【ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン】ラッシュ性能は両タイプ共通！？ラッシュの演出やゲーム性を試打レビュー！

こんにちは！　ななプレス編集部のパン君です。

ビスティさんから登場する「ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ」「スマパチ シン・エヴァンゲリオン Type カヲル」の新台レビューをお届け！スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「ラッシュ編」でございます。

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ」の解析情報はこちら

「スマパチ シン・エヴァンゲリオン Type カヲル」の解析情報はこちら

「未来への咆哮」をほぼ完全踏襲。スマパチ版になにか1つ強みがあれば…

今作はP機版の「Type レイ」、そしてスマパチ版の「Typeカヲル」が同時デビュー。前回お届けした「通常時編」では両タイプの特徴を細かく紹介しましたが、ラッシュに関する数値は両タイプでほぼ共通となっているのでまとめてご紹介したいと思います。

ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ

※…液晶の表示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります。
※1…高ベース中に特図1で通常大当たりに当選した場合は500回転。
※2…確率変動は特定ラウンドにおけるV 入賞が条件。
※3…ST突入割合約63%に時短100回での引き戻し約26.9%と残保留での引き戻し約1.2%を含めた数値。
※4…継続率約80.7% に残保留での引き戻し約1.2% を含めた数値。

スマパチ シン・エヴァンゲリオン Type カヲル

※…液晶の表示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります。
※1…高ベース中に特図1で通常大当たりに当選した場合は550回転。
※2…確率変動は特定ラウンドにおけるV 入賞が条件。
※3…ST突入割合約70%に時短100回での引き戻し約24.9%と残保留での引き戻し約1.1%を含めた数値。
※4…継続率約80.8% に残保留での引き戻し約1.1% を含めた数値。

新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜

※1…残保留・時短引き戻しを含めた合算値
※2…残保留引き戻しを含めた合算値

本機のラッシュ「シン・IMPACT RUSH」は電サポ163回転で大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性。ラッシュ中の大当たり確率や継続率、そして時短含む右打ち中の大当たりはもちろんオール10R（1500個）であるなど、両タイプ共にラッシュのゲーム性や各種抽選数値に関しては前作「未来への咆哮」を忠実に再現したスペックとなっております。

一応両タイプで異なるポイントに触れておくと、ラッシュ中の大当たり確率は「Type カヲル」が約1/99.4であるのに対し「Type レイ」は約1/99.5。ごく僅かな差とはいえ大当たり期待度が異なることが気になる方もいらっしゃるかもしれません。しかし残保留（最大4個）は低確率状態での抽選となる為、大当たり確率は「Type カヲル」が約1/349.9に対し「Type レイ」が約1/319.7。これをふまえたラッシュのトータル継続率（残保留による引き戻し込み）は共に約81％となっております。どちらのタイプでも「未来への咆哮」を継承した出玉性能を堪能できますのでご安心を。

近年のミドルスペック機の王道であるオール10R×約81％継続というラッシュ性能。これはP機における限界ともいえる数値なので、「Type レイ」においては不満を感じる方はおそらくいらっしゃらないでしょう。しかし「Type カヲル」に関しては話が別。というのもこれまでに登場したスマパチ機では、「Cタイム」を搭載することでオール10Rでありながら実質的に81％を超えるラッシュ継続率を実現している機種が多数存在している為です。これだけだと「Type カヲル」のスペックは微妙なのかと思ってしまうかもですが、「Type カヲル」は初当たり出玉やラッシュ突入率といった初当たり関係の数値が非常に優秀なのでバランスは取れています。しかし今回のレビューはあくまで「ラッシュ編」ですからね。初当たりが重い分、わずかでも良いのでラッシュ性能においてもなにか1つ強みを感じることができれば良かったですな。

