【eルパン三世 銭形からの招待状】王道ロングST!ラッシュのゲーム性や演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回は平和さんから登場する注目の新台「eルパン三世 銭形からの招待状」の試打レビューをお届け! スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「ラッシュ編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
帰ってきた王道ロングST!シンプルゆえに本機ならではの強みは少ない。
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | V-ST機 |
大当たり確率(通常時) | 1/349.9 |
大当たり確率(高確率時) | 1/92.8 |
ST突入率 | 約64%(※1) |
ST継続率 | 約81%(※2) |
賞球 | 1&3&6&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
10R:約1500個 |
ST回数 | 150回転 |
時短回数 | 100回転 |
Cタイム | 非搭載 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…ST突入割合51%+時短100回転引き戻し率約24.9%+残保留引き戻し率約1.1%の合算値。V入賞が条件・試射値。
※2…ST150回転引き戻し率約80.3%+残保留引き戻し率約1.1%の合算値。V入賞が条件・試射値。特図2に限る。
特図2
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R | ST150回転 | 100% |
本機のラッシュは電サポ150回転(+残保留)で大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性。昨今の機種の多くは爽快感の高さがウリの普図抽選タイプが主流となっていますが、本機は一昔前までの主流だったV-ST機。演出面に関しての詳細は後ほどの項目で詳しくレビューしますが、普図抽選タイプよりも演出をじっくりと楽しめるのが特徴です。
ラッシュ中の大当たり確率は約1/92.8となっており、ST150回転+残保留での当選期待度は約81%、そして右打ち中の大当たり(時短中含む)は全て約1500発獲得可能な10R大当たり。一撃3000発や4500発といった大量獲得獲得ボーナスは存在せず(保留連告知演出のみ存在)、Cタイムもないので非常にシンプルなゲーム性に仕上げられております。そういった大量獲得ボーナスを搭載した機種では「ST連チャン率」と「実質継続率」のような形で2つに分けてスペック表が作られている機種が多く、実際に打った際に「なんかイメージと違うな…」と感じてしまうことも。本機のようなわかりやすいスペック&ゲーム性のラッシュを求めていた方は少なくないでしょう。
ただ、ここで忘れてはならないのは本機はスマパチであるということ。すでに登場しているスマパチ機の多くはCタイムを搭載することでオール10R(約1500発)×継続率約81%+αを実現しているので、Cタイム非搭載の本機はそれらと比較するとラッシュ性能がワンランク落ちるのは否定できません。本機は通常時の大当たり内訳がマジで神なのでそれも踏まえたトータルバランスで考えれば非常に優秀なスペックだと思いますが、短時間実戦などで最大の瞬発力を求める場合には候補からハズレてしまうのかなと。
ここ数年でラッシュのゲーム性の自由度が飛躍的に高くなったパチンコシーン。スペック表から受ける印象と実際に体感した際のギャップが激しいものも少なくなかったので、本機のような一目見ただけで理解できるシンプルなラッシュを求めていた方は少なくないでしょう。ただ、それ故に本機ならではの強みに乏しいこと、そしてスマパチの特権であるCタイムが搭載されていないことで他のスマパチ機よりもラッシュ性能がワンランク落ちるというウィークポイントもありましたので…☆は3つ。
2種類の演出モードから選択可能!
ラッシュ中の演出は「ルパンモード」「不二子モード」から選択可能!
前述の通り本機のラッシュは電サポ150回転+残保留内での大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性。この手のタイプのラッシュでは最初から最後まで一貫した演出構成のものといくつかのパートに分けられているものが存在しておりますが…本機のラッシュは後者。前半30回転はスピード感重視の「限界突破CHANCE」、そして後半120回転は大当たりまでの過程をしっかりと楽しめる演出構成になっております。
まずは前半30回転限定の「限界突破CHANCE」。ここは先読み&即当たり演出メインで爽快感のあるゲーム性となっておりますが、この「限界突破CHANCE」中も「ルパンモード」「不二子モード」で異なる演出が用意されていることが注目ポイントです。
「ルパンモード」は先読み発生でドキドキできるスタンダードタイプ、「不二子モード」だと違和感告知(画像では不二子パネルが消灯)がメインに!
