ガリぞうが取材狙いの良し悪しを実体験をもとに解説!【収支日記#110:2022年4月5日(火)~4月11日(月)】 (1/3)

ガリぞうが取材狙いの良し悪しを実体験をもとに解説!【収支日記#110:2022年4月5日(火)~4月11日(月)】 eyecatch-image

ガリぞうの収支日記 スケジュール

 

今週の収支日記は4月5日~11日の1週間です。と言っても、APチャンネルの動画公開が半年ほど遅延しているようで、なかなか収録実戦記を書ける状態にありません。今週分の収支日記も「プロスロ13」の収録日は雑感コラムにさせて頂きます。善処しますとAPチャンネルさんからは聞いていますので、しばしの間お待ちください。

 

 

4月6日:長時間並びのあれこれ

 

今日は石川県金沢市で「プロスロ13」の収録です。収録案件ながら未だに長時間の並び勝負をしている唯一の店舗でもあります……が、APチャンネルの更新が半年ほど遅延していて動画が未だ公開されておらず、実戦記も書けません。そこで今回は、私が長時間並んだ過去のあれこれについていくつかお話します。どんな見込みがあって長時間の並びに至ったのか、私の顛末記を皆様の参考にして頂けたら幸いです。

 


①グランドオープン

 

とある年の1月31日。某Aチェーンが札幌市内の某所で大型店をグランドオープンさせました。Aチェーンのグランドオープンが揺るぎなく甘いという話は、道民のパチスロ生活者の間で有名な話です。一説には「グランドオープンから1週間は全台456で6も多数」とまで言われています。

 

開店初日は12時オープンで、店側から「朝7時前までは並ばないように」というお達しがありました。しかし、北海道中から集まったパチスロ生活者達が我先にと考えるのは当然の話であり。先頭位置の争奪戦があるとかないとか聞きましたが、私は争いが苦手ですし店から目をつけられるのも嫌うタイプです。そんな私は現スロットバーREGの店主である加藤さんと2人で店側の言う時間から少し遅い朝7時半から並ぶ事にしました。先客は150人ほどで、4時間半ほどの並びでした。それでも当時の人気機種だったバジリスク絆等のハイスペック機は取れるハズもなく、私は競争率の低い「ハッピージャグラーV2」を打つ事に。その当時に書いていたブログもあります。

 

>>ブログ記事:開店四時間半前から並んでハピジャグ

 

このハッピージャグラーがモロ6挙動を示してくれたので、閉店前まで打って最後にガックンしやすい出目を作り、翌日以降も3時間ほどの並びを入れ、2日目から4日目まで据え狙いしてみました。その後の3日間は北斗転生や他AT機等で高設定を打ち、実稼働7日間でプラス1.2万枚ほどの稼ぎを得てグランドオープン狙いを終えました。

 

しかし、グランドオープンの甘さを頂けた代償もありました。地域は北海道で、時期が1月末から2月頭。気温はマイナス14度くらいの中での長時間並びでした。一緒に並んでいた加藤さんは右の耳たぶが七福神の大黒天のように膨れ上がり、私は左足の小指が親指くらいの大きさに腫れあがりました。
いわゆる凍傷というヤツです。この日以降、私は長時間並びの可能性があると、蒸れないように指付きの靴下を履くようになりました。

 


②仕込みの回収

 

時代は西暦2000年。パチスロの設置台数が120台程度の小規模店で「朝イチの札台は設定6」という激アツイベントを行っているホールがありました。開店の9時から23時閉店まで打てるので、それはもう安定した稼ぎを見込めます。しかも、誰も見向きもしなさそうな小規模店なので、ライバルも多くありません。私と友人一人を含む常連の人達が、並び始めた順に打ちたい機種を宣言し、台の取り合いで揉めないよう図らっていました。

 

ちなみに、私が良く狙っていたのは「玉緒でポン」。大量獲得のDXじゃなく、A400タイプの玉緒です。少し難易度の高いビタハズシがありましたが、設定1・2~5・6の三段階で設定推測ができて、フル攻略であれば6で120%という甘さも魅力でした。友人は「アラベスク」を率先して打っていました。
お互い不人気機種に加え玉緒は目押しの難易度の高さもあり、誰かと奪い合う事はありませんでした。

 

しかし、とある日に顔見知りA・顔見知りB・私・友人の順で並んでいた時の事。私より先に並んでいたAさんに優先権のあった「ゲゲゲの鬼太郎」を、さらに後ろに並んだBさんがどうしても打ちたかったらしく。ホールの違う入り口から入店し、鬼太郎を先に奪ってしまうという事件が発生。そう、当時は複数の入り口からの同時入店が可能な店舗も少なくありませんでした。

 

優先権があったハズの鬼太郎を奪われたAさんは、憤って慌てながらもアラベスクを奪取。私は玉緒を確保できましたが、三時間も並んだのに友人は取れたハズのアラベスクを確保できず、渋々帰っていきました。その日以降、我々とAさん・Bさんの関係はぎこちなくなり、やがて会話する事もなくなっていきました。

 

以上です。長時間並ぼうと思えるほどのホールは当然ながら鉄火場になりがちです。鉄火場には揉め事もつきものですが、やはりあの高揚感は何物にも代えがたいモノがありました。モバイル抽選が普及し、並んでいる者同士の駆け引きも見られなくなった今、あの鉄火場感もパチンコ・パチスロの醍醐味だったように思います。

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