【スライド打ち】気になる？気にならない？指をすべらせて打つアレについて考察！

2024/03/25 12:003

チワッスあしのです。

いつもありがとうございます！　パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「スライド打ち」について。これいつの頃からかスタンダードな打法の1つになってるんですけども、これはたまに「ウザ打ち」として叩かれる事があるようです。ホントにウザいのか、やっちゃ駄目なのか。そのへんも含めて考察してみましょう。どうぞ！

ベンリーシステムが発祥？

【スライド打ち】　多くの筐体で当たり前にスライド打ちができる

とりあえず「スライド打ち」というのはその名の通り、「指をスッとすべらせて順押しする」という打ち方です。筆者が打ち始めた頃は構造上ムリだったんですが、5号機の中期くらいから普通に出来るようになり、特に完全告知機を中心に広がっていったと記憶しています。

んでこれハードウェア的な機構が絡んでくるので筐体によって「やりやすい」「やりにくい」というのが当然あるんですけども、そういう意味で「スライド打ち」を念頭に設計された最初の機種はベルコの『捕物帳・斬』なる機種だったとの事。2010年なんですけども、この機種名でピンとくる人もいるかと思いますがこれは「ベンリーシステム」初搭載の機種ですね。ベンリーシステムはワンレバーに目が行きがちですが、実は「高速スライドストップボタン」もウリのひとつになっており、指を横に滑らすだけでらくらく打てる！　というのが文句のひとつになっていました。

ワンレバー自体は機構の話なので採用にも限界がありますが、スライドボタンに関しては機構ではなくソフトウェア的な部分であったりも含めていろんなアプローチがあるので、いつのまにか多くの筐体で当たり前にスライド出来るようになってます。当然この辺は特許等も絡む話だと思うんですけども、その辺は詳しくないので割愛。興味があるかたはお調べくださいまし。そして教えてください！

そんなスライド打ちなんですが、みんなやってますかね。

俺は基本的にハサミ派なんでスライドする事がそもそもそんなにないんですけど、ホールで見てると明らかにスライド向きじゃないリーチ目マシンでスライドして潔く小役を零してる人とかもたまにいます。もちろん遊び方はそれぞれなのでいいんですけど、そういうのがあるので「スライド打ち」については一家言ある人もいるようで……。

「気持ち悪い」と感じる人もいる。

【スライド打ち】　ボタンを滑らせて押すことに違和感を感じる人も？

はい実はスライド打ちはちょいちょい「良いのか悪いのか」という意味で議論の俎上に登ります。

筆者は「好きなように打てばいいやんけ」と思う派なんですが、それでも隣で高速スライド打ち＆貧乏ゆすり＆ながらスマホみたいな人が来ると「気になるなぁ」となってしまいます。これは多分いろんな理由があると思うのですが、筆者の場合は「ボタンは押すもの」という大前提があるんで、そこを押さずにあえて滑らせてるのがどうにも違和感があるんですね。そしてもう1つ、これは個々の感じ方だと思うんですが、スライド打ちをみていつも思うのが「指紋が消えないかな」「こすれて痛くならないかな」というもの。実際そうでもないと思うのですが、同じ動作を何百回、何千回と繰り返すパチスロにおいて、「指の一部で擦過する」という行動があんまり相性が良いとは思えず。もちろんその辺はしっかり実験と検証を繰り返して出荷されてると思うのですが、これが何万、何十万、何百万回となるとどんな影響があるかわからんので、筆者はなるべく滑らせないようにしています（考えすぎ）

んでこれは筆者が言ってるだけではなく、定期的に「スライド打ち」が「ウザ行為である」とする説がSNSでも流れるため、これをよく思ってない人というのは一定数いる模様です。ただしその「ウザ行為」というのはちょっと上で書いた「小役を目押ししない」「出目を気にしない」という行為にこそその正体があり、例えばミリオンゴッドのような機種だったとしたら、また話が変わってくるのかもしれません。

繰り返しますが、別に自分でメダル借りて打つ限り、どんなスライドだろうがフリー打ちだろうが全然構わないんですけどね、これをみて「やめなさい」というのもお門違いな話なので、どうしてもスライド打ちで打ちたい方は、気にせずやっちゃってください。

業界豆知識あしの画像3 好きに打てばええのよ

INFOMATION

本記事の内容は執筆者個人の見解であり、「ななプレス」の公式見解を示すものではありません。掲載された情報の内容の正確性について、「ななプレス」は一切保証いたしません。また、本記事に掲載された情報・資料を、「ななプレス」への許可なく利用、使用、ダウンロードするなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について、「ななプレス」は一切責任を負いません。