ガリぞうが6号機ジャグラーの「設定の分かりやすさ」を順位付け！その根拠とは？【収支日記#143：2022年11月22日(火)～11月28日(月)】 (2/3)

11月23日：立ち回りの変遷

 

その地域や機種・時代に合わせて立ち回りも変わっていきます。

 

今から25年前はイベント全盛でした。台間サンドの上にハンカチが結ばれている「幸せの黄色いハンカチ」というイベントで、ハンカチの左右どちらかの台は設定5,6というイベントに刺さってみたり。1機種8台中2台が設定5という店名を冠したイベントで、ライバルがゼロなのを良いことに端から変判をかけて毎日終日稼働してみたり。設定状況が分かりやすく競争率も低いイベントをどれだけ知っているかで収支が大きく変わりました。

 

その後、4号機の北斗全盛時は、ホールの乱立もあり、グランドオープン狙いが有効な時期でした。中には北斗専門店なんかもあり、設置機種のみならず外観までが北斗一色のホールも少なくありませんでした。当時は可能な限り北斗に詳しくなる為、自らシミュレータを作って立ち回り別の出玉率を模索した事もあります。

 

ただ、いつの時代でも、どんな地域でも、設定の上げ下げ読みで勝ち続ける立ち回りは王道として成立していたように思います。

 

では、今はどうなんでしょうか。20年前とは比べ物にならないほど広告規制が厳しくなり、そもそも「イベント」という言葉自体がタブー視されています。勝つ為の情報が蔓延し、王道の立ち回りも難しくなってきた昨今、「晒し屋」の有効活用がセオリーと思われます。晒し屋はツイッターやオープンチャットがメインで、その地域のアカウントをたどっていれば、店舗別で詳しい情報が出てくる事もあります。例えば、

 

〇月〇日「店舗名」
〇の付く日は〇〇風ポスター⇒6台並び⑤⑥
6.5号機やジャグラーが狙い目!?

 

と言った具合に狙い方まで細かく示してくれます。

 

閑話休題。古くからのパチスロ生活者は、こうした傾向を自ら調べて自分だけの情報とすることで安定した高設定稼働ができていました。しかし今は、こうして晒し屋さん達が打つべき店のみならず設定状況の傾向までを示してくれる為、他者との差がつきにくくなっています。こうした晒し屋さんの台頭で立ち回りがつまらなくなったのもあり引退したという知人もいるくらいですが、それほどに今は晒し屋の活用が効果的と言えるのでしょう。最近の私も取り入れようとしている動き方の1つです。

 

そんな今日も1軒目は晒し屋情報から選んでみました。晒し屋さんによると、今日は昼時差開店のホールで、3にまつわる何かしらの傾向があると思われます。11月13日にも同じ条件でこのホールに来ていて、推定6の花火絶景で5000枚弱勝てたのは記憶に新しいところです。……が、ホール到着は13時。はい、完全に遅刻です。昨晩は同窓生達と呑み過ぎてしまい、半ば確信犯の寝坊でした。

 

せっかくの遅刻なので、既に傾向が見えていないかとホールを何周かしてみますが、正解の形がイマイチ見えてきません。末尾3でもないようですし、カド3が強いとも言えなさそうです。ただ、とある傾向が正解と仮説を立てるなら、新ハナビは該当しそうです。空き台は1台のみ。新ハナビであれば下の保険もありますし、どうせ遅刻で他の選択肢もあまりないので、まずはこの台から掘ってみる事にします。

 

 

※BIG後の数字は全て累計数で「HC中ゲーム数.HC中ハズレ回数.HC中リプレイ回数#HG中ゲーム数.HG中ハズレ回数.HG中RTリプレイ回数」。

 

REGばかりで出玉が伸びず、投資は貯玉含め12K分まで膨れ上がってしまいました。ただ、仮説の共通項は順調ですし、風鈴Aが1/12と絶好調なので、もう少し粘ってみる事に。

 

 

 

BIG=4・R=10と嫌気の差す展開ですが、風鈴Aに加えHC中・HG中も高設定挙動になってきました。BIG中の斜め風鈴が1/18と完全なる奇数挙動は残念ですが、新ハナビなら設定5でも106.5%あるので、遅刻でも打てる割として見れば問題なしです。

 

 

 

 

相変わらずの奇数&高設定挙動の中、REG終了画面でピース花火が出現。これにて設定2以上確定、そして設定5濃厚となりました。最近は翌日以降の体力温存として、例えツモっても閉店1時間前くらいには帰る事も多いのですが、今日は遅刻の罰として閉店ギリまで攻めてみます。

 

 

 

 

閉店まで打ちきっての実戦終了。出玉を流すと+1114枚。4300Gの半日稼働にしては優秀なんじゃないでしょうか。BIG=12・R=26というアイムもビックリのBR振り分けは遅刻の罰として受け入れておきます。傾向的にも晒し屋さんと合致していたようですし、最近流行りの立ち回りに一歩近づけた日になったと思っておきます。

 

正直、ここ数年は出張案件過多により、一般のパチスロ生活者の方々に立ち回り力で遅れをとっていると感じざるをえません。とりあえずのリハビリとして、晒し屋の発する情報と自身の経験値や押し引きのスキルの掛け合わせが、今の私にとって近い未来の理想像なのかもしれないと思っています。