【Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ3】「ヴヴヴ」といえば高継続V-ST！ラッシュのゲーム性や演出を試打レビュー！

こんにちは！　ななプレス編集部のパン君です。

SANKYOさんから登場する注目の新台「Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ3」の試打レビューをお届け！スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「ラッシュ編」でございます。

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ3」の解析情報はこちら

バランス調整がメインではあるが明確な進化を感じた！

※1…特図1RUSH突入率:約59.2％、時短100回転引き戻し率:約26.9％のトータル突入率。
※2…ST100回転継続率:約89.2％、時短10000回転継続率:約99.9％のトータル突入率。特図2に限る。

「ヴァルブレイブ」といえば超高継続タイプのラッシュという印象が強いシリーズですが本機でもその伝統を踏襲。本機のラッシュは電サポ100回or10000回の間に大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性となっております。昨今のSANKYO系機種ではシリーズ最新作でいわゆる上位ラッシュ的なものが追加されることもありましたが、本機ではそのような新要素はない為、これまでの「ヴァルブレイブ」シリーズ、中でも特にゲーム性が近い前作「Pフィーバー革命機ヴァルブレイブ2」を打ったことのある方ならすんなりと馴染むでしょう。

前作と比較して変化したポイントをいくつかご紹介すると、まずはラッシュのST回数。前作のラッシュ中大当たり時は電サポ70回 or 10000回（実質次回大当たり濃厚）でしたが、今作では100回 or 10000回（実質次回大当たり濃厚）と、メイン振り分けのST回数が変化しております。

そしてラッシュ中の大当たり確率も変化しており、前作の大当たり確率は約1/32.0でしたが今作は約1/45.5へと低下。といってもこれは出玉性能を変える為ではなく電サポ回数の増加に伴うバランス調整でして、大事なラッシュ継続率に関しては前作、今作共に約90％と全く同じ数値になっております。超高速消化のショートSTタイプが大流行していたのも今は昔。昨今はより長時間ドキドキできる100回転以上のロングSTタイプの人気が高まっているので、そのトレンドを取り入れた形ですな。

大当たり内訳

特図2

※…確率変動は特定ラウンドでのV入賞が条件。
※…液晶の指示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります。

あとはラウンド内訳。前作だとラッシュ中の大当たりは10Ror7Ror4Ror3Ror2Rでしたが、今作では10Ror6Ror3Ror2R。内訳のバランスも若干変化しており今作では10R内訳が10％！というのが強みではありますが、おそらく均して見た時の出玉バランスには大きな変化はないのかなと。

ただ、今作では10Rでも電サポ10000回突入の可能性アリになったのは非常に嬉しい要素。前作ではなぜか10R大当たりのみ電サポ100回確定で、10R大当たり後にSTを抜けた時のモヤモヤ感がすごかったですからね（笑）。全体的にバランス調整がメインではありますが、ここに関しては前作からの明確な強化点ですね！

超高継続V-ST機の代名詞となりつつある「ヴァルブレイブ」シリーズ。今作では昨今需要が大きく高まっているロングSTタイプとなったことでより多くのユーザーが満足できるラッシュに仕上がっていると思いました。そして個人的に前作で気になっていた10R時のみ電サポ100回確定…というモヤッとポイントも解消。いずれの大当たりでも電サポ10000回の振り分けに期待してST終盤まで楽しめるようになったのも嬉しいですね。☆は5つで！

新たな演出モードを搭載！

今作のラッシュでは「革命ヘブン 斬」と「MUSIC TIME」という2種類の演出モードが存在。前作では演出モードという概念が存在せず「革命ヘブン」中の演出構成は固定だったので、これは嬉しい進化ですな。

「RUSH概要/スペック詳細」についてはこちら

まずはメインである「革命ヘブン 斬」。こちらは前作の「革命ヘブン」同様、豊富な予告＆リーチ演出で大当たりまでの過程をしっかりと楽しめるTHE・王道STという造りになっております。

「革命ヘブン 斬の詳細・演出一覧」についてはこちら

搭載されている演出は従来のシリーズでも見覚えのある演出と今作からの新演出が半々くらいの印象。個人的にはシリーズものではこのくらいがベストな気がしますね。演出ボリュームもたっぷりで非常に満足感が高かったです。

続いて本機から新搭載となる「SPECIAL MUSIC TIME」。こちらはその名の通り楽曲をフィーチャーしたモードとなっており、お好きな楽曲のMVを堪能しながらラッシュを消化することができます。「ヴァルブレイブ」の楽曲人気だけでなく、歌唱されているアーティストさん達自身の人気も凄まじいものがあるので、これは一部の層には熱烈な支持を受ける演出モードになるかもしれませんね。

「（SPECIAL）MUSIC TIMEの詳細・演出一覧」についてはこちら

「革命ヘブン 斬」とは対象的に演出ボリュームはかなり控えめ。予告は先読みが中心、そして大当たりはリーチ演出ではなく一発告知系の造りとなっております。ハッキリ言って演出面での魅力はあまり感じられませんでしたが、まぁこちらはあくまで楽曲（MV）を楽しむためのモードですからね。いっそのことカスタマイズ機能とは関係なくハナから先読み演出もなくすくらい思い切った造りでも良かったかもしれませんね（笑）、

