【Pフィーバー炎炎ノ消防隊】人気作品が待望のパチンコ化！「Pフィーバー炎炎ノ消防隊」のスペック＆演出を徹底レビュー！

こんにちは！　ななプレス編集部のパン君です。

今回は初のパチンコ化で話題の新台「Pフィーバー炎炎ノ消防隊」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じかをユーザー目線でレビューしていきたいと思います。

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「Pフィーバー炎炎ノ消防隊」の解析情報はこちら

安心と信頼のSANKYO製ギミック

本機に搭載されているギミックは、「サイレン役物」「リング役物」「 第8役物」の3種類。数こそ少なめですが、その分どれも演出面における重要性が高く無駄にギミックが作動することも少ないのが好印象です。

「第8役物」は予告演出～リーチ中まで様々なアクションを見せる本機の超重要ギミック。そしてこのギミックはただ動くだけではなく…

大当たりの告知時などはギミックが変形し「シンラ」が登場！　写真だと伝わりづらいのですが「Pフィーバーダンベル何キロ持てる？」のダンベルギミックのような激しい動きでめちゃくちゃテンション上がります（笑）。SANKYOさんのギミックは精巧なデザインといいインパクトのあるアクションといい、いつも本当にクオリティが高いですね。

続いて盤面構成ですがアタッカーやスルー＆電チュー周りは昨今のSANKYO系機種でお馴染みの優秀な造り。僕の記憶だと少なくとも「Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」あたりからはほとんどの機種がこの造りだったハズなので、皆さん慣れ親しんでいる構成かなと思います。これまでのSANKYO系機種の新台レビューでも書いてきましたが、一応スルー（黄色いプラ板）の右上部分の溢しポイントだけ注意が必要なポイント。とはいえ本機のラッシュは基本的に数回転で決着が着くので、玉減りが気になるような状況はそうそうないでしょう。

本機はシリーズものではなく「炎炎ノ消防隊」初のパチンコ化ということでいったいどんなギミックが搭載されるんだろうワクワクしていた方も多いかと思いますが、どのギミックもデザイン・アクション共に素晴らしく期待以上の出来栄え。そして盤面構成もお馴染みの優秀な構成かつラッシュが短期決着タイプのゲーム性ということもあり、大当たり・ラッシュ中共に打ちっぱなしでも玉減りをほぼ気にすることなく快適に消化できるでしょう。☆は5つです！

全てを兼ね備えた大満足スペック

本機は初当たり確率1/319.688の一種二種混合機。初当たり時の大当たり内訳は「10R大当たり＋バトルボーナス突入」が50.5％、「10R大当たり＋時短なし（通常時へ）」が49.5％。僕個人の好みとしては多少出玉が少なくとも引き戻しのチャンスがあるタイプが好みではあるのですが、ラッシュ非突入時も必ず1500発獲得できるということで初当たり時の振り分けは優秀な部類でしょう。

昨今のSANKYOさんはラッシュ性能だけに注力するのではなく、もしかしたらその機種でパチンコデビューするかもしれない原作ファンの方も安心して楽しめるようなスペック（ラッシュ性能も十分高いですが）を意識されている印象がありますね。

連チャンモードは「バトルボーナス」と「炎上ラッシュ」の2段階構成。右打ち中は大当たりと転落小当りを抽選しているタイプですが、それぞれのラッシュでゲーム性が大きく異なるのが本機の特徴です。まず初当たりの50.5％を射止めた際は必ず「バトルボーナス」に突入しますが、こちらは「電サポ250回＋転落ナシ」の状態。転落小当りを搭載した機種だとせっかくラッシュに突入したのに即座に転落煽りが発生してヒヤヒヤ…という展開も珍しくありませんが、初当たりで良い方の50％を引き当てた際必ず3000発をできるのは有り難いですね。

「バトルボーナス」の詳細はこちら

右打ち中の実質大当たり確率は約1/2なのですぐに大当たりに当選。そして「バトルボーナス」のラウンドバトルが本機の大きな勝負どころとなっています！

「バトルボーナス」中の大当たり振り分けは「10R大当たり＋電サポ250回（転落ナシ）」と「10R大当たり＋電サポ1回」がそれぞれ50％ずつ。前者（バトル勝利）であれば10R大当たりをもう1回獲得（「エクストラボーナス」）した上で本機の最上位状態である「炎上ラッシュ」突入、後者（バトル敗北）であれば連チャン終了のピンチとなります。

個人的にヤレる感と緊張感のバランスが一番良いのが50％という数字だと思うので、初当たりよ「バトルボーナス」共にどちらの50％を引けるか…というゲーム性は非常に好みですね♪

