【e仮面ライダー電王】「電王」がパチンコシーンに見参！「仮面ライダー」シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー！

こんにちは！ななプレス編集部のパン君です。

京楽さんから登場する最新台「e仮面ライダー電王」の新台レビューをお届け！スペックや演出の出来がどんな感じだったか、筆者の独断と偏見に基づき各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「e仮面ライダー電王」の解析情報はこちら

右打ち中が熱すぎる！

・図柄揃い大当たり（約1/319.9）当選時はオール10R（1500個）＆50％でラッシュ突入！

・駄目な方の50％だと時短等がないのは残念だが、1500個あればもうワンチャンスを狙える。

・初回ラッシュ（「電王RUSH」）中の大当たり期待度は約60％。1度大当たりを射止めることができれば必ず最上位状態「CLIMAX RUSH」に昇格だ！

・右打ち中の大当たり当選時は最低900個、そして87.5％で2100個以上の出玉を獲得可能！

・とにかく右打ち中に熱い演出が発生した時のワクワク感がスゴイぞ！

※1…通常時液晶にデンライナーチャージ図柄を除いた図柄が揃う確率。大当たり確率は約1/199。
※2…ST135回の継続率(約76%)と実質次回までの割合(約4%)の合算。
※3…Vストック時。
※…液晶の打ち方指示に従わなかった場合、出玉性能が下がることがある。
※…玉数表示が「0」でも、発射台に玉が残っている場合がある。
※…小当たり時はV入賞が条件。
※…コンプリート機能搭載機。

本機の図柄揃い確率は約1/319.9＆ラッシュ突入率は約50％。このあたりの数字を見る限りはスマパチ時代へと移り変わる前のミドルスペック機に近い感覚で楽しめそうですな。また、今年に入ってからの京楽さんは「P魔法少女まどか☆マギカ3」や「Pアズールレーン THE ANIMATION 異次元トリガー」をはじめとして、意外にもライトミドルスペック機の登場が続いていたのでね。もちろんそれぞれ異なる魅力がありますが、出玉性能においてはあらゆる面でアドバンテージのあるミドルスペックの新機種を待ち望んでいた方は少なくないでしょう。

大当たり内訳

電王RUSH/CLIMAX RUSH時

※1…10R×3回。
※2…10R×2回、2R×1回。
※3…10R×1回、2R×2回。
※4…2R×3回。

個人的に思う本機の目玉要素は2つ。1つ目は初回ラッシュ中に1度大当たりに当選すれば必ず最上位ラッシュ（ラッキートリガー）である「CLIMAX RUSH」に突入すること。そしてもう1つが、ラッシュ中の大当たりは87.5％で2100個以上（最大4500個！）の振り分けとなっていることです。これによって右打ち中に熱めの演出が発生した時の興奮や緊張感は間違いなく現行機トップクラス。初回ラッシュ（「電王ラッシュ」）からガッツリ87回転、そしてほどよいスピード感はありつつも演出面（詳細は後述）をしっかり楽しめる造りになっているのも高評価です！☆は5つ！

あらゆる場面のキーギミック「デンライナー」がクセになる！

・初の平成ライダーとのタイアップ＆スマパチ筐体ならではのスタイリッシュな演出が目白押し！

・「デンライナー」系演出発生時のSEがクセになる！

・バトル系リーチはフォームチェンジや仲間参戦が大当たりの王道ルートだと思われるが、チャンスアップがほとんど発生せず大当たりに当選するパターンも確認できたぞ！

・リーチ演出のバリエーションはちょっと少ないかも？

通常時のメインとなるのはバトル系リーチとなっており、各種フォームチェンジや仲間の参戦、「CLAIMAX BTTLE」への発展なんかが強力なチャンスアップとして用意されております。こういった造りだとそれらのチャンスアップが発生しなかった時点で絶望的になってしまうような機種も珍しくありませんが、おそらくチャンスアップは皆無と思われる展開での大当たりも確認できたのは嬉しい要素でした。

「通常時のリーチ演出・信頼度」についてはこちら

ちなみにこのバトル系リーチ中は「デンライナー」ギミック作動を契機に各種チャンスアップが発生。この「デンライナー」は予告演出からリーチ中、そして通常時だけでなくラッシュ中も大活躍の本機を象徴するギミックとなっているのですが、作動時のSEがめちゃくちゃクセになります。近年は先バレ音をはじめとして、印象に残るSEというのは多くの人気台に備わっている要素。この「デンライナー」ギミック発生時のSEも多くの中毒者を生み出しそうな予感です…！☆は4つで！

