やっぱり出玉こそ一番のクスリ?大崎一万発がラッキートリガー搭載機の現況を解説!

やっぱり出玉こそ一番のクスリ?大崎一万発がラッキートリガー搭載機の現況を解説! eyecatch-image

導入1ヵ月を経てラッキートリガー機が好調堅持である。悲観的な見方も多かった中、いい方向に予想を裏切ってくれた。現状一番人気は甘デジタイプの『北斗強敵』だが、打ってみれば確かにウケる理由もよくわかる。甘デジ同様当たりは軽いのに、一般のミドル機よりよっぽど「出る」ゲーム性は期待以上である。継続95%の上位ラッシュは一撃2万発も射程圏内、しかも半日打てば1回は引ける確率だから十分に現実味がある。よく当たるからと言って負けにくいわけではないから油断は大敵だが、ミドルを打つより遥かに回数当たって「遊んだ感」のあるライト帯に、ミドル以上の出玉感のある新ジャンルが加わるのは、ホールにとってもプレイヤーにとっても朗報である。現状甘い運用のホールを聞かないのが意味わからないのだけれど、可能性の芽を潰すことのないよう慎重に育成してもらいたいものである。

 

一方、ゲーム性としては対極とも言える実質399タイプの『アリア』が、大きな存在感を発揮しているのは興味深い。重すぎる初当りはダメとの懸念もあったが、右で当たれば即突入のわかりやすいLT契機とラッシュ性能の圧倒的強さが、399上等の最極北ヘビーユーザーをガッチリ掴んだ。僕自身、初のLT突入で一撃4万発をやらかして以来、回りもせんアリアのシマを喜んで目指すドM的立ち回りに拍車がかかる残念な状況(笑)。逆に、打ちやすさとのバランスを取った『オーバーロード』や『座頭市』は、少々状況が良かろうと目も向かない……というプレイヤーは他にも多いようで、現行ミドルと差別化できなかったタイプは残念ながら支持が伸びなかった。重量級LTだと噂の北斗や慶次やまどマギやのスペックはどうなるのか、ライトミドル+強LTがセールスポイントの『仕置人』の評価は……と、ハードルばかり上がって気の毒でもあるのだが、興味津々で続報を待ちたいところである。

 

導入前にはイマイチピンと来なかった新機能ラッキートリガーも、ゲーム性の意味では「上位ラッシュ」のことであるとようやく周知されてきた。上位ラッシュといえばパチスロが先行して、高いギャンブル性に賛否ありながらも「搭載が当たり前」として認知されたが、同じくパチンコもより運任せ要素の強い、荒いゴールを目指す流れに傾きつつある。こんなパチンコに誰がした、との声が一部うるさがたプレイヤーから上がるのはわかるし、クソ負けした自分も同じことを思う。しかし、そんな雑音を一瞬でねじ伏せる圧倒的な出玉力がラッキートリガーの「卑怯なところ」でもある。なんだかんだで結局、そして身も蓋もないとわかってはいるが、やっぱり出玉こそ一番のクスリというわけで、登場前に射幸性の追求はもうお腹いっぱいなどとわかったような口を叩いた過去を猛省しているまんぱつです(笑)。

 

というわけで、遊タイム→スマパチと続いた緩和の流れは、LT機の登場でようやく実りを迎えつつあるようにも思える。出玉面ばかりにクローズアップして申し訳ない限りなのだが、同時にゲーム性の拡充にも期待できるのがLT機能であり、こんなご時世でも楽観的な予測をしたくなるほど大きな可能性を秘めたジャンルだと初動を見ても感じる。今後は当然の機能になり、見せ方や報酬のバランスでゲーム性を競う「全LT機時代」になっていくだろう。スマパチとの融合で、より刺激的なゲーム性も生まれてくるだろう。その先に何がある? パチンコ業界は救われるのか? いや、そんなのいいじゃん。難しいことはひとまず先延ばしにして、今はただ脳を焼かれよう……それがせっかくのLT機を楽しむコツである。お金かかるから、ついて来れる人だけね!

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  • 1:2024-04-13 10:28:41パチンコ台が全部同じに見えるのは歳のせいでしょうか

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