東京都遊協の原田實前理事長が逝去、暴力団排除を完遂

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暴排理事長として活躍した原田前理事長(2019年撮影)

東京都遊技業協同組合の前理事長で、全日本遊技事業協同組合連合会の理事長を務めた原田實氏が11月9日(月)、自宅で逝去した。享年93歳。

葬儀は近親者のみの家族葬にて終了しており、11月19日に都遊協・阿部恭久理事長が組合員を代表して弔問を済ませた。

原田前理事長は1927年(昭和2年)8月生まれ。1990年(平成2年)から2012年(平成24年)まで11期22年、都遊協理事長を務めた。

また、全日遊連の理事長を2005年(平成17年)10月〜2006年(平成18年)5月、2008年(平成20年)5月〜2012年(平成24年)6月まで務めた。

都遊協理事長時代は、都内の遊技業界からの暴力団排除に尽力。1991年(平成3年)に碑文谷地区で暴力団排除を目的に金地金賞品を使った新しい流通システムをスタートさせ、その後、暴力団からの激しい抵抗や嫌がらせに屈することなく、1997年(平成9年)12月に都下全地区で暴排宣言を行った。また、若手経営者の育成にも積極的で、都遊協青年部会を発足させるなどした。

2011年(平成23年)11月藍綬褒章、1999年(平成11年)警察庁長官賞暴力追放栄誉金章、2006年(平成18年)警察庁長官賞防犯栄誉金章など受章。

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(提供:月刊グリーンべると)

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