【Pメイドインアビス 虹の黄金域】「呪い」と「祝福」をパチンコで再現！「メイドインアビス」のスペックや演出を試打レビュー！

こんにちは！ななプレス編集部のパン君です。

メーシーさんから登場する最新台「Pメイドインアビス 虹の黄金域」の新台レビューをお届け！スペックや演出の出来がどんな感じだったか、筆者の独断と偏見に基づき各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「Pメイドインアビス 虹の黄金域」の解析情報はこちら

打ち手を選ぶピーキーな仕様

・ラッシュ突入率約77％×継続率約77％のミドルスペック機。

・初当たり時の振り分けが極端すぎる印象。

・ラッシュは最近の機種では貴重な転落抽選タイプ。

・特殊モードである「虹の黄金域」突入時は50％で3000個（50％）！突入頻度はそう高くないと思われるが良いアクセントになっている。

※1…特図2大当たり確率1/319.69+特図2小当たり確率1/52.43の合算。
※2…3000個ボーナス分を含まない。
※…小当たり経由の大当たりはV入賞が条件。

ラッシュ突入率＆継続率は共に約77％。そして下位ラッシュ＆上位ラッシュのような概念も存在しないことから「比較的遊びやすいタイプのミドルスペック機かな？」と思っておりましたが、初当たり時のメインは2R大当たりかつ通常大当たりには時短ナシ。さらにはラッシュが転落式であるため初当たり時の2R大当たりのみで終了してしまうパターンもあるなど、良くも悪くもかなり荒れやすいタイプのスペックになっていると思われます。

大当たり内訳

特図1

個人的には初当たり時の振り分けがさすがに極端すぎるのが気になりましたね。「10R＋10R」の内訳を無くし（or減らし）て基本出玉（2R）の底上げ。もしくは通常大当たり時にラッシュ突入のチャンスがあればより満足感の高いスペックになったのかなと思います！

トレンドを詰め込んだありきたりな台ばかりでは面白くないので本機のような個性を持ったスペックに挑戦する姿勢は大いに評価したいのですが、辛い印象を受ける要素もいくつかあり打ち手を選びそう。このあと演出面の項目でも触れますが「虹の黄金域」のシステムは独特で面白かったので、人によってはかなりハマるかもしれませんな。☆は3つ！

「スペック詳細/大当たり内訳」についてはこちら

独特な表現にゾクゾクしちゃう！

・作品の特徴をパチンコに落とし込んだ演出構成が独特で面白い！

・「バトルリーチ」やミッション系リーチでの大当たりも確認。どんな展開からでも大当たりに期待できるバランスの良さを感じた。

・図柄揃い=ラッシュ突入なので、激アツ演出発生時はドキドキだ！

・先読み演出の発生頻度はデフォルト状態でも控えめ？カスタマイズ機能を使わずともストレスなく楽しめそう。

・フラッシュやSE関係などが派手で少々クドく感じてしまった。

通常時の注目ポイントは「呪い」や「上昇負荷（アビスの呪い）」といった「メイドインアビス」ならではの要素を上手く落とし込んだ演出構成。特に激アツ演出である「上昇負荷（アビスの呪い）」発生後のリーチ演出はネガポジ反転させたような独特な映像となり、作品を知らずとも「今なにかとんでもないことが起きている…！」とワクワク＆ゾクゾクさせられるような演出を楽しむことができました。

「通常時の予告演出・信頼度」についてはこちら

「通常時のリーチ演出・信頼度」についてはこちら

通常時は図柄揃い=ラッシュ突入濃厚となっており、通常大当たり（ラッシュ非突入）の可能性があるのは専用の煽り演出から突入する「度し難いボーナス」のみ。上で挙げたような本機を象徴する熱い演出達は当然図柄揃い期待度が高まる展開に期待できるというのも面白いポイントです。一昔前のバトルスペック系の通常時でよく見られた演出フローなので、あの時代の機種が好きだった方にはハマる通常時になっているのかなと思います♪

