【P緋弾のアリア ～緋緋神降臨～ ラッキートリガーVer.】図柄揃い時は10％で約4500個＆「ラッキートリガー」直行！？通常時のスペックや演出を試打レビュー！

こんにちは！ななプレス編集部のパン君です。

 

藤商事さんから登場する注目の新台「P緋弾のアリア ～緋緋神降臨～ ラッキートリガーVer.」新台レビューをお届け！スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「通常時編」でございます。

 

本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

 

「P緋弾のアリア ～緋緋神降臨～ ラッキートリガーVer.」の解析情報はこちら

 

 

図柄揃い時の興奮は現行機種トップクラス！

 

 

※1･･･通常時液晶に緋弾チャージ図柄を除いた図柄が揃う確率(条件装置作動確率とは異なります)。
※2･･･電チューロング開放時確率。
※3･･･通常時液晶に緋弾チャージ図柄が揃う確率(条件装置作動確率とは異なります)。
※4･･･図柄揃い確率と緋弾チャージ確率の合算確率。
※5…チャンスタイム中の引き戻し込み。
※6…特図2当たりはV入賞が条件。
※7･･･約1500個×2回以上、V入賞が条件。
※8･･約1500個×3回以上、V入賞が条件。
※･･･コンプリート機能搭載機。

 

まずはスペック表がこちら。本機は図柄揃い確率が約1/399.9、「緋弾チャージ」確率が約1/372.1と2つの当選ルートが存在する一種二種混合機。本機は注目の新機能「ラッキートリガー」が搭載されていることで話題の1台ですが、この初当たりシステムからしてもちょっと今までのパチンコとは一味違う雰囲気を醸し出していますね。

 

 

特図1

 

 

 

※1･･･約1500個×3回以上、V入賞が条件。
※2･･･約1500個×2回以上、V入賞が条件。
※3･･･V入賞が条件。
※･･･出玉は払出し個数。

 

 

ゲームフロー

 

※1…V入賞が条件。
※2…約1,500個×2回、V入賞が条件。
※3…約1,500個×3回以上、V入賞が条件。
※…表記出玉は全て払出し個数。

 

今回は「通常時編」ということで、評価材料となるのは初当たり時の出玉内訳やラッシュ突入率、時短の有無などをふまえたトータルでの満足感。そして本機の出玉内訳＆初当たり後のゲームフローがこちらとなります。

 

 

 

 

通常時の注目すべきポイントはこちらの2点。「緋弾チャージ」発生時に獲得できる出玉は約450個かつラッシュ突入の可能性は皆無なので、通常時の目標となるのは約1/399.9で当選する図柄揃い1本！　一応本機のスペックは合算確率的にライトミドルになると思いますが、実質的には旧MAXタイプ（この呼び方ももう古い？）のような出玉設計になっていますね。

 

 

 

 

図柄揃い時のラッシュ突入率は直ラッシュ振り分けが約55％であることに加え、約45％の方でも必ず70回のチャンスタイムに突入。ここでの引き戻し（約16％）を含めた図柄揃い時トータルでのラッシュ突入率は約62％となっております。ラッシュ突入率だけ見れば特に最近人気どころの機種達と比較しても目立つところはありませんが、注目すべきは出玉比率。約1500個以上というのはすでにお伝えした通りですが、なんと40％が約3000個、10％が約4500個…と、実に半数が約3000個以上の出玉＋ラッシュ突入濃厚！

 

しかも10％の約4500個に当選した際は本機最大の注目ポイントである「ラッキートリガー」=「超ライトニングバレットラッシュ」へいきなり突入となっており、通常時に当選するボーナスとしてはこれまでのパチンコ機とは比べ物にならない興奮を味わえるものになっております。当選確率は約1/399.9と少々重めではありますが、ラッシュ突入率、平均獲得出玉、そして最上位の振り分けを引けた際の圧倒的な興奮…と、その確率の重さに見合うだけの圧倒的な満足感を感じることができましたね。

 

 

 

 

と、ここまでは大絶賛の内容でしたが気になるところも存在。それはもちろん「緋弾チャージ」です。出玉が約450個のみというのはまぁ許容できるのですが、ラッシュ突入の可能性が一切ないというのはいかがなものか…「緋弾チャージ」の煽りが発生したり、「緋弾チャージ」を消化している際は虚無の感情しかありませんからね。おそらくメーカーさんとしても「緋弾チャージ」に一切ラッシュ突入の可能性がないというのは本意ではないと思うので、図柄揃い時のあの圧倒的な期待感を実現する為にはここを代償にするしかなかったのでしょう。

