ガリぞうが高設定をツモり3400枚出しても反省した理由とは？【収支日記#31：2020年10月27日(火)～11月2日(月)】 (2/3)

11月1日：映像の長所と短所

 

私は過去21年間、漫画・記事・映像と様々な形でパチスロの勝ち方を伝え続けてきたつもりです。その中でも動画が最も伝えやすく、そして伝えにくいと感じます。

 

例えば設定変更時のリールのガックン始動を表現する場合、文面だとどうしても抽象的になってしまいますが、映像だと具体的なリールの動きを一発で見てもらえます。例えば独自の攻略技を発見して即公開したい場合、映像だと早ければ収録後に翌日公開も可能ですが、漫画だと畠山さんに描いて頂く期間や写植・印刷と長い工程によるタイムラグがあります。映像には映像にしかできないパチスロで勝つ為の伝え方があります。

 

しかし、その逆もあります。

例えば地元のA店では絆2、B店では番長3、C店では新台系が強いといった具合に個性があっても、これが収録になると普段の設定状況と異なりジャグラーイベント化してしまう事も多々あります。収録店に来られる方々もこぞってジャグを狙うので私も半ば諦めつつありますが、設定状況が収録の時だけの特別仕様になってしまうと、普段の稼働で培ったパチスロの勝ち方を伝える行為と乖離が生まれます。特別仕様だと店の傾向から高設定をツモりに行く普段の得意なスタイルを発揮できませんし収支も半減するので、これをそのままの勝ち方だと解釈されると誤解を生んでしまいます。そういう意味では、実在するホールでの収録が商材として成立してしまっている案件の動画よりも、漫画や記事の方がニュアンスを正確に伝えやすいと感じます。

 

私の動画を見て頂いている視聴者の方々におかれましては、参考になる部分だけを汲み取って頂き、残りはエンタメとして観て頂けたら幸いです。

 

そんな前ふりも踏まえた上で。本日は福岡県東区で「プロスロ外伝」の収録です。前日の実戦店と同じ系列なのですが、この法人は収録の色にそこまで寄せる印象がありません。確かに昨日はアイムで後ヅモでしたしファンキーが全6ないし全56まで見えていましたが、最たる大当たりは私が捨てた絆2のシマでしたし、普段の設定状況と大きく違うようには見えません。つまりは自分の収録案件の色をさほど意識せず、普段通りに立ち回れそうです。まぁ全ては入場抽選次第なのですが。

 

9:38。

入場抽選開始の少し前に1100人並びで打ち切りに。相変わらず福岡での収録は競争率が高いです。そんな中、私の抽選番号は……219番。パチスロの設置台数は435台なので、とりあえず朝イチから見と言う事はなさそうです。

 

本日の狙い目は、まずバジリスク絆2と聖闘士星矢-海皇覚醒-へ(狙う理由はこの店で立ち回るパチスロ生活者なら誰もが知る事ながら広告規制的な問題で割愛)。
ただ、今日は明日の収録の前のりで17:50の飛行機に乗らなければならない為、さすがに星矢はキツいでしょうか。本命の絆2が取れなければ各機種の末尾1番ないしジャグラーの全台系狙いに走る予定です。

 

10時、入店。

まずは絆2のシマに入っていくと、全20台中、1台だけ空席がありました。驚きながらも急いで確保。まずはこの台で何周か有利区間を回してテーブル確認から入ります。

 

 

 

有利区間を3周させたテーブル内容は、

 

 

 

という結果に。総投資も6Kと軽いですし、これは昼食抜きで16時頃まで全つっぱでも良さそうです。

 

 

 

 

15時。

最後の最後でテーブル5をくらってしまい、出玉を大きく削っての実戦終了。それでも投資が浅かったおかげで弱日当を得られました。

 

ただ、やはりここでも映像仕事の難点が浮き彫りになります。弱チェこそ弱いものの、2連続でテーブル6・7(設定5以下=15.6%・設定6=31.2%)を引っ張ってきた台をこの時間で捨てるなど普段は考えられない訳で。こうした「パチスロでの勝ち方」からほど遠い立ち回りも、商材として成立してしまっている映像では世間に見せなければならない葛藤があります。復唱になりますが、漫画・記事・動画それぞれで皆様にとって有益と感じる部分だけを汲み取り、残りはエンタメとしてご覧頂けたら幸いです。

 

尚、この収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

 

【プロスロ外伝・2020年11月1日】

https://youtu.be/JwdRIL86rqg