6号機登場間近【POKKA吉田コラム #42】

POKKA吉田 プロフィール

業界紙「シークエンス」の編集長という立場を持つ、ぱちんこ業界専門のフリーライター。独自の目線でぱちんこ業界に関する著作物を数多く出版している。

型式試験を実施している保通協が6月1日にHPで公表した型式試験の状況(統計資料)によると、5月にぱちんこは16型式の改正規則機が適合している。

 

既に4月からぱちんこは改正規則機適合が始まっており、既にすべての型式試験は改正規則機となる。

 

一方、パチスロは4月の段階ではまだ旧規則機の型式試験の結果がすべて出ていなかったため、改正規則機、すなわち6号機の適合がいつになるか不明だったが、5月に4型式の6号機が適合したことが判明した。

 

なお、型式試験の結果書が出た改正規則機33型式のうち、6号機の不適合は29件である。

 

ぱちんこの場合は、初適合が出た4月後半から5月にかけて、実際に販売する予定の型式がいくつか出ている。それはぱちんこが今年の2月の改正規則施行時からメーカー組合の内規が固まっていたからである。

 

パチスロの場合は、6.0号機自主規制が決定したのが1月31日だったため、実際の6.0号機の型式試験申請は4月以降となった。

もちろん改正規則は施行されているため6号機そのものは2月3月と申請できるのだが、これについては5.9号機自主規制を守りながら改正規則も守る必要があり、あまりたくさんの数の申請は確認できていない。

 

実際に2月と3月とで型式試験申請された6号機の数を確認していないので大雑把に言うが、結果が出た6号機の型式が33もあるということは、そろそろ6.0号機の結果が出始まるということで間違いない。あるいは4型式の中に6.0号機が含まれている可能性も完全には否定できない。

 

パチスロは2月3月の「6号機だけど自主規制は5.9号機」という申請型式と4月以降の「6.0号機」と、事実上二つのカテゴリが存在している。6号機だけど5.9号機、という型式については、業界の期待が特に高いとは言い難いこともあるが、6.0号機への業界の期待が高いということもあって、6.0号機の申請開始までにメーカー各社が手馴れのために申請した、というケースも考えられる。よって、今のところぱちんことは違い「適合が出たからすぐに販売が始まる」とはまだ言えない。

 

もっとも、それも既に6号機の結果が出始めている現在だから、気が付けば6号機の新台販売が明らかになる可能性はある。それは来月かもしれないし今月中ごろかもしれないし、あるいは今週かもしれない。6月1日が金曜日だったこともあって、現在、適合6号機についての情報はまだ私はないが、早晩、そういう情報は広く業界内で流布されることになりそうだ。

 

メーカーが販売予定の型式が適合した場合、全国の公安委員会で検定を受ける作業をする。この作業は地域性もあるが、処理期間は結果書謄本写しの受け渡し等もろもろの準備から2~数週間程度が一般的だ。

 

検定を受ける作業をやっているのと併行して、メーカーは製造計画を立てる。部材の発注だったりラインを組んだりして、どんなペースで何台製造して販売するか、ということを計画するわけだ。

 

だから適合が出てから実際にホールに設置されるのは、早ければ1か月程度、遅い場合はもう少しの期間を要する。

 

現在、販売する予定の型式が適合したかどうかは不明だが、既に6号機の結果が出始めている以上、近いうちに販売予定の型式が適合することは間違いない。ということは、早ければ盆前後には6.0号機が登場するかもしれない。

 

本当は国会でIR議論が活発になってきたため、カジノの話でもよかったのだが、業界的には6号機の適合が出たということが大きなニュースであるため、こちらの話にした。カジノ法制化については6月の国会動向もチェックしながら、来月にでも触れたいと思う。

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