【Pドラム花火の源さん】ドでかい花火（2400個＋α）を打ち上げろ！ラッシュのスペックや演出を試打レビュー！

こんにちは！ななプレス編集部のパン君です。

サンスリーさんから登場する注目の新台「Pドラム花火の源さん」の試打レビューをお届け！スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「ラッシュ編」でございます。

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「Pドラム花火の源さん」の解析情報はこちら

50％で2400個＋α！ライトミドルとは思えぬ緊張感

※1…大当たりと小当たりの合算値。
※…時短突入はV入賞が条件。

まずは本機のスペック表がこちら。時短回数は3回転or127回転となっておりますが、今回実戦した感じだと後者はおそらくボーナスのシステムとしての活用のみ。基本的なラッシュの時短回数は3回転とショートSTに分類されるゲーム性になっております。

右打ち中の大当たり確率は約1/2.86となっており、3回転での大当たり期待度は約72％。連チャン率は控えめで大当たり1回あたりの出玉ボリュームに振ったバランスになっております。「超韋駄天」の大ヒット以降ショートST×超高継続タイプの機種は多数登場しましたが、本機のようなタイプは最近だとかなり珍しい気がしますな。

大当たり内訳

特図2

ラッシュ中の大当たり内訳がこちら。大当たり当選時点でラッシュ継続は確定ですが、かたや2R（300個）、かたや実質16R（2400個＋α）とその差は8倍以上…DEADorALIVEという言葉がピッタリですね。オール10R×継続率約81％みたいなシンプルなゲーム性も悪くありませんが、僕的にはドキドキできるポイントが多い方がゲーム性としては好なので本機のラッシュはかなり理想的です！

本機の最上位ボーナスである「超大当たり2400EX」は当選時点で最低でも8R×2回=2400個の獲得が濃厚。加えて2R大当たり（300個）が50％でループするというかなり個性的なボーナスになっております。この確率帯で2400個獲得できる大当たりというだけでも十分なのに、ヒキ次第ではそれ以上の出玉を獲得可能…「超大当たり2400EX」が告知された時の興奮は他のライトミドルスペックでは中々味わうことのできないレベルですな。

低継続率のショートST、そして大当たり当選時は300個or2400個＋αがフィフティーフィフティー。1つヒット機種が生まれると「前へ倣え！」となりがちなパチンコシーンにおいてよくぞここまで個性的なラッシュを生み出してくれました。☆は5つ！

楽しみ方が全く異なる3種類の演出モードを搭載

ラッシュ中の演出モードは「超源祭モード」「初代大工の源さんモード」「源パトモード」の3種類を搭載。「源さん」×ショートSTということで「超韋駄天」の「超源RUSH」のような高速消化タイプをイメージしている方もいらっしゃるかと思いますが、本機はいずれのモードでも1回転あたりの変動時間が数十秒と長めに取られているのが特徴です。モード毎に異なる液晶演出＆ドラムリールの動きを存分に楽しみましょう！

まずは「超源祭」ですが、こちらは賑やかな演出液晶とドラム演出をバランス良く楽しめる演出モード。背景こそ「PA元祖の大工の源さん2」のラッシュ「超源祭」に似た雰囲気ですが、搭載されている演出はほぼ本機のオリジナル演出のみに刷新されておりました。

ただ、他機種のラッシュにおける同じポジションの演出モードと比べると少々演出のバリエーションは控えめな印象。数時間も打てば一通りの演出はコンプリートできそうな感じでした。本機には他の演出モードも用意されているのであまり贅沢は言えませんが、もう少し色んな演出が用意されていると嬉しかったですね。

お次は「初代モード」。こちらに搭載されている演出は予告＆リーチ共におそらく通常時の「初代モード」と共通だと思います。最近の機種だとラッシュや時短中なんかは専用演出で展開されるのがスタンダードですが、「連チャン中も通常時と同じ演出を楽しみたいのに…」という方は少なくないハズ。昔ながらの楽しみを味わえる演出モードを選択肢に用意してくれているのは嬉しいですな。

最後は「源パトモード」。「PA元祖の大工の源さん2」では演出カスタマイズ機能に「源パト告知」というものがありましたが、今作ではラッシュ中の演出モードとして搭載された形ですね。「源パト」が光れば大当たりというシンプルかつ緊張感のあるゲーム性は本機のスペックと非常にマッチしていると思います！

