【Pゴブリンスレイヤー】話題の新機種「Pゴブリンスレイヤー」のスペックや演出を徹底レビュー！

こんにちは！　ななプレス編集部のパン君です。

今回は注目の新台「Pゴブリンスレイヤー」を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じだったかユーザー目線でレビューしていきたいと思います。

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「Pゴブリンスレイヤー」の解析情報はこちら

「大剣ギミック」はシンプルながら存在感抜群！

本機の主要ギミックは液晶下部に搭載されている「錫杖ギミック」＆「中剣ギミック」、そして液晶上部に搭載されている「大剣ギミック」の三種類。作中でも様々なキャラクターが使用する「剣」を中心としたギミック構成になっています。

中でも本機で主役となるのは「大剣ギミック」。普段は剣の部分が液晶上部に収納されており、この状態では俗に言う「ロゴギミック」として予告演出などで活躍！

そして激アツ演出や当落ジャッジでは収納されている部分が連動し「大剣ギミック」が完成！　各ギミックのデザインやアクションはわりとシンプルですが、圧倒的な存在感を放つ「大剣ギミック」がズドーンと突き刺さる瞬間がめちゃくちゃ気持ち良かったです。

続いて盤面構成。まずはアタッカー周辺の造りですが、一応アタッカー右側に溢しルートが存在しております。しかし実際にはこちらのルートに玉が向かうことはほぼないので、非常に快適な消化が可能となっていました。そしてアタッカーの左下にあるのがスルー、右上にあるのが黄色いプラ板が電チュー。本機は普図抽選タイプということで気になるのはスルー周辺。数十発に1発程度は溢れる感じで、「GOBLIN SLAY CHANCE（電サポ70回転）」では70回転を消化しきって10～20発ほどの玉減りでした。

実際にはホールや台によっても状況が異なると思いますが、欲を言えば全く玉減りを気にせず消化できる造りだと嬉しかったですね。

ギミック面は全体的にシンプルな造りですが「大剣ギミック」作動時の快感は抜群。「地獄少女」シリーズの「蝶ギミック」と同じような魅力を持っているなと感じました。盤面構成に関してはアタッカー周りは超優秀で、スルー部分はもう少し溢しがなければ…という印象。しかしラッシュのメイン区間である「GOBLIN SLAY RUSH」は電サポ1回転ということで実際に影響するのは「GOBLIN SLAY CHANCE（電サポ70回転）」の方のみなので、そこまで大きなストレスになることは無いでしょう。☆は4つで！

ラッシュ終了後に引き戻しチャンス！？圧倒的ヤレる感＆満足感のあるゲーム性を実現！

本機は初当たり確率約1/319.6の一種二種混合機。初当たり時の大当たり内訳は「約1500発大当たり＋ラッシュ突入」が60％、「約1500発大当たり＋ラッシュ非突入（通常時へ）」が40％となっています。通常大当たりだった場合は引き戻しのチャンスこそないものの、オール約1500発かつ60％でラッシュ突入というのは昨今の機種の中でも優秀な部類なのではないでしょうか。

初当たり時のメインとなる「BATTLE BONUS」では約1500発を獲得する間じっくりとバトルを堪能できるのが嬉しいですね！

「BATTLE BONUS(初当たり)ラウンド中演出」の詳細はこちら

「即撃＋System」と銘打たれた本機のラッシュは「GOBLIN SLAY RUSH」と「GOBLIN SLAY CHANCE」の2つで構成。まずメインパートである「GOBLIN SLAY RUSH」は即当たり＆ラッシュ継続を賭けた1回転勝負となっており、継続期待度は約90％（※1）。大当たり内訳は「HYPER GOBLIN SLAYER BONUS 1500（約1500発）＋ラッシュ継続」が30％、「SUPER GOBLIN SLAYER BONUS（約600発）＋ラッシュ継続」が20％、「GOBLIN SLAYER BONUS（約300発）＋ラッシュ継続」が50％。