 

昨今の機種ではあまり見ないピーキーな仕様ゆえ好みが分かれることは明白。ただ、図柄揃い発生時の興奮は圧倒的で、約4500個＋「ラッキートリガー」=「超ライトニングバレットラッシュ」突入の振り分けも2日に1日は期待できる程度に用意されている…というのはかなり打ち手の意欲をそそるなと。これに「緋弾チャージ」の方でも多少なりともラッシュ突入の期待が持てる仕様なら最高でしたね。☆は4つ！

 

 

本機ならではの新キャラや新演出が盛りだくさん！

 

 

 

 

初代「CR緋弾のアリア」の登場は2014年ということで、パチンコ「緋弾のアリア」も気づけば10年以上にわたり続く長寿シリーズに。もちろんこれまでもシリーズ毎に多少なりとも変化はありましたが、おそらく今作の演出は歴代シリーズで1番の大刷新が行われています。セリフ予告なんかのオーソドックスな演出だったり、シリーズお馴染みである「ヒステリア」系の演出なんかは踏襲されているものの、その他の演出はほとんどが本機からの新演出なのでは？　というレベル。失礼ながら筆者はアニメは序盤しか見ていない為あまり詳しくはないのですが、これまでのパチンコシリーズでは見たことのない演出・映像も豊富だったのでめちゃくちゃ新鮮な気持ちで楽しめました。

 

 

 

 

とはいっても一部の演出などは過去のシリーズ機から継承されており、その代表格となるのはやはり「ヒステリアモード」。こちらは従来の「ヒステリアモード」と若干異なり、キャラクターの種類や獲得したポイント（=「ヒステリアレベル」とリンク）によって期待度が変化といった新要素が加わっております。最初は若干違和感がありましたが、最終的にどこまで「ヒステリアレベル」が上がるか…というゲーム性に関しては変わっていないのですぐに馴染むハズ。過去シリーズの「ヒステリアモード」の伝統は踏襲しつつ新鮮味も味わえるちょうどいい塩梅の進化を遂げていると思います。個人的にはキャラクターのパターンが加わったことに注目。「このキャラクターで何ポイント以上（or以下）だったら激アツ」みたいな法則性があったりしたらめちゃくちゃ面白そうだな…なんて妄想してます。

 

 

 

 

演出ボリュームに関しては安心と信頼の藤商事。通常ステージだけでも十分な演出ボリュームがあるのはもちろん、数々の特殊ステージでもそれぞれのステージ専用の予告＆リーチ演出がたっぷりと用意されております。「ネモ」や「リサ」そして本機を象徴する「緋緋神」といった新キャラクター達が活躍する場面も豊富に用意されており、原作ファンの方も納得の仕上がりになっていることでしょう！

 

 

 

 

最後に演出クオリティについてですが、本機ではプレイヤーの心をグッと掴む演出がいくつか存在。今回試打した中で特に印象に残っているのは「緋緋神モード」や大当たり直後に訪れる3000ボーナス昇格告知などですね。これらはその強力な恩恵によるところももちろんですが、ゾクゾクするようなSEや明暗のあるスタイリッシュな映像が非常に秀逸。個人的に藤商事さんは「Pゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅」あたりからこの手の演出クオリティがグッと上がったなと感じております。最近の藤商事系機種の演出が好みの方ならきっと本機の演出も肌に合うと思います！

 

演出刷新に伴い無くなってしまっている演出もあるので歴代シリーズファンの中では好みが分かれるかもしれませんが、個人的には演出ボリューム・クオリティ共に歴代シリーズ最高峰と思える仕上がりでした。☆は5つ！

 

 

これまでの「アリア」や藤商事系機種とは一味違う演出バランス！？

 

 

 

 

藤商事さんといえば個人的にはかなり派手目な演出バランスという印象があったのですが、本機は完全なる例外。ほんの数時間の試打なので今回たまたま偏ってしまっただけの可能性もありますが、激アツハズレのようなストレスがたまる展開は一切なく、またそもそものチャンス系演出（赤系演出などSP濃厚となるものなど）の発生頻度自体もかなり低め。100回転以上これといった動きがなく淡々と消化していくような時間もあり、かなり落ち着いた演出バランスに調整されている印象を受けました。

 

 

 

 

