ガリぞうの来店や収録は狙い目？「ホールの意図を読む」重要性を解説【収支日記#119：2022年6月7日(火)～6月13日(月)】 (3/3)

6月13日：案件の意図

 

私はもとより自分に自信がないタイプですが、今回はパチスロで勝つ為の考え方をより多くの方に伝えたい故、あえて少し上から目線に見えるかもしれない記事の書き方で進めていきます。あくまで意図的です。

 

例えば、私が収録案件でジャグラーを打ったら推定ツモって勝てた記事や動画を見たとしましょう。そこで「寄せられたから勝てた」と真っ先に考えてしまった方は思慮が浅いです。貴方が食いつくべきはそこじゃなく、もっと貴方自身のタメになる読後感・視聴後感があります。今回は実戦記に入る前に「来店や収録案件の記事・動画をどう見れば自身の勝ちにつなげられるか」を、パチスロ生活と演者業を長年並行し続けてきた私の観点からお伝えしてみます。

 

過去26年のパチスロ生活の間、北海道でまともに来店や収録が行われていた期間がかなり限られているので、そうした案件狙いで立ち回った経験がほぼありません。しかし、誰かの来店や収録案件に私がもし行っていたらというシミュレーションは何度もしましたし、その度に最終データで答え合わせもしてきたので、ある程度の正解と言える立ち回りは分かります。ホールが来店や収録案件で誰かを呼ぶ際、まず見るのは集客であり、朝イチの並び人数です。続いて、機種別や全体の稼働を見ます。さほど集客や稼働を見込めない案件ならば、売上も立たないので高設定も入れられません。（その分、安く売れてるしとか費用対効果等の話は代理店じゃないと分からないので割愛します）

その来店や収録案件と該当店圏内の客層がマッチして集客やアウトが伸びれば、良案件として次回以降のリピートにもつながります。

 

そもそも論で、来店や収録案件を扱う理由がホールによって様々です。「ジャグラーをはじめノーマルタイプの稼働を上げたいから」が理由のホールも当然あるでしょう。しかし、店側が案件の演者を良く知らないなんて事も珍しくありません。私自身も来店や収録で行ったら、責任者らしき方に「何をされてる方なんですか？」と聞かれた事も少なくありません。

「何となくその人の名前は聞いた事があって有名で客が集まるかもしれないから」

「常連や代理店にその人を強く推されて断りきれず」

「知名度を利用して集客してがっぽし抜いてやろうウッシッシ」

 

いろんな理由があります。そのホールが何を目的として案件を扱っているのか、意図をあらかじめ見極めておく事で勝ち方が見えてきます。今回は、しっかり見極められている自信のある店舗での収録実戦記です。

 

今日は兵庫県で「プロスロ13」の収録です。こちらの店舗では過去に何度か収録させてもらっています。

 

初実戦は「プロスロ13」の収録で伺いました。当日は十割営業的なモノと店内のどこかに全6と思しき機種的な傾向のある2つの取材が入っていました。初見という事もあり手探りで色々と打ち、お昼過ぎにブドウシミュきっかけで見つけた全6らしき5号機アイムで投資をまくって快勝という1日でした。アイム以外のジャグラー含む他機種は良くもなく悪くもない印象ですが、採取した過去の特日14日間のデータの何れよりもジャグラーの稼働が圧倒的に高い1日でした。

 

二度目は「プロスロJ」というジャグラー縛りの収録実戦でした。この間、約2年以上の開きがあります。前回の取材対象と思しき全6がアイムだった事、ジャグの稼働が圧倒的だった事、そしてこの2年の間もデータ的に演者寄せ・案件寄せが強く見えたので、この日もジャグラー狙いに絞りました。

 

しかし、約140人の並びで137番をひき、この日も圧倒的なジャグラー稼働によりお昼時を過ぎても80台中空き台ゼロ。ただ、この間に各機種のデータを確認すると、アイム40台のシマ割がトンデモな状態になりつつあると把握。まさかと思いつつも、14時半に約2000G・BIG=6・REG=7というチョイ良さげな空き台を確保し打ってみたらガッチガチの高設定挙動のまま閉店まで打てて日当確保できました。勿論、次回以降につなげようと、最終データも採取してあります。尚、この日の実戦記は収支日記でも書いてあります。