ダメな方の50％を引いてしまった場合は即終了…というわけではなく、連チャン継続と「炎上モード」突入をかけた「シンラ復活チャレンジ」へと突入。ここでも実質大当たり確率は約1/2となっており、電サポ1回転でその大当たりを射止めることができるかどうかという一発勝負。ここでも50％のヒリツキを味わうことが出来ます。

「炎上モード」までのハードルは中々高いのですが、その「炎上モード」に突入しなくても「バトルボーナス」敗北→「シンラ復活チャレンジ」成功という流れで大量出玉を獲得できてしまう可能性もあるとんでもないゲーム性です（笑）。残念ながら連チャンが即終了してしまうパターンでも「バトルボーナス」＆「シンラ復活チャレンジ」という2段階のドキドキ感を味わえるので非常に満足感が高いと思いました！

最上位状態である「炎上モード」は「バトルボーナス」とゲーム性がガラッと変わり、約1/2の大当たりを先に引くかそれとも約1/5.4の転落小当りを先に引いてしまうか…という転落タイプのゲーム性になっています。SANKYO系機種では2段階ラッシュタイプの機種がいくつか登場していますが、これらは出玉スピードや継続率が変化する程度。しかし本機では電サポ回数や転落抽選の有無、そしてもちろん演出もガラッと変えることで、まるで全く別の機種のラッシュが共存しているかのようです…！

あまりにも膨大なボリュームになってしまったので「炎上モード」に関しては後ほどの項目でより詳しくレビューさせていただきますが、とにかく初当たり～ラッシュ中までドキドキできるポイントが多く、安心感・爆発力・満足感・そして個性も兼ね備えた最高のスペック＆ゲーム性だと思います！ここは文句なしの☆5つ！

原作を知らなくとも引き込まれる演出クオリティ

通常時の演出についてですが、第一に映像クオリティがめちゃくちゃ高いです。直近で登場しているSANKYO機種の液晶演出が汚いなんてことは決してないのですが、本機の映像は間違いなく一段階レベルアップしているなという印象。人気作品待望のパチンコ化ということで原作ファンの方もたくさん打たれるかと思いますが、このクオリティならきっと満足できるでしょう。

僕は機種によっては3D機能をOFFにすることも多いのですが上に掲載した「''アドラバースト''カットイン」や「炎炎ノ炎ニ帰セ演出」などの迫力が物凄いので、本機は3D機能ONのままで楽しみたいなと思えました。

演出フローは豊富な先読み予告や連続予告を起点に激アツ演出の発生を願うオーソドックスな構成ですが、個人的なお気に入りは連続予告。連続予告時に連動して作動する「サイレン役物」と「ファ～ン」という音がめちゃくちゃクセになります（笑）。連続予告自体はいくつか種類があり「サイレン役物」の連続予告はおそらくノーマルパターンなので特段信頼度が高いというワケではないのですが、なぜだか期待が膨らんでしまう良い連続予告だと思いました。

「アクエリオン」シリーズなんかもそうですが、SANKYOさんはユーザーをワクワクさせる連続予告を作るのが上手ですよね！

アニメのアツいバトルシーンで展開されるリーチ演出は、その圧巻の映像クオリティ、そして「インフェルノ」を始めとした人気楽曲が流れめちゃくちゃテンションが上がります。しかしリーチ関係では一つだけ気になることが。本機で初当たりのメインルートとなるのは「炎上演出」発生から発展する「''焔ビト''鎮魂SP」という強リーチ演出なのですが、こちらには図柄テンパイ後からの直発展そして「ロングリーチ」や「キャラリーチ」からの発展パターンが存在。

「“焰ビト”鎮魂SPリーチ」の詳細はこちら

この「ロングリーチ」or「キャラリーチ」ハズレ後に「炎上演出」を経て「''焔ビト''鎮魂SP」に発展するパターンの変動時間がけっこう長めなんですよね。このテンポだからこそドキドキ感がより増していく…というのもあるのでむしろ好みに合う方もいると思いますが、個人的にはもう少しだけテンポ良く発展してくれると嬉しかったですね。

そして今作でも「レバブルアップ」や「V-フラッシュアップ」といったお馴染みの演出カスタムを搭載。さらには「隠しランプ発生率アップ」といった新カスタムも搭載しており、「一発告知は好きだけどあまり目立ちたくない…」という方も存分に一発告知を楽しめちゃいますよ♪

「カスタム機能の種類と設定時の詳細」についてはこちら

ということでここも☆5つ！といきたいところですが、上で述べた「ロングリーチ」or「キャラリーチ」からの「''焔ビト''鎮魂SP」発展パターンは個人的に気になるところだったので…悩みに悩んだ結果ここは少し厳し目に☆4つで！