「とある」シリーズなんかでの初当たり時は激アツ演出がモリモリと複合することが多い印象でしたが、本機はそのあたりも異なる味付け。今回の試打における初当たり時の流れはシリーズ王道の「ヒステリアモード」＋激アツ演出が1つor2つ＋リーチ中のチャンスアップが1つor2つくらいで、従来であれば「ちょっと心配だな…」くらいの展開がほとんどでした。変動中に激アツ演出が発生してもリーチ中の流れで「あっ…（察し）」となってしまう機種もありますが、本機の場合は最後まで大当たりの期待を持って演出を見守ることができそうですな。

 

 

 

 

今作の注目演出である「ガチ恋ムービー予告」「緋緋色金ゾーン」「ストーリーリーチ」の3種類はいずれも信頼度80％overとかなり高めに設定されていることも大きな特徴。このことからも、歴代の「緋弾のアリア」シリーズよりもメリハリを意識した演出バランスを意識されているのは間違いないでしょう。その分何事もなく当たりに期待できない展開が続いてしまうこともありますが、それを苦としない方にはかなりマッチする演出バランスに仕上がっていると思います！

 

これまでのシリーズと比較してメリハリが効いており、1つでもアツイ演出が出れば最後までドキドキできる…個人的にはかなり好みの演出バランスでした。ただ、本機には演出カスタマイズ機能に「シンプルモード」という演出発生頻度が低下（発生時の期待度アップ）するモードが用意されているんですよね。これを考えるとデフォルトではもう少し賑やかな調整でも良かったのかな…という気もしましたので、☆は4つ！

 

 

「先バレ」系カスタムの最高峰！？「先フラッシュモード」がスゴイ！

 

 

 

本機に搭載されている演出カスタマイズ機能は「シンプルモード」「激震予告 出現率UP」「プレミアム演出 出現率UP」「ラッキーエアー 出現率UP」「一発告知モード」「先フラッシュモード」。最近の藤商事系機種と同じく、多くのユーザーが満足できるであろう豊富なカスタマイズ機能を完備していますね。

 

 

 

 

 

本機一番のウリとなるのが「先フラッシュモード」。これはいわゆる「先バレ」系のカスタマイズなのですが、本機の「先フラッシュモード」は5人のキャラクターから選択可能。発生率や信頼度、そして法則性など全く異なるバランスで楽しむことができるようになっています。これまでもいくつかのバリエーションが用意されていた機種は存在しましたが、本機は「先バレ」系の最高峰と言って差し支えないレベルではないでしょうか。演出バランスで選ぶも良し、推しのキャラクターを選ぶも良し。こいつはかなり打ち込み甲斐がありそうです！

 

 

 

また、その他の機能として「ラッキーエアー出力」や「音量バランス設定」なども搭載。「音量バランス設定」では「デフォルト」「BGM強調」「効果音・台詞強調」から選択可能となっており、ラッシュ中に歌が聞こえづらいな～なんて時には「BGM強調」を選択すると幸せになれます。このカスタマイズ機能はめちゃくちゃお気に入りなので、いずれは全メーカー・全機種…とまでは言いませんが、是非アニメや歌手とのタイアップ機では当たり前に搭載されるようになると嬉しいですね。

 

演出カスタマイズ機能はユーザー需要の高いものは一通り揃っていますし、特に「先フラッシュモード」の作り込みには目を見張るものがありました。「音量バランス選択」といったかゆいところに手が届く機能が搭載されているのも嬉しいですね。☆は5つ！

 

 

新時代の幕開けを飾るに相応しい1台

 

 

人気シリーズ「緋弾のアリア」の最新作は話題の新機能「ラッキートリガー」を搭載。今回は「通常時編」ということでラッシュ性能そのものには触れていませんが、通常時のゲーム性からしても「明らかにこれまでと違う…！」という印象を受ける1台になっていました。前述の通り通常時の打感的には旧MAX機時代に近いものになっているので最近の初当たり確率に慣れている方には少々キツく感じてしまうかもしれませんが、筆者（35歳）と同世代もしくはそれ以上の方にはかなりぶっ刺さりそうな予感です。「緋弾のアリア」はもはや藤商事の看板といっても過言ではないタイトル。カスタマイズ機能含め演出面にも当然力が入っておりましたので、是非1度はその魅力をホールで味わってみて欲しいですね！

 

 

今回のレビュー結果

 

 

「P緋弾のアリア ～緋緋神降臨～ ラッキートリガーVer.」の解析情報はこちら

 

 

初当たり時の昇格演出の緊張感がヤバい