【Pダイナマイトキング~無敵SPEC~】今度の「ダイナマイトキング」は10R大当たり当選で必ずラッシュ突入!ゲーム性が大きく進化したシリーズ最新作を徹底レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回は注目の新台「Pダイナマイトキング~無敵SPEC~」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じだったかをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「ダイナマイトキング」らしいシンプルな造り
まずはギミックや盤面構成に関して。まっさきに触れるべきは「ダイナマイトキング」といえばの回転体役物ですね。本機に搭載されている回転体は前作「Pパイレーツオブダイナマイトキング」に似た造りで、ハズレ穴に落ちた場合は一定時間その穴に滞留するタイプ。連続してヘソに入賞するほど回転体中央穴(始動口)への入賞率が飛躍的に上昇していくので玉の動きに一喜一憂しながら楽しむことが出来ます。その他はかなりシンプルな造りになっており、可動ギミックはアツい演出や大当たり当選時などに作動する「FIRE」と書かれたプレート型のギミックくらい。「ダイナマイトキング」シリーズに多彩なギミックを求めている方は多くないとは思いますが、加点要素には乏しいのが正直なトコロでしょうか。
盤面構成に関しては出玉関係に注目。まずはアタッカー周りは高評価。昨今のDaiichi機種と同じで屋根部分で玉を減速させやすく、捻り打ちを行うことでオーバー入賞率を飛躍的に高めることが可能でした。続いて電サポ関係ですが、まず電チューは高い位置にあるので止め打ちを行う場合にタイミングが取りやすい点は好印象。ただ、電チューで拾われなかった際に到達するオマケ賞球口周りが溢れやすくなってしまう造りなのは気になるポイントです。
本機はラッシュ中の消化スピードが早く爽快感のあるゲーム性なので打ちっぱなしで楽しみたいところですが、実戦するホールや台によっては細かい止め打ちが必要となってしまう可能性もあるかなと。ギミック・盤面構成共に良い点も悪い点もあったので、ここは☆3つで!
「ダイナマイトキング」といえばやっぱり回転体。他のデジパチにはないお楽しみ要素ですよね。ハズレ穴に入った玉も完全に無駄にはならないので連続してヘソに入賞するとテンションが上がります。
可動ギミックはこちらの1種類のみ。この項目で評価するにはどうしても減点要素とせざるをえませんでしたが、このシンプルさもまた「ダイナマイトキング」の魅力ともいえます。
本機を打つ際に絶対にチェックして欲しいポイントがオマケ賞球口付近。ここの状況次第でラッシュの快適性は激変します。ほとんど溢さないようであれば打ちっぱなしで消化しても問題ナシ!
圧倒的ヤレる感のあるスペック!
本機は小当り(実質10R大当たり)とC時短という2つのルートで初当たり&ラッシュ突入を目指す2種時短機。
小当り当選時は10R大当たり+ラッシュ突入、C時短当選時は電サポ1回転+残保留(最大4個)で約1/17.6の小当りに当選すると10R大当たり+ラッシュ突入。トータルでのラッシュ突入確率は約1/189.7。単純な初当たり確率だけで見れば前作より重くなっていますが、C時短による初当たりルートを搭載したことで通常時にダレることなく様々な演出パターンから期待を持てるようになっています。
通常時だけでなくラッシュのゲーム性も一新されており、昨今のトレンドとなりつつある転落抽選を用いたゲーム性で今までの「ダイナマイトキング」にはなかったドキドキ感を演出。10R×約81%という破壊力と爽快感のあるゲーム性が魅力的なのは当然ながら、転落時は必ず引き戻しのチャンスである「ファイナルジャッジ」に突入するというのが一番のお気に入りポイント。トータル4回転の間に約1/17.6の小当りを引ければ10R大当たり+ラッシュ再突入です。引き戻し期待度は約20%もあり、最後の1回転まで現実的な確率で大当たりの期待を持つことができるのが嬉しいですね。
最近のdaiichiさんは独特な出玉の魅せ方を作った「P真・一騎当千」、そして圧倒的な出玉スピードの「Pうしおととら~超獣SPEC」など、ただトレンドを追うだけでなくその中で独自要素を取り入れたり唯一無二のゲーム性を作り出そうとするアグレッシブな姿勢が本当に素晴らしいです。ここは☆5つで!
個人的な本機一番の注目ポイントはやはり通常時のC時短(怒りのダイナマイトチャンス)。パチスロと比べるとどうしてもゲーム性で個性を出しづらいパチンコですが、本機のヤレる感は本当に秀逸です。
シンプルな演出にW抽選による期待感。こんな通常時を待っていた!
