【PLT OVERLORD魔導王光臨】あの時代の興奮が蘇る!?「OVER LORD」のスペックや演出を試打レビュー!

【PLT OVERLORD魔導王光臨】あの時代の興奮が蘇る!?「OVER LORD」のスペックや演出を試打レビュー! eyecatch-image

こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。

 

サンセイR&Dさんから登場する最新台「PLT OVERLORD魔導王光臨」の新台レビューをお届け!スペックや演出の出来がどんな感じだったか筆者の独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

 

なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!

 

「PLT OVERLORD魔導王光臨」の解析情報はこちら

 

 

「ラッキートリガー」だけじゃない!全体的な満足感も高い優秀スペック!

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 スペック・ゲーム性☆5

 

基本仕様
タイプ ライトミドル(LT搭載)
仕様 一種二種混合機
液晶図柄揃い確率
(通常時)
1/329.9(※1)
大当たり確率
(通常時)
1/197.9
大当たり確率
(実質右打ち中)
1/88.2
トータルST突入率 約63%(※2)
ST継続率 約75%(※3)/約82%(※4)
賞球 1&7&10
カウント 10カウント
ラウンド 2R/3R/10R
大当たり出玉
※払い出し個数
2R:約200個
3R:約300個
10R+10R:約2000個
電サポ回数 100回転/120回転/148回転
潜伏確変 非搭載
遊タイム 非搭載

※1…2R大当たりからのST148回転突入確率を含めた合算期待値(条件装置作動確率とは異なります)。
※2…液晶図柄揃い確率約1/329の中での、ST直行50%と時短100回転引戻し率26.22%の合算値。
※3…OVER RUSH(ST120回転)突入時引戻し率。
※4…OVER MAX(ST148回転)突入時引戻し率。

 

本機は話題の新機能「ラッキートリガー」を搭載した一種二種混合機。こちらのスペック表を見ると通常時は「液晶図柄揃い確率」と「大当たり確率」という2つの項目が用意されておりますが、後者に関しては必ず2R(約200個)のみの獲得かつラッシュor時短にも非突入(消化後は通常時へ移行)となるオマケ的存在の大当たりを含めた数値。一応分類としてはライトミドルスペックになるかと思いますが演出上でハッキリと大当たりとして扱われるのは「液晶図柄揃い」の方のみとなっており、実質的な出玉設計としてはミドルスペックと認識していただいて問題ないかと。今後登場する「ラッキートリガー」搭載機に関してもおそらくこのような作りがスタンダードとなりそうですね。

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 6揃い

 

 

通常時

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 円グラフ

 

ラウンド 電サポ 振り分け
3R ST148回転 24.2%
2R ST148回転 0.8%
3R ST120回転 25.0%
3R 時短100回転 50.0%

 

通常時の「液晶図柄揃い(約1/329.9)」に当選した際の大当たり内訳がこちら。初当たり時は獲得出玉こそ少ないものの50%でラッシュに突入、そしてダメな方の50%でもしっかり100回転の時短に突入。同社のタイトルでいえば「牙狼」シリーズをはじめとしたロングST機では王道の設計ですな。そしてさらに、本機では「OVER RUSH」と「OVER MAX」という2種類のラッシュが存在しており後者が本機における「ラッキートリガー」かつ上位ラッシュとなっているのですが、ラッシュ突入時の半数はいきなりその「OVER MAX」からスタートという設計になっております。なおかつ通常のラッシュである「OVER RUSH」もしくは時短中の引き戻し成功時にも1/3で「OVER MAX」への昇格に期待できるので、丸1日実戦した際には少なくとも1回、ヒキが良ければ2~3回くらい「OVER MAX」へ突入というのも十分現実的ですね!

