【e 新・必殺仕置人 超斬撃199】ラッシュのゲーム性が劇的に進化!シリーズ最新作のスペックや演出を試打レビュー!
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です。
京楽さんから登場する注目の新台「e 新・必殺仕置人 超斬撃199」の新台レビューをお届け! スペックや演出の出来がどんな感じだったのか、独断と偏見に基づいて各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。
なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください!
2機種分のお楽しみ!「ラッキートリガー」突入でゲーム性が変化!
基本仕様 | |
タイプ | ライトミドル (LT搭載) |
仕様 | 一種二種混合機 |
大当たり確率 (通常時) |
約1/199.9 |
大当たり確率 (真仕置CRASH中) |
約1/28.1 |
大当たり確率 (超斬撃RUSH中) |
約1/32.7 |
真仕置CRASH 突入率 |
60% |
真仕置CRASH 継続率 |
約60%(※1) |
高坂超決戦 発生率 |
真仕置CRASH中 図柄揃い時の約50% |
高坂超決戦 勝率 |
約50% (超斬撃RUSH突入) |
超斬撃RUSH 継続率 |
約88%(※2) |
超斬撃RUSH 終了確率 |
約1/199.9 |
賞球 | 1&4&15 |
カウント | 10カウント |
ラウンド | 3R/10R |
大当たり出玉 ※払い出し個数 |
3R:約450個 10R:約1500個 |
電サポ回数 | ST21回転 +残保留4回転 |
Cタイム | 非搭載 |
潜伏確変 | 非搭載 |
遊タイム | 非搭載 |
※1…RUSH終了時の残保留4回転における引き戻し(約13.5%)を含む。
※2…RUSH終了時の残保留4回転における引き戻し(約11.7%)を含む。
※…小当たり時はV入賞が条件。小当たり時に限る。
※…玉数表示が「0」でも、発射台に玉が残っている場合があります。
※…コンプリート機能搭載機。
ゲームフロー
※…RUSH終了時の残保留4個における引き戻し(約11.7%)を含む。
まずは本機のスペック&ゲームフローがこちら。本機は京楽初となるラッキートリガー搭載機ですが、実は注目ポイントはそこだけではありません。昨年登場した「ぱちんこ 新・必殺仕置人S」とは、通常時・ラッシュ中となにからなにまで大違い。同じタイトルを冠していますし演出面では前作を踏襲している部分も多いのですが、スペック&ゲーム性に関しては全くの別物となっております。
通常時
ラウンド | 電サポ | 振り分け |
3R | ST21回転 +残保留4回転 |
60% |
3R | 電サポなし | 40% |
通常時の大当たり確率は約1/199.9のライトミドルスペックとなっており、初当たり時の内訳は上にある表の通りとなっています。大当たりは全て3R(450個)かつラッシュ突入率は約60%…と、最近の機種にしては少々物足りなさを感じますね。ただ、すでに登場している「ラッキートリガー」搭載機だと図柄揃い確率は1/300以下で実質的にはミドル~ハイミドルスペックという設計が珍しくないので、本機のような正真正銘のライトミドルスペックを求めていた方も多いのではないでしょうか。
それも考慮すればまぁ初当たり時の内訳には納得できるかなと思っていたのですが、通常大当たり時にラッシュ突入のチャンスが一切ないのは無視できないポイント。これは決して僕自身の好みだけでなく、スマパチで登場した前作を含む「仕置人」シリーズ、そして「仕事人」シリーズの方でもほぼ全ての機種で通常大当たりには時短が搭載されていたハズなのでね。今作はこれまでのシリーズとは全く異なるスペック&ゲーム性になっておりそのチャレンジ精神は非常に素晴らしいと思うのですが、せめてここだけは歴代シリーズの伝統を継承して欲しかったですな。
真仕置CRASH中
ラウンド | 移行先 | 振り分け |
10R | 高坂超決戦(※) | 約50% |
10R | 真仕置CRASH継続 | 約50% |
※…勝率約50%。勝利で「超斬撃RUSH」突入、敗北時は「真仕置CRASH」継続となる。
お次はラッシュ中について。まずはメインのラッシュである「真仕置CRASH」ですが、こちらは電サポ21回転+残保留(4回転)の間に大当たり当選を目指すSTタイプのゲーム性。ここでの大当たり期待度は約60%で、大当たりはオール10R。その内約半数(稀に7図柄揃いからラッキートリガー直撃)が「高坂超決戦」というボーナスに突入し50%で勝利→「ラッキートリガー」である「超斬撃RUSH」突入。つまりは「真仕置CRASH」中大当たり時の4回に1回(25%)が「ラッキートリガー」突入となります。おそらく実質的な「ラッキートリガー」突入率はこれまでに登場した同機能搭載機と大きく変わらないのですが、本機は初当たり確率が1/199.9であることを考慮するとそれらの機種よりもラッシュ中の大当たり当選、すなわち「ラッキートリガー」に突入するかも!? と期待できる頻度自体は高くなっていそうですね。こういう新たな試みは大歓迎です!
