【PバイオハザードRE:2 試打レビュー】2つのラッシュを行き来する独自のドキドキ感が堪らない!スペックや演出を徹底レビュー!

【PバイオハザードRE:2 試打レビュー】2つのラッシュを行き来する独自のドキドキ感が堪らない!スペックや演出を徹底レビュー! eyecatch-image

こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。

 

今回は注目の新台「PバイオハザードRE:2を試打してきましたので、スペックや演出はどんな感じだったかユーザー目線でレビューしていきたいと思います。

 

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!

 

「PバイオハザードRE:2」の解析情報はこちら

 

 

ギミックアクションにはもう少し捻りが欲しかった

 

PバイオハザードRE:2 ギミック・盤面構成 ★4

 

PバイオハザードRE:2 筐体画像

 

筐体はアムテックス機では一般的な「BRAST」ですが、今まで見たことのない黒紫っぽいカラーリングでの登場。これまでのアムテックス(平和)機はほとんどが白基調のカラーリングで機種によってはたまに赤や黄色という印象でしたが、本機のカラーリングはこれまでで一番作品のイメージに合っている気がします。枠周りのLEDも青っぽく光ることが多くかなり雰囲気が出ていると思います。

 

 

PバイオハザードRE:2 ロゴ落下 金演出

 

PバイオハザードRE:2 ロゴ落下レインボー

 

可動ギミックは液晶上部のロゴギミック&液晶下部の2つ。デザインはどちらもカッコよく、特に下部ギミックは「バイオハザード」らしさが出てて良い感じの仕上がりです。ただ、一部の演出を除き基本的には上下の動きのみだけなのでインパクトには欠ける印象。ギミックアクションにこだわりがある方は少し物足りなさを感じるかもしれません。

 

 

PバイオハザードRE:2 導光板演出

 

ギミックとはちょっと違いますが導光板演出を搭載。これはインパクトがあってめっちゃ好きです。他機種より光り方も綺麗になっている気がしますね。

 

 

PバイオハザードRE:2 右アタッカー

 

PバイオハザードRE:2 電チュー&スルー

 

続いて盤面構成。アタッカー&電チューの造りはこれまでのアムテックス(平和)機で見慣れた造り。アタッカー周りは一切溢しが発生しない超優良設計。スルー部分に溢しルート、そして電チュー右上にも振り分けがあるので、本機を実戦する際はこの2箇所をチェックするようにしたいですね。

 

ギミックアクションは控えめですがデザインはかなり好み。出玉関係の構成はいつも通りで基本的には極端に玉減りが気になることはないでしょう。全体的にはわりと好印象だったので、ここは☆4つで!

 

 

オール10Rタイプの新たな可能性を感じるスペック

 

PバイオハザードRE:2 スペック・ゲーム性 ★5

 

PバイオハザードRE:2 4図柄揃い

 

本機は初当たり確率約1/319.7の二種機。まずは通常時に関してですが、初当たり時の内訳は「10R大当たり×3+ラッシュ突入」が20%、「10R+ラッシュ突入」が35%、「10R+時短ナシ(通常時へ)」が45%。初当たりを引けば最低でも10R(1500発)の出玉を獲得できること、そして一撃4500発+ラッシュ突入となる最上位ボーナスが現実的な振り分けであることが大きな魅力です。20%もあればざっくり1日1回は当選に期待することができますね。

 

 

PバイオハザードRE:2 VSスーパータイラント

 

初当たり時のメインは「BATTLE BONUS」。ここではラッシュ突入をかけた「スーパータイラント」とのバトルが展開されます。ラウンドバトルをしっかり楽しめるのはオール10Rタイプの特権ですね。

 

「BATTLE BONUS」についてはこちら

 

PバイオハザードRE:2 1500ボーナス

 

PバイオハザードRE:2 増殖演出 気合を込めろ PUSHボタン

 

PバイオハザードRE:2 増殖確定 1500×3

 

「BATTLE BONUS」最大の見どころはボーナスの最終盤。バトル勝利時にラッシュ突入となるのはもちろんのこと、その後パチスロでお馴染みの「増殖」が発生すれば4500ボーナスへの昇格が確定!そしてバトルに敗北してしまった際も復活発生で4500ボーナス昇格! 直当選パターンだけでなく、最後まで最上位ボーナスに期待が持てるバランスになっているのが素晴らしいですね。

 

