【パチスロ リング 運命の秒刻 新台レビュー】出玉感と「ヤレる感」のバランスが秀逸!ユーザー目線に立った設計が目立ち全体的に好印象
「リング」シリーズの6号機第2弾が早くも登場です。
本機は疑似ボーナスと引き戻しゾーンのループによる出玉獲得を目指すゲーム性となっており、条件を満たすと突入する上位AT「超貞子ボーナス」では出玉性能が大幅アップ。ATの純増枚数はシリーズ最高となる約6.0枚/Gとなり瞬発力も大幅強化されています。そしてなにやらAT完走後にはかつてない強力な恩恵も存在しているとのこと。「リング」ファンのみならず全パチスロユーザーが注目すべき機種となっていますよ!
今回は一足先にショールームで試打してきましたので、実際に打ってみてどう感じたかをレビューしていきたいと思います!また、設定6の3000 G実戦レポートも公開しておりますので、是非こちらもご覧ください!
AT完走後は上位AT突入引き戻しの大チャンス!?
まず全体的なスペックやゲーム性についてレビューします。通常時のゲーム性はざっくり以下の通り。
①疑似ボーナスである「貞子ボーナス」当選を目指す
②ボーナス終了後は必ず引き戻しゾーン「呪いの連鎖」に突入
③「呪いの連鎖」→CZ→「貞子ボーナス」を繰り返し出玉を増やす
⑤「呪いの連鎖」で3回(最大)の引き戻しに成功すると上位AT「超貞子ボーナス」に突入
⑥「超貞子ボーナス」終了後は「貞子接近ゾーン」に突入
⑦「貞子接近ゾーン」では「超貞子ボーナス」を抽選
「呪いの連鎖」は減算区間となっているためAT序盤での出玉増加スピードは速くないのですが、「超貞子ボーナス」後に突入する「貞子接近ゾーン」はボーナスと同じく純増枚数約6.0枚/GのAT状態。インターバル区間のない高純増状態が継続しモリモリ出玉を獲得していくことができます。通常時の初当たり契機が豊富に用意されていることに加え、上位AT突入のハードルもそこまで高くないので常に先の展開に期待できるゲーム性になっていました。
そして本機を語る上で忘れてはいけないのがAT完走後の挙動です。AT完走後は「呪いの連鎖」に突入するのですが、なんと1回クリアすれば「超貞子ボーナス」突入という強力な恩恵が用意されています。AT完走後に恩恵が用意されている機種は数あれど、高確率で上位AT突入に期待できる機種というのは初めてなのではないでしょうか。
全体的なゲーム性やスペックはもちろんのこと、今後のパチスロ機に大きな影響を与えるかもしれない新たな試みに…☆5つです!
今回の実戦ではAT完走後に有利区間がリセットされ、その後数ゲームを経て「呪いの連鎖」へと突入。有利区間リセット時にこの状態への突入抽選が行われるなら、もしかして設定変更後もチャンスだったりするのかな…?色んな想像が膨らみますね。
「超貞子ボーナス」突入のハードルは意外と高くない?
ATは「呪いの連鎖」で引き戻せるか…というゲーム性なので、一番大事な「呪いの連鎖」でのヤレる感についてですが…ヤレます。「呪いの連鎖」中のチャンスゾーン突入のメイン契機はリプレイとレア小役。今回の実戦ではリプレイを契機に当選するパターンが多かったので、レア小役が引けなくても全く問題ありません。滞在ステージによっても引き戻し期待度が異なりますが、その期待度は約62%~約97%。最悪でも62%を3回通せば良しと考えれば、上位AT突入のハードルとしてはかなり親切な設計なのかなと。
ボーナス引き戻しを賭けた「呪いの連鎖」のドキドキ感、そして「超貞子ボーナス」は突入へのハードルに見合うだけの価値を十分に感じることができるので☆5つ!…といきたいところですが、1つだけ残念なポイントが存在。というのも、本機の疑似ボーナスは全て差枚数管理型となっているので、特に「超貞子ボーナス」中なんかはリプレイが引きたいのにベルが続いちゃうので「めっちゃ増えるけどもう終わっちゃう~!」という感覚になってしまうんですよね。各状況でリプレイに役割を持たせているのは素晴らしいのですが高純増ゆえ…というところを踏まえて最終的に下した決断は…☆4つ。
「呪いの連鎖」中のチャンスゾーン当選契機はリプレイがメイン契機になっていることで、常にドキドキしながら消化することができます。加えて最低でも引き戻し期待度は約62%…ヤレる感満載の引き戻しゾーンとなっていました。
「超貞子ボーナス」中もリプレイ成立時に獲得できる「貞ポイント」が重要な上乗せ契機。本機はいかなる状況においても、レア小役に依存せずドキドキできるゲーム性を強く意識しているように感じますね!
