【P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~ ラッキートリガーVer.】「超LBR」の性能がヤバ過ぎる?ラッシュのゲーム性や演出を試打レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
藤商事さんから登場する注目の新台「P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~ ラッキートリガーVer.」の新台レビューをお届け!スペックや演出はどんな感じだったかを筆者の独断と偏見に基づいて、「通常時編」「ラッシュ編」に分けて各項目を5段階評価でレビューしていくこちらの企画。今回は「ラッシュ編」でございます。
本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
「P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~ ラッキートリガーVer.」の解析情報はこちら
トレンドを押さえたゲーム性+規格外の出玉性能
基本仕様 | |
タイプ | ライトミドル(LT搭載) |
仕様 | 一種二種混合機 |
図柄揃い確率 (通常時) |
1/399.9(※1) |
当選確率 (RUSH時) |
1/105(※2) |
緋弾チャージ確率 | 1/372.1(※3) |
大当たり確率 | 1/192.7(※4) |
図柄揃い時 RUSH突入率 |
約62%(※5) |
賞球 | 1&4&15 |
カウント | 10カウント |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
約1500個(※6) 約3000個(※7) 約4500個以上(※8) |
ST回数 | 70回転/167回転 実質次回まで |
時短回数 | 70回転 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1・・・通常時液晶に緋弾チャージ図柄を除いた図柄が揃う確率(条件装置作動確率とは異なります)。
※2・・・電チューロング開放時確率。
※3・・・通常時液晶に緋弾チャージ図柄が揃う確率(条件装置作動確率とは異なります)。
※4・・・図柄揃い確率と緋弾チャージ確率の合算確率。
※5…チャンスタイム中の引き戻し込み。
※6…特図2当たりはV入賞が条件。
※7・・・約1500個×2回以上、V入賞が条件。
※8・・約1500個×3回以上、V入賞が条件。
※・・・コンプリート機能搭載機。
ゲームフロー
※1…V入賞が条件。
※2…約1,500個×2回、V入賞が条件。
※3…約1,500個×3回、V入賞が条件。
※…表記出玉は全て払出し個数。
本機のスペック表&ゲームフローがこちら。なんといっても最大の注目ポイントは、これまでの常識を打ち破る出玉性能を実現した注目の新機能「ラッキートリガー」を搭載していること。本機では「超LBR(ライトニングバレットラッシュ)」がこれにあたります。「超LBR」への突入ルートとなるのは、通常時の初当たり当選時の一部、「チャンスタイム」中の引き戻し成功時、「LBR(ライトニングバレットラッシュ)」中の大当たり当選時…の3パターン。どれも現実的な確率で「超LBR」突入を目指すことができますがメインとなるのは「LBR」中の大当たり当選ルートで、いわゆる下位ラッシュと上位ラッシュ的な関係性になっております。
「(超)LIGHTNING BULLET RUSH」の詳細はこちら
大当たり内訳
特図2
出玉数 | 移行先 | 振り分け |
約4500個 (※1) |
超LBR (ST167回転) |
約6% |
約3000個 (※2) |
超LBR (ST167回転) |
約19% |
約1500個 (※3) |
超LBR (ST167回転) |
約75% |
※1・・・約1500個×3回以上、V入賞が条件。
※2・・・約1500個×2回、V入賞が条件。
※3・・・V入賞が条件。
※・・・出玉は払出し個数。
初当たりでのラッシュ当選時は基本的に「LBR」に突入。こちらは70回転以内での大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性になっています。右打ち中の大当たり確率は1/105(※1)となっており、70回転の「LBR」中の大当たり期待度は約51%(※2)。一般的なラッシュの大当たり期待度(継続率)に比べるとけっこう低めの数値になっています。しかしその分見返りは大きく、「LBR」中の大当たり当選時は必ず約1500個以上+「超LBR」突入が濃厚!51%という現実的な数字で「ラッキートリガー」である「超LBR」に到達できるというのはかなり夢がありますね。
※1…電チューロング開放時確率。
※2…ST70回での引き戻し率約49%とST9999回の引き戻し率約99.9%の合算値。
続いて本機の最上位状態である「超LBR」について。こちらもSTタイプのゲーム性そして大当たり内訳も「LBR」中と変化はないのですが、肝心要のST回数が70回転→167回転へと大幅増。これによって大当たり期待度(継続率)も約80%へと飛躍的に上昇しております。大当たり内訳に関しては「LBR」と変化ナシ…とはいえ、大当たり当選時は最低でも約1500個。そして約25%は3000個以上の獲得に期待できますからね。これまでに登場した似たタイプのラッシュを搭載した機種、例えば「Pとある魔術の禁書目録2」ではSTリセット(右打ち中当選時の20%)も含め継続率が約77%だったことを考えれば、この「超LBR」のヤバさは一目瞭然ですな。
右打ち中の約25%で当選する「HYPER SCARLET GOD BONUS」は当選時点で3000個 or 4500個獲得が濃厚となることに加え約1500個大当たりの上乗せシステムも搭載しており、25%で約1500個の上乗せがループ。最近のトレンドも抜け目なくバッチリと抑えていますな!
