収録でも妥協できない!ガリぞう流「パチスロ生活者の魂」【収支日記#28:2020年10月6日(火)~10月12日(月)】 (3/3)

収録でも妥協できない!ガリぞう流「パチスロ生活者の魂」【収支日記#28:2020年10月6日(火)~10月12日(月)】 eyecatch-image

10月12日:パチスロ生活の歴史

 

最近はAPチャンネルで私の古い漫画がYouTubeの動画(ボイスコミック)として公開されています。

 

【漫画版プロスロ~パチスロで勝つための王道~】

https://www.youtube.com/playlist?list=PL7fj3ilH8jTd0kpnZVSTS4-6i8z8gThUo

 

私は元々、動画の演者と言うよりも漫画の原作者として長年活動していました。YouTubeの動画「プロスロ」という名前も、元々は2001年から続く自伝漫画のタイトルが由来です。

 

 

漫画プロスロの写真

 

今日は、このボイスコミックの監修をしていました。例えば「今日の狙い台はアイムと2027、それぞれに1台ずつ。」というコマがあったとしましょう。しかし、声優さんはパチスロを知らない方もいるでしょうから、2027を「ニーマルニーナナ」と正確に読んでくれず、「ニセンニジュウナナ」と発声してしまうかもしれません。これを原作者として監修しています。ただ、10年以上の前の漫画なので技術量・知識量共に今より劣っていて改めて見ると恥ずかしいですし、私自身でさえも忘れている事だらけですけども。

 

こうして自伝ながら古い漫画を読んでいると、パチスロで生活する上での「当たり前」が今と昔で大きく違うのだと改めて知らされます。そこで今回は「パチスロ生活者の歴史」と題し、今と昔でのパチスロ生活の相違点を考えていきます。

 

 

数取器

 

古くは「野鳥の会が使う道具」と言えば伝わった、「9999」まで数えられるアナログの計数器を使い小役を数えた時代があります。私の実例だと、4号機のシーマスターのベルやコングダムのプラムはコレで数えていました。その後、今から十数年前に小役カウンタが登場した時も、私の漫画では「電子数取器」と表現していました。

 

 

ゲーム数表示

 

20年以上前はパチスロ台の頭上に店員呼び出しランプしかない店舗もありました。ボーナス回数は日めくりカレンダーのように手動で計測され、そんな店では当然のようにゲーム数の表示もありません。それでもゲーム数を計測したい場合は、レバーに万歩計をぶらさげ、レバーを叩く度に1歩計数する状態を自ら作り打っていました。

 

 

店舗検索

 

今でこそ検索一発で機種の設置が分かりますが、置いてある機種は店に行かなければ分からない時代がありました。そもそも機種の設置店どころか、インターネットが普及していない時代なので、パチンコ屋がどこに何軒あるかも検索できません。「この道は通った事がないから見知らぬ店があるかもしれない」と、あてもなくホール探しのドライブをしていた事もありました。

 

 

イベント

 

20年前までは「今日は各機種20%で設定6投入!」等とホール内のポスターに書かれていた時代がありました。これが次第に広告規制の下、サメ・エビ・アンコウと言った隠語に変わり、今ではホール発信自体がアウトになりました。「1等は10億円!」が許されるのに「7の付く日はパチスロデー」程度でも射幸心を煽っていると言われる判断基準が未だに理解できませんが。

 

 

高設定確保権

 

「BIG1回でスタンプ1個。累計100個貯めたら設定6確保券」・「誕生日に設定6権利」等、朝イチから設定6と確実に分かって打てる権利がありました。自分で打てる権利なので台の奪い合いもなく、設定キーを回して確認させてもらえる店も珍しくなかったので、手堅さで言えば百点満点です。同じ事が今もできるんだとしたら、発達し普及した現代の高性能コピー機によるスタンプカードの大量偽造は免れないでしょう。

 

 

中身が違う?

 

私が知る限り、少なくとも15年前までは、正規の基板じゃなく意図的に大きな出玉の波を描くよう設計された通称「裏モノ」と呼ばれるパチスロ機が一般のホールにも多数存在しました。疑惑のあるホールでは、高設定が存在するか否かの前に、設置機種が正規の基板かどうかを調べるところから入らねばならない事もありました。ちなみに我が家には流通の過程でこぼれ落ちた実際の裏モノの取扱説明書が2冊あり、当時の資料として今も保管してあります。

 

 

今では考えられないだろう「20年前の当たり前」をいくつか挙げてみました。

昔の話であれば時効でしょうしいくらでも伝えられますので、パチスロ生活の歴史に興味のある方はコメント欄に一筆頂ければ第2弾も検討させて頂きます。

 

以上です。

最近は収録案件の実戦しか載せられず、申し訳なく思います。ただ、来年は1年の3分の1、再来年は2分の1を収録NG月とし、少しずつ表舞台からフェードアウトしていきますと各クライアントさんにも伝達済です。収録案件で人前に出るのも今の内と思ってやってます。

 

もし皆様のお近くのホールで「ガリのり」なり「プロスロ」の収録がありましたら、見納めで覗きに来て頂けたら嬉しいです。

 

 

ガリぞうの収支日記 2020年10月収支 -2021枚 2020年年間収支 +48368枚

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