【Pルパン三世 消されたルパン2022 試打レビュー】最速試打で見えてきた注目ポイントを徹底レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
今回は注目の新台「Pルパン三世 消されたルパン2022」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じかをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「テラサーチライト」だけが唯一の心残り
平和屈指の名機だった前作「CRルパン三世 消されたルパン」の登場は2013年で、当時は今ほど専用筐体や筐体外部のドデカイギミックがお盛んではない時代。あれから10年近くが経ちどんな姿で登場することになるのかとドキドキしていたのですが、筐体こそ最近のモノに変更されていますが余計な装飾のない非常にシンプルな造りで一安心。
そして盤面上のギミックはもちろん個性的なアタッカーなどもしっかりと継承されており、かなり前作に近い姿となっていました。まぁリメイク機なので当然っちゃ当然なのですが、昨今の筐体事情を考えるともしかしたら…という不安がありましたからね(笑)。最近の平和さんはパチンコ・スロット共にシンプルな方向性にシフトしていますが、本機でもしっかりとその方向性を貫いてくれて本当に良かったです。
ただ一つだけ残念なのは「テラサーチライト」が無くなってしまったこと。アタッカーまで再現していることを考えればこのギミックも搭載したかったハズ。なんらかの事情があったのは間違いないと思いますが、やはり当時の「消されたルパン」を打っていた方からすると少し寂しさを感じてしまうかもしれません。とはいえそれ以外は文句の無い造りなので星は4つで!
当時のアタッカーが再現されているということが、今作でも捻り打ちによるオーバー入賞は有効です!
「1st」と書かれているのが電チューでその左にはポケット(賞球1個)が存在。このおかげて玉減りはほとんど気にならなかったです。
今作での大当たり時は2つのロゴギミックと「3連サーチライト」の組み合わせになっています。これも悪くないんですが、やはり当時「消されたルパン」を打ちまくっていた身からするとあのバカでかいサーチライトが恋しくなります(笑)
これが新時代のバトルスペック!
本機は初当たり確率約1/319.6の確変ループ機。今となってはあまり聞かなくなりましたが、状態問わず確変突入率約82%という数値はバトルスペックと呼ぶに相応しいスペックですね。
昨今は高速連チャンがウリの一種二種混合機やV確変タイプが主流ですが、本機は普通の確変ループタイプであることに加え多彩なラウンド振り分けや確変終了後は必ず時短に突入し引き戻しのチャンスがあるなど「消されたルパン」のゲーム性をしっかりと継承。大当たり確率や最大ラウンドの違いはありますが、前作ファンの方も間違いなく満足できるスペックになっているかと思います。
また、前作では潜伏確変が搭載されていましたが本機では撤廃。大当たり時は必ず電サポ突入&確変時は次回まで電サポ継続となっています。このあたりはしっかりと現在のニーズに合わせてアップグレードされており、より安心して楽しめるスペックに仕上がっていますよ。☆は5つ!
初当たり確率約1/319.6ということで、出玉バランスとしては前作の299ver.に近いイメージ。一番人気だった「消されたルパン」はMAXタイプだと思いますが、299ver.もかなり賑わっていた記憶があるので、最大出玉が減り多少マイルドになったとはいえ十分すぎるほど「消されたルパン」の魅力を堪能できるでしょう。
潜伏確変が無くなったため「雷雲モード」も非搭載。代わりに「雷雲チャンス」という演出が追加され、発生時は「ビッグボーナス(10R+確変)」「ルパンボーナス(4R+確変)」「リベンジボーナス(2R+確変or時短)」当選のチャンス! 弱予告や弱リーチからでも大当たりや確変突入に期待できるゲーム性はしっかりと継承されています。
好みに合わせて色んな「消されたルパン」が楽しめる!