「LBR」後は約51%で「超LBR」に突入というDEAD or ALIVEなゲーム性なので、この70回転はマジでヒリツキます。大当たり時の◯%で…という振り分けタイプではなく大当たり当選=「超LBR」突入という設計もストレスを感じづらくてGOOD!「ラッキートリガー」である「超LBR」に関しても現行機種とは比べものにならない興奮を味わえるものになっていますし、ここは文句ナシの☆5つです!
現行機種トップクラス!ラッシュは6種類の演出モードを搭載!
本機には「LBR」「超LBR」という2種類のラッシュが存在しますが基本的な演出構成は共通で、「アリアモード(王道告知)」「アリア&白雪&理子モード(ボタンでいたずら告知)」「白雪&リサモード(ボタンバイブ告知)」「ネモモード(一発告知)」「レキモード(間違い探し告知)」「シャーロックモード(期待度告知)」の6種類から選択可能。いずれも前兆演出&即当たり系演出がメインで爽快感のあるゲーム性になっています。
これまでの「アリア」シリーズや他の藤商事系機種でもラッシュ中は複数の演出モードが用意されていることは珍しくありませんでしたが、おそらく6種類というのは過去最多クラスなのでは…!?「リサ」「ネモ」はこれまでのパチンコではあまり活躍が描かれなかったキャラクターなので、本機のラッシュではこの2人のモードが用意されているというのは原作ファンには堪らない要素ですな! 敵キャラクターである「シャーロック」のモードが用意されているというのもユニーク!
いずれのモードもただ単にトレンドを盛り込んだだけでなく、どこかしらに本機ならではの要素が存在。例えば「レキモード」はいわゆる違和感系の告知タイプなのですが、消化中は左右の映像の間違いを探すというかなり個性的な演出構成になっております。ボーッと眺めているだけでも気づけるものもあればじっくりと左右を見比べないと気付けない難易度の高いものもあったりとバリエーション豊富でかなり楽しかったです!
そして「シャーロックモード」では表示される数字によって期待度が変化、というこれも最近の機種では人気になりつつある告知タイプ。ただ、それらの機種では保留に期待度が表示されるものが多いのですが本機では液晶中央に期待度を表示することで、保留変化も同時に楽しむことができる演出構成になっております。トレンドを意識しつつもう一工夫を加え、本機にしかない楽しみ方ができるというのはかなり評価できるポイントです!
本機は右打ち中の大当たりの内約25%が3000個以上ということで図柄揃い直後のボーナス告知の瞬間、そして上乗せ演出発生の瞬間が非常に興奮するポイント。本機はここにかなり力が入っており、非常に豊富な上位ボーナス告知&上乗せ告知演出が搭載されています!
様々な告知演出が用意(モードによって変化?)されているのですが、特にお気に入りは「緋緋神」と「白雪」による告知パターン。最近の藤商事さんはこういったスタイリッシュな映像&音で見せる演出のクオリティが極まってますな。これ以外にもかわいい系の演出だったり、原作の印象的なシーンをアレンジしたファンの方なら思わずニヤリとしてしまうような演出も搭載。ボーナス告知&上乗せ告知発生の可能性があるタイミングは要注目です!
近年のトレンドである爽快感を重視したラッシュの設計だと演出面で淡白さを感じてしまうことも多いのですが、本機では個性豊かな6種類もの演出モードが用意されているので十分な満足感を感じることができました。原作ファンを満足させる新キャラクター達の活躍が描かれていることや、随所で本機ならではの個性を感じられたことも評価できるポイントですね。☆は5つ!
弱い演出でも十分大当たりに期待できる!
