【Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ3】「ヴヴヴ」のパチンコシリーズ最新作が登場!通常時のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
SANKYOさんから登場する注目の新台「Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ3」の試打レビューをお届け! スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「通常時編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
前作の魅力は継承しつつも安心感が向上
基本仕様 | |
タイプ | ミドル |
仕様 | VST機 |
大当たり確率(通常時) | 1/319.7 |
大当たり確率(高確率時) | 1/45.5 |
RUSHトータル突入率 | 約70%(※1) |
RUSH継続率 | 約90%(※2) |
賞球 | 1&5&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 2R/4R/6R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
2R:約300個 4R:約600個 6R:約900個 10R:約1500個 |
電サポ回数 | ST100回転 |
時短回数 | 100回転/9900回転/ 10000回転 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…特図1RUSH突入率:約59.2%、時短100回転引き戻し率:約26.9%のトータル突入率。
※2…ST100回転継続率:約89.2%、時短10000回転継続率:約99.9%のトータル突入率。特図2に限る。
まずは本機のスペック表がこちら。「ヴァルブレイブ」シリーズは兄弟機なども含めると様々なスペック・ゲーム性のタイトルが登場していますが、本機はミドルスペック機かつ「遊タイム」非搭載、そしてラッシュは超高継続タイプとなっている点など、全体的には「Pフィーバー革命機ヴァルブレイブ2」のスペック・ゲーム性を継承したスペックとなっていますね。
大当たり内訳
特図1
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
10R | ST100回転 +時短9900回転 |
約9.8% |
2R | ST100回転 | 約46.4% |
2R | 時短10000回転 | 約3.0% |
2R | 時短100回転 | 約40.8% |
※…確率変動は特定ラウンドでのV入賞が条件。
※…液晶の指示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります。
今回は「通常時編」ということで、評価材料となるのは初当たり時のラウンド内訳やラッシュ突入率、時短の有無などをふまえた総合的な満足感。そして本機のラウンド内訳&初当たり後のゲームフローがこちらとなります。初当たり時はラッシュ突入振り分けが約60%、ラウンド数は10Ror3Rの2種類、通常大当りだった場合でも時短に突入するなど、全体的には「Pフィーバー革命機ヴァルブレイブ2」とかなり近いです。
主な変更点
Pフィーバー革命機ヴァルブレイブ2 | |
ラウンド内訳 | 3R:75% |
10R:25% | |
電サポ回数 | 8回or70回 |
Pフィーバー革命機ヴァルブレイブ3 | |
ラウンド内訳 | 3R:90.2% |
10R:9.8% | |
電サポ回数 |
100回 or10000回 |
主な変更点は初当たり時のラウンド比率、そして電サポ回数とその振り分け。前者に関しては前作から弱体化、後者に関しては前作からの強化ポイントだといえるでしょう。
前作ではラッシュ突入時、通常大当たり当選時共に電サポ8回の振り分け(全体の21%)が存在。初当たりでラッシュに突入しても電サポ回数が8回だった場合はそこで大当たりを射止めることができなければ潜伏確変状態に、そして通常大当たり時ではほぼ引き戻しの期待が持てない…という設計でした。もちろんこれによって生み出される独自のドキドキ感もありましたが、どちらかといえばストレスを感じる要素という側面の方が大きかったように思うのでここは良い方向にシフトしてくれたのかなと。
また、10R比率及び平均獲得出玉に関しては前者に軍配が上がるものの、通常大当たり時の時短が全て100回転になったことで引き戻し期待度&トータルでのラッシュ突入期待度も約60%(前作)→70%(今作)へと上昇。初当たり時に関しては今作のほうが優秀な設計だと感じる方がきっと多いハズ!
時短8回転の存在は良くも悪くも前作の大きな特徴だったのでそれがなくなってしまうのは少々残念な気持ちもあるのですが、昨今は潜伏確変を搭載している機種はほとんどありませんからね…。初当たりで60%を射止めることができれば必ず高継続ラッシュを楽しむことができる、そして通常大当たりだった場合でも十分引き戻しに期待が持てる本機のスペックの方が間違いなく多くのユーザーに受け入れられるでしょう。☆は4つで!
