【Pビッグドリーム3】ラッシュ突入率大幅アップ!パワーアップした「ビッグドリーム」シリーズ最新作を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回は注目の新台「Pビッグドリーム3」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じかをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「神ZEROアタッカー」の爽快感は最高!電チュー周りが少し気になるかも?
本機の可動ギミックはロゴギミックと宝箱ギミックの2種類。ロゴギミックは予告~リーチ演出まで幅広いタイミングで作動、そしてシリーズを象徴する宝箱ギミックは基本的に「ジャッジメント」を始めとした大当たりの大チャンスとなる場面でのみ作動のみといった感じで役割分担がされており、とにかく宝箱が作動(ジャッジメント)すれば期待してよし! という伝統のゲーム性もしっかりと継承されています。ただ、各ギミックのアクションそして演出フローにおける立ち位置などは良くも悪くもこれまでの「ビッグドリーム」から変化は少ない、というところで加点要素は少なめでしょうか。
続いて盤面構成。Sammyさんといえば「ZEROアタッカー」が有名ですが、本機ではさらに進化を遂げた「神ZEROアタッカー」を搭載。極限まで短縮されたラウンド間の開閉時間、そして溢しが発生しないゲージ構成によって快適な大当たりの消化が可能なことに加え、大当たり終了後からラッシュ開始までの待機時間も大幅にカットされたことによりシリーズ最高の爽快感を実現しています。
ただ懸念材料となり得るのは電チュー周りの構成。今回の試打ではさほど気になりませんでしたが電チューの横には溢しポイントが存在しているので、ラッシュを全力で楽しむためにも実戦前に状況をチェックしておいた方がいいかもしれません。「ビッグドリーム」といえばやはりその出玉スピードや圧倒的な爽快感がシリーズ伝統の魅力なので、「神ZEROアタッカー」のような工夫が電チュー周りにもあれば尚良かったですね。
ギミック、盤面構成ともに良いところもあれば気になるところもありましたので…ここは☆3つで。
ロゴギミックは液晶下部、宝箱のギミックは液晶上部に搭載。ロゴギミックは普段は閉じていますが、このように内部にあるサブ液晶が様々な演出と連動して映し出されるユニークなギミックになっています。
「ジャッジメント」発展時は宝箱のギミックが下部に移動。ここが本機の見どころだ!と言わんばかりに迫力のある「ギルガメッシュ」の顔が現れリーチ演出を盛り上げます。ちなみに今作では宝箱の色が銀色に。心なしかデザインも少し豪華になっている気がしますね。
こちらが電チュー周り。画像で玉が通っている部分が溢しルートになります。この分岐で右に流れてしまうとアウトへ向かってしまいます。アタッカーは何も気にせずとも超快適な消化ができるので、できればここだけはしっかりとチェックしておきましょう!
多彩な強化ポイントで史上最高の「ビッグドリーム」に!
本機は初当たり確率約1/319.7の一種二種混合機。前作「Pビッグドリーム2激神」の319ver.と比較してみると、本機の優れている点としては一撃3000発(10R×2)の振り分け搭載&ラッシュ突入率が55%→70%へと大幅強化されたところ。逆に劣る点ではラッシュ継続率の低下が挙げられます。個人的にはラッシュである「ゴールデンゲーム」を楽しめる機会が圧倒的に増えたのがめちゃくちゃ嬉しいですね。
継続率は下がってしまったとはいえ、なんとラッシュ中大当たりの40%は3000発濃厚となっているので、ラッシュ突入時の期待感はむしろこちらの方が上という印象です。事実としてボーダーラインが前作より約2回転甘くなっている(なな徹参照)ことからスペック面は大きくパワーアップしたといってよいでしょう。
「ビッグドリーム」のゲーム性が元々好きだった方はもちろん、とにかく出玉性能の高く爽快感のあるラッシュを楽しみたいという方もきっと満足できるほ思います。☆は5つで!