超斬撃RUSH中
ラウンド | 移行先 | 振り分け |
10R | 超斬撃RUSH継続 | 100% |
そして本機最大の見せ場である「超斬撃RUSH」。「ラッキートリガー」ということで出玉性能に注目が集まりがちですが個人的に最も評価したいのはそのゲーム性。なんとこちらは大当たりとラッシュ終了の抽選が同時に行われる、いわゆる転落抽選タイプになっているんです。そもそも現在のパチンコシーンはロングSTタイプが主流なので希少価値がありますし、メインのラッシュと異なるゲーム性にすることで「ラッキートリガー」中ならではの高揚感や特別感を味わえるのもGOOD! 「ラッキートリガー」ではシンプルに通常のラッシュよりST回数を増やすことで出玉性能を強化する機種が多い中、これは素晴らしい仕事をしてくれましたな! 出玉性能に関してもオール10R×約88%継続と申し分ナシ。既存の「ラッキートリガー」搭載機とは一味違う魅力的なラッシュになっていると思います!
リザルト画面が出ても諦めるな!
そして忘れてはならないのが「超斬撃RUSH」中の残保留(4回転)による抽選。「ラッキートリガー」搭載機しかりそれ以前でも上位ラッシュ下位ラッシュが存在する機種だと、残保留での大当たり当選時は下位ラッシュ中の振り分けが適用されるという機種が多かったですよね。しかし本機の場合、なんとここでの大当たり当選時もしっかりと「超斬撃RUSH」継続となるようです。「超斬撃RUSH」中の大当たり確率は約1/32.7ということで残保留4回転での当選は十分現実的。打ち込みを重ねるごとにこの仕様の有り難みを感じることでしょう。いや、これはマジで嬉しい!
「ぱちんこ 新・必殺仕置人S」と全く別物といえるスペック&ゲーム性で登場する本機。既存の「ラッキートリガー」搭載機にはない魅力が満載で京楽さんのスペックに対する拘りをヒシヒシと感じることができました。惜しむらくはやはり通常大当たり時に引き戻しのチャンスが一切ないこと。ここにわずか数回転でも時短を用意してくれれば完璧だったなぁ…。☆は4つ!
新演出はあくまでアクセント。前作ファンが安心して楽しめる演出構成。
スペック・ゲーム性の面では大きな変化があった本機ですが、通常時の演出面に関しては大部分が前作「ぱちんこ 新・必殺仕置人S」を踏襲。今作でもマルチレイヤービジョンによる迫力の演出を楽しむことができます。
注目ポイントは本機で初登場となる「お蝶」が活躍する新演出「お蝶変身予告」「お蝶出陣リーチ」の2種類。これらの新演出は出現率こそ低いものの大当たり期待度高めの演出になっているようです。さすがに演出面が前作と丸々一緒だと少々手抜き感は感じてしまうので、新演出が搭載されていて一安心(笑)。とはいえこの演出の主張が強すぎるとそれはそれで問題ですが…出現率を抑えることで全体のバランスにはさほど影響を与えず、前作のファンも安心して楽しめる造りになっているなと思いました。
そして演出バランスについてですが、青保留や緑保留からの大当たりだったり、その他の予告演出やチャンスアップなんかでも「ちょっと足りないかなぁ…」という展開での大当たり当選パターンも何度か確認。今回の試打だけで演出バランスを完璧に把握できたわけではありませんが全体的に演出信頼度の底上げだったり、おそらくは初当たり確率の変更に伴った演出バランスの見直しが行われているのかなと思います!
