【リプレイ後のメダル投入】6.5号機第1弾となる「キャッツ・アイ」は昔も色々凄かった件。
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「リプレイ後のメダル投入」について。いつの間にかOKになった感がある仕組みなのですが、これを最初に搭載したのはなんと……。という話。結構知ってる人が多いかも知れませんが、お付き合いください。
すげーじゃん!キャッツ!
パチスロが「ユーザビリティ(使いやすさ・遊びやすさ)」に舵を切ったのは4号機中期くらいからだと思います。それまでパチスロというのは知る人ぞ知るアングラのケが強く、一見さんお断りな大人の遊びだったとの事。まあ筆者も4号機からしか打ってないんで3号機の時代のことは今更肌感覚として体感しようもないのですけどもね。
さてシステム的な爛熟はさておき「ユーザビリティ」という単語でパッと思いつくのは「マックスベット」です。これも搭載されたのは4号機からですね(三号機の「ミラクル」でした!)。それまではベットボタンを三回押すというのが基本だったのですから、今思うとなかなかにめんどくさい。こっち系の進化は5号機に移り変わっても続いていくわけですが、その中にひとつ、割りと重大なものがあります。それが「リプレイ後のメダル投入」ですな。
はい最近のユーザーにとっては当たり前なのですが、その昔のパチスロはリプレイ揃い後にはメダル投入が出来ませんでした。実際やってみるとそのまんまボロボロと下皿からメダルが出てきてたんですね。これ5号機の途中から「リプレイ後もメダル投入OK」の機種が爆増し今ではそっちが当たり前になっておりますが、市場に最初に登場したリプレイ後のメダル投入機能つき機種はオリンピアの『キャッツ・アイ-コレクション奪還作戦』というART機でした。
知ってる人にとっては超当たり前の話なのですが、知らなかった人はせっかくなのでこの機会に覚えちゃいましょう。
ちなみに筆者この台はほとんど打たなかったのでその機能については気づかず。最初に「おいおいリプレイ後にメダル入るぜ!」とビックリしたのはサミーの『パチスロ攻殻機動隊S.A.C』でした。したがって散々偉そうに「知ってる人には超当たり前」とか言っときながら、筆者はずいぶん長いこと「攻殻」が最初だと思ってました。ごめんよキャッツ……!
ちなみに今春リリース予定の「Sキャッツ・アイ」(※と「シリウス」)は、このまま順調に行けば市場に投入される最初の6.5号機となる見込みです。別稿でも書きましたが「有利区間の終了条件」のうち枚数制限の方が「差枚方式」になったものですね。これもかなり重大なタイトルなのですが、「リプレイ後のメダル投入」とあわせこれにて「初モノ搭載として歴史に名を刻んだ機種」がふたつめ。キャッツシリーズは偉大なり!
と、実はもう一個あります。これホントに豆知識で恐縮なのですが。
乳揺れも初搭載。
これは完全筆者調べなので間違いがあるかも知れませんが、パチスロの液晶で初めて乳が揺れる描写がなされたのはおそらく2000年の『キャッツアイ』です。当時はサミーからリリース。『ハードボイルド2』より一年前にリリースされたAR搭載機ですね。
これキャラがジャンプして着地するときにちょっと乳が揺れるんですが、初の液晶搭載機種がそもそも同年の「ゲゲゲの鬼太郎」であったことを考えるとおそらく最初にそっち系の描写がなされた機種であるはず。ちょっとまだ検証の余地があるんですが、確度90%くらいで合ってると思います。なおその筋で有名な「バクチョウ」の登場が2001年。少なくとも筆者は当時キャッツのほうで「おい!揺れとんじゃん!」と思ったもんです。
これが正しい豆知識だとすると「初のリプレイ後のメダル投入」と「初の6.5号機」に続き「初の乳揺れ」で三冠目。メーカーは違えども版権としては同一シリーズなので、これはもう時代のパイオニア的宿業を背負って生まれしシリーズといっても良いんじゃないかなと思います。
ちなみに今春リリース予定の「Sキャッツ・アイ」はこちらななプレスでも3000ゲーム試打やレビューを予定しています。また攻略情報サイト「なな徹」にて内部の詳細情報等も判明ししだい公開予定なので、興味があるかたは続報をお待ちくださいまし。
メダル投入に関しても乳揺れに関しても、今はあってあたり前になってるのも凄い
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