【Pからくりサーカス】安心感と爆発力を兼ね備えた注目の新台を徹底レビュー!覇権機種になれるのか?
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回は話題の新台「Pからくりサーカス」を実際に打ってみてどうだったのか、といったところをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
右側は「ユニコーン」の爽快感!
主に作動するギミックは盤面上部の「あるるかん」、そして盤面下部に収納されている傀儡を操作する手をモチーフとしたギミックの2種類。グルングルン回ったり変形したりといった驚くようなアクションはありませんが、作品を上手く表現した完成度の高いギミックになっています。個人的には本機のように少数精鋭の洗練されたギミックが搭載されている台の方が好みなのでここは高評価ですね。
そして大当たり中やラッシュ中の打感に大きく関与する盤面右側の造りですが…これは皆大好き「ユニコーン」とほぼ同じ! 大きな羽根アタッカー&1個賞球の拾いやすいポケットが搭載されているので、打ちっぱなしでストレスの無い遊技が可能です。先日導入された「ダンまち」ではポケットが電チューより上にある影響で右打ち中の爽快感が損なわれてしまっていたのですが、本機ではその心配はナシ。洗練されたギミック群に打ちっぱなしで爽快なラッシュを楽しめるゲージ構成。個人的には100点満点でございます! ☆は5つ!
本機を象徴する「あるるかん」のギミックはチャンスアップや大当たり当選時などあらゆる場面で大活躍。斬新なアクションはないものの、その個性的なデザインで非常に印象に残るギミックです。
筆者は最近「ダンまち」を打ち込んでいるのですが、ポケットに拾われ過ぎて電チュー保留がなくなってしまう場面には悩まされていたので、ここが改善されたのは大歓喜です。
スペックの懸念材料は「からくりラッシュ」の継続率
ミドルの一種二種混合機で登場する本機は「からくりラッシュ(時短37回+残保留4個)」&「超からくりラッシュ(電サポ70回+残保留4個)」という2段階の連チャンモードを搭載。初当たり時はラッシュ突入(超含む)が75%、25%が非突入、他機種と比較してラッシュ突入率が高い&全ての大当たりが10R=1500発を獲得できる点が大きな強みです。
しかしここで意識しておきたいのは、初当たり時のラッシュ突入率が高いとはいっても初当たりでメインとなる「からくりラッシュ」は継続率約60%のSTとなっているので、実質的な単発割合は25%を大きく上回る点。とはいえ大当たり当選で必ず1500発獲得、そして「超からくりラッシュ」突入時は10R×2回の3000発が保証されるなど、安心感と爆発力を兼ね備えた非常に魅力的なスペックであることは間違いありません。☆は4つで!
上位ラッシュである「超からくりラッシュ」には初当たりの1%、「からくりラッシュ」中大当たり時の50%で突入。いずれのパターンでも初回の「超からくりラッシュ」突入時は次回10R大当たりまで必ず継続=実質3000発獲得というのは非常に魅力的ですね!
初当たり時のラッシュ突入率は75%ですが、「からくりラッシュ」での連チャン期待度は約60%。初当たりで必ず1500発獲得できるので安定感はありますが、履歴に1が並ぶ光景も珍しくないかも…?(汗)
豊富な大当たりパターン&演出法則で打ち込み甲斐◎
通常時は先読み演出の複合→「運命交錯」→「強リーチ」or「最強リーチ」という流れが王道ルート。しかし先読み演出がほぼ絡まないパターンや特殊リーチでの大当たりも何度か確認することができたので、丸一日打っても飽きの来ない演出バランスになっています。そして「4図柄」でのリーチは発展すれば激アツ、「救済演出(=復活)」での大当たり時は「からくりラッシュ」突入濃厚などなど…多種多様な法則性も存在。「からくりサーカス」ファンの方はもちろん、そうでない方もガッツリ打ち込みたいと思える素晴らしい出来だと感じました。☆は5つです!
本機を象徴する激アツ演出「背中を守るもの予告」がめちゃくちゃカッコイイ! 「背中を守るもの予告」後は「勝」の活躍が描かれる「閉幕SP」、「鳴海」の活躍が描かれる「悪魔と悪魔SP・vsハーレクイン」のいずかに発展。「背中を守るもの予告」発生からリーチ演出までを一つの流れとして構成されている点に拘りを感じました。
もちろん「レバブルアップ」「先読み演出チャンス」や一発告知系の演出カスタマイズも搭載。最近はさらに細かい演出カスタマイズが可能な台も増えていますがこれだけあれば必要十分でしょう。今回の試打で「レバブルアップ」を試してみたところ実に初当たり10回の内9回で「レバブル」が発生。逆にカスタム非設定時は一度も発生しなかったので、レバブル中毒の方はカスタムすると満足できるハズ。通常時の初当たりパターンは別の記事で細かくご紹介しておりますので、是非そちらもチェックしてみてください。
消化スピードはもう少し遅い方が満足感が味わえたかも?
大人気機種の「ユニコーン」では「ユニコーンラッシュ」と「覚醒ハイパー」の違いは演出構成(=出玉スピード)のみですが、本機では下位ラッシュと上位ラッシュではそもそもの性能(=継続率)が異なります。「からくりラッシュ」中は7図柄揃いや一発告知系演出が「超からくりラッシュ」濃厚の演出になっていたりするので、下位ラッシュ中のワクワク感は「ユニコーン」以上といえるでしょう。
両ラッシュ共にかなりテンポが良く、STタイプのゲーム性&時短回数が短めであることを考えると個人的にはもう少し消化スピードを落としても良かったのかな…と感じましたが、全体的な演出のクオリティや上位ラッシュ突入をかけた「からくりラッシュ」中のドキドキ感はきっと多くのユーザーが満足できる出来になっているのではないでしょうか。☆は4つで!
熱い予告演出が発生した際は「7テン来い!」「V-フラッシュ来い!」と「超からくりラッシュ」突入濃厚演出の発生に期待する時間も本機ならではの魅力です。もちろん必ずしもそれらの濃厚系演出が発生するわけではないので、7図柄以外での大当たり時もV入賞時やラウンド中の「超からくりラッシュ」突入告知発生に期待できました。
今回実戦した限りでは「からくりラッシュ」中はリーチ系演出、「超からくりラッシュ」では即当たり系演出での告知が多めの印象。時短回数の違いを考慮して演出バランスを変えているのかもしれませんね。昨今はスピード感が何よりも重要視されるところなので、本機のようなSTタイプでの演出バランスは開発者の方もかなり苦労されているのではないでしょうか。
安心感とドキドキ感を兼ね備えた欲張りな一台
今回もかなりの高評価となりましたが、最近のSANKYOさんの台は僕の好みにドンピシャなんですよねぇ。本機では二段階のラッシュを搭載したゲーム性や右打ち中の爽快感など「ユニコーン」を意識した造りになっているので、きっと多くのパチンコユーザーが満足できる出来になっているのではないでしょうか。そして大当たり時は必ず1500発を獲得という点も猛烈に推せるポイント。「ユニコーン」のラッシュは大好きだけどちょっとスペックが荒すぎて…と感じていた方は本機を是非一度打ってみてはいかがでしょうか♪
今回のレビュー結果
SANKYOさんの機種はリーチ演出の造りがめっちゃ好み。「ダンまち」もそうでしたが原作がめちゃくちゃ気になります!
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