特に本機は通常大当たりだった場合は引き戻しのチャンスなどは無くそのまま通常時へと戻ってしまうので、復活発生時の恩恵はあまりにも絶大。ただの1500発単発で終わるところが、4500発+ラッシュ突入ですからね。残念ながら今回は復活パターンは確認できませんでしたが、ホールで体験したら思わず声が出てしまうかもしれません。

 

 

PバイオハザードRE:2 サバイバルチャンス

 

PバイオハザードRE:2 ハザードラッシュエクストリーム

 

お次はラッシュについて。ざっくりとゲーム性をご紹介すると32回転+残保留(最大4個)での大当たり当選を目指すSTタイプで大当たりはオール10R。STでの大当たり期待度は約70%となっていますが3000ボーナス(10R×2)や4500ボーナス(10R×3)の可能性もある為トータル継続期待度は約77%となっています。ラッシュ単体での出玉性能で見ると昨今の強力なラッシュに比べ少し見劣りする気がしますが、本機の場合はその分初当たり時の振り分けが非常に強力。バランスが取れている印象です。

 

そして本機のラッシュ最大の特徴が「SURVIVAL CHANCE」と「 HAZARD RUSH XTREME」という2種類のラッシュを行き来するゲーム性。この2つのラッシュはそれぞれ演出が異なるのはもちろんですが、「SURVIVAL CHANCE」中の大当たりは100%3000発ボーナス当選、「 HAZARD RUSH XTREME」中の大当たり時は1500発 or 3000発 0r 4500発のいずれかで3000発以上の期待度が約1/3…と、出玉性能の面でも全く異なる特徴を持っています。

 

「右打ち中のBONUS・RUSH」の詳細はこちら

 

PバイオハザードRE:2 1500発増殖演出

 

個人的にめちゃくちゃ気に入ったのが上位ラッシュ・下位ラッシュという明確な序列をつけていないところ。大当たり当選時の期待出玉でいえば3000ボーナスが確定する「SURVIVAL CHANCE」の方が上ではあるのですが、「 HAZARD RUSH XTREME」中でも1/3は3000ボーナス、そして基本的にこちらでしか当選の可能性がない4500ボーナスが存在していることで、決して下位ラッシュという印象は受けずに楽しむことができるんですよね。

 

上位ラッシュありきの機種とは違いどちらのラッシュに滞在していてもそれぞれ異なるドキドキ感を楽しめる本機独自のラッシュ構成。これは天晴です! なな徹に掲載されているボーダーラインは約17.7回転/kということで決して激甘というわけではないのですが、トータルバランスやゲーム性的にはこれほど満足感を味わえる機種は中々ないと思いますので…☆は5つ! ラッシュの演出については後ほど詳しくレビューします。

 

 

バイオっぽい雰囲気だけど演出構成に既視感がある?「RE:カスタム」が面白かった!

 

PバイオハザードRE:2 通常時 ★4

 

PバイオハザードRE:2 ゾンビ横切り

 

PバイオハザードRE:2 画面割れ 演出

 

PバイオハザードRE:2 血の手形 演出

 

アムテックスさんからは初となる「バイオハザード」シリーズですが、通常時の雰囲気は色調暗めの背景にどこか不穏な雰囲気の漂うBGM、前触れ無く現れ恐怖を煽る数々の演出。「バイオハザード」のもつ魅力や世界観を上手く表現していると感じました。

 

 

PバイオハザードRE:2 DANGRER 赤点灯

 

PバイオハザードRE:2 VSアリゲーター

 

リーチ演出は「探索SP」を始めとした弱系リーチからのVS系リーチ発展がメイン。探索中の「クリーチャー」が現れるかどうかのドキドキ感、またスーパー発展分岐でいきなりギミックが発動しVS系リーチに発展することもあり、要所要所のスリリングな展開は「バイオハザード」っぽくて良い感じでした。

 

「探索SPリーチ」についてはこちら

 

PバイオハザードRE:2 サバイブ 赤

 

PバイオハザードRE:2 レオン 赤セリフ 4テンパイ

 

気になったのは予告~リーチ演出まで既視感を覚える部分が多かったこと。アムテックス(平和)さんではこれまで「JAWS」や「ターミネーター」といった人気洋画タイアップ機を数多く手掛けているので、似てしまう部分があるのは仕方ないところではあるんですけどね。「バイオハザード」はこれまでのアムテックス(平和)さんの機種ではあまり見られなかったジャンルの作品なので、例えば図柄のデザインをガラッと変えるなどもう少し本機だけのオリジナリティがあっても良かったのかなと思います。

