【Pフィーバーありふれた職業で世界最強】並々ならぬ拘りを感じるポイントが多数存在!通常時のスペックや演出を徹底レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
今回はSANKYOさんから登場する注目の新台「Pフィーバーありふれた職業で世界最強」の試打レビューをお届け!スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「通常時編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
初当たりの40%で3000発+α!しかし通常大当たりは…
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | 一種二種混合機 |
大当たり確率(通常時) | 1/319.7 |
RUSH中大当たり確率 (実質大当たり確率) |
1/67.9or1/1(※1) |
RUSH突入率 | 約60% |
RUSH継続率 | 約77%(※2) |
トータル継続率 | 約81%(※3) |
賞球 | 1&5&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 2R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
2R:約300個 10R:約1500個 |
時短回数 | 0回転/100回転 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…普図ロング解放時、特図2実質確率約1/1当選を経て大当たり。
※2…ST100回転継続率:約77.3%。特図2に限る。
※3…ST100回転継続率:約77.3%、3000FEVER含むトータル継続率:約81%。特図2に限る。
※…ST=世界最強RUSH。
※…大当たりはV入賞時に限る。
※液晶表示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります。
※…コンプリート機能搭載機。
本機は初当たり確率約1/319.7の一種二種混合機。近年のトレンドである普図抽選タイプのラッシュを搭載した1台となっております。
特図1
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R+10R+α(※1) | 時短100回転 | 約40% |
2R | 時短100回転 | 約20% |
2R | 時短なし | 約40% |
※1…ラウンド中に上乗せ演出が発生する度に10R分の出玉上乗せがループ。
※…V入賞時に限る。
今回は「通常時編」ということで、評価材料となるのは初当たり時のラウンド内訳やラッシュ突入率などをふまえたトータルでの満足感。そして特図1(ヘソ)での当選時の内訳がこちらでございます。
ここでの注目ポイントはラッシュ突入となる大当たり(全体の60%)の内2/3は「3000FEVER」であること。こちらは「Pフィーバーアクエリオン極合体」「Pフィーバー炎炎ノ消防隊」と同じように最低3000発(10R)の獲得に加えさらなる10R大当たり×1G連当選の可能性もアリ…というかなりの興奮を感じることのできるボーナスとなっています。ただ、10R大当たりの上乗せに当選する確率(特図2当選時の10R×2振り分け)が15%というのは少々物足りなさも感じるポイント。先程名前を挙げた2機種をはじめとして他機種に搭載されている同タイプのボーナスでは3割前後期待できるモノが多いので、それらと同じようなイメージで本機を実戦されると少し肩透かしを食うかもしれませんね。本機での+αは「引けたらラッキー!」なオマケ要素的な物として捉えた方が良さそうです。
また、通常大当たりが2R大当たり(300個)かつ時短非突入となので、遊びやすさという点には少々欠ける印象。まぁ初当たりの半数近くが3000発(+α)なのでこれは仕方ないといえば仕方ないのですが…「ありふれた職業で世界最強」の登場を機にパチンコを始めてみたいと思っているアニメ・ラノベファンの方もいるハズ。100回転と言わず50回転程度でも良いので、引き戻しの期待を持ちながら作品の魅力を活かした演出を楽しめる時短はやはり欲しかったなと思いました。
ちょっと辛口なコメントが多くなってしまいましたが、3000発+αが初当たり時の40%を占めているというのは大きな魅力。メリハリ型スペックが好きな方にはブッ刺ささることでしょう!☆は3つ!
各ヒロインにスポットを当てた演出が充実!
通常時は基本的に「ユエステージ」「シアステージ」「ティオステージ」「香織ステージ」のいずれかに滞在(その他特殊ステージも複数存在)しているのですが、それぞれのステージ専用予告演出が複数搭載されており予告演出のバリエーションは非常に豊富な印象。もちろんステージ共通の予告演出も十分に用意されており、試打の終盤で「こんな予告演出もあったんだ!」と気づく初見の演出もありました。
リーチは「日常リーチ」「ミュウリーチ」「ミレディチャンス」の3種類がいわゆる弱系・チャレンジ系リーチ、「大迷宮リーチ(前半・後半)」が初当たりに絡みやすい主要リーチ、「世界最強リーチ」が本機最強リーチといった感じ。これだけだと若干リーチ演出が少ないかもですが、実は「日常リーチ」と「大迷宮リーチ」の前半はそれぞれ「ユエ」「シア」「ティオ」「香織」の4パターンが存在しているので、トータルではかなりのバリエーションが用意されておおります。
演出に絡むところで言えばギミックでも4人のヒロインが勢ぞろい! 筆者は失礼ながら原作を未読・未視聴勢なのですが、調べてみたところどうやらかなりヒロイン達の人気が高い作品のようですな。ステージ(予告演出)・リーチ・そしてギミック…と全てにおいて各ヒロイン達の魅力を感じることができるので、これはかなり原作ファンの方も満足できるのかなと。
演出ボリュームだけでなくユーザーの心をグッと掴むクオリティの高い演出があるのかというのも大事にしているポイントなのですが、通常時のキー演出である「二人は最強演出」なんかはまさにソレ。原作を知らなくても惹きつけられる映像&音声、一目でわかる激アツ感…発生した瞬間に「キター!」とめちゃくちゃテンションが上がりました。こういう演出が1つあると原作への興味も湧きますよね!
そして最後に…本機の通常時はどことなく全体的に「Pフィーバーダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」っぽい雰囲気を感じました。クルーン搭載機という点であまり良い印象がない方もいらっしゃるかと思うのでこれは伝えるか悩みましたが…。最近は「ダンまち」の設置もほとんど見かけなくなってしまったので、あの機種に近い雰囲気を楽しめるというのは個人的にめっちゃ嬉しい要素。これは全国の「ダンまち」ファンの同士にも是非1度確かめていただきたいですね!
