【L ゴジラ対エヴァンゲリオン】「G侵食役」が生み出す独自の興奮!スマスロで登場する「ゴジエヴァ」を試打レビュー!
こんにちは! ななプレス編集部のパン君です。
今回お届けするのはビスティさんから登場する「L ゴジラ対エヴァンゲリオン」の新台レビュー。パチンコではすでに登場していた「ゴジラ対エヴァンゲリオン」ですが、あれから1年以上の時を経て満を持してパチスロでの登場。今回はショールームで試打を行わせていただきましたので、通常時~AT中までの所感を筆者の独断と偏見に基づいて各項目5段階評価でレビューしていきたいと思います。
すべてはレア小役と「G侵食役」のヒキ次第!?
まずは本機のゲーム性における最大の注目要素である独自小役「G侵食役」について。こちらは通常時&AT中共に揃う可能性のある小役なのですが、通常のレア小役のように直接状態以降やCZ・ATなどの各種抽選を行うわけではなく、「G侵食役」成立後5G以内にいずれかの小役が揃えば各種抽選をサポートする何かしらの効果が発動するというものになっております。
発生頻度が高いものだと通常小役をレア小役に変換する「小役変異」、一定ゲーム数の間レア小役&「G侵食役」の成立確率が大幅にアップする「G細胞活性化」などその効果は様々で、場合によっては複数の効果が複合することも。その際の高揚感は本機でしか味わないものになっており、個性的かつかなり中毒性の高いゲーム性になっていると思いました。
続いて全体的なゲーム性に関してですが、本機はとにかく「G侵食役」含むレア小役に熱くなれるゲーム性。通常時であればCZorボーナスorATの当選契機の8割以上がレア小役、そしてAT中に関しては割合こそ明らかになっていませんが、今回試打した限りでは間違いなくこちらもレア小役が各種上乗せのメイン契機となっていました。昨今の機種、特に高純増タイプのAT機だと通常時はほぼ規定ゲーム数(ポイント)でしか当たらない機種なんかも珍しくありませんが、本機ではそのような機種で感じてしまう倦怠感は皆無。このタイミングでこれを引ければ…というパチスロならではの楽しみをしっかりと味わえるゲーム性になっておりました。
ボーナス確率・AT確率
設定 | ボーナス確率 | AT確率 |
1 | 1/299.9 | 1/581.8 |
2 | 1/292.2 | 1/552.7 |
4 | 1/272.3 | 1/487.8 |
5 | 1/256.7 | 1/446.2 |
6 | 1/244.8 | 1/407.3 |
※なな徹調べ
機械割
設定 | 機械割 |
1 | 97.7% |
2 | 99.2% |
4 | 104.6% |
5 | 110.7% |
6 | 114.9% |
※なな徹調べ
最後にスペック面ですが、本機のスペック表がこちら。最終目標であるAT当選率は1/581.8(設定1)~1/407.3(設定6)…と決して軽くはありませんが、直ATタイプではない段階的な抽選を行うタイプとしてはまぁそこまでキツイ印象は受けない数値ですな。出玉率に関してもスマスロのポテンシャルを十分に感じられる数値になっていますし、積極的に高設定を狙いたいと思える1台になっていると思います!
通常時からAT中までしっかりとレア小役が仕事をしてくれるパチスロの醍醐味をしっかりと味わえるゲーム性。これに「G侵食役」というスパイスが加わり他機種にはない興奮やドラマティックな展開を味わえるゲーム性となっていました。スペック面においてもスマスロとして必要十分…というか設定6はバッチリ上限いっぱいの数値。☆は5つです!
