【スマートぱちんこ ソードアート・オンライン】ファン待望の超注目作!「SAO」のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
今回は京楽さんから登場する注目の新台「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」の試打レビューをお届け。スペックや演出、ラッシュはどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください
「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」の解析情報はこちら
ギミックはさすがのクオリティだが、ステージがないのはやはり気になる
本機に搭載されているギミックは、「キリト」の武器である2本の剣、そして普段は液晶左横に収納されている「S」ロゴの2種類。剣ギミックのクオリティの高さはもちろんのこと「Sロゴ」も活用の場面が多数用意されており、パチンコならではのギミックアクションを存分に楽しめる造りになっています。
本機は「ぱちんこ 新・必殺仕事人S」と同じく「マルチレイヤービジョン」を搭載。2枚の液晶の間にギミックが存在するという独特な造りから生まれる演出の迫力は圧巻!特に剣のギミックアクションは予告、リーチ発展時&リーチ中、大当たり時などで様々なバリエーションが用意されており、搭載ギミック数の少なさを感じさせない強烈なインパクトを残していました。
続いて盤面構成について。まずは出玉関係に関わる部分の造りはこんな感じ。上でも名前を挙げた「ぱちんこ 新・必殺仕事人S」に似ていますが、そちらでは上からスルー→電チュー→アタッカーという配置だったのに対し、本機ではスルー→アタッカー→電チューという配置になっていました。といってもラッシュや時短消化の打感には大きな変化ナシ。また、普図抽選タイプだった「ぱちんこ 新・必殺仕事人S」とは異なり本機のラッシュは毎回転電チュー(特図2)で抽選を行うタイプです。電チューは毎回ロング開放かつインターバル(閉じている時間)も一瞬なのでほぼ保留を切らさずにサクサク消化可能。今回の試打では打ちっぱなしでもST155回消化時の玉減りは20発程度だったので、元々の造りはかなり優秀だと感じました。もちろん台のクセ次第なところもあるので、スルー部分の溢しポイントなどはチェックするようにしたいですね!
おそらく「ぱちんこ 新・必殺仕事人S」を打ったことのある方なら気になっていたと思いますが、本機でもステージは非搭載。これは個人的な見解ですが、ステージが搭載されていればそこからのヘソ入賞が見込めるものの結局は他の部分の状況次第、つまりバランスが大事なのでステージがないからといって他機種より劣っているワケではありません。ただ、ステージからヘソに入賞する瞬間の気持ち良さだったり、独特なステージ形状をしている台だと玉の動きを見ているだけで楽しい…といったパチンコならではの魅力が味わえないのはやはり残念ですな。
ギミックはデザイン自体がめちゃくちゃカッコイイことに加え、「マルチレイヤービジョン」によって表現されるギミックアクションの迫力もバッチリ。こちらは文句ナシですな。盤面構成に関しては大当たりや右打ちの消化に関わるところはストレスを感じない秀逸な造りでしたが、やはりステージがないのは無視できないポイント。2機種続けて同じ仕様なので何かしらの理由に基づいた意向なのだとは思いますが、今後の機種では是非ステージが搭載されることを熱望します!☆は4つで!
上位ラッシュは非搭載!ラッシュ突入率約64%×オール10R×継続率約81%+αのハイスタンダードスペック!
本機は初当たり確率約1/319.9の一種二種混合機。スマパチなのに1/350前後ではなく、従来のスペックに近い初当たり確率というのは大きな注目ポイントでしょう。僕を含め「ソードアート・オンライン」ファンかつパチンコユーザーの方にとっては待望の1台といえる本機ですが、これまでパチンコに触れたことはないけど「ソードアート・オンライン」が出るなら打ってみようかな、というファンの方もいらっしゃるハズ。おそらく開発段階ではスマパチならではの出玉性能をフルに発揮できるスペックも検討されていたと思いますが、より作品の魅力やパチンコの魅力を体感しやすいこの初当たり確率に仕上げてくれたのは評価したいですな!