「未来への咆哮」は導入から2年近くが経過した今なおホールで主役の座を守り続ける超人気機種。まだまだあのラッシュを楽しみたいと感じていたユーザーは多いと思いますので、本機のスペック＆ゲーム性を知ってホッと胸を撫で下ろしたことでしょう。あとは「Type カヲル」の方になにか1つ強みがあれば完璧でしたね。☆は4つで！

「未来への咆哮」の雰囲気は残しつつも、本機にしか無い魅力が盛りだくさん！

演出面での最大の注目ポイントは、今作から各演出の素材が全て「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に刷新されているということでしょう。各予告やリーチ演出の映像はもちろんのこと、セリフの内容など細かいところまでなにもかも変わっておりました。各演出の持つ役割や演出フローなんかはほぼ前作と同じ造りではあるのですが、それでも十分な新鮮味を感じることが出来ましたね。

もちろん新要素もいくつか搭載。まず1つ目はラッシュ中の演出モードでして、新たに「真希波・マリ・イラストリアス（フルカスタム）」が追加されました。こちらは前作から継承された4種類の演出モードの内「碇シンジ（バランス型）」を除く全ての演出モードの特徴が全て適用されるというもの。先読みが発生すればその時点で激アツ、大当たりだった場合は一発告知や「カヲル」系演出が高確率で発生（複合することも！）…という非常にメリハリのある演出モードになっております。前作の4種類でも十分な満足感がありましたが、楽しみ方の幅が広がるモードがさらに1つ追加されたのは素直に嬉しいですな。

そして本機からの新演出について。前述の通り基本的には映像の刷新がメインではあるのですが、予告＆リーチ演出共に本機からの完全新規演出もいくつか確認。特に印象的だったのがこちらの連続予告でして、予告演出が弱くとも「とにかくテンパイさえしてくれれば連続予告の可能性も…」という気持ちで楽しむことができました。連続予告は「未来への咆哮」においては通常時も超重要演出でしたが、今作はラッシュ中もあの興奮を味わうことができます！

最後にご紹介する新要素はスペシャル映像で展開される「エピソードBONUS」。こちらは全4種類搭載されており、それぞれRUSH中に特定条件を達成することで当選する可能性があるようです。今回の試打では10連チャン以降に確認したので特定連チャン数が条件の1つだとは思うのですが、もしかすると保留連当選時にしか発生しない「エピソードBONUS」なんかも用意されているかもしれませんね。間違いなく前作以上に打ち込み甲斐のあるラッシュに仕上がっていると思いました！

通常時と同じく全面的に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の映像やセリフへと刷新、そして各予告演出＆リーチ演出、演出モード、「エピソードBONUS」といった新要素もたっぷりと追加。しかしそれら新要素の主張は控えめで、限りなく「未来への咆哮」に近いゲーム性を踏襲しつつも新鮮味もしっかりと味わえるという最適な進化を遂げていると感じました。☆は5つです！

前作の良いところをしっかりと継承！

「未来への咆哮」の「IMPACT RUSH」をベースにいくつかの新要素が追加された今作の「シン・IMPACT RUSH」。しかし前述の通り新要素の主張は控えめでメインとなる予告演出（先読み含む）やリーチ演出は前作同様となっている為、全体的な演出バランスに関しても大きな変化は加えられていない印象を受けました。

緑系演出は今作でもかなり強めで、発生時の半数近くは大当たりに当選。同じロングSTタイプのラッシュでも、緑系演出ではほとんど大当たりに期待できない機種も珍しくありませんからね。ここは個人的に前作のラッシュ中の演出バランスで1番好みだったポイントでもあるので、しっかりと踏襲された造りになっていて安心しました♪

リーチ演出中の映像も全面的に刷新されていますが、チャンスアップ演出はタイトルやセリフのテロップ色、そして当落ジャッジのデバイスといった感じで前作とほぼ同じ造りとなっております。大当たり当選時は基本的に最低でも1つはチャンスアップ発生、2つ以上複合かもしくは当落ジャッジでレバー指示が発生した際は高確率で大当たり当選…といった感じで、このあたりのバランスも前作を踏襲しているのかなと思います。