本機と同じ前半パート&後半パートという構成のラッシュでも、前半パートでは演出モードが存在しないという機種も多数存在。正直この区間に関しては不満の声は出ないと思いますが、細かいところでも手抜きをせずユーザーが飽きないように工夫されている点はかなり評価できるポイントですな。
続いて「GOLDEN TIME」という「ルパン三世」伝統の名称を継承した後半パート。こちらは先読み演出→当該変動の予告演出→リーチ演出という大当たりまでの過程をじっくりと楽しめる演出構成。昨今は即当りゾーンではないメインのST区間でもスピード重視の造りが多い為それらに慣れると若干テンポが悪く感じてしまうかもしれませんが、ここでも稀に即当たり演出が発生するなど必要最低限の爽快感は味わえるよう絶妙な調整が行われておりました。
ここでの注目ポイントは「不二子モード」の演出で、メインとなるリーチ演出ではなぜか「銭形」と「不二子」のマリンスポーツバトルが勃発。取材前の段階で本モードの存在自体は知っていたのですが、いざこの演出を目の当たりに、そして「ルパン一味」によるお助けパターンが発生した際には思わず顔がニヤけてしまいましたね(笑)。
メインとなる後半パートでは予告演出・リーチ演出共に十分な演出のバリエーションが用意されており、昔ながらの王道STが好みの方にはドンピシャな造りだと思います。「ルパンモード」では「ルパン一味」の活躍を描いたクール&スタイリッシュな演出、そして「不二子モード」では新規映像によるコミカルな演出と、「ルパン三世」の魅力を丸ごと味わうことができたのも良かったですね。☆は5つで!
気になるポイントはあるが、ロングSTタイプならではの魅力は十分味わえる
前半パートは即当たりがメインのゲーム性なので、ここではメインである後半パート「GOLDEN TIME」の演出バランスについてレビューしたいと思います。前述の通り「GOLDEN TIME」は先読み演出→当該変動の予告演出→リーチ演出…という昔ながらの王道STを楽しめるゲーム性。この手のタイプで1番重要視しているのがリーチ発展時のトータルでの期待感です。個人的にリーチ発展頻度はそこまで高くなく発展すれば50%くらいが大当たりに期待できるバランスがベストだと思っているのですが、本機はどちらかというとリーチ発展頻度は若干高めの印象。発展時の期待度は約3割~4割といったところでしょうか。ここに関しては完全に好みによるところだと思いますが、僕としてはもう少しリーチ発展で熱くなれるバランスの方が良かったかなと感じました。
予告演出に関しては緑系予告のみだとリーチ発展率が低くあからさまに強い演出が絡んで発展するパターンが大半だったこと、そして「ルパンモード」選択時のステップアップ系演出で「ルパン三世(ステップ3?)」まで到達してもリーチに発展しないパターンがあったのが気になったポイントです。もう一段階先のステップ(キャラアップ&セリフ)でリーチ濃厚になるっぽいので仕方ないと言えば仕方ないのですが、事前に知らなかった場合「これで発展しないの!?」と驚いてしまうかも。
先にネガティブな印象を受けたポイントからご紹介してしまいましたが、お次は面白かったポイントを。まず1つ目は保留変化は強いパターンが発生しなくとも十分大当たりに期待できたことです。もちろんその他予告演出やリーチ演出などどこかしらで強めの演出やチャンスアップが発生していることがほとんどではありますが、今回の実戦では保留変化ナシ、点滅保留、青保留…といった弱パターンからの大当たりが多発。これによってとにかく発展さえしてくれれば「あとはリーチ中のチャンスアップ次第で…!」という気持ちで期待することができます。
「【GOLDEN TIME】ルパンモード:予告演出」についてはこちら
もう1つ印象に残っているのが上の説明でも登場しているボタン演出。実戦上「GOLDEN TIME」中のボタン演出発生時は最低でもリーチ演出へ発展、そして大当たり濃厚演出への即発展パターンも何度か確認! これに気づいてからはボタン煽りが発生するだけで体が反応するようになっていました(笑)。単なる賑やかし的な存在になってしまっている機種も少なくない中、本機ではめちゃくちゃワクワクさせてくれる演出になっています。といっても変動中にボタンが発生せずともリーチに発展そして大当たり当選となるパターンももちろん存在…というかどちらかと言えばそっちがメイン。「この演出があるから打ちたい!」と思わせるほどの存在感がありつつも、全体的な演出バランスを考慮して過度な主張はしないように調整されている点もGOODですな!