バトルスペックの進化系！？引き戻しのチャンスが無い点が唯一の欠点か

「炎上モード」は「バトルボーナス」勝利時に突入する本機の最上位状態。まずは抽選システムですが、電サポ回数は必ず250回転となっており、大当たり（約1/2）を先に引くことができれば10R大当たり（＋α）当選に加え「炎上モード」継続確定、転落小当りに先に当選してしまうとその時点で「炎上モード」及びラッシュが終了し通常時へ転落という、転落式のシステムによるバトルスペック風なゲーム性。

トータル継続率は約81％と「バトルボーナス（トータル継続率約75％）」よりも高いものの、こちらでは大当たりが保証されているわけではないので、バトル演出は断然「炎上モード」の方が緊張感がありますね。

「炎上モード」の詳細はこちら

「バトルボーナス」中とは異なり「炎上モード」中は「シンラ（スタンダードバトルタイプ）」「アーサー（ボタン長押しタイプ）」「タマキ（V-コントローラー告知タイプ）」「紅丸（2連戦タイプ）」という4種類の演出タイプ（「タマキ」＆「紅丸」は「炎上モード」3連目から開放）から選択可能。演出バランスの違いはもちろん人気キャラクター4人それぞれのバトル演出を堪能できるということで、パチンコファンそして原作ファンの方もきっと満足できる作り込みだなと感じました。

「炎上モード」中の大当たり当選時はバトル演出発展→勝利での告知がメインですが、バトル演出を経由しない即当たりやプレミアムパターンも搭載。今回の実戦では大当たり時の出現比率としては1～2割ほど（残りはバトル演出）で、バトル演出の期待感を損なわず適度なサプライズ当たりを楽しめるちょうどいいバランスだと感じました。

バトルスペック風のゲーム性になり連チャン継続率もアップしている「炎上モード」ですが、さらに「バトルボーナス」とは異なるポイントが存在。それが「継続ループ」というシステムなのですが、なんと「炎上モード」中の大当たり消化中に「超炎上FEVER」の告知が発生すると10R大当たり消化後にもう一度10R大当たり当選を確約！

さらにはその2回目の大当たりでももう一度告知が発生すれば…といった感じで、「継続ループ」による連チャンのみで大量獲得を目指すこともできるんです！

この「継続ループ」の秘密は「10R大当たり＋電サポ250回（転落ナシ）」が約30.1％、「10R大当たり＋電サポ250回（転落アリ）」という「シンラ復活チャレンジ」とも「バトルボーナス」中とも異なる大当たり振り分け。この前者の振り分け当選時の一部で「継続ループ」の告知が発生するようです。告知パターンやタイミングはいくつかあるのですが、V入賞ラウンドでのブラックアウトはめちゃくちゃ興奮しますね♪

選択している演出タイプ（キャラクター）によって「超炎上FEVER」の告知発生率が異なり、「シンラ」＆「アーサー」が「中」、「紅丸」が「高」、「タマキ」が「自動告知なし（※特定演出を経由した場合を除く）」。例えば「タマキ」を選択している場合は、バトル演出に発展した際も「もしかしたら内部的には転落ナシの状態の可能性が…」と期待することができますよ。さらに「レバブルアップ」を始めとした演出カスタマイズと組み合わせれば楽しみ方は無限大。コレはめちゃくちゃ打ち込み甲斐がありそうです！

唯一残念なポイントが転落小当りを引いてしまった場合はその時点でラッシュ終了=通常時へ移行してしまうことです。そんなのなくとも十分すぎるほどの出玉性能なのですがいかんせん「バトルボーナス」敗北時には「シンラ復活チャレンジ」が用意されていたので、「あれ、こっちはコレで終わっちゃうんだ…」というガッカリ感は否めません。

これを除けばゲーム性・演出・出玉性能全てにおいて本当に素晴らしい出来なのですが、欲を言えばこっちでも引き戻しのドキドキ感を味わいたかった…ということで☆は4つ！

スペック・演出共にかなり完成度の高い一台

原作の人気やその独創的なゲーム性から高い注目を集める「Pフィーバー炎炎ノ消防隊」。今回は短時間の試打ということで本機の全てを知ることができたわけではありませんが、スペック・演出どれをとっても一級品。個人的に気になったポイントをいくつか挙げはしましたが、それを踏まえても全体的な完成度は非常に高く人気機種になる予感をビンビンに感じております！

初当たりを引ければ必ず1500発獲得できる安心感、そして全く異なる緊張感や興奮を味わえる「バトルボーナス」＆「炎上モード」の魅力を早く皆さんにも体感して欲しい！そんな気持ちになれる一台でした。ということでオススメ度はもちろん☆5つ！

今回のレビュー結果

「Pフィーバー炎炎ノ消防隊」の解析情報はこちら

本機をきっかけに原作を見たくなる方続出の予感。