「メイドインアビス」という作品の世界観を上手くパチンコに落とし込んだ演出群、そして図柄揃い=ラッシュ突入となるゲーム性など、本機にしかない魅力を存分に味わえる通常時になっていたと思います。ただ、フラッシュやSEがクドく感じてしまう場面が多かったので、そこだけもう少し抑えればより多くのユーザーがストレスなく楽しめたのかなと。☆は4つで！

大当たり＆「虹の黄金域」。2軸の期待感を味わえる独特なゲーム性！

・ラッシュ突入（初当たり後）時は「Deep in Abyss」からスタート。2回大当たり当選で高速消化の「オーバードタイム」へ突入！

・「Deep in Abyss」は演出が豊富で面白いが「オーバードタイム」は淡白すぎる印象。突入条件はもう少し厳しくして良かったかも。

・「肉電球転落演出」は唯一ラッシュ終了のピンチとなる演出だが、ここから大当たりに繋がる（復活込み）ことも珍しくないのでそこまで絶望感はない。

・「虹の黄金域」へいつどこで突入するかわからないので、常に「もしかしたら…」とドキドキしながら楽しめた！

ラッシュ中最大の魅力は突入時点で次回大当たり濃厚かつ、50％で3000個の出玉獲得に期待ができる「虹の黄金域」の存在。突入条件が現時点では不明（右打ち中の直撃大当たりもしくはC時短とか…？）なのですが、大当たり消化後に突入するのではなく「Deep in Abyss」or「オーバードタイム」を消化中にいきなり移行する可能性があるというのが特徴です。

「Deep in Abyss」と「オーバードタイム」中にはそれぞれ異なる「虹の黄金域」突入を煽る前兆演出が存在。本機のラッシュ中は大当たりor転落のどちらを先に引くかだけでなく、「虹の黄金域」に移行するかも…という2軸のドキドキ感があるのが個性的で面白かったです！

「虹の黄金域」周りの抽選システムや見せ方が面白く個人的には気に入ったのですが、「メイドインアビス」ファンの方に全力でオススメできるかと問われれば言葉に詰まるところ。「Deep in Abyss」から「オーバードタイム」移行に必要な大当たり回数は3回～5回くらいにしてくれた方がより満足感の高いラッシュになったのかなと。☆は4つで！

「アビスの呪い除け」でメリハリのあるゲーム性に！

・カスタマイズ機能のバリエーションは控えめ。一発告知系が1つくらい欲しかった！

・とはいえ先読み系のカスタマイズ機能は2種類あるので快適に楽しめたぞ！

・固有カスタマイズ機能として搭載されている「アビスの呪い除け」を搭載！

カスタマイズ機能での注目要素は本機専用である「アビスの呪い除け」。通常時の項目でもご紹介した通り本機は作品の世界観を上手くパチンコへと落とし込んだ演出構成となっておりますが、デフォルト状態だと「呪い演出」単体の発生頻度はそこそこ高めでガセるパターンがけっこう気になるかもしれません。しかしこのカスタマイズ機能を設定すると「呪い演出」発生時点で必ず「アビスの呪い」が発生。メリハリのあるゲーム性がお好みの方は是非「アビスの呪い除け」をお試しあれ！

実用的な固有カスタマイズ機能が搭載されている点は評価できるポイントですが、カスタマイズ機能全体の充実具合は少々物足りなさを感じました。せめて一発告知系のカスタマイズ機能が1つくらいは欲しかったですね。☆は3つ！

「演出カスタム機能の詳細」についてはこちら

流行りのスペックにはもうお腹いっぱいという方にオススメの1台

スロットの登場から約1年の時を経て「メイドインアビス」がついにパチンコで登場。スペック面・演出面共に「メイドインアビス」の持つ独特な世界観が上手く取り入れられており、現在ホールで人気を博している機種達とは一味違う魅力を持った1台に仕上がっていました。特にラッシュ中に「虹の黄金域」突入煽りが発生したときのワクワク感はたまりませんでしたね。万人受けは難しい印象を持ったのも事実ですが好きな方にはきっとぶっ刺さるハズ。似たりよったりなスペックにはもう飽き飽きという方には是非1度打ってみて欲しい1台です！☆は4つ！

今回のレビュー結果

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「Deep in Abyss」をもっと楽しみたかった