本機では6種類もの演出モードが搭載されていますがいくつかは完全告知に近い演出タイプとなっておりますので、それ以外の演出モードにおける演出バランスや全モード共通事項などで特に印象的だったポイントをレビューします。
まずは多くのモードに共通する図柄揃い煽り(リーチ演出)の発生頻度についてですが、今回の試打だと20~30回転に1度くらい発生するイメージ。先読み系演出自体はそれなりの頻度で発生するものの図柄揃い煽り(リーチ演出)まで到達することはそう多くなく、そこまで行ってしまえばざっくり3割くらいは大当たりに当選していました。僕的にはメリハリがあるタイプが好みなのでかなりアリ!ただ、通常のラッシュである「LBR」の方だとSTが70回転しかないので、1度も大当たりに期待できる場面が訪れず駆け抜け…なんてこともありそう。そう考えるともう少しだけ図柄揃い煽りの発生頻度は高くても良かったかもしれませんね。
続いてこちらもほとんどのモードに存在する保留変化について。いずれのモードでも保留変化は基本的に色によって信頼度を示唆(もしかすると特殊な保留とかもあるかも?)しているのですが、赤以上(今回は虹を確認)の発生率はかなり低く全て大当たりに当選。また、侮れないのが青保留でこちらも半数近くが大当たりに繋がりました。青保留に関してはたまたま良い方に偏ってしまった可能性も否定できませんが、少なくとも今回試打した限りでは一般的なST機よりも保留変化しただけでかなり熱くなれる印象を受けました!
続いてそれぞれの演出モードで印象的だったところをご紹介。まずは「アリアモード」について。こちらは「王道告知」ということで、全モード中で最も豊富な先読み演出が搭載されている賑やかな演出モード。先読み演出の複合だったり、赤系演出といった強めの演出が大当たりの鍵を握ります。ただ、今回の試打では1つ弱めの先読み演出(白フラッシュなど)が発生しただけで大当たりに当選するようなパターンも何度か確認。前述の通り本機のラッシュは図柄揃い煽り(リーチ演出)の発生頻度が低めなので、先読み演出が弱くてもとりあえず図柄揃い煽りさえしてくれれば大当たりに期待できるバランスはかなり好印象でした。
そして見た目にわかりやすく期待度を表示してくれる「シャーロックモード」。こちらは表示されている数字が実際の信頼度としっかりリンクしている印象で、70%や80%などが表示された際はほぼ全てが大当たりに当選。また、保留変化ナシ&1%でも大当たりに当選…というめちゃくちゃ嬉しいパターンも確認できました。
一発告知系以外に関しては総じて意外性のある当たり方がかなり多い印象で、常に大当たりの期待を持って楽しめそうですな。全体的にかなり僕好みの演出バランスだったのですが、1つだけ気になったのが図柄揃い煽り(リーチ演出)の発生頻度。これは期待度とのバランス関係もあるので調整が難しいところですが、通常のラッシュである「LBR」のST回数を考えるともう少しだけ発生頻度は高くても良かったのかなと。☆は4つで!
シンプルモードが通常時専用なのが惜しい
本機のラッシュ中に設定可能なカスタマイズ機能はこちら。最近の藤商事系機種でお馴染みのカスタマイズ機能は一通り揃っておりますな。ただ、「通常時編」でご紹介した「シンプルモード」&「先フラッシュモード」は通常時専用のカスタマイズ機能だったのがちょっぴり残念。豊富な先読み予告を搭載した「アリアモード」×「シンプルモード」なんかの組み合わせができればかなり面白そうでしたね。
「先フラッシュモードなどカスタマイズ機能の一覧と詳細」についてはこちら
「一発告知モード」は「BANG!!BANG!!ランプ」or「緋弾ランプ」の2種類から選択可能。また、「激震予告 出現率UP」「プレミアム演出 出現率UP」「ラッキーエアー 出現率UP」の3種類は当然いずれも発生=大当たり濃厚演出となっています。完全告知タイプがお好みの方はかなり楽しめそうですな!
ラッシュ中のカスタマイズ機能は項目数自体は十分なのですが、完全告知系に偏りすぎているのが惜しいなと。本機のラッシュは元々過度な煽りはなくスピーディーなゲーム性なのであまりストレスを感じることはないのですが、「シンプルモード」があればより楽しみ方の幅が増えて良かったなと思いました! ☆は4つ!
荒波系マシンが好きな方は絶対に触れるべき1台!
大人気シリーズ「緋弾のアリア」の最新作は話題の新機能「ラッキートリガー」を搭載して登場。その「ラッキートリガー」である「超LBR」はこの手のタイプでよくあるSTリセット的な大当たりを省き、なおかつ継続率も約80%というとんでもねぇラッシュでした。現行機種のラッシュでは太刀打ちできない出玉性能となっているのは間違いないので、荒波系マシンが好物の方にとっては避けては通れない機種となることでしょう(笑)。演出面に関してもおそらく藤商事系機種では前例のない6種類もの演出モードを搭載。カスタマイズ機能のみもうひと頑張り欲しかったところですが、高速消化タイプとしてはかなり演出も楽しめるラッシュに仕上がっていたと思います!☆は4つ!
今回のレビュー結果
「P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~ ラッキートリガーVer.」の解析情報はこちら
1/2で「超LBR」突入…という凄まじい緊張感が味わえる「LBR」が実は本機で1番楽しい時間かも
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