が入る隙間は無い。きっとそこには私と猫2匹を養っていかねばならないという一家の稼ぎ頭としての責任感がそうさせているのだろう。だからこそ今の生活の糧となる勝ちに結び付いているのだろう。
それは分かる。

 

夫にとってスロットとは完全に「仕事」であるが、だが私にとってスロットとは「楽しみ」。パチンコ屋にワクワクしながら足を踏み入れ打てそうな台を物色する。だがそうそう良い台は空いていないのが現実だ。それでもスロットが打ちたくてストック機の渋いプレイ数からでも「この台どうかなあ?ダメ?」とそわそわとしながら聞いて打ちたがる私に対してそんな夫が一言。
「君はスロット打たないことが1番期待値高いんじゃないの」グサリ。遊び心に突き刺さるセリフだ。言われてみればその通りかも。反論できない。私はスロットで勝ちたいのか?それとも勝率度外視で遊びたいのか?

 

自分の内で整理できない感情が振り子のように揺れ動く。負けるのは嫌だ。でも打ちたい。でもそんな私のスロッターにありがちな葛藤の結論は決まっている。プロである夫の助言に従い、打つのをしぶしぶあきらめる。その代わり「この台は打ってもオッケー」と言われた時は私は嬉々として打つ。パチスロを打ち始めた当初は私はスロットをただの「お金を得るための手段」としか考えていなかった。それがいつからか私はスロットが「好き」になっていた。そうなってしまうと気楽に打つ心境の私としては打ちたい気持ちと期待値のバランスをとることは難しい。皆さんの場合はどうでしょうか?打ちたい気持ちと期待値のバランスはとれていますか?

 

 

パチ屋での交流(2005年10月寄稿)

 

私は今回の出来事をどう書こうかとまだ迷っている。

 

まず話はレディースシート(設定5or6確定)を取るため開店2時間前に並んだことから始まる。もちろん、どうせ使う設定は5だろうと踏んでの参加。前列にはテントや毛布にくるまった、徹夜組が10人程度だろうか。

 

しゃがんで並んでいると、前に並んでいるレジャーシートを敷いているカップルが座りなよ、と勧めてくれた。しゃがみっぱなしで足が痺れてきていたころなので、ありがたく座らせてもらった。そのカップルの20代前半の女の子と雑談したり、携帯でメールを打ったりしながら、開店までの時間を潰した。

 

開店入場すると前に並んでいる女性達は八代将軍やジャグラーに走っていった。ジャグラーなら理解できるが、八代将軍は5だったことを考えると恐ろしい事になりそうだ。ここの客層はよく分からんな……と思いながら、ジャグラーの次に狙っていた夢夢ワールドDXへ。

 

その台は2台並んでレディースシートだったので、ゴミゴミせずに打とうと角台へ。すると、すぐ前に並んでいた女の子が「ラオウが取れなかった」という理由で隣の同じ機種のレディースシートに座った。

 

打ち始めると、隣の彼女の方が先にBIGを引く。私はこの台を粘って打つのは、これで3度目なのでBIG処理も理解できている。しかし、彼女はこの機種を打つのは初めてらしく、彼氏に説明してもらいながら、何とかBIG処理している状態。まあ、初めて打つ機種には誰でも戸惑うもんだよね、彼氏もいることだし、と特に口出しもせず横目で見ながら自分の台を回した。打っている間、隣の彼女に私が飴をあげたり、逆にチョコをもらったり、この演出はアツイですよ、「あ、これ入りますよ」とか温かく交流しながら打っていた。

 

それから数時間後。2台並んだ同じ機種のレディースシートに如実に差が出てきた。私は5箱目に突入。彼女は下皿のみの状態である。しまいには、昼もとうに過ぎた午後から、躊躇しながらコインサンドに千円札を入れ始める彼女。彼氏はとうにどこかへ消えて、店内にいない模様。千円分のコインを打ち切るたびに、携帯でメールしている。

 

隣の台でブン回しながらも、彼女の挙動が気になる。これから彼女はどうするのだろう。開店前に並んで雑談している時に「私、働いてないんですよー」と言っていた彼女の言葉が頭をよぎる。おそらく、持ち金も少ないのだろう。彼女の泣きそうな表情が痛々しい。そんな彼女の隣に座っていると、私のドル箱1箱をあげたくなってくる。「高設定なんだから、頑張りなよ」と声をかけようかとも思った。が、隣でバカ出ししている私が言うと、この状況では嫌味になるかもしれないと、その言葉も控える。それに、コインがのまれたら、よさげ台でも台を捨ててく人なんて、今まで山ほど見てきたじゃないか。彼女もその部類で、台を捨ててくかもしれない。そういったことは、当日少し雑談をした程度の私が言う事ではないじゃないか、と考えたりもする。

 

そして閉店2時間前を迎える。どこからか戻って来た彼氏が、彼女の出玉およそ2箱半をこれ以上のまれないうちにと、さっさとコインを流そうとせかしている。2人がコインを全部、ドル箱に移し終えて台から離れようとしているので、ふと隣のデータカウンターを見ると、ボーナス後40Pである。立ち去ろうとしている2人に、思わず私は立ち上がって「この台は120Pまでが連チャンゾーンですよ」とあわてて告げた。一見、この言葉は親切のように思える。しかし私は、言った後に後悔することとなった。彼氏が迷惑そうな顔で「じゃあ、120まで打ちますよ」と答えた。そして、キッカリ120Pまで回して「それじゃあ、どうもありがとうございました」と表面上の愛想だけの言葉を残して去っていった。

 

夫やその夫に教えてもらった私や、他のスロプロ達と違った価値観の人と仲良く接するのは、これが初めてだった。期待値を追う事、私はそれしか夫に教えてもらってない。目先のお金だけを考える人との交流は私にカルチャーショックを与えた。スロ屋で仲良くなっても、スロットの打ち方に関してはあまり口出ししない方が心地良く過ごせるのかもしれない。お金が絡むだけに、客同士で仲良くするのも慎重にならざるを得ないべき部分があるだろう。

 

以上です。来週からは現場稼働に少しずつ復帰していくので、実戦記もいくつか掲載できると思います。お楽しみに。

 

 

ガリぞう収支日記#205 2024年1月収支(1/31時点) 稼働日:9日 差枚:+9657枚 2024年年間収支(2/5時点)稼働日:9日 差枚:+9657枚

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