ガリぞうがサンダーVライトニングの設定推測に使える計算式を紹介【収支日記#43:2021年1月19日(火)~1月25日(月)】 (2/3)

ガリぞうがサンダーVライトニングの設定推測に使える計算式を紹介【収支日記#43:2021年1月19日(火)~1月25日(月)】 eyecatch-image

1月24日:設定推測の手段

 

皆様は知り得る設定推測要素をどこまで知ろうとしているでしょうか。

 

より知ろうとするときの入り口はデータサイトでしょう。

昔から存在するデータサイト「サイトセブン」をはじめ、今では各ホール独自のアプリでデータを閲覧できます。各機種・各台のボーナス確率やグラフであれば大体のデータサイトで閲覧可能ですから、出ていた・出ていない位の把握は簡単です。

また、ボーナスの履歴や獲得枚数からも推測要素を察知する事ができます。

 

例えばハナビやバーサスはBIG1回の獲得枚数が311枚ですが、履歴データの中に309枚があればそれは1回BIG中ハズレが出ていたかもしれない証になります。

まどか新編のラッシュや番長3のボーナスは履歴だと「REG」表示の場合が多いので、0Gや1Gじゃなくある程度回ったゲーム数でのREG当選があれば、それは直撃ラッシュ・直撃ボーナスの証になります。

 

さらに知ろうとするならば、私のブドウシミュもそれにあたります。現在のゲーム数とボーナス回数・差枚数からコイン持ちを逆算し前任者の小役確率を求めて設定推測要素とする手法です。

 

あまりキョロキョロしすぎると迷惑に感じる客層もいますが、隣人達が実戦中の設定推測要素について気にかける方も多いでしょう。

ボーナス終了画面の設定示唆やRT中のハズレ回数等、肉眼で見ていなければ把握しにくい要素も多々あります。こうした要素を多台数で把握できる点も人海戦術の強みであり、ピン稼働者が劣勢に追い込まれる要因でもあると感じます。

 

何れにせよパチスロは自ら打つ以外にも設定を推測する手段が多々あります。今回は、そんなワンポイントアドバイスも含めた実戦記です。

 

朝9:20。大阪の来店案件で入場抽選を受ける為に並んでいる私。収録カメラのない案件は年に数度しかないのですが、その現場で勝ちを目指すという意味だけで言うならば、カメラのセッティングやバッテリー交換待ち等のない来店実戦は嫌いじゃないです。

 

抽選人数は380人。

ここのお店はパチスロの設置台数が5スロ込みでも250台なので、後方を引いてしまうと何にも座れない事が確定してしまいます。そんな中、私の番号は……245番。

さすがに詰んだようです。

 

10時、入店。

私が店内に入った頃には既に20スロがほぼ満席で、1台たりとも空いていない状態でした。一応リノは空いていましたが、読み筋から高設定が使われるとは思えないので回避。

 

パチスロは、情報・技術・知識を駆使して勝つ為にやれる事を増やせば必然と勝てていくでしょう。逆に、「負ける事をやらない」についても徹底すれば自身の無駄な負債も増やさずに済みます。撮れ高を気にしなければならない収録と違って空き待ちに徹せられるのも来店案件の強みです。

 

調べておいた事前情報では、機種寄せ傾向が強く、入りやすい所・入りにくい所にも偏りが見られるという点までは把握できましたが、それ以上は詰められておらず。どの道、今は打てる台がないですし、せっかくのフル稼働なのですから、状況把握で傾向を掴む事に注力していきたいと思います。

 

12時。

相変わらずほぼフル稼働の中、ジャグラーシリーズとバジリスク絆2が強いように見えてきました。元々知っていた「入りやすい所」が順当に強そうに見えて、自ら調べた内容が当たらずとも遠からずのようで安心できます。

 

そんな中、サンダーVライトニングが1台空席に。

データを見ると、521G・BIG=2・REG=0。

この程度の試行で何かが見えたハズもないでしょうし、他のアクロスシリーズを見ると今日は悪くなさそうなので、試しに打ってみる事に。

 

 

※1.BIG後の数字はライジンゾーン継続ゲーム数。
※2.R後の数字はREG中1枚役成立回数。

サンダーVライトニング A番台 実戦データ

 

ガリぞうのワンポイントアドバイス ライトニングはBIGのみならずREGの獲得枚数も大事

 

ハナビ然りバーサス然り、BIG中の獲得枚数を確認する事で、その台でBIG中ハズレが出ていたかどうかを知る手法は皆さんご存知の通りです。サンダーVライトニングもBIG中ハズレ確率に特大の設定差があります。獲得枚数251枚の履歴データが並ぶ中に249枚の表示があれば、その台はBIG中ハズレが出ていたかもしれません。

 

 

サンダーVライトニングBIG中ハズレ確率

 

また、サンダーVライトニングでは、BIG中ハズレに加え、REG中の1枚役成立確率にも設定差があります。

 

 

サンダーVライトニングREG中1枚役確率

 

REG1回で1枚役が一度も成立しなかった場合の獲得枚数は104枚。
1枚役を1回取りこぼせば102枚、2回であれば100枚、3回だと98枚になります。
例えば私の前述の実戦データを履歴で見ると、REG中の獲得枚数は、

 

 

サンダーVライトニング REG中の獲得枚数

 

になっています。

ゲーム数は1枚役成立回数により増えるので、これも加算して確率分母を算出すると、

 

9(REG成立回数)×8(REGの基本ゲーム数)+0+2+2+4+0+3+0+0+2(1~9回目のREG中1枚役成立回数)=85

 

REG9回で85Gを消化し、REG中1枚役成立回数は13回なので、

85÷13=6.54

つまり、履歴データから見られるREG中の1枚役成立確率は1/6.54となります。

これを履歴で確認する事により、ユニメモを使わずデータサイトからだけでもその台のREG中1枚役成立確率を算出する事ができます。

 

 

サンダーVライトニング 確率

 

サンダーVライトニングで高低を見抜く最たる判別要素と思われるベルAが設定1以下である事、元々機種寄せ傾向にあるホールの中でさほどアクロスのシマが強そうに見えない事、以上2つを理由にヤメです。

 

 

※*印はチェリー重複の意。

マイジャグラーⅢ B番台 実戦データ

 

最後はマイ3でお茶を濁して終了です。

出玉を流すと1133枚。

投資は1K(46枚)のみなので、弱日当を得る事ができました。

 

閉店後のデータを見ると、店全体でも万枚オーバーの赤字営業だったようです。中でも強かったのは、やはりマイ3・4、そしてバジリスク絆2・まどマギ2でした。マイ3は1台当り+1059枚、マイ4は+1797枚、まど2は+1296枚、絆2は+2329枚だったようです。

 

ただ、私が勝ち逃げで捨てたサンダーVライトニングは、その後は残念な結果だったようで。ボーナスこそ良かったものの、「無い」と結論付けた私の判断は間違っていなかったのかもしれません。

 

まだ1日打っただけながら、ツモって勝つまでの流れをざっくり話すなら「強い機種・弱い機種があり、強い日に抽選を突破して店の推し機種に座れたら勝利は目前」でしょうか。この考えが合っているか間違いなのかは、また次回あるかもしれない実戦日に検証したいと思います。

 

 

1/24[日]実戦結果 投資:46枚 回収:1133枚 差枚:+1087枚

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