アウェイでも敵を作らずマイジャグⅣで1900枚!【収支日記#8:2020年2月19日(水)~2月25日(火)】 (1/2)

アウェイでも敵を作らずマイジャグⅣで1900枚!【収支日記#8:2020年2月19日(水)~2月25日(火)】 eyecatch-image

1週間の実戦データ

 

最初にお伝えしておきますが、今回で実戦記主体の収支日記は小休止になります(理由は後述します)。

 

今週の収支日記は私のパチスロ生活者としての価値観や処世術といった恥ずかしい内面についてお話ししています。かなり正直に書いていますので、社会に適合できない人としての弱さを分かってもらえるかもしれません。

 

 

2月20日(木):日に畳一畳米三合

 

今夜は札幌市中央区の薄野(ススキノ)にあるライオンビル太陽館8F「Slot Bar REG」さんで個人のYouTubeアカウントを使った「ほろ酔い生配信」が予定されています。下準備も含めると18時にはREGさんに着いていなければならないので、仮に高設定をツモっても閉店まで打てません。こうした終日打てないと分かっている日は店調査がてら天井狙いで少し動いて、後は嫁の用事や雑用にあてるようにしています。

 

その昔、二十代の頃の私は自分でもドン引きするほどの期待値至上主義者でした。1ゲームでも多く回して期待値を積む為、コンテストでは毎ゲーム一周押しできる「赤7ハズシ」を考案し、限定判別プレイで他者より素早く高設定を確定させブン回していたり。ハナビでは中リールが2コマ目押しで済む逆押しハズシをせず、スピード重視で毎ゲーム要ビタの中押しハズシをしていたり。

(いつか話す機会があれば昔の攻略ネタとしてここでも書かせて頂きます。)

 

その必死感が周囲にも伝わっていたのか、今ほど誰かに目押しを頼まれたりする頻度も少なく、トイレ以外ほぼ席を立たずブン回せていたように記憶しています。

 

今は一時間おきに小休憩を取って肩や腰のストレッチをしたり、呑みの席を優先してツモっていても早退する機会も多くなりました。勿論、頼まれれば隣のシマでも喜んで目押ししに行きますし、隣人の年配客と雑談しながらのまったり稼働も少なくありません。

 

この生活を始めた24年前から今に至るまでずっとパチスロは好きですし、何であれ勝つ為の努力を受け入れる姿勢も変わりません。このままパチスロと生涯を共にし、心中する覚悟もとうにできていますが、それでも20年前と今の私で比べるならば、「立ち回りの正解」は大きく違うように思います。今は目の前の期待値よりも人生の豊かさを求めるべく変わっていったように感じます。この変化が経験を積み成長したからなのか、それとも年齢と共に衰えた老化故なのかは分かりませんが。

 

ただ、少なくとも昔は理解できなかった言葉の一つ一つが身に染みるように思います。前田慶次が「人は日に畳一畳米三合あれば十分」と言うように、田山幸憲さんが「夕方以降は打たず他のユーザーに譲る」と言われたように、あらゆる意味で私は分をわきまえ始めたのかもしれません。今は無理をして期待値を積まずとも、年々衰える体力と相談しながらも幸せな稼働生活を送れたら満足ですし本望です。いや、もしかしたら私は人生の豊かさも含めて期待値換算し始めたのかもしれません。

 

この日の夜も、ほろ酔い生配信でパチスロの話を肴に美味しいお酒を呑ませて頂き、豊かな人生を感じ取りました。生配信にお付き合い頂いた皆様、誠にありがとうございました。

 

 

2月22日(土):掛け持ちの定義

 

一言「掛け持ち」と言っても、人により定義は様々です。

 

台移動の際、前もって移動先の下皿に物を置き、既に打っている台からコインを移す行為は掛け持ちでしょうか。一瞬でも二台を押さえているのだから掛け持ちだという方もいるでしょうし、移動作業の一環なのだからセーフと思う方もいるでしょう。

 

連れスロで自分の打っている機種が全台系っぽい時、隣の台が空いたとしましょう。この空いた台を確保して友人を呼びに行く流れは掛け持ちでしょうか。明らかに自分では打たない台をもう一台押さえているのだから掛け持ちだという方もいるでしょうし、一人で二台両方を打とうとしている訳じゃないからセーフと思う方もいるでしょう。

 