演出バランスにおいて個人的に注目…というか少々不安に思っていたのは新搭載の「連続予告」の存在です。前作にはない興奮を味わえる良演出ではありますが、発生頻度が高すぎると前作のラッシュとはまるで異なる演出バランスになってしまいますからね。ただ、今回試打を行った限りでは出現率はかなり低め（STを500回転近く消化して1度も発生しないことも）だったので、前作の演出バランスが完璧！と思っていた方にとっても特にネガティブな要素とはならないのかなと。なおかつ「連続予告」発生時は回数問わず（「×2」「×3」を確認）全て大当たり当選。連続回数にパターンが設けられている時点で少なくとも「×2」時はハズレの可能性もあるとは思いますが、発生時点で相当大当たり期待度の高い演出になっているのかなと思います。

前作「未来への咆哮」は近年最大のヒット機種ですし多くのユーザーがその演出バランスに満足して遊技されていたかと思いますが、今作の「シン・IMPACT RUSH」も前作に近い感覚で楽しめる演出バランスに仕上がっておりました。緑系予告がかなり強めに作られているなど僕自身もかなり好みの演出バランスでしたし、逆にネガティブに感じていた要素なんかも特になかったのでね。コイツは間違いない造りだと思います！☆は5つ！

ツボに刺さりそうなユニークなカスタマイズ機能を搭載！

ラッシュ中に選択可能なカスタマイズ機能は「レバブルアップ」「インパクトフラッシュアップ」「次回予告カスタム」の3種類。通常時は筐体の都合上「Type レイ」のみ「エアーカスタム」が搭載されていたのですが、ラッシュ中においてはそのような違いはなくカスタマイズ項目は完全に共通となっております。

前作から継承された「レバブルアップ」カスタム。個人的には大当たり時に必ずしも「レバブル」が発生するわけではない…という絶妙なバランスが好みだったのですが、今回の試打でも「レバブル」非発生での大当たりを数回確認出来ました。今作でもきっと多くのユーザーがこの「レバブルアップ」を活用して楽しまれることになるでしょうね。

新搭載の「次回予告カスタム」はその名の通り、大当たり当選時に高確率で「次回予告演出」が発生する演出バランスになるというもの。「次回予告演出」の発生タイミングはある程度限られているので、打ち込めば打ち込むほどに気合の入るポイントが明確になってくるカスタムですな。ちなみに今作の「次回予告演出」には新たに「特報」パターンも搭載されています。歴代「エヴァンゲリオン」シリーズの数ある名演出の中でも「次回予告」が1番好きだという方は少なくないはず。ファンのツボを抑えた素晴らしいカスタマイズ機能だと思います！

カスタマイズ機能の項目数は本機の通常時そして他機種のラッシュ中と比べても若干控えめではありますが、ラッシュ中はそもそも4種類用意されている演出モードによって各演出バランスの差別化が図られていますからね。ありそうでなかった「次回予告カスタム」が搭載されるなど、シリーズ最新作としての進化を十分に感じました。☆は4つ！

演出面は100点満点。「Type カヲル」にもうひと頑張り欲しかった！

演出面ではいくつかの新演出が搭載されておりますがいずれも程よいアクセント程度となっており、基本的な打感はほぼ「未来への咆哮」の「IMPACT RUSH」。前作での楽しみ方はそのままに新鮮味もしっかり感じられるという、シリーズ最新作として完璧に近い進化を遂げていると思いました。一方スペック面はタイプ毎に評価が分かれるポイント。「Type レイ」に関しては一切不満はありませんが、やはり「Type カヲル」のスペックに一切スマパチならではの強みを感じられなかった…というのが残念でしたね。とはいえ、いずれのラッシュも前作ファンの方ならきっと満足できる仕上がりだと思います！☆は4つ！

今回のレビュー結果

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「エピソードBONUS」の発生条件が早く知りたい！