【キングパルサー】サイレントストック機の最高傑作!今なおファンが多い王様ガエルを振りカエル!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「キングパルサー」について。山佐さん謹製、サイレントストック機の第二弾です。これがもう、無茶苦茶面白い機種でございました……。ちょっと振り返ってみましょう。どうぞ!
ホンマに食えたこれ。
はいこちら「キングパルサー」。登場は2001年。サイレントストック1発目の機種が同じく山佐の「スーパーリノ」でした。実際に打ってるときは半年くらいあいてた気がするのですが、実際は「スーパーリノ」が9月、「キンパル」が12月との事。「スーパーリノ」に比べるとあらゆる面ですげー面白くなっていましたが、そう考えるとこの辺の進化スピードには眼を見張るべきものがあります。
サイレントストックについては別の記事をみていただくとして、キンパルの特徴をば少々。
こちらはモード式ではない解除テーブル一本のタイプ。前作「スーパーリノ」との大きな違いはST中かどうかが完全に判別不可になった点。および天井が高くなった点を踏まえ、より連チャン機としての側面が強くなっていました。ただ設定6はもちろんのこととして後年のストック機のように「ストックがあってナンボ」というタイプではなく。したがって一撃万枚! とかそういう機種ではありませんでした。
んでこれ、氷河期世代のおっさんであれば全員深く肯定してくださると思うのですが、無茶苦茶立ち回りやすく。筆者も一時期はこればっか打ってた気がします。というのも、特にこれが発売されたばっかりの時期というのはまだサイレントストックの仕組みを知らない人というのが大量におり、特にこれ「パルサー」を冠している関係上、お年寄りのかたがうっかり打って美味しい所で辞めるというパターンが結構ありまして。そこをカツンと捉えてバッと出す。みたいな。いわゆる「ハイエナ戦法」が非常に効きやすかった。なので筆者の周りにもこればっか打ってる人というのが結構いました。
いい時代じゃん! と思うかも知れませんが、ただまあこれで勝っても結局その出玉をAT機にブチ込んで失っちゃうのがデフォだったので、なんかもう極狭い範囲での食物連鎖みたいなのがガッチリ出来上がってた気がします。もちろん頂点捕食者にはホールがいるわけですけどもね。
ベタピン放置が当たり前
これは異説あって当然ですが、筆者の周りで当時「甘い」と言われていたのが「花火」「ガメラ」「キンパル」でした。実際こればっか打ってる(今で言う)ガチ勢は非常に多かったです。んでその中にもちょっとヒエラルキーみたいなのがあって、それは明確に「花火>ガメラ>キンパル」の順でした。往年の上手い人は「花火」を判別で打って、そうでもない人は「ガメラ」を打つ。んで若いユーザーは車を乗り回して「キンパル」の美味しい回転数を探して動き回る、みたいな。筆者もそうだったのですが、ちょっと「キンパル」打ちは下にみられてた気がします。
これは偏見も偏見ですし「うちの所はキンパルファンが一番強かった」みたいな所もあると思います。が、まあこの翌年とかからはご存知のように機種のトレンドが全然違う感じになってしまい、猫も杓子も設定よりもモード、あるいは回転数こそ大事みたいなストック全盛期に突入します。以前ホールコンサルタントさんに訊いた話では「当時は新台さえ買っとけば設定はベタピンでもいい」みたいな謎の風潮があったようで、実際筆者の記憶を辿っても高設定なんぞ全6の日など特別なケースを覗いては打ったことはナシ。んでその風潮は5号機時代まで脈々と続くことになります。
そう考えると「キンパル」や「スーパーリノ」は単純にサイレントストックがすげェ!という以外にも、ホールの経営手法にも影響を与えたんだろうなと思ったり。もちろん地域差はあるでしょうしすべてのパチ屋がそうだとはいいませんが。少なくとも今みたく「6を使ってない店にはいかない!」みたいなユーザーばっかりじゃなかったのは間違いないと思われ。少なくともそれよりは、ストックを飛ばしてない! という方が大事な時代でございました。
ドット演出も素晴らしい出来でした
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