「超源祭モード」ではもう少し演出ボリュームを増やして他のモードとの差別化を測って欲しい感はありましが、演出自体は普通に面白かったです。僕は演出モードが3つ4つ搭載されている機種でも「結局これしか選ばないんだよなぁ…」となりがちなんですが、本機はどのモードも打ち込んでみたいと感じることができましたね。☆は4つ！

演出モード毎にリーチ煽りの発生頻度が変化！

「源パトモード」は演出バランスに関してあまり語るところはないので、ここでは「超源祭モード」と「初代大工の源さんモード」についてレビューしたいと思います。まずは「超源祭モード」ですが、こちらは3種類の演出モードの中で最も賑やかな演出モードという位置づけ。今回試打した限りでは毎回転液晶演出が高確率で発生、液晶演出が発生しなかった際もドラムリールでの図柄テンパイ煽りがほぼ必ず発生するといった感じでした。まぁ3回転限りのショートSTタイプとしては妥当な造りだと思いますが、僕的にはもう少し演出が発生しただけでドキッとできるような造りが好みですね。

図柄テンパイ成功時は基本的に「GEN 3 FIRE」or「打ち上げチャレンジ」のいずれかに発展。「GEN 3 FIRE」では開始画面にいくつかのパターンがあるのですが、大当たり時は高確率でチャンスアップが出現している印象でした。ここはもう少し「リーチに発展さえすれば…」と感じることのできる演出バランスだと良かったですね。

そして「初代モード」。こちらは「超源祭モード」と比べると液晶＆ドラムリール共に演出発生率がかなり抑えられている印象。STラストの3回転目は必ずリーチが発生しましたが、1～2回転目では一切煽りが発生しないことも多くメリハリのある演出バランスとなっていました。

よーく見ると背景にポスターが…！

実戦上こちらのモードでは、液晶orドラムで何かしらの演出が発生した時点で図柄テンパイが濃厚。元々の大当たり確率とリーチ発生頻度から考えると、1～2回転目は何かしらの演出が発生した時点で大当たり期待度は50％以上くらいあるのかなと。本機のラッシュ中はスマホを触りながらなんて言語道断。液晶＆ドラムリールに目が釘付けです！

通常時の「初代モード」では初当たり時の大半で「炎スベリ予告」が絡んでいたのですが、ラッシュ中は「炎スベリ予告」非発生での大当たりも多数確認。ノーマルリーチでそのまま大当たりとなるパターンなんかもあったりと、まさに「リーチに発展さえすれば…」という期待を持ってヒリツく3回転を楽しむことができました。僕がショートSTタイプに求める理想の演出バランスです！

僕的には「初代モード」の演出バランスがどストライク。ただ、演出モード毎に予告演出の発生頻度を変えることでかなり幅広いユーザーの好みに対応できているなと思います。☆は5つ！

ラッシュ中は「My源カスタム」非対応？

「通常時編」でもご紹介した通り、本機の「My源カスタム」には3種類の演出カスタマイズ機能が用意されております。

しかし…いずれのカスタマイズ機能を搭載した状態でもラッシュ中は残念ながら演出バランスの変化は感じませんでした。サンスリー（三洋）さんではラッシュ中はカスタマイズ機能非対応の機種がいくつかあるので、本機もそう可能性は高いのかなと。ショートSTというゲーム性と元々の演出構成を考えれば個人的には別にカスタマイズ機能がなくとも気になりませんが、「超大当たり2400EX」当選時の一部で「お願いランプ」点灯…という法則性なんかがあっても面白かったかもしれませんね。

今回の試打においてはカスタマイズ機能による演出バランスは確認できず。ただ、もしかするとたまたま発生しなかっただけという可能性も考慮してここは一応☆2とさせていただきたいと思います。

万人受けは難しいが、好きな人はとことん好きになるハズ

最後のカスタマイズ項目を除けばスペック面・演出面共に全体的な満足度はかなり高め。特にスペック面は低継続のショートST、大当たり当選後に訪れるフィフティーフィフティーの緊張感、そして2400個＋αの出玉獲得に期待できる「超大当たり2400EX」…と唯一無二の魅力が多数備わっており、とてつもなく中毒性の高いラッシュに仕上がっていました。似たりよったりなゲーム性に飽きて新たな刺激を求めている方には、是非1度本機のラッシュを味わってみて欲しいですね。☆は4つ！

今回のレビュー結果

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「超大当たり2400EX」を連続で引けた時の興奮がヤバい