ガリぞうが地元・北海道での収録活動を前向きに考えることが出来た理由【収支日記#241：2024年10月8日(火)～2024年10月14日(月)】 (1/2)

明けましておめでとうございます。今年も「並びのお供に」が合言葉の収支日記をよろしくお願いします。今週の収支日記は、10月8～14日の1週間です。

10月9日：北海道での役目

今日は北海道札幌市で「勝ちスロコミットJ」の収録です。全ての都道府県でジャグラーの収支をプラスにするという目標を掲げて始めたこの企画ですが、北海道は既に勝っていてプラス収支は達成済です。ただ、今までは避けてきた北海道で収録等の活動を今後は前向きに続けていきたいという想いが芽生えつつあります。

北海道と言えば、私が長年を過ごした場所であり、生涯を全うしようとしている地域です。父親が北海道警察勤務だった事もあり、小学校だけで3箇所と転校も多く、北海道内を転々としていましたが、成人してからはほぼ札幌及び近郊住まいです。稼働生活は24歳からで、9割以上は道央圏で打ってきています。マメに通った経験のある範囲であれば、北は滝川、西は余市、東は夕張、南は室蘭くらいまででしょうか。帯広や釧路・函館・旭川等、遠征と呼べる遠方の地域にも稀に行ったりもしていました。

私は「地元で培った勝ち方を伝える事」のみで過去25年ほどパチスロライター兼パチスロ演者として活動させて頂いています。この一点突破の長所さえ疑われると致命傷なので、自身のツモ力に信憑性を持たせられるよう地元のホール法人とは一定の距離を置いてきました。来店等が解禁された北海道において、わざわざ高い飛行機代・ホテル代を払って東京から呼ばずとも車で安易にホールまで行けてしまう私に依頼がないハズもないのですが、来店告知する集客の為の来店や収録を稼働圏内で1度もやった事がないのはコレが理由です。

ただ、それだけでは許されない立場になってきているのかもしれないという事例がありました。千歳市に4号機中期くらいからお世話になっているお店がありました。そのお店は小規模店ながら通えば通うほどツモりやすくなる状況で、古くは4号機のオオハナビやデカドンチャンから、新しくは5.9号機のサザンアイズまでと、かなり長い期間通わせて頂きました。

しかし、日を追うにつれ客足が減り、6号機の台頭前辺りからは店内にお客さんがほぼいない日も見受けられました。私がスロ専業人生で最もお世話になったお店に何か恩返しできる事はないのかとさえ考えるように。地元の業界関係者からも「お店がなくなってからじゃ遅いんですよ。」とも言われていましたが、自身の言葉に説得力を持たせる為に拒絶してきた地元でのホール巡業活動への抵抗感もあり伸ばし伸ばしにしていたら、6号機アイムが出る頃には本当に閉店してしまいました。

※閉店半年前に撮った写真。

※閉店後の取り壊し時に偶然通りかかった写真。

久しぶりに特大の「後悔、先に立たず」をくらいました。（余談ですが、つい先日、このお店の役職者の奥さんから動画にコメントを頂きました。「当時はガリぞうさんとの駆け引きが楽しかった」と言っていると聞き、罪悪感が少しだけ緩和されました。）

そんな経緯もあり、勝ちコミでは既にプラス収支達成済の北海道ながら、年に1回は地元で撮っていこうと思っています。加えて2025年2月には稼働圏内で初めての告知来店を行う予定です。こちらはPRになってしまうので、私のブログなりTwitter（現X）なりを参照ください。

話を戻して。

ただ、今回は撮影許可にてこずりました。10月10日に予定していた1軒目からは返事さえ来ず、2軒目は「ただでさえ自信がないのに日付も分からないと怖い」の一点張りでした。続いて、さすがにここでは撮れるだろうと思っていた10月9日のお店もNGに。何れもジャグラー稼働では自信があっただけに残念です。そんなこんなでようやく撮影許可を頂けたお店は、札幌市中央区にある、店名が違った20年前には良く通っていたお店です。

今日の狙いは、ミスタージャグラーorジャグラーガールズSSの2択。何れも機種寄せ狙いです。私の抽選番号は、420人中335番。この番号だとミスターは厳しいでしょうか。

9時、入店。真っすぐジャグラーコーナーへ進むと、ミスターは満席ながら真後ろに設置のガールズは空いていたので急いで着席。展開と相談しながら打ってみます。

※*印はチェリー重複、#桁はレアチェリー重複の意。

ボーナスを2回ひいたところでホールの外へ出て、変装を解きサングラスやマイクを装着して撮影許可の依頼へ。しかし、まさかまさかの撮影許可がすぐに下りず焦るという展開に。それもそのハズ、どうやら前日の内にお店側がお達しを出していたようで。

「ライター招致や取材に頼らず」と書いた文言を前夜に発射しておきながら翌朝に私が収録へやってきたという究極のタイミングの悪さにより時間がかかったのでしょうか。それでも事前に「いつ来てもらっても良い」という許可は得られていたので、カメラの入店もOKに。これで無事に勝ちコミを撮れます。奇しくもこれで「勝ちコミはいつ収録に行くのか本当にホールへ伝えていない事」に信憑性が増しました。ホール側が今日来ると知っていたら、わざわざ誤解を受けるような告知文を前夜に発信しないでしょうから。はい、勝ちコミはホールからの出資で招致されて行く企画じゃなければ、いつ行くのかも本当に伝えてありません。

ガールズは機種寄せに見えないながら、2775GでREGを10回当てている隣が空席に。できればミスターに移動したいのですが満席ですし、こちらも試しに打ってみましょう。

少しだけ触ってみましたが、機種寄せを狙って来たのだから寄せに見えない時点で粘る価値はないと判断し、夕方前ながらここでヤメ。その後、店調査がてら17時前までドライブし再びお店に戻ってくるも良さげ台の空き無しでギブアップです。

今回はツモれませんでしたが、それでも北海道有数の名物店でお客さん達と触れ合えましたし、北海道でのこうした活動も悪くないんだなと改めて思えました。来年以降は少しずつ地元での活動も増えるかもしれませんが、それは近い未来パチスロライターや演者を辞め、自身の発言に説得力がなくても問題ない時期に近づいてきたんだなと思ってもらえたら幸いです。

尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

>>【動画】勝ちスロコミットJ：第19回（北海道札幌市・前編）

>>【動画】勝ちスロコミットJ：第19回（北海道札幌市・後編）