従来の楽しみ方ができる「革命ヘブン 斬」に加え、楽曲特化かつ一発告知タイプ的な役割を担う「SPECIAL MUSIC TIME」を追加。最近はラッシュ中の演出モードが3つ4つ搭載されていることも珍しくないのでそれらと比較してしまうとさすがに見劣りしますが、「ヴァルブレイブ」シリーズファンからすれば十分に納得できる進化を遂げたと感じることができるでしょう。☆は4つ！

好みにズッポシの演出バランス

まずはメインである「革命ヘブン 斬」について。前作の「革命ヘブン」を踏襲しているので、先読み演出の複合からの図柄テンパイ（リーチ演出発展）が大当たりの王道ルート。先読み演出1つのみとかでもテンパイなしで終わる頻度は控えめで、わりとリーチ自体はかかる印象でした。本機のようなスピード感のあるラッシュは先読みガセがもっと多発する印象でしたが、本機では決してそんなことはないようですね。

ラッシュ中はだいたい20回転に1回くらいはなにかしらのリーチ演出に発展する印象。とはいってもリーチ演出はいずれも尺はかなり短めなので、特にリーチ発展頻度が高すぎるなとは感じませんでしたね。この手のタイプのラッシュで何もなく駆け抜けてしまった時の虚無感は凄まじいので、程よくリーチに発展してくれる本機くらいのバランスでちょうどいいかなと思います。

リーチ演出は主に「図柄煽り系」「キャラ系リーチ」「ビーストハイ演出」「斬撃バトル演出」「ハラキリブレード残光演出」の5つですが、大当たり時の大半は「図柄煽り系」から。というのも後者3つで大当たりした際には「ビーストハイ演出」なら4R以上、「斬撃バトル演出」なら6R以上、「ハラキリブレード残光演出」なら10Rが濃厚となる為です。リーチ演出の発生バランスだけで見るとかなり偏って見えるかもしれませんが、後者3つの専有率が高くなってしまうとそれ以外で当たった時はほぼ2R…みたいになってしまいますからね。このあたりは本機の魅力であるラウンド振り分けの楽しみを最後まで味わえるようしっかりと配慮されているなと思いました。

続いて「MUSIC RUSH」。こちらは保留変化やチャンス目などの色が最重要。ただ、おそらく保留変化の最弱パターンである「点滅保留」で何度も当たったり、「革命ヘブン 斬」より弱演出でも期待が持てる印象を受けました。演出ボリュームはかなり少ないのですが、このどんな展開からでも大当たりに期待できる感じは意外と飽きないかもしれません。

各予告演出やリーチ演出の発生頻度は本機のゲーム性の魅力を引き出せるよう最適な調整が行われていると思いました。個人的に本機のラッシュの演出バランスはかなりドンピシャでしたので、ここは☆5つで！

ラッシュ中もやはりカスタマイズ機能は3種類のみ…

本機のラッシュ中に設定可能なカスタマイズ項目はこちらの3種類。通常時と全く共通のカスタマイズ項目となっております。

「カスタマイズ機能一覧（先読みカスタム レバブルアップ V-フラッシュアップ）」についてはこちら

この中でオススメしたいのはやはり「先読みカスタム」。先読みひとつだけでもリーチ発展頻度が高めとは言ったものの、やはりガセの先読みが短時間で立て続けに起きることもあるので気になる方は少なくないのかなと。こちらを設定した際はおそらく先読み発生時点でリーチ濃厚かつほぼほぼ大当たり当選となる印象でしたので、メリハリのあるゲーム性がお好みの方はこちらを設定しての遊技がベストだと思います！

演出カスタマイズ機能については必要最低限といえるSANKYO系機能王道カスタマイズのみを搭載。「通常時編」でも述べましたが最近のSANKYO系機種にはその機種だけのオリジナルカスタマイズ機能が搭載されていたりもしたので、本機にもなにか1つそういったものが欲しかったですね。☆は3つ！

シリーズ最新作として満足のいくちょうどいい進化

近年はシリーズものの機種でも新作でスペックやゲーム性がガラッと変わることが多くなってきましたが、この「ヴァルブレイブ」シリーズに関してはスペック違いを除けばナンバリングタイトルは全て高継続V-ST機での登場。その伝統を継承した今作ではあっと驚くような新要素はないもののかゆいところに手が届いた調整が多数施されており、ファンの方が求める理想的なシリーズ最新作に仕上がっているのではないでしょうか。

一大トレンドとなった超高継続機ですが最近はめっきりその数を減らしていますからね。久しぶりに10連チャン20連チャンは朝飯前のラッシュを味わいたい！という気持ちになった際には是非本機をお試しあれ♪

今回のレビュー結果

「Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ3」の解析情報はこちら

「MUSIC RUSH」選択中の大当たり時に「パチスロ革命機ヴァルブレイブ」の「プゥ～ン…」音による告知を確認。あれは汁出る