「通常時の予告演出・信頼度」についてはこちら

「仮面ライダー」シリーズの伝統を継承した王道ST！

・予告＆リーチ演出をガッツリ楽しめる「仮面ライダー」シリーズ王道のST！

・ベースとなる演出モードは1種類のみなので人によっては物足りなさを感じるかも？

・強リーチだと思われるバトル系リーチの発生頻度＆信頼度に一抹の不安。

・大当たり後のラウンドジャッジは3種類。ここでもやっぱり「デンライナー告知」が気持ち良い！

ラッシュ中は予告＆リーチ演出をしっかりと楽しめるタイプ。昨今は上位ラッシュになるとスピード感重視の専用演出で展開される機種も珍しくありませんが、本機は基本的に「電王RUSH」と「CLIMAX RUSH」で大きな変化はない（演出バランスなどはもしかしたら調整されてるかも？）と思われます。また、今回の試打では即当たり演出もほとんど発生しなかったというのが個人的に注目しているポイント。ハズレ時の変動スピード自体は早いので爽快感はありつつも、大当たりまでの過程をしっかりと味わいたいユーザーが満足できるラッシュになっていると感じました。

「RUSH中の演出や出玉告知演出の法則」についてはこちら

ラッシュ中のメインとなるリーチ演出は、「電王ATTACK」とバトル系リーチの2種類。図柄テンパイ後の発展分岐でロゴギミックが落下するとバトル系リーチ発展となる為こちらが強リーチの扱いだと思われますが、発展頻度がそこそこ高くなおかつ信頼度も控えめ（☆4以上じゃないと厳しい印象）だったのが気になりました。「電王ATTACK」・バトル系リーチ共に「電王」のフォームによって信頼度が変わるというのが本機ならではの特色かつ魅力ではありますが、もう少し「電王ATTACK」と明確に信頼度を差別化したほうが発展分岐のタイミングでドキドキできたのかなと思います。☆は4つで！

''音''に熱くなれるカスタマイズ機能を多数搭載！

・京楽の台にしては少々控えめではあるが、ストレスなく楽しむのに必要十分なカスタマイズ機能を搭載。

・「ClimaxJump先告知モード」や「デンライナースタンバイモード」など、音で魅せる個性的なカスタマイズ機能を搭載！

・ラッシュ中は「ボタン告知モード」や「一発告知モード」などを用意。ベースとなる演出は共通だが色々な楽しみ方ができるぞ！

個人的に注目しているのが通常時に選択可能な「ClimaxJump先告知モード」＆「デンライナースタンバイモード」といった本機オリジナルの先読み系カスタマイズ機能。特にここまで何度もお伝えしてきた通り「デンライナー」作動音は本当にクセになるので、「デンライナースタンバイモード」は多くのユーザーに愛される人気カスタムになる予感でございます。

「ソードアート・オンライン」などと比べるとカスタマイズの項目数は若干控えめではあるものの、先読み系・一発告知系・デバイス（Air-Vibなど）系…と各種カスタマイズ機能がバランス良く用意されているので不満を抱えるユーザーはそういないでしょう。「ClimaxJump先告知モード」や「デンライナースタンバイモード」といった他の京楽系機種にはない固有カスタマイズが複数用意されているのもGOOD。☆は4つ！

「演出カスタム機能の詳細」についてはこちら

「裏ボタンの有効タイミングや法則」についてはこちら

右打ち中の熱さを1度は味わうべき！

京楽の数ある看板タイトルのひとつである「仮面ライダー」シリーズの最新作がスマパチ×ラッキートリガー搭載機で登場。「P魔法少女まどか☆マギカ3」や「Pアズールレーン THE ANIMATION 異次元トリガー」がユーザーの支持を集めており今年に入ってからノリにノッている京楽ですが、本機はそれら2機種とは全く異なる魅力を持った1台となっております。スペック・ゲーム性の項目でもご紹介した通りとにかく右打ち中がマジで熱い！初回ラッシュでは引き戻し成功=「CLIMAX RUSH（ラッキートリガー）」突入、そして大当たりすれば87.5％で2100個以上…という破格の振り分けになっているので、当たりに期待できる演出が発生した時の緊張感やワクワク感が堪りません。今回はショールームでの試打でしたが、ホールでの実戦となればなおのこと。この魅力は是非皆さんにも体感していただきたいですね。☆は4つ！

今回のレビュー結果

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即当たり系が嫌いなわけではないけど、本機に関しては「仮面ライダー」シリーズの伝統を重んじたSTになっていて安心しました。