ガリぞうが「目の前の数字を優先すべき状況」とその理由を解説!【収支日記#166:2023年5月2日(火)~5月8日(月)】 (1/3)

ガリぞうが「目の前の数字を優先すべき状況」とその理由を解説!【収支日記#166:2023年5月2日(火)~5月8日(月)】 eyecatch-image

ガリぞうの収支日記166 5月2日(火)~5月8日(月)週間画像

 

今週の収支日記は、5月2日~8日の1週間です。みぃ子にできる限りの世話をし、後は嫁に託して出張に旅立った1週間です。

 

 

5月4日:プロフェッショナル

 

今日は群馬県で「問題児木村~教えてガリぞう先生」の収録でした。まだ動画が公開されていないので、内容は割愛するとして。この日は夕方から2組に一杯お付き合い頂きました。19時頃からの1組目はコチラ。

 

ガリぞうの収支日記166 阿久津主税八段とのツーショット

 

将棋プロ棋士の阿久津主税八段と他将棋関係者数名でした。阿久津さんは仕事仲間を除けば道外で最も私の酒に付き合ってくれている方の1人です。その関係性については以前にも記事にした事があるのでソチラを参照ください。

 

>>ななプレス:ガリぞうが意外にも地元でジャグラーを打たない理由【収支日記#33:2020年11月10日(火)~11月16日(月)】 (2/2)

 

阿久津さんには以前に感謝してもしきれないほど大きな恩を受けた事がありました。その昔、私が仕事関係の揉め事に合い、人間不信になりかけていた頃だったでしょうか。ネガティブなタイミングというのは重なるもので、我が父も時期を同じくして、とある理由で酷く落ち込んでいました。ちょうどそんな頃、阿久津さんは仕事の傍ら北海道へ友人の棋士達と遊びに来られていました。

 

連れスロの後、ススキノへ繰り出して呑み始める我々。仕事の絡まない楽しいメンバーで集まった酒の席で、酔いが回り始めた私は落胆中の父の話をしていました。すると、阿久津さんは「指導将棋に行きましょうか」と提案してくれました。父は私の幼少期から小学4年頃まで指し方を教えてくれていた位には将棋に造詣ある人でした。ただ、阿久津さんほどのレベルになると、マンツーマンで教わるにはそれなりの報酬が発生します。それを「元気づけに」という理由のもと、無償でと名乗り出てくれたのです。大人の世界にも損得勘定抜きで動けるこんな人が存在するのかと驚きました。落胆中の父への優しさのみならず、人間不信になりかけていた私の心までも救ってくれて、深酒も相まって嬉し泣きしていたのを今でも覚えています。彼の一言で問題が2つも緩和された恩は何処かで返したいです。

 

23時過ぎからは木村魚拓さんと他2名との一席でした。

 

ガリぞうの収支日記166 木村魚拓さんとのツーショット

 

木村さんとは初呑みでしたが、終始お仕事の話で驚かされました。実は、彼とのお仕事を「スケジュールが空いてません」と言い、過去に何度かお断りさせて頂いていた事があります。理由はたった1つで、「共演してもパチスロの勝ち方を伝えさせてもらえないだろうから」です。私は見た目が良い訳でもなく、文章力もトーク力もなく、地元の稼働で得られたパチスロで勝つ為のスキルを発信する以外に人前に立つ価値がないと思っています。しかし、彼との数少ない共演回では強引なまでの勢いにより私の唯一の価値を伝えさせてくれなかったので、今後も共演は避けたいという考えからでした。この日、一緒にやらせてもらった「問題児木村~教えてガリぞう先生」の収録も、番組が始まるずっと前のリモート会議では断る方向で考えていました。ところが、その会議では私が木村さんに勝ち方を教える企画という話を聞き、心が揺れ動いて今に至ります。

 

ただ、番組が始まって木村さんと接する度、私は間違っていたのだと知らされました。彼は適当に面白おかしく演じている訳じゃなく、その場その時の需要や状況を全て把握した上で最適解を選んでいたのだと気付きました。おそらく過去の共演回では勝ち方を伝えるべき場所や状況じゃなかったから伝えさせてもらえなかったのでしょう。この番組がいつまで続くか分かりませんが、最後まで学ばせてもらいたいと今は思っています。

 

何かしらにおいてプロフェッショナルな方々との交流は色々と勉強になります。私も50代になりましたが、決して頭を固くせず、こうした面々との交流に感謝しつつ柔軟に吸収していきたいです。

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