 

 

PバイオハザードRE:2 演出カスタム 選択

 

PバイオハザードRE:2 RE:カスタム

 

演出カスタマイズ機能は先読み・ボタンバイブ・一発告知といった需要の高いものは一通り揃っているのですが、ここでの注目ポイントは「RE:カスタム」。保留入賞時にいつもと違う激しい入賞音&上部ロゴギミックが発光…と、まぁ言ってしまえば「先バレ」的なカスタムなのですが(笑)。この入賞音が非常にクセになります。やっぱ音って大事ですな。ラッシュ中も選択可能なこの「RE:カスタム」はきっと多くのユーザーがご愛用されることでしょう。

 

「カスタム機能の一覧」の詳細はこちら

 

通常時はハラハラドキドキできる瞬間が多く「バイオハザード」の世界観を活かした演出造りができているなと思います。ただ、それだけにこれまでの洋画タイアップ機と似通ったポイントが散見されたのが非常に惜しいなと感じました。そこを突き詰めてくれれば最高評価でも良かったですね。☆は4つ!

 

 

ハンパない作り込みを感じる新感覚ラッシュ

 

PバイオハザードRE:2 ラッシュ中 ★5

 

PバイオハザードRE:2 サバイバルチャンス

 

お次は本機最大の目玉である独特なゲーム性のラッシュ。ここでは演出面を中心により詳しくレビューしていきます。まずは「SURVIVAL CHANCE」から。初当たりで「BATTLE BONUS」に勝利してラッシュに突入した際は基本的には「SURVIVAL CHANCE」に突入。初当たりで4500ボーナスだった場合の一部、次に紹介するもう一つのラッシュ「HAZARD RUSH XTREME」中大当たり後の一部でも突入します。

 

SURVIVAL CHANCE」についてはこちら

 

PバイオハザードRE:2 サバイバルチャンス 残31回転 541図柄

 

PバイオハザードRE:2 扉が開くところ

 

PバイオハザードRE:2 タイラント遭遇

 

ラッシュ中は32回転+残保留(最大4個)で約1/30.3の大当たりを目指すSTタイプのゲーム性。消化途中で「HAZARD RUSH XTREME」に移行するということはなく、「SURVIVAL CHANCE」に突入した場合は32回転間全て「SURVIVAL CHANCE」の演出で進行していきます。こちらは予告演出&リーチ演出がほどよく出現し、大当たりまでの過程をじっくりと楽しめる演出構成。通路を曲がった先…または背後からいきなり…などなど、突如訪れる「タイラント」との遭遇でリーチ演出発展となります。

 

 

PバイオハザードRE:2 枠レインボー 1テンパイ

 

PバイオハザードRE:2 1500発 増殖演出

 

PバイオハザードRE:2 ハザードラッシュ3000

 

複数存在するリーチ演出ではいずれも「タイラント」を振り切ることができれば大当たり…となるのですが、ここが最大の注目ポイント。なんと「SURVIVAL CHANCE」中の大当たり当選時は3000ボーナスが濃厚となっているんです! 3000ボーナス搭載機はいくつもありますが多くの機種は基本的に振り分けタイプ。本機のように3000ボーナスが確定となるラッシュを搭載した機種は多くありません。

 

「HAZARD RUSH 3000」の詳細はこちら

 

初当たりでのラッシュ突入時は基本的にこちらになっているので、「当たれば3000発…!」という興奮を味わえる機会も多いのが嬉しいですね。また演出面は非常にシンプルで、試打をした限りおそらくリーチ発展が確定となる予告(例えば赤系演出など)などは無さそう。長変動が発生すると「タイラントが現れるかも…」と緊張が走る感じで、とくに豪華な演出がなくとも期待できる独特な演出フローは「バイオハザード」の世界観を尊重した秀逸な造りだと感じました。こういうのが通常時に欲しかったヤツです(笑)

 

 

PバイオハザードRE:2 ハザードラッシュエクストリーム

 

もう一つのラッシュが「HAZARD RUSH XTREME」。「SURVIVAL CHANCE」中の大当たり後は基本的にこちらに移行。また、初当たりが4500ボーナスだった場合の一部や「HAZARD RUSH XTREME」中の大当たり後もループする可能性があります。