特図1
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
3R | ST155回転+残保留4回転 | 50% |
3R | 時短100回転 | 50% |
初当たり時の内訳はこちら。オール3R(450発)かつラッシュ突入率50%、そして通常大当たりでも時短100回に突入という安心感のあるスペックです。最近は時短中の大当たり確率が通常時より低めに設定されている機種がいくつか登場していますが、本機は通常時と同じ1/319.9となっており約27%で引き戻しに成功&トータルでのラッシュ突入率は約64%!この初当たり時のバランスは現在のパチンコシーンにおいて人気を獲得した実績もありますし、初当たり時の期待感とラッシュ性能のバランスが取りやすくちょうど良い突入率だと感じますね。
お次はラッシュについて。本機のラッシュは155回転+残保留(4個)で大当たりを目指すSTタイプのゲーム性。ラッシュ中の大当たり確率は約1/97.7で連チャン期待度は約81%、大当たりはオール10R(1500発)となっています。初当たり時は必ず「SWORD RUSH(BATTLE OF THE CHAOS DRAKEorヒロインラッシュから選択可能)」に突入。そして規定連チャン数到達後は「BURST RUSH」となりますが変化するのは演出や消化スピードとなっており、出玉性能面で下位ラッシュや上位ラッシュという概念はナシ。初当たりからラッシュに突入さえすれば高い出玉性能を堪能できる満足感の高いスペックになっていますね。
ここまで紹介したところからはクセのないオーソドックスなST機という印象を受けると思いますが、本機のスペック・ゲーム性における1番の特徴は「RUSH Link システム」と呼ばれる継続(引き戻し)システム。ラッシュ終了時は必ず「閃光アタック」という演出に突入し、見事成功(約33%)すれば「RUSH Link チャンス(時短111回転)」に突入。この時短中に大当たりを引き戻すことができればラッシュ突入濃厚となります!また、「閃光アタック」には初当たりで通常大当たり当選時の時短終了後、そして「RUSH Link チャンス」終了時にも再突入する可能性があり(突入率は不明)、場合によっては「閃光アタック」と「RUSH Link チャンス」が複数回ループすることもあるようです。
「RUSH Link システム(閃光アタック・RUSH Link CHANCE)/SWORD CHANCE(時短モード)」についてはこちら
他のスマパチ機に搭載されている類似機能では「ラッシュ(時短)終了後のチャレンジ演出に成功すればその時点でラッシュ復帰」というものも多いのでそれらと比較すれば見返りは少なめ。しかしその分成功率が高めに設定されており、なおかつ適度な期待感(時短111回転での引き戻し期待度は約31%)を味わえるという点が本機の強みですね。もちろん「成功率を下げてでもラッシュ引き戻し確定にしてくれ!」という方もいらっしゃると思いますが個人的にはパチンコのゲーム性として非常に優れている印象を受けましたし、既存の設計に囚われずスマパチの新たな可能性を追求しようとする姿勢にも好印象です!
京楽からは昨今、「Pアズールレーン」など独創的なゲーム性のパチンコが続々と登場。こういった機種の登場はいちパチンコファンとして非常にワクワクしますが、やはりとっつきにくさを感じてしまう部分もあるかもしれません。そういった意味で「ソードアート・オンライン」というタイトルが誰もが楽しみやすいゲーム性で登場してくれるのは喜ばしいことなのかなと思います。…ここは文句ナシの☆5つです!
これが京楽の本気!かつてない演出ボリュームで原作の魅力を最大限に表現!
今回の試打を通して非常に印象的だったのが、通常時の演出はこれまでの京楽系機種と演出構成やバランスが大きく異なるという点。まず演出構成についてですが、1番大きな変化は連続予告発生時の演出フローです。直近でいうと「ぱちんこ 新・必殺仕事人S」もそうでしたが、これまで連続予告発生毎に変動中予告(図柄テンパイ前)の昇格に期待…というのが多くの機種で採用されている演出構成。しかし本機では基本的に変動中予告が発生するのは最初の1回(連続予告発生前)のみ。連続予告が発生した際はテンポよく×2→×3…と進行していき、連続予告発生時に出現するカットインの種類&図柄テンパイ後の強予告や強リーチ発展に期待、というのが基本的な連続演出発生時の流れとなっていました。
「リーチ前の予告演出(Chance-Vib予告/レバブル予告/次回予告/連続予告など)」についてはこちら
先読み発生後は当該変動開始時がアツい!