「貞子接近ゾーン」も純増枚数約6.0枚/Gの出玉増加区間。残りゲーム数ギリギリまで消化してから「超貞子ボーナス」を引き戻せたときは「パチスロ上手だなぁ♪」という優越感に浸ることができます。
当選契機の種類と期待感のバランスが優秀で狙い目も豊富!
通常時は規定ゲーム数消化時・レア小役成立時・「亡魂ポイント」MAX(5ポイント)到達時にチャンスゾーンや疑似ボーナスの初当たりを抽選。初当たり当選の内訳はレア小役→65%、規定ゲーム数→15%、亡魂ポイント→20%とバランスが良く、ゲーム数での当選に依存していないので打ち始め・ヤメ時共にゲーム数を気にせずに判断できるのも高ポイント。豊富な初当たり契機により常に期待感を持って遊技できそう…ということで☆5つです!
通常時の良いアクセントになっているのが、初当たり契機の20%を占める「亡魂ポイント」による抽選。通常時の約1/40で発生する逆押しナビ発生(※必ず逆押しで消化)で1ポイントを獲得でき、5ポイントした際の50%でチャンスゾーン以上に期待することができます。抽選のハードルが低いことに加えチャンスゾーン当選期待度も高いので、初当たりのメイン契機であるレア小役が引けなくても希望を持って遊技できるのが非常にGOOD。
通常時は液晶下部に表示されている蝶の色で獲得ポイントを示唆。逆押しナビ発生毎に青→黄→緑→赤と昇格していき、赤であればポイントMAXまで残り1回であることが濃厚に。規定ゲーム数での強いゾーンなども判明すれば、「亡魂ポイント」と合わせて狙い目の多い機種になりそうですね!
AT序盤はパンチが弱いが「超貞子ボーナス」突入後の出玉感は優秀
減少区間のある「貞子ボーナス」⇔「呪いの連鎖」中と、純増枚数約6.0枚/Gで増え続ける「超貞子ボーナス」⇔「貞子接近ゾーン」中とでは印象が異なるものの、やはり一度「超貞子ボーナス」に突入した際の出玉性能はかなり強烈です。しかし、ハードルの低さから「超貞子ボーナス」の出玉性能を味わえる機会もそれなりにあるハズ…ということで☆4つ!
「貞子ボーナス」中は差枚数の上乗せ抽選が存在しないため、獲得できるのは基本的に100枚です。そして「呪いの連鎖」中は減算区間なので、単発スルーという展開だと手元には数十枚しか残らないということに。この展開が続いてしまうと本機の1番楽しいところを味わう前に嫌いになってしまうかも…。
しかし、ひとたび「超貞子ボーナス」に突入すれば出玉性能は激変。様々な契機による上乗せ抽選や「貞子接近ゾーン」とのループ性能で、上位ATに相応しい高揚感を味わうことができます。
差枚数管理であること以外は素晴らしいゲーム性
バランスの良い初当たりシステムに「超貞子ボーナス」という目標を持って引き戻しのドキドキ感を楽しめるAT。そして各所で「リプレイ」が出玉の限る小役に設定されているなど、ユーザー目線に立った設計が目立ち全体的には非常に好印象です。今回の実戦では体験できなかったものの、AT完走→「超貞子ボーナス」なんて味わった日には本機の虜になることは間違いないと思います。
ただ1点のみマイナスポイントを上げるとすればAT中が差枚数管理であることのデメリットのみ。もしAT中のベル連続成立でなんらかの抽選が行われていれば満点評価になっていたかもしれません。とはいえ全体的なゲーム性は非常に好感触!「リング」シリーズに興味を持っていなかった方にも是非一度触れてみて欲しい1台となっていますよ。
今回のレビュー結果
本機の詳しい解析情報はななプレス監修の解析情報サイト「なな徹」にて随時更新予定なので、是非こちらもチェックしてくださいね!
引き戻しゾーン中や「超貞子ボーナス」中のリプレイに大きな意味を持たせているのが素晴らしいですね。ヤレる感、大事。
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