SANKYO系機種ではお馴染み。ジャッジ演出でボタン(レバー)指示を無視した場合のみ出現の可能性があるお楽しみ要素も!
通常時は予告・リーチ演出共に十分な演出ボリュームがありかなり打ち込み甲斐がありそう。「二人は最強演出」を始めとして演出の映像や構成にも非常に力が入っておりましたし、なおかつ僕の大好きな「ダンまち」っぽさも…! ここは文句ナシの☆5つです!
演出バランスはメリハリタイプ?他機種ではあまり見られない独自の魅力も!
今回の試打ではデフォルト(演出カスタマイズOFF)状態をメインに試打を行いましたが、保留変化の発生頻度が低めかつ出現した際もほとんどが白保留、そして赤系予告演出の発生頻度などもかなり抑えられている点などが特に印象的でした。また、保留変化以外にも先読み系演出は豊富に用意されておりますが、それらが複合した際は熱めの展開になることが多かったです。トータルで見ても過度な煽りはかなり少なく、デフォルトでもしっかりメリハリのある演出バランスという印象で個人的にはかなり好みでしたね。
演出バランスに関するところで言えば、連続予告に関しては昨今様々な機種で取り入れられている2連目からそのまま3連目に移行するパターンが存在していること、そして保留3時の消化が早い(半数ほどは保留4時同等のスピードで図柄停止)ことなども印象的だったポイント。先程挙げたメリハリのある演出バランスであることも含め、通常時は非常にテンポが良くストレスを感じる瞬間がかなり少なかったです。
今回の試打では、連続予告発生時にこちらの「演出紹介」が発生し「ミレディチャンス」発展というパターンを確認。この手の演出は様々な機種で採用されていますが、直接当該変動の期待感に影響するものってあまりないですよね。さすがにこの流れが偶然とは思えないので、必ず対応する演出に発展…とまではいかなくともその後の展開に期待が持てる意味のある演出になっているのかなと。これはめちゃくちゃ気に入ったポイントです!
もう1つ良かったのは「全回転リーチ」への発展パターン。今回は1度だけ「全回転リーチ」を確認できたのですが、なんと先読み演出や当該変動での予告演出は一切発生せずしれっと7図柄テンパイ→「全回転リーチ」発展…という流れでした。どんな展開から発展してももちろん嬉しいものですが、あらかじめ大当たりへの期待が高まっている展開からよりも、このようなまったく意識していない状態でのサプライズパターンの方がより感情が昂りますな。まぁたまたま今回無演出だっただけで他の発展パターンもあるかもしれませんが、通常時にこのような展開からの「全回転リーチ」発展パターンが搭載されている機種自体そうはないハズ。これは神がかった見せ方だと思いましたね!
今回の試打だけで完璧に理解できたわけではないと思いますが、メリハリのある演出バランスやテンポ感はかなり好み。「演出紹介」がしっかりと意味のある演出になっていることや「全回転リーチ」の発展パターンなど、他機種にはない魅力も多数存在していた…ということでここは☆5つ!
注目は「保留領域キャラ固定」カスタム!先バレ系も搭載されていれば尚良かった!
通常時に用意されている演出カスタマイズ機能はこちらの4種類。「先読みカスタム」「レバブルアップ」「V-フラッシュアップ」といったSANKYO系機種お馴染みのカスタムはもちろん、「保留領域キャラ固定」という独自のカスタム機能が搭載されているのが注目ポイントです。
実は本機、通常時は液晶左下部分に各ヒロイン達の太ももが表示されており、ヘソ(特図1)の保留が溜まった際はここ表示されるというなんとも個性的なデザイン。基本的にキャラクターは定期的に変動する(ステージに対応?)のですが、これをお気に入りのキャラクターに固定できるというのが「保留領域キャラ固定」というカスタムの正体でございます。演出の信頼度に関わるものではないのでそこまで大きな需要があるカスタムではないかもしれませんが…個人的にこの方向性は嫌いではありません(笑)
一方気になったのは「先バレ」系のカスタム機能がないこと。個人的に必須機能とまでは思ってはいないのですが、今現在最もユーザーからの需要が高いカスタマイズ機能の可能性は高いですからねぇ。先日登場した「Pフィーバーかぐや様は告らせたい」では「心電図ランプ」と連動した「かぐや様は先ドキさせたい」というコンテンツの色を出した先バレ系カスタマイズ機能が搭載されていたこともあり、本機でそのようなカスタマイズ機能が無くなってしまった…というのは残念なポイントです。保留入賞時のロゴフラッシュ系演出は存在しており発生頻度は低いもののかなりドキドキできる良演出だったので、これがカスタマイズ機能に対応していると嬉しかったですね。
「保留領域キャラ固定」を搭載しているのは多いに評価したいポイント。ただ、昨今の機種にしてはカスタマイズ項目が少なめ、そして先バレ系カスタムがないというのは減点要素…ということで☆は3つで!
演出面で強い拘りを感じた!
主観ではありますが、スペック面においては「フィーバーありふれた職業で世界最強」という作品との相性を考慮して少々辛めレビューになってしまいましたね。ただ、演出面は全体的にかなり僕好みの造り。独自色の強い演出やカスタマイズ機能も見られ開発者さん達のこだわりが感じられたのも好印象でしたのでここは☆4つで。次回の「ラッシュ編」もお楽しみに!
今回のレビュー結果
あの全回転リーチ発展パターンはマジでビビる
INFOMATION
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