※1 GOBLIN SLAY RUSH継続率87％＋GOBLIN SLAY CHANCE引き戻し率約20％の合算値（特図2の場合）。 ただし、特図1大当り後に限り約89％。この場合の合算値はGOBLIN SLAY RUSH継続率86％＋GOBLIN SLAY CHANCE引き戻し率約20％。

これだけの高継続率でありながら最大ラウンドの出玉は約1500発かつその振り分けが30％もあるというのが大きな特徴です。

そしてここが個人的な本機最大の推しポイントとなっているのですが、「GOBLIN SLAY RUSH」で失敗してしまった場合は終了後に必ず「GOBLIN SLAY CHANCE」に突入。こちらは70回転の引き戻しチャンスとなっており、実質大当たり確率は通常時と同じ約1/319.6。一定の割合で引き戻しに期待できることに加え、大当たり当選時は「GOBLIN SLAY RUSH」への復帰も濃厚となります。

昨今の機種、特に確変ループ機以外のスペックだと一度ラッシュが終了したあとに引き戻しのチャンスが用意されている機種は少ないのでここは明確な本機の強み。たたでさえ「GOBLIN SLAY RUSH」で約90％（※1）ループを堪能できるというのに、その後さらにラッシュ再突入に期待できるなんて最高すぎます…！

本機はこの数年間ミドルスペック機での二大トレンドだった継続率90％OVER×少出玉タイプ＆継続率約80％×オール1500発のちょうど中間ともいえる「ありそうでなかった」出玉バランス。そしてメインのラッシュが終了しても引き戻しチャンスに突入…という唯一無二のゲーム性。実際に打ってみた印象としても、ラッシュ突入時のヤレる感や満足感は間違いなく現行機トップクラスだと感じました。

これだけのラッシュ性能でありながら初当たりが全て約1500発という点も本当に素晴らしいですね。ここは文句ナシの☆5つ！

映像も音も全てがハイクオリティ！

「ゴブリンスレイヤー」はライトノベルを原作として、アニメ・漫画・ゲーム性など様々なメディアミックス展開が行われている作品。ハイファンタジーまたはダークファンタジーに分類される作品ということで、版権人気はかなりのもの。当然演出面にも期待が集まりますが、文句なしの完成度でした。

実際に打ってみるとダークファンタジーな世界観を見事にパチンコの予告演出などに取り込み、本機でしか味わえないワクワク感を演出できているなと好感触。今年はアニメ第2期が放映されることでも話題になっていますが、本機をきっかけにアニメをチェックしてみようと思う方も続出する予感です。

演出フローやバランスといったところはこれまでの藤商事系機種と近い印象。や「女神降臨」や「待ち人の祈り予告」といった本機を象徴する演出をはじめとして「とにかく金色が出ればアツい！」ので非常にわかりやすいです。

「主要予告」の詳細はこちら

本機の演出において個人的に注目したいのはズバリ音！

文字だと伝えづらいですが、連続予告時に鳴る「ドゥーン…」というSEをはじめとして思わずワクワクしてしまう、脳汁が出るようなSEが非常に多いなと感じました。例に挙げた連続予告時のSEは低音が響き渡る感じなのですが、藤商事系の台って「リング」シリーズや「とある」シリーズなどこの手の魅力的な音作りがめちゃくちゃ上手いですよね。

あまりに印象的だったのでつい先にSEを取り上げてしまいましたがもちろん映像にも力が入っております。

特に本機の主要リーチ演出である「バトルリーチ」の中盤に発生するサイコロのカット（発展分岐）→「神祈祝詩」発生の流れ、そして最終局面での当落ジャッジ→「大剣ギミック」作動後に流れる独特な色調のムービーがめちゃくちゃカッコイイ！　筆者は残念なことにアニメ未視聴である為もしかしたら作中で当たり前に使われている表現技法なのかもしれませんが、そうだったとしても原作の魅力を上手く活かし他機種にはない興奮を感じられる素晴らしい演出構成になっているな、と感じました。

