ガリぞうの判断を鈍らせたのは「ヒキの強さ」？大勝の中で見つけた反省点とは【収支日記#162：2023年4月4日(火)～4月10日(月)】 (1/3)

今週の収支日記は、大事な家族に異変が見られた4月4日～10日の1週間です。

4月4日：6.5号機やスマスロの荒さ

コロナ禍以降、中小ホールの閉店が相次ぎ、小さくて競争率も低い店で数少ない高設定をピンポイントでツモりに行く私の昔ながらのスタイルが通用しにくくなってきています。加えて6.5号機やスマスロの台頭により、得意系機種の設定状況が思わしくないホールも増えつつあります。もちろん得意なスタイルを継続できるよう模索してみますが、それでも稼働しなければ生活費を稼げないので、しばらくの間は競争率の高い大型店で6.5号機やスマスロ勝負になるでしょう。慣れ親しんだ立ち回りではないので結果も出にくいかもしれませんが、とっくに他の道は断っているので何とかしていかねばなりません。

今日はゾロ目の日に4店舗が客の奪い合いをしている某地域へ出向き、直近1ヵ月で最も出玉率の良いホールに参戦です。あぶれても近隣に3軒あるので、視野の広い立ち回りが求められるでしょう。ただ、今や自らデータを集積して調べずとも、出玉のまとめサイトも多く、こうした「ゾロ目の日に4店舗が客の奪い合いをしている事」や、「直近1ヵ月で最も出玉率が良い」という結果は万人に知られている訳で。誰もが知る甘さの中で立ち回るとなると、どうしても頭数に負けてしまいます。それでも人同士のしがらみがないピン稼働を貫いた結果、競争率の低い環境で数少ない高設定をピンポイントでツモりに行くスタイルにたどりついたのですが。これからは大なり小なり頭数勝負に単体で挑む事になりそうです。

事前のデータ収集により今日の1軒目は狙い方を決めてあります。抽選が良ければカバネリのBシマへ。カバネリはAシマとBシマがあり、過去3ヵ月の統計で1台当り最大3万枚以上の差をつけて優秀な実績を収めているBシマの方が平均設定も高いハズ。カバネリのBシマが取れなければ、とあるシマに設置されている人気機種へ。このシマも甘く使われる機会の多い場所であり、配置換えで機種はコロコロ変わりますが、今はバイオハザードRE:2が設置されています。これも取れなければ新鬼武者か、もしくはカバネリかバイオRE:2の空き待ち+全台系の可能性も残される新ハナビでお茶を濁すか、でしょうか。

入場抽選は60人中34番。予想していたよりも競争率が低いので、もしかしたら4軒で分散したのかもしれません。

開店し、真っ直ぐカバネリのBシマへ向かいますが、やはりBシマどころかAシマさえ空いていません。踵を返してバイオRE:2のシマへ。こちらは空いていたので即確保。何とか読み筋内の舞台には立てました。個人的にはカバネリよりも設定推測が早いと思っているので、押し引きだけを考えるなら好都合です。

1発目のチャンスゾーン（cz）で当選してラッシュに突入。ただ、元々0スルーだったかどうかは分かりません。

この記事を書いているのは6月下旬ですが、この実戦は4月のモノでして。cz突破時にサブ液晶を触り、「サービスよ」と言われると元々0スルーだった事が分かるのですが、これはczの後半パートで突破した場合のみであり、前半で条件を満たしてしまうと台詞の有無による確認ができません。この情報が出てきたのが5月以降だったので、残念ながら実戦データには前半と後半どっちで突破したのか記載されておらず、元々0スルーだったかどうかが不明です。

何れにせよ早い当たりはありがたいですし、移動しようにも可能性のありそうな所は満席なので、この店に滞在するなら続行しか手立てがありません。これが競争率の高い環境での勝負の難しさだと感じます。

心音青かつ何の武器も持たない状態で強ロゴのカットインからリプレイ揃いでそのままラッシュに当選。バイオRE:2は直撃ラッシュや心音青czへの経過の分かりやすさに好感が持てます。リプレイ直撃ラッシュはバイオRE:2の最たる高設定挙動の1つなので、続行しようとする背中を押してもらえた気分です。

今度は弱チェから直撃ラッシュです。さすがにこの挙動はありそうだと思っていたら、ボーナス終了時のフィギュアで3以上と3否定が出てくれました。ただ、投資は既に48k。回収する道が全く見えませんが、朝イチからバイオRE:2の設定4以上確定台を回し続けているというプラス期待値の舞台には立てているようなので、後は回すしかありません。

相変わらず心音青リプからczに入ってくれますし、最大2スルーとハマリ知らずの展開です。この間のラッシュ当選ゲーム数も、316,251,208,165,90,97,62と設定6を凌駕する勢いで当たってくれていますが、ラッシュが全く伸びてくれずに追い銭も止まりません。投資も既に50kを超え、レオンやクレアの前に私が倒されてしまいそうです。それでも105%以上が確定しているのなら打ち切るしかないのですが。

急にリプレイを引く展開が悪くなり、追い銭10kの934Gハマリまで連れていかれました。この間、タイラントバトルにも入ったのですが華麗にスルー。と言うか、実戦経験がそこまで多くないものの、タイラントバトルは過去に6回入って全スルーなんですが、本当に50%なんですかね。

結局、21時頃まで打ち、1000枚ちょっとの回収で実戦終了です。投資が貯玉と合わせて69k分なので大敗なんですけどね。

心音青リプからのczが何度も見られたり、cz3スルー超えが1度もなかったり、直撃ラッシュを3回当てられていたり、そもそも4以上が確定していたりで高設定だろう自信はあります。ただ、通常6166Gで初当たり21回(1/294)と設定3と4の間くらいなので、推定4よりの4以上だったと思っておく事にします。

その日が甘いと周知されている環境に良く参加するようになり、こうした状況にも2種類あるのかなと感じ始めています。1つはホール全体が甘い場合。これは今日の私もそうだったのかもしれませんが、設定4,5を多用されてチョイ勝ちの人が多数いる印象です。もう1つは特定機種ないし特定台だけが甘い場合。これは正解にたどりつきさえすれば設定6まで見えるので、やはりグループ打ちの方々が有利なのでしょう。ただ、昨今の機種で高設定が使われやすいカバネリやスマスロ北斗は、設定4,5を視野に入れると途端に勝ちにくくなるように感じています。対策法も見えてきているのですが（今回は割愛）、その為には今まで以上の現場感が必要になると思われます。今までの自分の経験を今後に活かしつつ成果を出せる方向性についてしばらく考えてみます。