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 オーバーラッシュ突入

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 オーバーラッシュ中 残り119回

 

ラッシュのゲーム性は今最も人気のあるロングSTタイプ。「OVER RUSH」はST120回転で当選期待度は約75%、「OVER MAX」はST148回転で当選期待度は約82%へとパワーアップ。目指すはもちろん最上位状態である「OVER MAX」ですが通常のラッシュである「OVER RUSH」でも十分な期待度になっているのが特徴的。似たタイプの機種にありがちな「下位ラッシュの無理ゲー感」が一切ないのは非常に好感が持てますな。

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 5揃い

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 オーバーボーナス2000

 

本機は大当たりの消化システム&獲得出玉も特徴のあるポイント。ラッシュ&時短中のボーナスは必ず10R(約1000個)×2回をワンセットで消化=実質約2000個(払い出し)の出玉を獲得可能となっております。ロングSTタイプかつ約2000個が約75%or約82%でループというゲーム性。どこか懐かしいなと思ったのですがこれは…「牙狼」!「魔界閃騎鋼」~「魔戎の花」までは約2000個強×約77%ループのロングST機というスペックだったのですが、本機のラッシュは後述する演出面も含めかなりアレに近いものになっております!1回あたりの出玉こそ若干減ってはいるものの最高継続率は約82%ですからね。旧MAX機時代の「牙狼」を上回るポテンシャルを秘めていると言っても良いのではないでしょうか。

 

話題の新機能「ラッキートリガー」を搭載して登場する本機。初当たり時の出玉こそ若干寂しいものの、「OVER MAX」突入のハードルがそう高くないこと、そして「OVER MAX」もさることながら通常のラッシュである「OVER RUSH」でも十分な出玉性能が担保されているなど、本機ならではの魅力というものを十分に感じられるスペックに仕上がっていました。そしてなによりラッシュのゲーム性や出玉性能がロングST機時代の「牙狼」に近いモノになっているというのも大きな注目ポイント。筆者を含めあの時代を経験した方ならきっとハマること間違いナシ!☆は5つ!

 

 

「OVER KILL」状態を味わえる新感覚の演出が気持ちいい!

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時☆5

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 4テンパイ ハムスケチャレンジ 武技を習得せよ!

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 ハムスケチャレンジ成功

 

超人気作品初のパチンコ化ということで、ファンの中にはスペック面よりも演出面を楽しみにしているという方も多いことでしょう。筆者もアニメ視聴勢ということで期待(と少しの不安)を胸に試打に挑んだのですが、通常時の演出に関しては大満足の一言。まず嬉しかったのがリーチ演出の豊富さ、そしてオリジナリティのある展開ですね。「OVER LORD」といえば数々の戦闘シーンが魅力の1つですが、アニメを見た方の印象に残っているであろう戦闘シーンはあらかたリーチ演出として収録。また、主役である「アインズ(モモン)」はもちろんのこと「階層守護者」達、そして「ハムスケ」が活躍する演出なんかもしっかり用意されており「OVER LORD」の世界観を丸々堪能できる演出構成となっておりました。

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 6テンパイ VSスケリトルドラゴン

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 6テンパイ 死の宝珠の力

 

初当たり時のメインとなるバトル系のリーチ演出は本機の目玉要素。リーチ中のチャンスアップなんかはオーソドックスな造りなのですが、他の機種と違うのは当落ジャッジに成功(=大当たり)したその直後! 一般的に大当たり後は図柄昇格演出を経て大当たりに突入という流れですが、本機ではなんとリーチ演出の中に図柄昇格演出が組み込まれているんです!

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 追撃演出

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 追撃演出 攻撃を受ける敵

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 追撃演出成功 7揃い

 

各バトルリーチ演出に勝利し大当たりしたあとは図柄昇格を目指す追撃演出のようなものが発生。図柄昇格の有無を問わず何度も敵の悲鳴が聞こえるまさに「OVER KILL」状態を味わうことができるのですが、これがめちゃくちゃ気持ちいい(笑)。この追撃演出には様々なバリエーションが存在…というか、おそらくリーチ演出によってそれぞれ専用の演出が用意されているっぽかったです。これはマジで力が入ってますな!