サポート効果がもう少し色々楽しめるバランスなら尚良し。
本機の通常時はレア小役・同一小役連・CZ・規定ゲーム数消化などによってボーナス当選を目指すゲーム性。先程も述べた通りボーナス当選契機の8割以上はレア小役契機(レア小役→CZルート含む)となっており、昨今のAT機の中でも一際レア小役に重きを置いたゲーム性となっているのが特徴です。各種レア小役成立時の期待度が高くなっているであろう(超)高確率状態に移行するだけでもかなりドキドキできるので、規定ゲーム数主体の機種に比べると退屈する時間がかなり少ない&自力で当たりを掴み取る快感を存分に味わうことができました。
当選契機の割合としては高くないものの「同一小役連」という某神系機種っぽい感じのボーナス当選契機も存在。リプレイorベルが3連以上でボーナス抽選、4連ならボーナス濃厚、それ以上ならストック抽選…といった感じでスロッターには馴染み深いシステムになっているのですが、ここに関わってくるのが「G侵食役」。前述の通り「G侵食役」成立後は基本的に5G以内に何かしらの小役が成立すると「変異(サポート効果)」が発動するのですが、その中の1つに「増殖変異」というものが存在。これは引いた小役を増殖する効果を持っており、例えばベルが1回成立すれば2連扱い、2連続で成立した際は4連扱いになる…といった感じ。
今回は残念ながらAT中にしか「増殖変異」を体験できませんでしたが、通常時も含めその為他機種に搭載されている「同一小役連」の抽選システムに比べるとチャンスを感じれる場面が多くなっております。もちろん一定以上の小役連(ストック抽選)によるぶっ壊し状態なんかも発生しやすくなっているので、これを味わえた際にはヤミツキになること間違いナシ。本機の独自の「G侵食役」があることによって既存のシステムもワンランク上の興奮を味わえるものへと進化していますな。
ただ、その「G侵食役」に関しては残念に感じてしまったポイントも存在。1つ目はサポート効果発動の条件が「G侵食役」成立から5G以内に何かしらの小役が成立であること。AT中であれば押し順ベルのナビが高確率で発生するのでほぼ効果発動は間違いないのですが、通常時だとおそらく5~6割といったところでしょうか。久しぶりに引けた「G侵食役」がスカってしまった場合なんかはけっこうストレスを感じてしまうかもしれませんね。
もう1つはサポート効果の振り分け。通常時・AT中含めるとサポート効果は合計15種類が存在しているのですが、今回の試打では8~9割くらいが「小役変異」のイメージ。もちろん「小役変異」のおかげで初当たりに繋がることもありますが、途中からは発動時に「やっぱりこれかぁ~」と感じてしまったのは否めません。「小役変異」以上になると前述の「増殖変異」や「宇宙ステージ(超高確率状態かつ当選時はAT濃厚!?)」移行などなど途端に性能が強力になるので仕方がないところもあるのですが、せっかくの本機の独自の魅力的なシステム。欲張りなのは重々承知ですが、「G侵食役」自体の成立確率を下げるなどどこかしらでバランスを取った上で、もう少し「小役変異」を楽しめる造りだと嬉しかったですね。
通常時はレア小役契機による初当たりがメインで自力感を存分に味わえるゲーム性で、小役連・CZ・規定ゲームといった当選契機も1日打てば各種数回はお世話になるであろう…という絶妙な当選バランス。スペック・ゲーム性の項目で触れた通り各種初当たり確率もそこまで重くはないので、常に退屈することなく楽しめました。あとは本機の目玉要素である「G侵食役」から「小役変異」以外にもっと期待できると尚良かったなと。☆は4つ!
純増枚数と上乗せ頻度のバランスが秀逸
本機のメインAT「ゴジエヴァRUSH」は純増枚数約5.0枚/Gのゲーム数上乗せ型AT。現状維持や減算区間みたいなものは存在せず突入後は常に純増約5.0枚/Gとなっており、これは昨今主流になってきている純増3枚前後の機種と超高純増タイプのちょうど間くらい。モリモリと出玉が増える爽快感と各種上乗せのドキドキ感がバランス良く味わえました。
メインATでは基本的にセット継続のような概念はなくゲーム数上乗せ特化型タイプ。通常時と同じくレア小役や同一小役連などがゲーム数上乗せのメイン契機です。基本的にレバーオンで無演出時はリプレイやハズレ目停止が主ですが、第一停止時にいきなり演出が発生しレア小役が停止するパターンなんかも確認。この演出バランスと小役主体の上乗せ抽選システムが相まって、毎ゲーム退屈することなく常に上乗せの期待を持って楽しむことができました。
AT中ももちろん「G侵食役」によるサポート効果が大活躍。AT中は高確率で押し順ベルが入賞する為「G侵食役」成立後にサポート効果が発動せず終わる可能性がかなり低い(今回の試打では1度もナシ)、そしてサポート効果が複合した際は上乗せの連発に期待できるなど通常時以上に輝く場面となっています。今回1度経験できた「小役変異」「増殖変異」「画面分裂」が複合した際なんかは「やべぇ、ぶっ壊れちまう!」というとてつもない興奮を味わえましたね。ただ、やはり通常時と同じく大半は「小役変異」だったのは残念なポイントでした。
本機はスマスロならではのツラヌキ要素も存在。エンディング到達時は「決戦キングギドラ」というチャンスゾーン突入が確約され、そこで成功すれば上位の初期ゲーム数決定ゾーン&上位AT(各種上乗せ性能アップ&ループ性能追加)突入という強力な恩恵が用意されております。スマスロ特有の出玉性能を存分に味わえるATに仕上がっておりました!