素材に制限がある中でもしっかりと進化を感じた
「革命機ヴァルブレイブ」はアニメや映画でいくつもの作品が存在するわけではないので、多くの演出で使用されている素材はこれまで登場したシリーズ機と共通となっております。しかし、通常時の演出はセリフ予告やステップアップ演出など基本的な予告演出はもちろん、そして演出周りのインターフェースといった細かいところまで刷新(もちろん継承されている演出も存在しますが)されており、同じ素材でありながらもユーザーが新鮮な気持ちで楽しめるよう丁寧に作り込まれているなと思いました。
今作は大当たりの鍵を握る「キーポイント演出」が刷新されているのですが、中でも「ハラキリブレード予告」は必見。本機から新搭載となるブレードギミックがジリジリと鞘から引き抜かれていき、金色の「ヴァルブレイブ」が登場する映像は脳汁が溢れ出ること間違いナシ! 演出の持つ役割や信頼度としては前作における「真・ハラキリ演出」に近いのですが本機の方が何倍も興奮を感じました。演出のクオリティもしっかりレベルアップしてますな。
リーチ演出も大幅に追加されており、ざっくりと分けたリーチ演出のバリエーションは10種類以上。さらにそれぞれにキャラクターやストーリーのバリエーションが用意されております。前作の「ハラキリエピソード」に変わる重要リーチ演出である「パイロットストーリーSPリーチ」なんかでは歴代シリーズ機で見れなかったアニメのシーンもいくつか採用されており、原作ファンの方にとってはたまらない進化を遂げているのではないでしょうか。
前述の通り原作の素材がそう多くないので演出は前作の使い回しばかりになってしまっても致し方ないと思っていましたが、想像していた以上に新鮮な気持ちで楽しむことができました。「ハラキリブレード予告」などもめちゃくちゃカッコよくなっていましたし、シリーズの最新作として十分な進化を遂げていたと思います。☆は4つで!
スーパーリーチ中のチャンスアップがしっかり熱い!
名称や映像こそ変われど基本的に前作役割は継承している演出も多いのですが、「V図柄停止」という前作を象徴する演出がなくなっているのが大きな特徴です。前作では「V図柄停止」ありきで全体の演出バランスが構成されている印象を受けましたが、スタンダード寄りな演出構成となった本機のほうが特定の演出に偏らず様々な展開から初当たりに期待できる気がしました。これは個人的には嬉しい変化でしたね。
先読み演出のバリエーションも非常に豊富で、大当たり当選には先読み演出の複合がマスト。これだけ先読み演出が多いと通常時はかなり騒がしくなりそうだな…と思っていたのですが、意外にもにもリーチさえかからないただの賑やかしみたいな先読み発生が少なかったのは好印象でした。これなら演出カスタマイズを使わない方が楽しいと感じる方も多いバランスかもしれません。
初当たり専有率が高いリーチ演出は「パイロットSPストーリーリーチ」や「1号機SPリーチ」あたりですが、強予告やチャンスアップさえ揃えば「パイロットリーチ」での当たりも確認。元々SANKYO系機種はリーチ中のチャンスアップがしっかりと仕事してくれる印象ですが今回の試打では赤タイトルなんかも中々発生せず、これまでの機種よりもさらにチャンスアップが強くなっているのでは?という印象を受けました。このバランスはかなり好みかも!
気になったのは大当たり当選時は先読み演出からリーチ中までの各タイミングにおいてひっきりなしに熱い演出が出現することが多く、どこか1箇所でも最弱パターンが出現したり、リーチ中のチャンスアップ非発生だったりするとかなり危険に感じてしまったこと。特にスーパーリーチ中はチャンスアップモリモリパターンがかなり多かったので、ここはもう少し「予告が強ければ押し切れる!」と感じれるようなバランスだと嬉しかったですね。
昨今のSANKYO系機種は演出の熱さがしっかりと反映され、度を超えた激アツハズレなんかはほとんどな印象を持っているので個人的にはかなり好み。本機も基本的には同様の演出バランスになっていると思いました。スーパーリーチ中のチャンスアップがしっかりと熱いのは嬉しいことですが、大当たり当選時でもチャンスアップがもう少し出ないような設計だと最後までワンチャンを感じられて良かったのかな。☆は4つで!
なにか1つオリジナルのカスタマイズ機能が欲しかった!
本機に用意されている演出カスタマイズ機能はこちらの。SANKYO系機種お馴染みの3種類ですな。
「カスタマイズ機能一覧(先読みカスタム レバブルアップ V-フラッシュアップ)」についてはこちら
最近の機種にしてはカスタマイズ項目はかなり少なめ。直近で登場した「Pフィーバーかぐや様は告らせたい」や「Pフィーバーありふれた職業で世界最強」なんかではそれぞれ遊び心のある専用のカスタマイズ項目が用意されていたのですが、そういったカスタマイズも一切ないという…。
SANKYO系機種は元々カスタマイズ項目はそんなに多くないのですが、その中でもズバ抜けてシンプル。一応どれも実用性の高い必須カスタマイズ機能が揃っているのでこれで十分だという方も少なくないかとは思いますが、本機でも何か1つくらいはオリジナルのカスタマイズ機能なんかがあれば嬉しかったですね。☆は3つ。
カスタマイズ機能だけが悔やまれる…
最後にご紹介したカスタマイズ機能の項目だけ少々残念な評価となりましたが、スペックや演出面に関しては概ね好印象。特にスペック面では「ヴァルブレイブ」らしさを残しつつも前作よりも圧倒的に遊びやすさや安心感のある造りになっている為、今まで「ヴァルブレイブ」シリーズを打ったことのない方にもオススメできる1台になっております。スマスロから「ヴァルブレイブ」に興味を持ったという方にも是非1度触れてみてほしいですね!
今回のレビュー結果
時短100回になったのがめちゃくちゃ嬉しい
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