ガリぞうが取材狙いの良し悪しを実体験をもとに解説！【収支日記#110：2022年4月5日(火)～4月11日(月)】 (3/3)

4月9日：具体的な読み筋

 

今日は埼玉県さいたま市岩槻区で「プロスロ13」の収録です。プロスロシリーズでは最も収録回数の多い店舗だけに傾向や戦い方は良く知っています……が、APチャンネルの更新が半年ほど遅延していて動画が未だ公開されておらず、実戦記も書けません。そこで今回は、私が過去の地元稼働で安定した結果を得られていた具体的な読み筋についていくつかお伝えします。

 

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①某A店～台別での最高設定の違い

 

新台入替時の設定状況にちょっとした特徴があると気付いたのは、偶然ながら某機種で設定6確定を出せた時でした。小規模店故、よほどの大注目機種でもない限り、新台入替時は3台程度しか導入されません。設定6は一度も打てた事がないと思われるものの、毎回その出玉率から新台の扱いが良い事は知っていたので、他に行けそうな店がない日はお世話になっていました。しかし、とある日の新台入替で不人気機種が導入されると知り、個人的には好きな機種だったというのもあり、他に打てそうな店も浮かばなかったので試しに行ってみる事に。

 

導入は3台ながら、不人気機種というのもあり、A店の新台では珍しくカド台を押さえられました。そして、開店から1時間足らずで設定6が確定。A店の新台入替で一度も打てた事のなかった設定6です。何故なのだろうと考え、過去の実戦を思い返してみると、私はA店でほとんど新台のカド台を打った事がありませんでした。その後もデータを追うにつれ、「A店の新台で使われる高設定はカド台のみ設定6まで見え、他は設定4,5まで」という事が分かりました。この傾向が見えて以来、新台狙いでカド台を取れなければ他店に移動する事で設定6のみに照準を絞れるという効率の良い動きができるようになりました。

 

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②某B店～青文字タイトル

 

「本日朝9時開店！」と、毎日メール配信をしているB店。しかし、時折メール文面のタイトルが青文字になっている時がある事に気付きました。もしかしたら青文字の日は店割が甘いのかもしれないと通ってみると、やはり普段よりも高設定らしき台が多く見受けられました。ただ、色々と考えてみるも、ピンポイントでツモれそうな傾向は見つけられません。それでも何か特長はないかと見ていると、どうやらバラエティに1台だけのサザンアイズに設定Cが使われるのは青文字の日だけという事が分かりました。

 

青文字であっても1/3くらいは設定Cじゃないのですが、どうせ少し打てば分かる機種です。「青文字の日にB店へ→まずはサザンアイズで設定C確認→Cであれば全つっぱで、違う場合は他台を掘るor店移動」という安定の図式が成り立ちました。この傾向のおかげもあり、私は車を買い換えられました。

 

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③某C店～中身の良し悪し

 

その昔、期間限定で特設されるバラエティコーナー5台のみで「定量制」を行う店がありました。C店の言う定量制とは、その台が差枚数で+1500枚以上になると打ち止めで、その後は電源を落とされ打てなくなるというシステムです。この定量制はC店以外の同一チェーンでも行われていましたが、+1500枚以上は打たせてもらえない事に加え、明らかな中間設定も散見されていてあまり人気はありませんでした。

 

しかし、C店の定量制に限っては「設定6しか使ってないんじゃないか」と思われる節がありました。定量制にアイムが設置された際、2週間分のデータを取りブドウシミュに入れてみると、キッチリ1/6.18で落ち着いたのです。実際に自ら打って数えるかブドウシミュを使わなければ設定5か6か分からないアイムにまで設定6を使うのなら、C店に限り定量制は全6なんじゃないか……そう考えデータを取り始めたら、やはりその通りでした。

 

 

※当時採取していたデータの一部です。ガールズはブドウ確率に設定差がない為、ブドウシミュは省いてあります。

 

例え+1500枚以上は出せないとしても、競争率の低い中ノーリスクで設定6が打てるならと、半年ほど通ってみました。結果は、やはりほぼ全6でした。どんなマイナー機であっても、設定6を疑う事は一度もありませんでした。

 

>>参考動画：定量制の「AKB48エンジェル」で出現した設定6確定の台詞です。

 

設定6と信じきって初代ファンキーに6万ほど入れ、全部返ってきた実戦もC店の定量制でした。

 

 

 

 

その後、徐々に競争率が高くなってからは行かなくなりましたが、C店の定量制には相当お世話になりました。

 

以上です。もし可能なようでしたら、皆様の環境でも流用するなり応用するなりしてみてください。

 

時代が進み、長時間並びの話はモバイル抽選の普及で昔話になりつつあり、読み筋についても取材や晒屋の台頭で前時代的な話のような気もします。それでも、パチスロで勝てる考え方の一つとして、誰もがやっている訳じゃない戦い方にこそ勝機が見える場合もあるという視点はご理解頂きたいです。