通常時の演出に関しては基本的に「ぱちんこ 新・必殺仕置人S」を踏襲しているので、前作を打ち込んでいた方は知識をそのまま活かして楽しむことができると思います。個人的には新演出をむやみやたらに見せつけるのではなく、発生時にしっかりと熱くなれるアクセント的な演出になっているのが好印象でした。☆は4つ!
「真仕置CRASH」の演出バランスは前作から大きく変化!
お次はラッシュ中。本機では2種類のラッシュが搭載されておりそれぞれ演出構成もまったく異なるので順にレビューしていきましょう。まずは初当たりでのラッシュ当選時に突入する「真仕置CRASH」。前述の通り今作では電サポ21回転+残保留(4回転)での大当たり当選を目指すショートSTタイプのゲーム性へと変化しておりますが、基本的な演出構成に関しては前作の「(真)仕置CRASH」を踏襲。今作でも「鉄(デフォルト)」「巳代松(先読みチャンス)」「主水(Air-Blow告知)」「死神(メリハリ熱)」の4種類から選択可能となっております。
通常時には「お蝶」系の新演出がいくつか搭載されておりましたが、この「真仕置CRASH」中に関しては新演出の搭載は未確認。ただ、ロングST→ショートSTというゲーム性の変化に伴い、演出バランスではいくつか大きな変化を確認できました。まず1つ目は1回転あたりの変動スピードで、なにも演出が発生しないハズレ変動でも前作より若干ゆったりめのテンポでの消化。前作と全く同じテンポでの消化となると21回転なんてあまりにも一瞬ですからね。これはST回数の変更に見合ったベストな調整だと思います!
お次はリーチ煽りの発生頻度で、間違いなく前作と比較して高くなっていると思います。おそらくはこれも上と同じく、ショートSTになってもしっかりとドキドキ感を味わえるように、そして一瞬でSTを駆け抜けてしまった際の虚無感みたいなのを軽減する為の調整でしょうな。しかしこれに関しては一長一短という印象で、「いや絶対発展しないでしょ…」みたいなパターンもけっこう多かったんですよね。リーチ煽りのみで終わってしまう頻度が前作より高いと思われるので、人によってはストレスに感じてしまう変更点かもしれません。
最後が演出信頼度の変化。通常時に関してはサンプルが少ないこともあり「ライトミドルスペックに適した調整が行われているだろう」という希望的観測だったのですが、この「真仕置CRASH」に関しては間違いなく大幅に調整されていると思います。特に印象的だったのが赤系演出などの強演出発生時で、「死神(メリハリ熱)」以外のモードを選択していた際もほとんど(もしかすると全部だったかも?)が大当たりに当選。今回多少の偏りがあったと考えても、強演出の信頼度はかなり底上げされていると思います。本機はショートSTである為ただでさえリーチ1回の重みが増していますし、そこに強演出が発生してハズレた際のショックは計り知れませんからね。1つでも強めの演出が発生すれば大いに期待できる…というバランスは本機のスペック・ゲーム性に適した調整だと感じました!
点滅保留だけでも十分熱い!
