【Pドラムだ!金ドン 花火外伝】ドラムリール×ラッキートリガー搭載！溢れんばかりの個性を放つ「金ドン」のスペックや演出を試打レビュー！

こんにちは！ななプレス編集部のパン君です。

ミズホさんから登場する最新台「Pドラムだ!金ドン 花火外伝」の新台レビューをお届け！スペックや演出の出来がどんな感じだったか、筆者の独断と偏見に基づき各項目を5段階評価でレビューしていきたいと思います。

なお、本機のスペックや各種演出の信頼度などは「なな徹」にて解析情報を公開しておりますので、是非そちらもご確認ください！

「Pドラムだ!金ドン 花火外伝」の解析情報はこちら

このラッシュは絶対に1度は味わいたい！

・初当たり確率は約1/199.8。チャージ系大当たりが存在しない正真正銘のライトミドルスペック！

・下位ラッシュ・上位ラッシュのような概念はナシ。ラッシュ=「ラッキートリガー」という斬新かつ尖りまくりのゲーム性！

・「金ドンチャレンジ」は1回転「金ドンラッシュ」は2回転という超短期決戦型となっておりとてつもない緊張感や達成感を味わえた！

・「金ドンチャレンジ」中大当たり当選→「金ドンRUSH」非突入（通常時へ）というパターンにってしまった際はショックで立ち直れないかも…。

ゲームフロー

本機のスペック＆ゲーム性で特筆すべき点はやはり、ラッシュ突入それ即ち「ラッキートリガー」という設計であること。最近は「ラッキートリガー」突入のハードルがそれなりに低い機種や下位ラッシュよりも「ラッキートリガー」の比重を高めた台なんかも増えてきましたが、ここまで振り切った機種というのはかなり貴重です。「ラッキートリガー」突入までの過程も昨今のパチンコ機における楽しみの1つではありますが、1回転に全てを賭けて挑む「金ドンチャレンジ」の緊張感や突破成功時の高揚感は本機でしか味わえない唯一無二の魅力ですな。

が、ここで無視できないのが「金ドンチャレンジ」中の通常大当たりの存在。「金ドンチャレンジ」中の大当たり確率は約1/2.2ということで1回転での大当たり期待度は約45％あるのですが、「金ドンRUSH」に突入するのはその内約65.4％。残る約34.6％はラッシュ非突入の通常大当たりとなっているんです。つまり「金ドンRUSH」突入には初当たり時の約50％（「金ドンチャレンジ」突入振り分け）を勝ち取った上で、そこからさらにもう2段階のハードルを超えなければならないということ。まぁ「金ドンRUSH」突入時の期待出玉が12000個overという現行機屈指の性能なので納得はできるのですが…。「金ドンチャレンジ」中に大当たりを射止めることには成功したにも関わらずそれが通常大当たりだった場合のショックというのはあまりにも大きく、「もうこの台はいいや…」となってしまう可能性もゼロではないかもしれません（汗）

かなりピーキーな仕様なので当然好みは分かれるかと思いますが、好きな方にはとことんぶっ刺さるハズ。事実僕も「コイツのラッシュは絶対に1度はホールで味わいたい！」と思えました。ただ、上で説明した通り「金ドンチャレンジ」中の仕様には中々クセがあるので…☆は4つで！

