【P甲鉄城のカバネリ~4,000連激ver.~】ラッシュのゲーム性が激変!生まれ変わった「カバネリ」のスペックや演出を徹底レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回はSammyさんから登場する注目の新台「P甲鉄城のカバネリ~4,000連激ver.~」の試打レビューをお届け。スペックや演出、ラッシュはどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「P甲鉄城のカバネリ~4,000連激ver.~」の解析情報はこちら
作品の魅力を活かした迫力のあるギミック群。筐体もスッキリ!
本機は2021年に登場した「P甲鉄城のカバネリ 319 覚醒ver.」と「P甲鉄城のカバネリ 219ver.」のスペック違い的存在。ゲームフローやスペック面は大きな変化を遂げていますが、ギミック面は前作を踏襲した形となっています。
当落ジャッジなどでは作品のキャッチコピーでもある「貫け、鋼の心を」を複数のギミックで表現。
ギミックに関連するところでいうと前作までの筐体はいわゆる「ツノ」があるモデルでしたが、今作では最近のスタイリッシュなSammy筐体にチェンジ。細かいところですが、やはりこの筐体の方が座ったときに感じる圧がないので、多くのユーザーにとって嬉しい変化なのではないでしょうか。
続いて盤面構成。まずはアタッカーですが本機のアタッカーは1つのみ。通常時~右打ち中まで全ての大当たりを全てこちらのアタッカーで消化します。一応アタッカーの上に位置するスルー部分の振り分けでアウトへ流れる可能性があるのですが実戦上そっちに流れるのは数十発に一発程度。アタッカー付近には溢しが無いので大当たりの消化はかなり爽快でした。
続いてラッシュ中に関わるところ。白いプラ板の部分が電チュー、その上がスルー。どちらも同じルート上にあるので、打ち出した玉はほとんどがスルー通過→電チュー入賞となります。今回はさほど気になりませんでしたが、スルー部分は一応溢しルートが存在(右に流れるとアウトへ向かう)するので、ここは一応チェックしておいた方がいいかもしれません。
合わせてチェックしておきたいのは盤面最下部にあるオマケ入賞口。電チューやアタッカーが閉じている間に打ち出した玉は最終的にここへたどり着きます。今回試打した限りでは最近のSammy系機種のオマケ入賞口と比較してかなり溢れづらいように感じたので、盤面構成は全体的にかなり好印象でしたね!
ギミックが前作から据え置きというのが気になる人もいるかもですが、まぁスペック違いと考えれば仕方ないところかなと。筐体デザインは最新のものにしっかりと進化していることも評価して…ここは☆4つで!
ドキドキできるポイントが随所に用意された魅力的なゲーム性
本機は初当たり確率約1/319.7の二種機。まずは通常時に関しては、遊タイム非搭載機となったこと、そして初当たり時のボーナスの種類や振り分けが大きく変化しているのが注目ポイントです。
ヘソ入賞時
ラウンド | 電サポ回数 | 振り分け |
10R+大当たり6回 | 決戦チャンス (残保留2個) |
70% |
10R | 時短なし | 30% |
※…平均4000個は、7回の大当たり(約3080個~約7700個)での平均獲得出玉となり、この大当たり間には毎回時短255回転が付与
初当たり時の振り分けはこちらの通り。初当たり時はまず、ここで「10R+大当たり6回+決戦チャンス」と記載されている「夢幻双嵐BONUS」に突入するか否かが勝負どころ!
前作では小当りラッシュの名称だった「夢幻双嵐BONUS」が今作ではまったくの別物に。こちらはまず初当たり時点で10R大当たりに突入することに加え、大当たり消化後は電サポ255回の専用状態に突入し大当たり×6回当選まで継続。初当たりを含めると合計7回の大当たりが確約されるというものになっております。右打ち中の大当たりは3R(1100発)or10R(1100発)の2種類が存在しており、平均約4000発の獲得に期待できる…というのが本機の機種名にもある「4000連激ver.」の由来のようですね。
最近は初当たりから一撃3000発や4500発獲得できる機種も珍しくないので期待出玉で見れば大差はありませんが、本機の場合はラウンド振り分けによって獲得出玉が変化する運要素の強さが最大の魅力。その分安定感には欠けるので好みにもよりますが、個人的にはドキドキできるポイントの多いゲーム性の方が好みなので「夢幻双嵐BONUS」はかなり楽しめました。
「夢幻双嵐BONUS」消化後はラッシュ突入の最終関門である「決戦チャンス」へ突入。こちらは「夢幻双嵐BONUS」での最後の大当たり当選時に貯めておいた残保留による抽選が行われ、2回転で約1/3.36の大当たりを射止めることができれば晴れて「ツラヌキRUSH」突入!「決戦チャンス」の成功率は約50.7%となっっています。
この数字を高いと取るか低いと取るかは人それぞれ。ゲーム性としては約1/2という成功率は自分のヒキを試されている感があり、こういった突破型タイプでは個人的に一番好きな確率ですね。
「決戦チャンス」を突破した際に突入する本機の連チャンモード「ツラヌキRUSH」。前作は小当りラッシュと大当たりのループによって出玉獲得を目指すゲーム性でしたが、今作では電サポ5回+残保留(2個)で大当たりを目指すショートSTタイプへと刷新。7回転でのトータル継続率は約91%と高継続タイプになっています。演出面もスピード感を意識した造りになっており前作以上の爽快感を味うことのできるラッシュになっています。
スペックやゲーム性は通常時~右打ち中までほぼ全てを刷新。ヒキ次第で獲得出玉が変動する「夢幻双嵐BONUS」、1/2というまさにDEAD or ALIVEな緊張感を味わえる「決戦チャンス」、超高継続タイプの「ツラヌキRUSH」…と、とにかくドキドキできるポイントが多く退屈しないゲーム性はかなり僕の好みでした!☆は5つで!