気になった点としてはやはりサポート効果の大半が「小役変異」なことと、メインATではセット数ストックや継続抽選の概念がない為、基本的には残りゲーム数が0になるとほぼAT終了濃厚となってしまう(AT終了後の通常時に引き戻しゾーンは存在)ところでしょうか。「決戦キングギドラ」突入煽りが発生したこともありましたが、成功時の恩恵を考えるとエンディング到達以外で突入することはそうそうないハズ。残りゲーム数が0になってからももう少し現実的にAT継続に期待できる数ゲームのチャンスゾーンなんかがあればより満足感の高いATになっていたのかなと。☆は4つで!
狙い所は豊富に存在。今後の解析情報に要注目!
ボーナス確率・AT確率
設定 | ボーナス確率 | AT確率 |
1 | 1/299.9 | 1/581.8 |
2 | 1/292.2 | 1/552.7 |
4 | 1/272.3 | 1/487.8 |
5 | 1/256.7 | 1/446.2 |
6 | 1/244.8 | 1/407.3 |
※なな徹調べ
まずは設定判別要素について。記事執筆時点で判明している設定差はボーナス確率&AT確率といった初当たり確率のみ。この数値から見るに高確移行率や各種初当たり契機成立時の当選率なんかには段階的に設定差が設けられているものだと思いますが、短時間での判別は容易ではなさそうな印象を受けます。一応ボーナス確率よりもAT確率の設定差が大きいことを考えると通常時のAT直撃率だったり、ボーナスからの「RUSHチャレンジ」突入率や成功率なんかにも設定差があるのかも?このあたりの詳細な数値が判明することに期待です。
演出面ではボーナス終了画面やAT終了画面なんかに注目。いずれも複数のパターンが存在しており、「エヴァンゲリオン」シリーズや過去のビスティ機の傾向を考えるとこれはほぼほぼ設定示唆演出で間違いないのかなと。初当たりに関わる各種数値が判明するまでは、この終了画面が判別材料としてかなり重要なポジションになるかと思います。
ボーナスorAT終了時は「カヲル」のセリフで「希望の羽ポイント」を示唆?
続いて立ち回り要素について。パッと思いつくだけでも「天井狙い」「ゲーム数狙い」「引き戻しゾーン狙い」「希望の羽ポイント(穢れシステム)狙い」…と立ち回り要素は非常に豊富。ただ、本機の仕様を考えると規定ゲーム数による当選はそう多くないハズですし、AT終了後の「引き戻しゾーン(70G+α)」間は液晶上部が赤く光る為捨てられることはそうないハズ。現実的に狙えるのは「天井狙い」と「希望の羽ポイント(穢れシステム)狙い」あたりでしょうか。それでもAT機として必要最低限の立ち回り要素は存在しているので、本機のシマは積極的にチェックする価値があるかと思います!
注目すべきはAT終了後の引き戻しゾーン。通常のAT「ゴジエヴァRUSH」終了後の引き戻しゾーンでボーナスに当選した際は必ずAT突入も確約…とそれだけでも強力なのですが、なんと上位ラッシュである「G覚醒RUSH」終了後のチャンスゾーンで引き戻した場合は「G覚醒RUSH」に再突入というとんでもない仕様になっております。現時点では引き戻し確率がどの程度なのかは不明ですが、「ゴジエヴァRUSH」終了後はまだしももし「G覚醒RUSH」終了直後の空き台を見つけた際なんかは間違いなく打ったほうがいいのかなと。
設定判別要素、立ち回り要素共にどちらも並以上…と言いたいところですが、設定判別要素の方は少し不安な面も。というのも直撃AT確率なんかに設定差がなく全て段階的な設定差が設けられているタイプだった場合は、けっこう判別難易度の高い機種な気がするんですよね。ただ、立ち回り要素は豊富で設定狙い以外で打てる機会もそれなりにありそうな予感。ここは☆4つで!
自力感を求めるユーザーにオススメできる1台
パチンコから1年以上の時を経てついにパチスロシーンに降臨。決してシリーズ機というワケではないので比較するのもどうかと思うのですが…ビスティ製スマスロ第1弾として登場した「L エヴァンゲリオン ~未来への創造~」と比べると、通常時・AT中共にレア小役が主体となったゲーム性、無理ゲー感のない各種初当たり確率、エンディング後のツラヌキ要素などなど…スマスロとしてあらゆる面での進化を感じることができました。これまでのパチスロでお馴染みのシステムや昨今のトレンドとなっている要素も色々搭載されていますが、「G侵食役」という本機でしか味わえない興奮を生み出す独自要素がしっかりと存在しているのも評価できるポイントですね。☆は4つで!
今回のレビュー結果
「G侵食役」が複合した際(特にAT中)の興奮はヤミツキになります
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