カスタム不要な演出バランスの予感
前作「Pビッグドリーム激神」では液晶搭載機となりましたが、今作も2に続き液晶搭載機での登場。予告演出は色々追加されていますがリーチ演出である「ジャッジメント」を軸とした全体的な演出フローは継承されており、打感としては前作から大きな変化はない印象でした。個人的に興味を引かれたのがシンプル系カスタムの逆をいく「にぎやかモード」を用意している点。「ノーマルモード」では他機種のシンプルモードとまではいきませんが程よく予告演出が出現してくれるので、これなら演出カスタマイズがなくても…むしろこのくらいが一番パチンコを楽しめるのかも、と感じる心地良い演出バランスになっていました。
個人的には本機の通常時の演出バランスはかなり満足度高め。とはいえ演出面での新鮮味が少ないことや、演出カスタマイズの自由度が低いことは気になる方もいるかもしれない…ということで☆は4つ!
今回はほとんど「ノーマルモード」で実戦。長時間打てたわけではないので参考程度ではありますが、先読み演出やリーチ前の予告演出が過度に出現することなくかなりバランスの良い調整に感じました。なんでもかんでもシンプルモードや告知系フルカスタムで…というのは味気ないので、本機の方向性はかなりアリな気がしますね!
予告演出→3 or 7図柄テンパイ→「ジャッジメント」発展煽り→「ジャッジメント」…という流れが初当たり時の王道ルート。予告演出の役割や信頼度などを知っていた方が楽しめるポイントが多くはなりますが、そんなものを知らなくてもとにかく「ジャッジメント」にさえ発展してしまえば誰でも熱くなれるのが「ビッグドリーム」の魅力ですよね。強予告が発生せずとも「ジャッジメント」発展→大当たりという展開も確認できたので、通常時は常に期待を持って楽しめそうです。
欲を言えば継続率にもう一声欲しかった!
出玉スピードに秀でた機種がありふれていますが、初代が登場した2015年当時では「ビッグドリーム」の出玉スピードは本当に衝撃的でしたよね。本機では「神ZEROアタッカー」搭載&ラッシュ継続時のデモ画面短縮といった強化が施され、シリーズ最強と言っても過言ではない非常に爽快なラッシュに仕上がっています。ただ、継続率が約75%(初代)→約80%(前作)ときて今作は約73.2%に下がってしまったのは少々気になるポイント。
本機は3000発大当たりが40%(ラッシュ中)もある為トータルでの出玉性能は間違いなくパワーアップを果たしていますが、一発のデカさよりも「ゴールデンゲーム」の爽快な連チャンをより多く、より長く楽しみたいという方も少なくないハズなので、初代と同じ75%くらいを実現してくれれば文句のつけようのないラッシュといえたのかなと。個人的には大当たり後やラウンド中に「超絶神極ボーナス(10R×2)」へ昇格するかどうか、という新たな楽しみも生まれており全体的なラッシュの魅力は増したと捉えていますが、この継続率は気になってしまうかも…ということで☆は4つで。
予告演出は歴代シリーズ同様図柄前兆を軸に、保留変化やSE系予告などを搭載。実戦上2R通常当選時は無予告もしくは青図柄前兆からのみなので、それ以外の予告がなにか一つ発生するだけで一気に10R大当たり当選の期待度が上がります。
「神」図柄が先読みで発生→3つ揃って「超絶神極ボーナス(10R×2)」当選という悶絶パターンを確認。図柄テンパイ時は思わず「ウッ…!」と力んでしまいました。コレ以外にも「超絶神極ボーナス」濃厚やレバ確系演出なんかが用意されていればよりアツく楽しめそうですね!
強化点のオンパレード
約3年ぶりの登場となるシリーズ最新作はラッシュ突入率の大幅アップ、3000発フラグの搭載などなど、これでもか!といわんばかりの強化が施された超力作となっています。ラッシュ継続率の低下が唯一ともいえる残念なポイントではありますが、これだけの強化点を考えれば納得できる範囲なのかなと。ラッシュ突入率は70%と歴代シリーズを圧倒的に上回る数値になっているので、「ビッグドリーム」シリーズを打ったことのない方にもぜひ一度「ゴールデンゲーム」を味わっていただきたいです!
今回のレビュー結果
今では当たり前となった即当たり系ラッシュの始祖ともいえる存在。最新作もさすがの完成度でした。
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