ガリぞうが実戦番組で木村魚拓と共演した際に学んだこととは?【収支日記#210:2024年3月5日(火)~2024年3月11日(月)】 (1/3)
今週の収支日記は、3月5日~3月11日の1週間です。
3月5日:先生夫婦へ
今日からの出張は3週間ほど続き、帰りは月末になります。嫁と打ち合わせの上、帰郷後の4月の予定を決めてから家を出てきました。毎月恒例の先生夫婦との会食は4月19日に決まりました。なんのこっちゃと思われる方も多いでしょうから説明しておくと、我々が最も長く仲良くして頂いているご夫婦です。私の身近な方達と話している時には良く話題に出している、この先生夫婦のお話をさせてください。
我が嫁には親友と呼べる方が1人だけいます。親友のMちゃんが21歳、そして嫁が19歳の頃に知り合いました。当時の私は24歳で、ちょうど嫁と付き合い始めた頃でした。Mちゃんはいつでも天真爛漫で裏表のない本当に良い子です。また、容姿も抜群で、我々夫婦の間で綺麗な方の話題が出る度に「本当に綺麗と呼べるのはMちゃんみたいな人だよ」と話す嫁の口癖が今でも思い出されます。嫁にとっては誇らしい親友だったのでしょう。若い頃は我々夫婦とMちゃんで昭和新山の花火大会を見に行ったり、海で焼き肉をしたりして遊んでいました。
そんなMちゃんが結婚すると聞いたのは、今から15年くらい前でしょうか。お相手は大病院の開業医だそうで。さすがはMちゃんとしか言えませんでした。結婚式ではバージンロードを一緒に歩く役目も担い(その役目の呼び名を知らず申し訳ありません)、婚姻届の保証人欄にも我々夫婦の名を書かせて頂きました。
旦那様はお医者さんだけあって、我々の体調についても色々と相談にのってくれました。私の腰や嫁の首の不調をうったえると、ほぼ無料のような金額でMRIをとってくれたり。予後の検査も病院の診察終了後の時間を使ってやってくれたりしていました。我々夫婦の健康は、先生夫婦のおかげで保たれていると言っても過言じゃありません。
そんなMちゃんから不穏な連絡が届いたのは2年前の夏でした。肺がんが見つかり、さらには脳にも転移していて、余命半年を告げられた、との事。さぞかし先生はショックだった事でしょう。それでも、当月中にいつもの4人で開いた食事会では相変わらず天真爛漫なままのMちゃんで、何だか拍子抜けしたのを覚えています。
あれから2年経ち、先月の2月18日は先生夫婦行きつけのチーズフォンデュのお店で食事会を開きました。「余命半年って言ってたのにぃ。先生の嘘つき!」と元気に話している姿を見て笑っていましたが、延命にかけた尋常じゃない先生の看護と努力は筆舌に尽くしがたいでしょう。
4月19日にと決めた次の会食も滞りなく行われ、我々夫婦にとっては最初で最後だろうレベルのフランス料理をご馳走になりました。「5月は出張月だから6月にまた会おうね。」そう話していました。
この原稿を書いている5月26日。前回の会食後、Mちゃんの脳に十数箇所の転移が見られ、今朝方にMちゃんが亡くなったと嫁からの連絡で知りました。来店業務後にホテルで1人休んでいただけだったので人目をはばからず号泣できましたが、落ち着いた今は嫁や先生が心配です。親兄弟を除けば最も長い時間を過ごした方を亡くした失望感は想像を絶します。どんな言葉で慰めるべきかも思い浮かばず、仕事が手につかない状態です。
Mちゃんのご冥福をお祈りします。
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