「【GOLDEN TIME】ルパンモード:リーチ演出」についてはこちら
ネガティブな意見も述べましたが、保留変化演出への依存度が低くとりあえずリーチに発展さえしてしまえばそれなりの期待ができる…という造りは多くのユーザーに受け入れられそうな気がしますね。ボタン演出もめちゃくちゃ興奮できましたし、ここは☆は4つで!
各項目毎に細かい設定ができるのが嬉しい!
ラッシュ中に選択可能な演出カスタマイズは「先フラピースフラッシュカスタム」「先読みカスタム」「一発告知カスタム」「ギアバイブカスタム」など、通常時に用意されているものと共通。告知系をメインに多くの機種で皆さん活用されるであろう主要カスタマイズ機能は一通り揃っていますね。
「カスタマイズ機能一覧(先フラ/先読みチャンスなど)」についてはこちら
「先読みカスタム」は実戦上「期待度大幅UP」だと出現=全て大当たり当選だったので、しっかりとガセの先読み演出が減りそれでいてドキドキ感も味わうことができる「期待度UP」がオススメ。もしくは「OFF」に設定して、先程紹介した変動中のボタン演出発生でいきなり熱くなれるパターンを楽しむのもアリです♪
「先フラピースフラッシュカスタム」は通常時だと「OFF(非発生)」or「ON(赤)」or「ON(赤・紫)」が用意されておりますが、ラッシュ中は「OFF(非発生)」or「ON(赤)」の2種類のみ。実戦上ラッシュ中の「先フラピースフラッシュ」は全て大当たりに繋がったので、さすがに大当たり濃厚演出になっているのかなと思います。ここは大胆に通常時と同じく「ON(赤・紫)」を用意して、「赤」=大当たり濃厚、「紫」=保留連!?…みたいな感じでも面白かったかなと思いました!
ラッシュ中のカスタマイズ項目は昨今の機種としては並程度のバリエーションではありますが、先読み系や一発告知系、そして昨今のトレンドである先バレ系…と必要なものは一通り搭載。さらにいずれの項目でもON・OFFだけでなく出現率や信頼度にいくつかのパターンが用意されているので、それらの組み合わせによって飽きずに楽しめそうなのも高評価。☆は4つ!
古き良き魅力を感じるラッシュ!
本機のラッシュは大量獲得ボーナスやCタイムなどは非搭載で、ロングST×オール10R×継続率約81%というシンプルなゲーム性での登場。通常時のスペック面が強力すぎる分他のスマパチ機のラッシュと比較すると若干出玉性能がひかえめではありますが、こういう慣れ親しんだ安心感のあるラッシュを求めていた方は少なくないのかなと思います。
演出面は個人的にロングSTで最適だと思っている、爽快感と演出面での満足感のバランスに優れた2パート構成。後半パートの「GOLDEN TIME」ではリーチ演出の尺も十分しっかり用意されているので、数年前までの王道STが好きだった方にはかなり刺さる1台になっているのではないでしょうか。☆は4つ!
今回のレビュー結果
ボタン演出発生時のドキドキ感が堪らん
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