【パチンコ玉の耳つめ】絶滅危惧だけどまだいるぞ!パチンコ玉を耳につめてプレイする人って取れなくならないの?
チワッスあしのです。
いつもありがとうございます! パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「パチンコ玉の耳つめプレイ」について。これ最近はあんまり見なくなりましたが日本中を探せばまだまたくさんいるハズ。今回はそんな「パチンコ玉を耳につめる人」について改めて考えてみましょう。
なんの為にやっとん。
そもそもこのパチンコ玉耳つめプレイは何のために行われてるかというと、これは意味としては2つです。1つめが「遮音のため」、もう1つが「オカルト」ですな。
1つめの「遮音のため」というのは実にわかりやすく、要はパチ屋というのは古来から今までずっとうるさいものなので、自らの鼓膜を守るためにそれをしてるわけですな。面白いものでパチンコ玉の直径というのは11ミリでありまして、これは世に出回ってる耳栓のサイズとほぼ同じ。ほとんどの成人男性の耳にはシンデレラフィットしちゃうサイズです。おそらくは「何かこれ耳にハマりそうだな」と気付いた誰かが実際にそれをやり、そのフィットっぷりに耳栓として使用するようになったというのが同時多発的に日本中で起きて各地で広がっていってものだと思いますが、まあ確かに分からなくはない気はします。
んでそうやって「パチンコ玉を耳につめる」という行為が広がりをみせると、「遮音のため」というより「かっこいいなと思って真似する」人が出てくるわけです。どこがかっこいいのかと小1時間問い詰めたいんですけど、実際玉を耳につめた姿はいかにもいにしえの「パチプロ」然とした佇まいに見えなくもなく、そしてそれを真似したところ実際に勝った、となると生まれる何かがあります。そう「オカルト」ですね。
したがって遮音のためではなく、「勝つため」に「パチンコ玉耳つめプレイ」をしてたという人もいるでしょうし、オレは下手したらこっちのほうがマジョリティなんじゃないかと思ってます。
パチンコ玉も耳も両方汚いからヤメい。
オカルトにせよ遮音にせよ、実害がないのなら勝手にやりゃいいんですが、残念ながらこれは「実害」が発生する類のものなので、当たり前ですがホールからは推奨されていません。単純に「汚い」んですな。特にコロナ禍以降はホールの衛生観念も爆上がりしてますし、これは発見し次第注意し、ホールにある交換用の耳栓等の利用を推奨するというのが正式な流れになってるホールもあるとのことです。要は「やるな」ということですね。
まあ実際、平成中期くらいまでは頻繁に見かけた「パチンコ玉耳つめオヤジ」も最近は目にすること自体がかなり減ってきました(まだいるけど)。理由は件のごとく衛生観念の向上の起因してるのもありますが、やっぱ単純に「玉に触る機会が減ってきた」のがデカいと思われ。つまりパーソナルシステムの導入ですな。あとはハンドルに玉を嵌めて固定するのがそもそも禁止になってるので「玉の二次利用」という発想が徐々に失せつつあるのかも。ともあれこれは玉も耳も両方汚いんで絶対にヤメたほうがいいです。
一応耳鼻科の見解によると、玉の耳つめは「中耳炎」などのリスクがある他、取れなくなった際には外科的な処置が必要になることもあるとのこと。またそれは意外にも「子供」によくあるそうで、要は父ちゃんや母ちゃんが家に持って帰ってしまった端玉を使って遊んでた子供が「あれ、これ耳に入るんじゃね」と気づいて実際にそれを行い、取れなくなってギャン泣きすると。そういう例が実際にあるそうです。耳や鼻への異物の挿入事故というのは確かによくあるのですが、一説によるとその中でも「パチンコ玉」というのは比較的多いケースだとか。ちょうどスポっと入りそうなサイズ感がイカンのだと思いますが、なんにせよそもそも玉は「買っている」のではなく「借りてる」ものであり、店外への持ち出しは禁止であります。どんな意図であれもしやっちゃってる人は、お子さんを守るためにも是非今後は貯玉をご利用ください。
まだおるけどな耳にパチンコ玉つめてる爺様
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