10年以上に渡る京楽王道の演出構成に変化があったということで、おそらく初打ちの際は多くのユーザーが大なり小なり違和感を覚えるでしょう。事実僕も最初の方は「特殊な連続予告のパターンなのかな?」と思っており、まさかこれがデフォルトの連続予告だとは思っていなかったです(笑)。ただ、数時間も打てば演出フローにも慣れましたし、予告演出の昇格がない分毎回転の変動開始~テンパイ前(連続予告発生前段階)の強予告発生に常に期待しながら楽しめるという新鮮な魅力を味わうことができました。特に保留変化など先読み系演出発生時の当該回転変動開始時はかなり気合が入りますね!
「リーチ後の予告演出(図柄法則/Switch/群予告など)」についてはこちら
変化を感じたもう1つのポイントが演出バランス。数時間の試打で本機の演出バランスを完璧に把握できたとはいえないのですが、これまでと比較して激アツに分類される演出の発生頻度が低めでした。大当たりする際も「○大演出」的な激アツ演出が毎回いくつも複合するワケではなく、1つか2つ発生すればかなり期待が持てる印象でしたね。逆に激アツ演出がモリモリ複合してハズレるガッカリパターンは今回確認できなかったので、これが本機本来の演出バランスなのであれば純粋にこれまでより演出バランスが良くなったと感じるユーザーが多いのではないかなと。
そして本機の通常時の演出において最大の強みと言えるのが圧倒的な演出ボリューム。予告演出はもちろんのこと、スーパーリーチ中のチャンスアップ演出や分岐ルートの映像パターンの豊富さは過去に類を見ないレベル!他の機種だと尺の都合上原作でのシーンやセリフが大幅に削られていることもありますが本機では多彩なチャンスアップ(映像パターン)を用意することでそのあたりはかなりカバー出来ていましたし、これはアニメ視聴勢の方もかなり満足できると思います!
最後にちょっと細かいところですが、ギミックアクションの発生頻度というのも個人的にかなり注目したいポイント。これまでは連続予告発生時に必ずギミックが作動したり、何かしらチャンスを煽る演出でギミックが作動→発展ナシみたいな機種も珍しくありませんでしたが、本機はむやみにギミックを動かすことなく作動タイミングがかなり厳選されている印象。ギミックアクションはパチンコの醍醐味ですし必ずしも本機のような造りが正解というワケではないかもしれませんが、ギミックアクションが発生すればチャンスだと感じることのできるメリハリのある演出構成はかなり好みでした!
膨大なボリュームになってしまうでここらで抑えておきますが、気に入ったポイントは他にも多数存在します。試打を終えたあとに「まだ演出を楽しみ足りないから早くホールで打ちてぇ~!」とここまで感じたのは初めてかもしれません。もちろんこれは僕が「ソードアート・オンライン」のファンであるというのも大きな理由ではありますが、マジで面白かったですね。連続演出の構成や全体的な演出バランスの改善など純粋にパチンコとしての進化を感じられる部分も多々ありましたし、ここは文句ナシの☆5つで!
ラッシュも演出ボリュームは十分。序盤はもっとガッカリ演出を楽しめる造りなら尚良かった!
お次はラッシュについて。ゲーム性や出玉性能についてはすでにレビューしているので、ここでは演出面を中心にお話したいと思います。本機のラッシュはST155回転+残保留(4個)となっており、出玉性能の異なる上位ラッシュは非搭載。オール10R×継続率約81%+αという高い出玉性能はもちろんのこと、通常時と同じく演出ボリュームにもかなり力が入っております!
