ガリぞうが得意とする「根拠頼みの戦法」は6.5号機やスマスロにも通用するのか?ホールで実際にやってみた!【収支日記#155:2023年2月14日(火)~2月20日(月)】 (1/3)

ガリぞうが得意とする「根拠頼みの戦法」は6.5号機やスマスロにも通用するのか?ホールで実際にやってみた!【収支日記#155:2023年2月14日(火)~2月20日(月)】 eyecatch-image

ガリぞう収支日記#155 2/14~2/20週間収支 稼働4日 差枚-815枚

 


2月15日:攻略法

 

2泊3日で金沢と東京へ家族旅行に行っていました。旅行と言っても観光地巡りする訳でもなく、各地の食の堪能と宿にある大浴場に入る以外は部屋でのんびり過ごすだけなのですが、我々夫婦はこんな旅が好きです。小旅行に出かけるもう1つの理由は原稿です。その昔、小説家の誰かが原稿をホテルで書くというのを聞き、自宅でやっても同じじゃんと思っていましたが、他にやれる事のないホテルだと執筆が捗るという意外な事実を知ってからは度々旅行に出かけています。

 

今回書き溜めした中には、私が発見し公開した過去の攻略法についての記事もありました。攻略法と言っても私が発見できるレベルですから、ホールにとって大ダメージという訳じゃなく、ユーザー側が知っていれば少しオトク程度のモノではありますが。ただ、若い皆様はご存知ないかもしれませんが、パチンコ・パチスロには知っているだけでホール側が大ダメージを受ける攻略法も過去に多々存在していました。そこで今回は、リアルタイムで私も使う事ができたパチスロの攻略法をいくつか紹介します。

 

 

その① ファイヤーコング・ビーナスライン

 

1998年にオリンピアから登場した7ラインのノーマルタイプです。ファイヤーコングが先に登場した少し後、ビーナスラインが設置されました。7ライン(通常5ラインに加え、「中段・中段・上段」と「中段・中段・下段」の2ラインで計7ライン)の有用性をつき、メーカー側が意図していなかっただろう全成立役を取得する事で通常時のコイン持ちを飛躍的にupさせ、設定1でも115%(ビーナスラインは1で120%超)に跳ね上がりました。この攻略法(と言うか通常時小役狙いの最適解)は導入当初から攻略誌やユーザー間同士で騒がれていましたし、知人達から一緒にやらないかと誘われたりもしましたが、競争率の高さに早々諦め普通に稼働していました。この頃から私は人との争いの匂いがする場所を避けていたようです。

 

 

その② スターゲート


2000年に登場したノーマルタイプの4号機です。設置台数は多くなく、私は肉眼で拝んだ事が一度もありません。攻略ネタのポイントは各成立役の抽選方法にありました。ウェイトをかけて高速で遊技していると前ゲームと近しい乱数を取得する為、ボーナスを狙い打てるという攻略法でした。小役成立まではわざとウェイトをかけずに遊技し、何かしらの小役が成立してからはフルウェイトで回せばコインを増やした上でボーナスにたどりつくという寸法です。このネタは東京から遠征で来られた当時の知人から聞きました。ボーナスを狙い打てるという驚きのネタに興味はあったのですが、設置店を探す労力(当時は検索一発で設置店が出てくる時代じゃありませんでした)と、まず間違いなく起こるだろう店や客との揉め事を許容できる勇気がなく、普段通りに稼働していた記憶があります。しばらくして私の運営するホームページの掲示板にも書かれましたが、当然ながら短命で終わったようです。

 

 

その③ コピー打法


サミー全般の筐体に通用する、前ゲームの成立役を再度当選させる攻略法です。その方法も、レバーを引っ張りながら筐体側が感知するかしないかギリギリのラインまでゆっくり上にあげるというだけです。払い出し枚数の多い小役が成立すれば、次ゲームも同じ小役が揃ってコイン持ちが良くなりますし、リプ連で恩恵のある機種は簡単にリプレイを2連・4連させられるようになります。白7・白7・BARの3枚役成立でATに当選するダブルチャレンジは、その3枚役をコピーする事でATの成立回数自体をダブルアップさせられます。さらにはボーナスストックシステムのハードボイルドだとBIGやREGのボーナス自体をコピーできたので、その破壊力は凄まじいモノがあります。私の記憶が確かなら、その発覚は2001年10月頭(2日か3日)だったと思います。
私は1週間くらい前に知人からの報告で知りました。興味はありましたが、やはり持ち前のビビリが発動し、ガメラのギロン(15枚役)を一度コピーしただけで怖くなってヤメておきました。

 

こうして見ると、後々罪悪感を覚えるような行為を極力避け始めたのは1998年くらいからだったようです。それ以前もパチンコ・パチスロは打っていましたが、若さ故かドキドキしながら不正紛いの出玉の受け入れに挑んだ事もあります。1度は私が20歳の頃で、場所は札幌の北34条駅界隈のホールでした。羽根物がまだ最大8ラウンドまでだった頃のトキオで、これは7ラウンド目(私の記憶では6R目でしたが検索したら7Rだったようです)の最終ゲームまで玉を1発も入れず、最後に1発だけ入賞させるとタワーが止まってすぐに再び大当たりを得られるという攻略法です。しかし、この技は諸刃の剣で、最終ゲームに玉を1発入れられないとエラー音が鳴り響いてしまいます。当時の若かりし私は最終ゲームで入れられず、700発程度入る横に細長いドル箱に半分程度の出玉を置いて逃げた記憶があります。もう1つの経験も私がまだ20歳前後の頃で、機種は平和のたぬき丼。場所は札幌市の大通駅近くのホールでした。理由は不明だったのですが、何故か盤面の1番下にあるハズレ穴(?)に玉が詰まってしまった事がありました。徐々に玉のブドウ状態が出来上がり、チャッカー等に入るしか玉の逃げ道がなくなり、大当たりを量産し始めました。しかし、1500玉ほど入るドル箱がサラ盛りになった頃、その異常がホールに発覚。「ナニやってんだお前!」の店員の恫喝にビビり、走って逃げた記憶があります。どちらも私が20歳前後、30年以上昔の出来事でした。それ以降、こうした不正的な攻略は怖いから手を出さないでおこうと決めました。

 

パチンコでは最近まであったようですが、パチスロではゴト系含め攻略ネタを久しく聞かなくなりました。それだけ業界が成熟したのだろうと安心する反面、少しだけ寂しい気持ちもあります。

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