ベースの演出は「消されたルパン」ですが新演出もいくつか搭載。完全な復刻機ではなくリメイク機であると認識いただければいいかと。ただ新演出があるとはいえ演出フローはそのままとなっており、いくつか当たりに繋がりやすい強演出が追加されているといった塩梅。なにより本機には演出カスタマイズ機能で「復刻カスタム」なるものが搭載されており、限りなく当時の「消されたルパン」に近いゲーム性を楽しめる仕様になっていると思われます。
初代ファンの方は「新演出なんかいらねーよ!」という方もいるかもしれませんし僕も「復刻カスタム」で楽しむ気満々ですが、バランスはいい感じだったのでそんなに気にならないはず。通常時を打つだけでこんなにワクワクしたのは久しぶりでした! ☆は5つ!
筆者は懐古厨ゆえ一生「復刻カスタム」で楽しむつもりでしたが、新演出の中には完全な新演出だけでなく「俺の名はルパン三世予告」も…! たしか初出は「CRルパン三世~I'm a super hero~」だったと思いますが、あの演出めちゃくちゃカッコイイんだよな~。ということでたまには「復刻カスタム」を設定せずに楽しもうと思います(笑)
もちろん「復刻カスタム」以外にも先読みカスタムをはじめとした豊富な演出カスタマイズ機能を搭載。新演出の出現、そして演出バランスも自分好みに選択できるとなれば前作の「消されたルパン」よりも満足できる通常時になっているのは間違いないでしょう!
至高の「ゴールデンタイム」は本機でも健在!
「ゴールデンタイム」は出玉性能&演出バランス共に素晴らしくバトルスペックを象徴するラッシュだったと記憶しています。最大ラウンドが15R(2025発)→10R(1500発)へと減少しているものの継続率や全体的なゲーム性には大きな変化はナシ。元々当時のフル出玉(16R2400発)を搭載している機種ではなかったこともあり、前作のスペック・ゲーム性が好みだった方はまず間違いなく満足できるラッシュになっているかと思います。
演出モードは「ラッシュモード」「バトルモード」「大泥棒モード」を搭載。まず「ラッシュモード」「バトルモード」に関してですが、前作に搭載されていた演出はおそらくほぼそのまま継承。そして今作では若干ラッシュ中のテンポが改善されているようで、それに伴いいくつかの即当たり系演出が追加されています。
そして新たに搭載された「大泥棒モード」ですが、こちらは「CRルパン三世~I'm a super hero~」に搭載されていた演出モード。ボタンの数とプッシュ時に発生する演出で期待度が変わるといういゲーム性で、個人的には毎回このモードを選択するくらいのお気に入りだったのを思い出します。
「消されたルパン」ファンの方が満足できるのはもちろんのこと、「大泥棒モード」や様々な演出カスタマイズ機能が搭載されたことにより打ち込み甲斐のある機種にパワーアップ。前作よりも魅力的な「ゴールデンタイム」に仕上がっているかと! ☆は5つ!
初代では「ラッシュモード」で打ちまくっていたのですが、このルート分岐のタイミングのドキドキ感が堪らないんですよねぇ。あれから10年近くの間に数多のパチンコを打ってきましたが、「ゴールデンタイム」の面白さは未だにトップクラスだと感じます。
やべっ、「継続」or「敗北」のピンチルートに(汗)…と思いきや、いきなりシャッターが締まり確変大当たりが確定するパターンを搭載! コレ以外にもサプライズ告知パターンが追加されておりラッシュ中のテンポが向上していますが、あくまで微調整程度だと感じました。
バトルスペック復権の刻は近い!?
復刻機ではなくリメイク機という扱いにはなりますが、少なくとも個人的には「よくぞこの台を作ってくれた!」という出来栄えでした。新演出や新モードが追加されていますが、「復刻カスタム」が搭載されていることで限りなく初代に近いゲーム性を楽しむことができるというのが素晴らしいですね。他のカスタマイズ機能も活用すればより自分好みのゲーム性にすることができるので、「初代より面白ぇー!」と感じる方も少ないのではないでしょうか。
本機の登場によりバトルスペックの人気が再燃するのでは!? と感じる素晴らしい一台でした!
今回のレビュー結果
「タイプラ保留」が52%で「金保留」が55%…未だに一部の演出信頼度を覚えてる程度には打ち込んでました。
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