では、その友人が「今、ART消化中で残り200Gあるからもう少し待って」と言われたら?すぐに打ち始められない状態で台を確保するのは掛け持ちだと言う方もいるでしょうし、消化中のARTが終わったら確実に台移動するのであればセーフと思う方もいるでしょう。

 

問うているのは、どのラインが正しくて間違っているかじゃなく、「人により掛け持ちのボーダーラインは違う」と言う事です。この前提を踏まえた上で実戦記に入ります。

 

今日の狙いは昼時差開店の某A店。2月11日分の実戦記「忘れたくない慣習」でも書いた、通い慣れた店舗です。A店は年をまたいだ際に店長が変わり、読み筋をどの程度引き継いで良いのか調査中なので、今日も傾向を掴む作業優先で動いていこうかと思います。

 

前回のバンバン実戦日に見た印象だと、強い日には各機種に正解があり、特にART機の何れかには固めて入っているように思えました。そんな中、一台が既に別積みで、もう一台も箱を積んでいて、さらに最後の一台は空席の「魔法少女まどかマギカ2」の三台シマを発見。他に攻められそうな突破口も見えませんし、まずはこの空き台を試し打ってみます。

 

 

※czのカッコ内はスイカからの当選率と当選契機。

まどかマギカ2 実戦データ

 

投資10Kで三度目のチャンスゾーンからラッシュにつながり、間に穢れ開放BIGも絡めて400枚弱の出玉を獲得。ほむらczをハズした時は萎えましたが、それでもスイカczが3/3は上出来です。

 

 

まどかマギカ2 実戦データ

 

出玉になり始めましたが、スイカcz・設定差ボーナス・弱チェといった設定差のある部分が軒並み悪く、ヤメる理由を探し始めます。そんな中、やたらと弱チェをひいていた右隣で直撃ラッシュを確認。まど2は各シマ一台系で右隣が正解だったのかな?というヤメる理由を用意し始めたところで。

 

 

まどかマギカ2中段チェリー画像

 

まどかマギカ2 実戦データ

 

まど2では約半年ぶりの中段チェリー出現。ラッシュ中のヒキ強も相まって出玉は加速していきます……が、判別要素は軒並み悪いままですし、ここは右隣が正解と決めつけて撤退しようかと思います。

 

 

まどかマギカ2 マギカクエスト写真

 

まどかマギカ2 マギカクエスト画像

 

その後もヒキ強は続き、MAX残り400ゲームまで伸びたラッシュを消化していると、驚きの事案が発生しました。弱チェが素晴らしく直撃も入っていた右隣の方がドル箱一箱の出玉を持ってヤメてしまいました。隣で見ている限りヤメる理由は分かりませんでしたが、ユニメモをやっていなかったりBIG終了時の台詞も聞いていなかったので、低設定だと見切ってヤメたようには思えません。であれば即座に移動したいのですが、私の台はラッシュ中で残り200G以上あります。この右隣の下皿にスッとスマホを忍ばせられる性格なら楽なのですが、私の中の善悪ラインだとコレは掛け持ちでありアウト行為。

 

でも、まど2に正解があるなら右隣なんだよなぁ。そんな葛藤が私の中で続きます。

 

 

まどかマギカ2 実戦データ

 

結局、ラッシュを取り切るまで触らずじまいだった右隣の台には他の方が座ってしまい、今は既に持ち玉になっています。後任の方はユニメモを始めていますし、BIG終了時の台詞もしっかり聞いているので、もう空かない可能性が高いです。ラッシュを取り切った私は即ヤメし、その後も北斗天昇とアイムをこすってみるも奮わず(実戦データ消失)、各シマをチェックしての早退になりました。

 

掛け持ちのボーダーラインは人それぞれですが、自分の中でアウトとしている線引きをその場の都合で緩める行為はどうかと思います。社会に出れば善悪のラインを自分の勝手な都合で緩めたり厳しくしたりして生き抜いている方も多いでしょう。それが社会で生きるという事なのかもしれません。こんなだから私は社会に適合できない不器用な男のまま48年も人生を過ごしてしまったのかもしれませんが、そんな低能力者でも生かし続けてくれるパチスロが私は大好きです。

 

 

2月22日実戦結果

 

この記事を共有

いいね!する

1309

関連記事

ランキング

  • 24時間

  • 週間

  • 月間

TOPに戻る