 

三度目は「プロスロJ」最終回の収録実戦でした。抽選人数200人中、私は54番。確保できたジャグラーはアイムのみでしたが、その台を閉店まで粘ってガチ5,6挙動のまま閉店。この日の実戦記も収支日記で書いてあります。

 

過去三度の収録でホール側が感じただろう経緯を想像するなら、

 

・初収録時「5号機アイム以外は十割以下で予算を組んだハズなのにこんなにもアウトが伸びるのか。ここまで売上が立つなら次はもっと高設定を使えるな。」

・二度目「ジャグラーは赤字になったけど相変わらずのアウトの伸びで他機種も動くし次も似た感じで近い内に呼んでみようか。」

・三度目「同上」

 

と見ました。こんな長い前置きを踏まえての今回の実戦ですから、そりゃジャグラー狙い一択になります。

 

正直な話、私の収録案件でもジャグラーがベタピンにしか見えないホールも少なくありません。しかし、こうしてホールが何を目的として案件を扱っているのか意図を汲み、実際のデータと照らし合わせて正誤確認し続ける事で、ホール別・案件別の良し悪しを正しく見極められます。少なくとも今日このホールの「プロスロ13」収録は本命ジャグラーで間違いないでしょう。ただ、こうした事前調査抜きで「ガリぞう＝ジャグラー」と安易に考える人も少なくないので、後は粘り強さ勝負でしょうか。

 

入場抽選は150人中……161番。ハイ、朝イチからあぶれました。ただ、私は過去の実績をデータとして持っているので、どんな数字の台が空いても打てますが、そうじゃない方も多いでしょう。根競べの始まりです。

 

開店から1時間経った11時前。アイムに1台だけ空き台を発見しました。データを見ると、549G回ってボーナス無し。無問題とばかりに着席して回し始めます。

 

 

※*印はチェリー重複の意。

 

 

どんな展開になろうとヤメるつもりなく回し続けましたが、21時過ぎに出玉が全ノマレに。ギャップも考慮するとこの辺りが潮時でしょうか。無念の撤退です。負けはしましたが、ツモれていた自信はあるので悔いもありません。

 

宿に帰宅後。例によってジャグラー3機種のデータをまとめてみました。

 

 

 

ざっと見た感じ、アイムは全5、ファンキー2は3ベース、マイVは全4,5位だったのでしょうか。少なくともジャグラーだけで3万5千枚超の赤字は圧巻ながら想定の範囲内でした。

 

私がアイムを打つ間も入れ替わりでいろんな台で人が変わっていました。朝イチでジャグラーが満台になるのですから、「寄せられているだろうからジャグラーを打てば勝てるだろう」と思って皆さんも打ち始めているのでしょう。しかし、「どの程度寄せられているのか」・「本当に寄せる店なのか」をデータ化し実績としておかなければ、誰だってハマリをくらえば粘りきれません。ヤメていった人達は、「寄せられているから勝てる」と分かっているハズの台を捨てている訳です。

 

こうして、ホール別・機種別・案件別でデータを取っておけば、それが実績となり、ハマった時に粘り続けられる根拠にもなります。まとめた前述のデータはもちろん手作業です。こうした努力の1つ1つがトータル収支のプラスにつながっています。今後、来店や収録でツモって勝てた日の私の記事や動画を見て「その案件を扱ったホール側の意図と目的を見極めたから勝てた」と答えられたら、きっと貴方も1つ階段を上れると思います。

 

尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

 

>>【動画】プロスロ13 第115弾【前編】

>>【動画】プロスロ13 第115弾【後編】

 

 

 

最近は収録でも地元の稼働でも、自らに何かしらの課題を設けて挑むようにしています。こうする事で、この年になっても自らに成長を促し、老化を止められ老害化も避けられるんじゃないかと思っています。