「バトルリーチ」の詳細はこちら

少なくとも原作未視聴の筆者の意見としては映像・音いずれも藤商事系機種トップクラスの完成度なのでは…！？というのが率直な感想です。好評を博している「先ローリングモード」をはじめとした豊富な演出カスタマイズ機能も搭載されていますし、通常時はかなり良い仕上がりを見せています。☆は5つで！

シンプルな「GOBLIN SLAY CHANCE」もこのゲーム性なら最適解！？

継続システムや出玉性能に関してはすでにご紹介しているのでここでは演出面を中心にレビューしたいと思います。まずは「即撃＋System」のメインパートとなる「GOBLIN SLAY RUSH」ですが、こちらは「5COUNTS BATTLE」「殲滅ATTACK」「温泉パトも～ど」の3種類から選択可能。

「GOBLIN SLAY RUSHの詳細/モード共通演出」の詳細はこちら

「5COUNTS BATTLE」はその名の通り5カウント以内に「ゴブリン」を倒すことができれば大当たりとなる演出モード。味方キャラ＆敵「ゴブリン」の種類と組み合わせによって期待度が異なるのはもちろん、同じキャラクターでも名前が赤や金色で表示されるパターンも存在。演出自体はシンプルですが感情を揺さぶられるポイントが多いのが面白かったです。

「GOBLIN SLAY RUSH中　5COUNTS BATTLE」の詳細はこちら

続いて「殲滅ATTACK」。こちらはボタン連打で「ゴブリン」を殲滅しきることができれば大当たりとなる演出モード。今回確認できたチャンスアップポイントはおそらく「ゴブリン」の数のみでした。「5COUNTS BATTLE」「温泉パトも～ど」に比べると本機ならではの個性的な魅力は控えめな印象です。

「GOBLIN SLAY RUSH中　殲滅BATTLE」の詳細はこちら

そして上の2つと毛色が全く異なるのが「温泉パトも～ど」。「パトアヒル」が横切るまでにキュインと鳴れば大当たり濃厚の一発告知モードとなっております。こちらも告知方法自体はシンプルですが、「パトアヒル」の数がいつもより大きいパターンや多いパターンなどなど、思わずニヤりとしてしまう違和感演出が豊富に用意されています。個人的にはこの「温泉パトも～ど」が一番楽しかったですね。

「GOBLIN SLAY RUSH中　温泉パトも～ど」の詳細はこちら

最後にご紹介するのは「GOBLIN SLAY RUSH」終了後に必ず突入する「GOBLIN SLAY CHANCE（電サポ70回転）」。こちらは先読み＆即当たり演出メインの高速消化モードということで昨今のSTタイプに多い演出構成。人によっては一瞬で終わってしまうことがあるこのタイプが好みではないという方も多いかもしれません。しかし本機では「GOBLIN SLAY RUSH」を楽しめた後に突入するということもあり、個人的には特に「GOBLIN SLAY CHANCE」の演出に物足りなさは感じませんでした！

「GOBLIN SLAY CHANCE」の詳細はこちら

ラッシュに関しても演出・ゲーム性共に素晴らしい仕上がりだと思います。☆は5つ！

個人的には藤商事系機種トップクラスの完成度だと思う

初のタイアップ機がパチンコ・パチスロ同時期リリースということで導入前から大きな注目を集めている「ゴブリンスレイヤー」。SNSなどを見ているとスマスロと同時期登場ということもあってか「Lゴブリンスレイヤー」の方が話題になっている印象を受けますが、この「Pゴブリンスレイヤー」も引けを取らない非常に魅力的な一台となっています。

特に「GOBLIN SLAY RUSH」と「GOBLIN SLAY CHANCE」で構成される「即撃＋System」のゲーム性が素晴らしく、現行機のラッシュでは随一の満足感を得ることができると感じました。液晶演出やSEにもこだわりを感じますし、原作ファンでなくとも全パチンコユーザーに是非一度は打ってみて欲しいと思える一台です。☆は5つで！

今回のレビュー結果

「Pゴブリンスレイヤー」の解析情報はこちら

スペックも演出もめちゃくちゃ好み。コイツはハマるかもしれん…！