 

「HAZARD RUSH XTREME」の詳細はこちら

 

PバイオハザードRE:2 ラクーン君告知

 

PバイオハザードRE:2 ラクーン君告知 赤点灯

 

まずご紹介するのは演出面。「SURVIVAL CHANCE」とはガラッと変わり、こちらでは「HAZARD RUSH XTREME(通常モード)」「ラクーン君告知(パトランプ)」「ラクーン君告知(ボタンバイブ)」「扉告知」「フリーズ告知」という5種類の演出モードが用意されています。先読み演出メインのモードや一発告知メインのモードなどバラエティー豊かなのできっとお気に入りの演出モードが見つかるはず!

 

また、こちらは演出モード問わず即当たり系演出がメインということで、「SURVIVAL CHANCE」と「HAZARD RUSH XTREME」で上手く全体のスピード感のバランスが取れているなと感じました。「HAZARD RUSH XTREME(通常モード)」や「扉告知」では基本的に当落煽りが発生するのですが、他3種は図柄揃いの前兆的な演出がほとんど無いので長変動だった際のドキドキ感が堪りません。

 

 

PバイオハザードRE:2 ドア演出

 

PバイオハザードRE:2 ドア演出 木の扉

 

PバイオハザードRE:2 画像40

 

個人的にめちゃくちゃ気になっているのが「扉告知」。毎回転様々な扉が出現し開いた先に図柄が現れれば…というユニークな演出です。限られた試打時間では演出の傾向を探ることができなかったのですが、扉の出現順に法則性があったりするのかな…? もしかしたらこれが一番お気に入りの演出モードになるかも、という可能性を感じました。「バイオハザード」という題材を上手く活かしたオリジナリティのある演出になっているのも高ポイントです。

 

「扉告知」についてはこちら

 

PバイオハザードRE:2 増殖演出 +1500×3

 

PバイオハザードRE:2 ハザードラッシュ4500

 

「SURVIVAL CHANCE」では大当たり=3000ボーナス濃厚だったわけですが、こちらは1500ボーナスの可能性アリ。とはいえ大当たり時の約1/3は3000ボーナス以上。そして薄い振り分けではありますが、「SURVIVAL CHANCE」にはなかった4500ボーナスの可能性が存在しています! 大当たり時の平均出玉でいえば「SURVIVAL CHANCE」に軍配が上がるので一般的に言えば下位ラッシュのような認識になってしまいそうですが、それでも十分な3000ボーナスの振り分け、そして4500ボーナスという「HAZARD RUSH XTREME」独自の魅力を加えることでそれをまったく感じさせないのが素晴らしいですね。

 

「SURVIVAL CHANCE」と「HAZARD RUSH XTREME」という2つのラッシュを搭載した本機。演出だけでなく出玉性能も異なる2つのラッシュを行き来するというゲーム性が画期的でめちゃくちゃ面白ろかったです!ここは文句なしの☆5つ!

 

 

このラッシュは一度味わって欲しい!

 

PバイオハザードRE:2 オススメ度 ★5

 

これまでのアムテックス(平和)さんはわりとオーソドックスでわかりやすいゲーム性の機種が多い印象だったのですが、本機はかなりチャレンジ精神溢れる一台になっております。演出も出玉性能も異なる2つのラッシュを行き来するという独創的なゲーム性が新鮮でとても面白かったですし、なにより上位ラッシュ・下位ラッシュと感じさせない工夫が素晴らしい。「HAZARD RUSH XTREME」がひたすら続いてもそんなに悔しい気持ちにならないと思います。

 

本当に唯一つ…通常時の演出はもっと「バイオハザード」だけのオリジナリティを見せてくれればマジで完璧でしたね。しかしこれは今までのパチンコとは一味違うなと感じる完成度でしたし、きっと多くのパチンコユーザーが本機のラッシュに魅了されることでしょう。☆5つ!

 

 

今回のレビュー結果

 

PバイオハザードRE:2 総合レビュー ★平均4.6

 

「PバイオハザードRE:2」の解析情報はこちら

 

 

パン君 アイコンラッシュがマジでどっちも面白い。「扉告知」の演出情報を楽しみに待ちたいと思います。

この記事を共有

いいね!する

0

この記事にコメントする

関連記事

ランキング

  • 24時間

  • 週間

  • 月間

TOPに戻る