「SWORD RUSH詳細と演出モード一覧」についてはこちら
本機はラッシュ初当たり後と規定回数連チャン(大当たり5回)後で演出構成が変化。さらに序盤は「BATTLE OF THE CHAOS DRAKE」と「ヒロインラッシュ」の2種類から選択可能となっております。まずは「BATTLE OF THE CHAOS DRAKE」。こちらは91層のボスに勝利すれば大当たりとなるST王道の演出モード。演出フローは先読み演出→当該変動中予告演出→リーチ演出といった流れで、昨今の出玉スピードに特化したラッシュより演出でのドキドキ感を味わいやすい造り。とはいえリーチ演出はかなり短めに作られていることもあり十分な爽快感も備えています。
「BATTLE OF THE CHAOS DRAKEの先読み演出/予告演出」についてはこちら
「BATTLE OF THE CHAOS DRAKEのリーチ演出」についてはこちら
こちらの演出モードでは「デフォルトstyle(キリト)」「メリハリstyle(アスナ)」「Air-brow一閃style(クライン)」「発見告知style(エギル)」「保留鑑定style(リズベット)」「デバイス一発告知style(シリカ)」といった6種類もの演出タイプから選択可能。これらは告知方法だけに留まらず発生する予告演出のバランス変化、そして「保留鑑定style(リズベット)」では専用の液晶演出(保留演出)も用意されていたりと相当力が入っております。本機は元々の演出カスタマイズ機能も非常に充実しているので、それと組み合わせると楽しみ方は無限大ですな。ただ、通常時の演出(特にリーチ演出)のボリュームや演出パターンがあまりにも凄まじかった分ラッシュ中のリーチ演出は少々淡白に感じてしまいました。演出タイプ&カスタマイズが充実しているので打ち込み甲斐はあると思いますが、規定連チャン数到達後のラッシュがさらに爽快感のある仕様(後述)になっている分、ここでのリーチ演出はもう少し眺めの尺でドキドキできる造りでも良かったのかなと思いましたね。
もう1つは女性キャラクターたちが活躍する「ヒロインモード」。全体的な構成としては先読み演出→当該変動の予告演出→リーチ演出という演出フロー、そしてもちろん変動スピードも「BATTLE OF THE CHAOS DRAKE」と同じですが、専用の演出タイプはスタンダードの「常夏ver」、予告やリーチの展開にメリハリがつく「突熱ver」の2種類となっています。こちらのモードはおそらくほぼ全てが本機の為の描き下ろしとなっており原作にはないヒロイン達の姿を見れるのが最大の魅力。あとは演出タイプが2種類のみと控えめな分、各演出の信頼度をしっかり把握して楽しみたいという方にもオススメできますね。
「ヒロインパラダイスの先読み演出/予告演出」についてはこちら
そして最後にご紹介するのが10R大当たり5回当選(初当たりを含む)という条件を達成すると突入する「BURST RUSH」。こちらは100層のボスを倒せば大当たりとなる演出モードで基本的な演出構成は「BATTLE OF THE CHAOS DRAKE」とほぼ共通(演出タイプは3種類)ですが、変動スピードが格段に上がっているのが大きな違いです。
「BURST RUSHの先読み演出/予告演出」についてはこちら
スピード感に特化したラッシュというのは演出面での満足感と引き換えになるので、特に人気作品とのタイアップ機では賛否両論があるかと思います。ただ、本機の場合は他機種よりも突入のハードルをあえて高く設定することで、「BURST RUSH」突入時点である程度演出や出玉面での満足感が得られているんですよね。「BURST RUSH」には達成感、そこからの連チャン時には爽快感、そしてすぐに連チャンが終わってしまってもすでに十分な満足感を味わえている…という設計は、こういった原作人気の高い作品の台と非常にマッチしたラッシュ構成だなと感じました!
本機のラッシュは同初当たり確率帯トップクラスの出玉性能もさることながら、演出面の気合の入り方も相当なもの。特に6種類もの演出タイプから選択できる「BATTLE OF THE CHAOS DRAKE」はかなり打ち込み甲斐があるなと感じました。しかし1つ気になる点を上げるとすれば5連チャン目以降がかなりスピード感がある仕様なので、それ以前はもう少し演出(特にリーチ演出)をじっくり楽しめる造りだと嬉しかったですね。☆は4つ!
スペックも演出も◎で覇権の匂い十分!
超大型コンテンツ「ソードアート・オンライン」のパチンコがついに登場。僕も20代前半にリアルタイムでアニメを視聴していたもので、本機の登場は心待ちにしていました。普段だとパチンコの新台が登場する時はまずスペック面が気になることが多いのですが、本機に関しては演出でどれだけ「SAO」の魅力を表現してくれているだろうか…というのが真っ先に気になったポイント。期待と不安を同時に抱えながら試打を行ってきたのですが、本機の演出のクオリティは完全に僕の予想を超える仕上がりでした。原作ファンしかその魅力を感じないのでは?と思われるかもしれませんが、これまでの京楽系機種とは異なる演出構成&バランス、そして「マルチレイヤービジョン」によって表現される迫力のある映像は中々他の機種では味わえないものになっているので、原作を知らない方でもきっと楽しめると思いますよ!スペック面でもさすが京楽といえる高性能スペックになっていますし、全パチンコユーザーに1度は打ってみて欲しいと思える1台でした!☆は5つ!
今回のレビュー結果
「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」の解析情報はこちら
10年以上夢見ていた「SAO」のパチンコがついに現実に…!
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