そして本機の「ラッキートリガー」である「超斬撃RUSH」。こちらは完全新規演出で構成されており、前兆演出&即当たりメインの高速消化タイプとなっております。演出は非常にシンプル。先読み演出が1つでも発生すればチャンスで、当該変動で長変動になれば斬撃発生→大当たりに期待って感じです。また、実戦上先読み演出発生時は当該変動までラッシュ転落煽りが発生することがなかったので、とにかく先読み演出が出ただけで嬉しくなれるラッシュになっています。これは最近主流のSTタイプにはないお楽しみ要素ですな。
液晶上に黒い靄がかかり最終ジャッジに発展するとラッシュ終了のピンチ。最終ジャッジ発展時点でおそらく大当たりorラッシュ転落のどちらかに当選したことが濃厚だと思われます。ただ、今回の試打ではこの最終ジャッジからの大当たり告知パターンも2回確認。ピンチであるのは間違いありませんが、2~3割くらいは大当たり当選にも期待が持てるのかなと。
「真仕置CRASH」の方では前作からのゲーム性変化に伴う変更点を多数確認。基本的には満足感が向上する最適な調整が行われていたと思いますが、リーチ煽りの発生頻度だけはもう少し低くても良かった気がしますね。そして新演出で構成される「超斬撃RUSH」。こちらのメインは即当たり系演出で「ラッキートリガー」ならではの爽快感や特別感がありつつも、しっかりと最後の最後まで期待が持てるちょうどいい演出バランスになっていると思います。☆は4つで!
演出モード×カスタマイズ機能を組み合わせれば楽しみ方は無限大!
お次はカスタマイズ機能について。まずは通常時に用意されているカスタマイズ機能一覧がこちら。基本的なカスタマイズ機能は前作をほぼ完全踏襲。演出カスタマイズ、機能カスタマイズ共に非常に充実しておりますな。
前作を打ったことのない方だと「先読み系のカスタムとかはないの?」と思われるかもしれませんがそこはご安心を。上に掲載したカスタマイズメニューとは別に、通常時の演出は「ノーマルモード」「先読みチャンスモード」「真剣メーターモード」「メリハリ熱モード」「必殺シンプルモード」という5種類のモードから選択可能になっております!
さらに今作からの新要素として「巳代松ランプ告知カスタマイズ」を搭載。こちらは内部的に大当たりに当選している変動でボタン操作を行うと盤面右下の「巳代松ランプ」が点灯するかも…という一発告知系のカスタマイズ機能になっております。告知音などは発生せずめちゃくちゃ優しく「ボワッ」と点灯するので、周りの人からの注目は集めずひっそりと歓喜できる一発告知が好きな方にオススメです♪
続いてラッシュ中のカスタマイズ機能がこちら。通常時と同じく前作のカスタマイズ機能を継承、そして新要素である「巳代松ランプ告知カスタマイズ」もしっかりと用意されております。今回は全てのカスタマイズ機能を確認することができませんでしたが、本機のゲーム性を考えればもしかすると「P-フラッシュ」やプレミアム演出は発生時点で「超斬撃RUSH」突入濃厚…というような法則性があってもおかしくないですよね。そのあたりの詳細は今後「なな徹」で解析情報は公開されると思うので、是非お好みの演出カスタマイズ機能を設定してお楽しみください!
カスタマイズ機能に関しては前作も相当力が入っていましたが、本機では新たな一発告知系カスタマイズである「巳代松ランプ告知カスタマイズ」まで追加。これは文句のつけようがありませんな。もちろん☆は5つ!
手頃な確率で「ラッキートリガー」の期待が持てる希少価値
京楽の「ラッキートリガー」搭載機第1弾として登場する「e 新・必殺仕置人 超斬撃199」。一応メインのラッシュがSTタイプであるという前作との共通点こそあれど、大胆な変更点の方が圧倒的に多く非常に新鮮な気持ちで楽しむことができました。すでに登場している「ラッキートリガー」搭載機は実質的な初当たり(図柄揃い)確率がミドルスペッククラスに設計されている機種が多い中本機は正真正銘のライトミドルスペック。そして2種類のラッシュはST回数で差別化するのではなくそもそもの抽選システムが異なるなど、本機にしかない魅力を豊富に備えた機種となっております。前作は肌が合わなかった…という方にも是非1度は打ってみて欲しいですね!☆は4つ!
今回のレビュー結果
「高坂超決戦」突入時の緊張感がヤバい
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