ここでは主に演出面についてレビューしたいと思います。なんと「ダイナマイトキング」シリーズとしては10数年ぶりとなる液晶演出を搭載!シリーズファンの方からすると別に液晶はなくても…という方もいらっしゃるかと思いますが、これまで「ダイナマイトキング」シリーズのスペックやゲーム性に興味はあったけど液晶がないから手を出しづらかったという方もいるはずなので、コレを機に「ダイナマイトキング」を楽しめる方が増えるのは喜ばしいことかなと。
肝心の液晶演出に関してなのですが、令和の時代に登場する機種としては演出ボリュームはかなり控えめ。そして導光板を使用するようなド派手な演出はほとんどなく、本当にDaiichiの機種なのか!?と感じてしまうほど控えめな調整が行われていました。しかしこれは決して悪口ではなく、むしろこのくらいシンプルな演出のパチンコもあってもいいのにな~と思っていた台がズバピタで現れてくれたなと。
そしてスペックの項でも触れた小当り&C時短のダブル抽選システムが本当に素晴らしいですね。小当りに関しては他機種同様に強演出の複合が王道パターンとなりますが、C時短である「怒りのダイナマイトチャンス」は弱予告→弱リーチからがメイン。そしてC時短の当選確率が約1/127.3とめちゃくちゃ軽いので、通常時は本当に常に期待を持って楽しむことができます。液晶演出が搭載されたこと、そしてC時短を活用した初当たりシステムと変更点が多いためシリーズファンの方からすると不安要素はあるかもしれませんが、いちパチンコファンとしてめちゃくちゃ面白い通常時になっていると感じたので☆は5つで!
お馴染みの演出カスタマイズ機能も搭載されていますが、元々の搭載演出数や派手な演出が控えめなこともあり「デフォルトモード」でも賑やかしは少ない印象。良い意味で10年…、いや15年くらい昔の台のような感覚を楽しむことができました。
「白熱予告」「GO群」「金爆予告」「怒りのマイト運命選択チャンス」といった強予告→「爆破SPリーチ(3種類)」or「白熱SPリーチ(1種類)」発展が小当り当選時の王道ルート。小当り当選時は10R大当たり+「天国ラッシュ」突入なのでアツい演出が発生するとめちゃくちゃ気合が入ります。独特な世界観で展開される「白熱SPリーチ」は必見!
連続予告×2や弱リーチハズレ後の専用煽り発生がC時短(「怒りのダイナマイトチャンス」)当選の王道ルート。トータル5回転で約1/17.6(期待度約25%)を射止めることができれば10R大当たり+「天国ラッシュ」突入! C時短の当選率が軽いので、失敗してしまってもまたもう1回当てるぞ! という気持ちになれるのが良いですね!
シンプルに強力な出玉性能と出玉スピード
「天国ラッシュ」はオール10R×継続率約81%というシンプルに強力な出玉性能もさることながら、転落抽選を用いた継続システムに転落時も必ず引き戻しのチャンスがあることが魅力。右打ち中の実質大当たり確率が約1/17.6という高確率なので引き戻しの期待感が他機種と比べて段違いですね。演出タイプも5種類搭載と万全の構え。現在のパチンコシーンで絶大な人気を誇るボタンバイブが主体の「轟・ノーマルモード」、旧来からのシリーズファンが楽しめる「クラシックモード」などが搭載されており、必ず好みのお気に入りの演出モードが見つかると思います。
また、昨今のトレンドを意識して出玉スピードにもしっかりと配慮されており、変動スピードは体感的に「Pうしおととら~超獣SPEC~」と同レベルという超スピードでした。転落抽選を用いた継続システムなので平均スピードは少々劣りますが、これで不満を感じる人はおそらくいないかなと。ラッシュ中の継続システムに関しては通常時に比べると独自要素は控えめですが、圧倒的な期待感を誇る引き戻しシステムは大きな強み。演出モードも豊富なので飽きずに楽しむことができそうです! ☆は4つで!
「天国ラッシュ」は「Pうしおととら~超獣SPEC~」レベルの超高速消化。ただ本機は連続演出で大当たりの期待感を煽るパターンもあるので、出玉スピードは捨てがたいけど大当たりまでのドキドキ感も楽しみたい…という方に最適なバランスに仕上がっています!
「ファイナルジャッジ」は合計4回転分の抽選となっており引き戻し期待度は約20%。ゲーム性は似ているラッシュは他機種にもあれど、ここまで期待度が高い引き戻しチャンスは中々ありません。正真正銘最後の1回転まで期待が持てる引き戻しチャンスとなっていますよ!
「ダイナマイトキング」を打ったことのない方にもぜひ触れて欲しい!
「ダイナマイトキング」シリーズ最新作は初当たりシステム、ラッシュの継続システム、そしてまさかの液晶搭載機となるなど大きな進化を遂げて登場。コアなファンが多いシリーズなだけに普通ならばスペック面でも演出面でも大きな変化には消極的になってしまいそうなものですがそこはさすがのDaiichi。より幅広いユーザー層に「ダイナマイトキング」に触れてもらいたい! そしてなにより面白いパチンコ作りたい! という意気込みを感じました。
液晶搭載機ではあるものの控えめな演出バランス、そしてC時短を用いた初当たりシステムや圧倒的な期待感を誇る引き戻しシステムなど本機ならではの魅力が盛りだくさん。これまでの「ダイナマイトキング」が好きだった方はもちろんのこと、パチンコファンなら是非一度は打ってみて欲しいと思える一台でした!
今回のレビュー結果
大当たりやラッシュ中に流す楽曲は「上々HEAVEN」で決まり!
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