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 死の12カウント

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 筐体カウントボタン

 

もう1つ通常時の演出で印象的だったのが初当たり時に絡むことの多い重要演出「死の12カウント」。こちらはカウントが進めば進むほど上位保留変化発生や強演出の発生に期待することができるという演出になっております。で、なにがそんなに印象に残ったのかと言うと、一般的にチャンスボタン的な位置にあるギミックが「死の12カウント」と連動して作動しており他の機種ではないワクワク感を味わうことができたんですよね。こういった作品の世界観を取り入れつつオリジナリティのある演出を生み出すことができているのはかなり評価できるポイントですな!

 

パチスロ・パチスロの演出(スペックもですが)はユーザーにウケれば様々な機種で取り入れられるようになるもの。もちろん良いものは広く普及すべきだと思いますし決して悪いことではないのですが、ありきたりな演出の寄せ集めだけでは面白みがありませんからね。「OVER LORD」という作品を活かした新感覚の演出が豊富に用意されており、本機にしかない魅力を存分に楽しめる素晴らしい造りでした!☆は5つ!

 

 

ロングST王道の演出構成。演出ボリュームには少々物足りなさを感じる。

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 ラッシュ中☆3

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 オーバーマックス 残り148回

 

本機には「OVER RUSH」「OVER MAX」という2種類のラッシュが存在しますが、異なるのはスペック面(ST回数&継続率)のみとなっており演出構成はほぼ共通。近年は高速消化タイプのラッシュが主流となっていますが、本機は大当たりまでの過程をじっくりと味わうことのできる演出構成となっています。上位ラッシュのみ消化スピードがアップするタイプなんかもありますが、「OVER MAX」突入後も演出構成や消化スピードに大きな変化はなくしっかりと演出を楽しめるというのも本機ならではの魅力ですな。

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 オーバーラッシュ 残り62回 アインズセリフ赤「今度はこちらの番だな」

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 1テンパイ アインズVSニグン

 

ラッシュ中は先読み演出を含む予告演出、そしてバトル系リーチ演出やチャレンジ系のリーチ演出など豊富な演出を搭載しておりロングSTタイプとしては王道の演出構成。ファンが「OVERLORD」のパチンコに求めていることをしっかりと実現してくれています。ただ、前述の通り「OVER RUSH」と「OVER MAX」中の演出は今回確認した限りでは完全に共通。もっと言えば時短である「ナザリックLORD」中もおそらく全く同じ演出構成でした。

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ちモード選択 スタンダードモード

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 8テンパイ アインズVSニグン

 

演出モード 詳細
スタンダードモード 王道スタンダード
アルベドモード 先読みチャンス
シャルティアモード 赤熱
アウラモード 風熱
セバスモード いつでも告知

 

一応ラッシュ中は上記5種類の演出モードを搭載。ただ、基本的に異なるのは演出バランスのみとなっており搭載されている演出は関してはほぼ同じですからねぇ…。一応筆者としてはこのあたりの造りもロングST時代の「牙狼」っぽくて懐かしさを感じましたし全然アリ派。しかし、最近だとラッシュ中はまるっきり搭載演出の異なるモードをいくつも搭載している機種も珍しくないので、そういった機種が好みの方からすると演出ボリュームに少々物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 5テンパイ ヘイトアップ(赤)

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 5テンパイ キャラセリフ「愚かなゴミが」 赤タイマーボタン出現

 

もう1点気になったのが演出バランスに関するところで、一般的なロングSTタイプに比べてリーチの発展頻度が高く、信頼度が低めに設定されている印象を受けました。個人的にはリーチに発展すればトータルで40~50%くらいは大当たりに期待できるのが理想的なのですが、本機のラッシュは20~30%くらいの印象。また、大当たり時は熱い演出がガッツリと複合しているパターンがほとんどで、意外性のある当選パターンが確認できなかったというのもちょっぴり残念でした。たまたま悪い方(個人的な好みですが)に偏ってしまっただけの可能性も否定できないのですが、ひとまず今回の試打における挙動で判断するしかないのでね。僕としてはもう少しリーチの発生頻度を落とし、発展しただけで期待できると感じさせてくれるような演出バランスだと良かったなと思いました!