演出クオリティはかなり高いが新演出がないのは残念なポイント
通常時の演出に関してはおそらく前作である「P甲鉄城のカバネリ」と全く同じ。今作からの新演出らしきものは確認できませんでした。しょうがないとはいえ新鮮味に欠けるのは少々残念なポイントですね。
最初に残念に感じた部分をお伝えしましたが演出の造り自体はかなり好み。特に透過液晶&液晶奥に存在するLEDの組み合わせによる表現はかなり衝撃的で、本機にしかない臨場感を味わうことができます。今作で初めてパチンコの「カバネリ」に触れる方ならきっとご満足いたただける演出クオリティだと思います!
通常時の演出カスタマイズ機能は進化を遂げており、前作にはなかった「イキナリフラッシュカスタム」や「ギアクラッシュカスタム」を新たに追加。この2つのカスタマイズはホールで活用されている方をよく見かけるので、多くのユーザーにとって嬉しい変更点なのではないでしょうか。残念ながら液晶演出に関しては新演出が用意されなかった本機ですが、前作を打ち込んだ方も演出カスタマイズを活用することで新鮮な気持ちで楽しめるかもしれませんね!
通常時の演出に関してはカスタマイズ機能こそ追加されたものの液晶演出には目新しい要素がないということで、前作を打ち込んだ方かそうでない方かで大きく評価が分かれるポイントかなと。演出自体のクオリティはかなり高いと感じたので、例えばパチスロでの「カバネリ」をきっかけにパチンコの方も初めて打ってみようかな…という方ならめちゃくちゃ楽しめると思います! とはいえ過去のSammyさんの機種ではスペック違いでも新演出が搭載されたりしていたことを考えると、せめて本機でも一個くらいは新演出が欲しかったかな…ということで、☆は4つ!
演出重視の方は淡白さが気になるかも?
本機のラッシュ「ツラヌキRUSH」は、電サポ5回+残保留(2個)での大当たり当選を目指すショートSTタイプで、合計7回転での連チャン期待度は約91%。ラウンド振り分けなんかも含め2年ほど前に大流行していたゲーム性にかなり近いのですが最近はあまり似たタイプの機種がなかったこともありマンネリ感はなく、素直に「やっぱこのゲーム性は面白えなぁ!」と感じました。
続いて演出面。大当たりの告知は即当たりメインでスピード感のある演出構成となっています。
基本的にはカウントダウン→即当たりがメインですが、出現時点で大当たり濃厚となる違和感演出も多数搭載。ただ、前作のラッシュ中に比べるとやはり演出面の淡白さは否めません。ゲーム性自体が全く違うので単純に比較できるものではありませんが、出玉性能よりも「カバネリ」という作品の魅力を楽しみたい方にとっては「前作の方が良かったな…」感じてしまうかもしれませんね。
ラッシュ中の大当たりは10R or 3Rとなっていますが、条件を満たした時に発生の可能性があるスペシャルボーナスを搭載。その内の1つとして「EPISODE BONUS」が新たに搭載されております。エピソードの種類も「明けぬ夜」「流る血潮」「燃える命」とパチスロユーザーにも馴染みのある3種類!
残保留2個によるファイナルチャレンジもパチスロでのST最終パートに似た雰囲気の演出になっております。今作は普段あまりパチンコは打たないけどパチスロの「カバネリ」が面白かったから…と興味を持っている方も多いと思うので、そういったユーザー層が楽しめる要素を追加されているところは流石だなと。僕もかなり色んな場面でテンションが上がりましたね!
ラッシュに関してはゲーム性・演出共に大幅に刷新。出玉スピード重視であっさりとした演出構成になったことには賛否両論あるかと思いますが、久しぶりにこのゲーム性の台がまた出てきても良い頃では…と思っていたので個人的にはアリです。前作を打ち込んだ方でも新鮮な気持ちで楽しめますし、パチスロユーザーが楽しめる要素を新たに追加されているのもGOOD!☆は4つで。
パチスロの「カバネリ」が好きなら是非一度は打つべし!
ラッシュのゲーム性自体は一昔前に流行ったゲーム性なのですが、ヒキ次第で獲得出玉が大きく変化する「夢幻双嵐BONUS」などが存在することで本機にしかない魅力を生み出しています。演出面では通常時はほぼ前作踏襲ですがラッシュ中はガラッと刷新。パチスロで見覚えのある演出が出現する場面もあり思わず「おおっ!」と声が出てしまうような場面もありましたので、パチスロの「カバネリ」が好きな方には是非1度本機のラッシュを味わってみて欲しいですね♪
今回のレビュー結果
「P甲鉄城のカバネリ~4,000連激ver.~」の解析情報はこちら
「EPISODE BONUS」はV入賞時のブラックアウト→ラウンド中ムービーまでパチスロとほぼ同じ流れ。めちゃくちゃテンション上がります!
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