 

いずれのラッシュも予告&リーチ演出をしっかりと楽しめる演出構成で「OVER LORD」というコンテンツをしっかりと活かすことができていると思います。ただ、演出ボリュームと演出バランスに関してはいくつか気になるポイントが存在。演出バランスに関しては実際にホールで打てば印象が変わる可能性もあるので置いておくとして、演出ボリュームの方はガラッと雰囲気の変わるモードがもう1つ用意されていたりすればより打ち込み甲斐のある機種になったのかなと。☆は3つで!

 

 

ラッシュ中にも最低限のカスタマイズ機能は欲しかった!

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 カスタマイズ機能☆3

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 遊技カスタム画面

 

まず通常時のカスタマイズ機能はこちらの通り。「サンセイフラッシュ」や「先読みカスタム」「変動開始バイブ」といったお馴染みのカスタマイズ機能に加え本機では「先光りカスタム」も搭載! 項目数としてはめちゃくちゃ多いわけではないものの、先読み系、一発告知系、そして待望の先バレ系…と主要カスタマイズ機能は一通り揃っていますな。

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 筐体 サイドランプ

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 通常時 アインズセリフ「震えよ」

 

これらのカスタマイズ機能は全て複合させることも可能。先読みカスタムのみでしっぽり楽しむのも良し、「サンセイフラッシュ」や「変動バイブ」を合わせて設定し大当たり当選時にはド派手な変動を楽しむも良し。組み合わせ次第で幅広い楽しみ方ができそうですね!

 

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 右打ち中 モード選択画面 アルベドモード

 

お次はラッシュ中のカスタマイズ機能について…といきたいところなのですが、残念ながらラッシュ中の演出カスタマイズ機能は非搭載。その代わりと言ってはなんですが、ラッシュ中は前述の通り5種類の演出モードが用意されているのでそちらで好みの演出バランスを選択して楽しむことが可能となっております。とはいえ、楽しみ方の幅は広いに越したことはありませんからね。「先読みカスタム」なんかは「アルベドモード」で代用できるので問題ないのですが、「サンセイフラッシュ」や「変動開始バイブ」あたりはラッシュ中にも用意されていると嬉しかったです。

 

通常時には人気どころのカスタマイズ機能は一通り揃っており、なおかつ全てのカスタマイズ機能は複合して楽しむことが可能。ただ、ラッシュ中に一切カスタマイズ機能がないというのが大きな減点要素となってしまいますな。ここは☆3つ!

 

 

ロングST機のニュースタンダードとなるか

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 総合評価(オススメ度)☆4

 

人気作品「OVER LORD」が待望のパチンコ化。話題の新機能「ラッキートリガー」の搭載、そして原作の魅力を存分に楽しめるロングST機ということで筆者も登場を心待ちにしている1台です! 演出面では気になるところ(特にラッシュ中)も多少あったのですが、個人的にスペック面はほぼ100点満点に近い出来。強力な「ラッキートリガー」=「OVER MAX」の出玉性能に注目が集まりがちですが、通常大当たりでも時短100回に突入、いかなる状態からでも「OVER MAX」突入が現実的、そして「OVER LORD」でも十分な出玉性能が担保されているなど、全体的なバランスとしても非常に満足感の高い設計に仕上がっていると思います。現在のパチンコシーンにおいては約2000発が約75%or約82%で継続するというラッシュのゲーム性はかなり貴重ですからね。ロングSTの「牙狼」が好きだった方が楽しめるのはもちろん、若いユーザーの方も他機種にはない新鮮な魅力を味わうことができるでしょう。☆は4つ!

 

 

今回のレビュー結果

 

PLT OVERLORD魔導王光臨 今回のレビュー結果☆4.0

 

「PLT OVERLORD魔導王光臨」の解析情報はこちら

 

 

パン君 アイコン「OVER RUSH」でも75%継続なのがマジで嬉しい

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