新感覚の「シンプルモード」が面白い！

・「金ドンモード」は液晶演出を楽しみたい方向けのモードだが、一般的な液晶搭載機に比べると演出ボリュームに乏しい。

・「金ドンモード」では先読み演出2連続（リプレイ揃い×2）→リーチ非発生みたいなパターンを確認。気になる方は演出カスタマイズ機能を活用すべし。

・「シンプルモード」は極限まで演出を削ぎ落とした"ガチ"なシンプルモード。大当たり時も99％が「ノーマルリーチ」だ！

・「シンプルモード」での擬似変動は実戦上必ずリーチが発生。打ち込みを増す毎に「シンプルモード」だけの興奮できるポイントが見つかりそう！

・1回転あたりの変動時間が短く（両モード共通）サクサク回るので、何も起きない時間でもストレスを感じづらそう！

今回試打を行ったうえで猛プッシュしたいのが「シンプルモード」。こちらでは予告演出の発生頻度が大幅に減り主役となるのはリーチ目停止の可能性がある「出目予告（先読み含む）」、そして大当たり時は約99％が「ノーマルリーチ」での告知…といった感じで、一般的な機種でいうところの「シンプルモード」とは一線を画すかなり"ガチ"なシンプルモードになっております。また、出現率はそう高くないもののスロットでは定番の「遅れ」予告なんかも確認。パチスロ「HANABI」のゲーム性や興奮を味わえるポイントを可能な限りパチンコで表現しているので是非スロッターの方はこのモードで1度楽しんでみてほしいですな。

賑やかな「金ドンモード」とスロットの「HANABI」的な雰囲気を楽しめる「シンプルモード」の2種類が搭載されていますが、個人的には「シンプルモード」激推し。「金ドンモード」の方は演出ボリュームやバランス調整にもうひと頑張り欲しかったですね。☆は3つ！

ゲーム性・演出共に個性の塊！

・メインパートである「金ドンRUSH（1回転or100回転）」と残保留（1回転）による「ファイナルチャレンジ」の2パート構成！

・「金ドンRUSH」中の大当たりはわずか数秒で告知！ここだけで継続率約83％もあるのでとにかくイケイケ感がスゴイぞ！

・リールの停止順や回転速度などなにかしらの違和感があれば大当たり！即連タイプながらもドラムリール機ならではの魅力をしっかりと味わえた！

・「ファイナルチャレンジ」で引き戻し成功時は10R＋次回当選濃厚の「金ドンRUSH∞」へ！なにげに本機で1番興奮できるポイントかも！？

ラッシュのメインパートである「金ドンRUSH」は1回転で約1/1.2の大当たりを射止めよ！というゲーム性。この1回転の大当たり期待度は約83％となっており実質的に本機の連チャンはほとんどがこの「金ドンRUSH」中に起こるものであること、そして稀に多少長めの変動になることはあるものの基本的にはわずか2～3秒ほどで勝負が決する演出ということもあり、連チャン時のイケイケ感はかなりのもの。というか現行機機種でもトップクラスといって過言ではないと思います！

また、演出面でもシンプルながら熱くなれるドラムリール機ならでは違和感演出を多数搭載。試打を行った感じだと大当たり時の違和感系演出はそう高くない（1～2割くらい？）のですが、過度な出現頻度だと期待感が薄れてしまいますからね。基本は何も特別な演出が発生しなくとも大当たりに期待でき、忘れた頃に違和感演出が発生し思わずガッツポーズ！といった感じで、1回転勝負というゲーム性に最適なバランス調整だったと思います！

ドラムリール機×即連タイプということで演出ボリュームは控えめですが、過剰な煽りみたいなものがないからこそストレスを感じる場面も少ないです。通常時の方では「金ドンモード」はもう少し演出ボリュームが欲しかったなと思いましたが、ラッシュ中に関しては本機ならではの"味"になっている気がしますね。非常に爽快感のあるゲーム性かつ期待出玉12000個overとかなり満足度の高いラッシュに仕上がっているんで、演出は少なくとも十分に打ち込み甲斐のあるラッシュだと思います！☆は5つ！

数は控えめだが個性が光る粒揃いのカスタマイズ機能。

・演出カスタマイズは「先読みチャンス」「ボタンバイブアップ」「ドンフラモード」「先招福ランプ」の4種類！

・先読み演出頻度の高い「金ドンモード」では「先読みチャンス」の活用をオススメ！

・「シンプルモード」ではカスタマイズ非設定もしくは一発告知系との組み合わせでスロットライクな楽しみ方ができそう。

・カスタマイズ機能の充実具合は昨今の機種の中では控えめ。

・インパクト抜群な「ドンフラ」が気持ち良い！

通常時の項目でもお話した通り「金ドンモード」はデフォルトだとけっこう賑やかな印象だったので個人的には「先読みチャンス」の活用をオススメ。逆にビックリするくらい無駄を削ぎ落とされた「シンプルモード」はそのままのゲーム性で楽しむのももちろん良いのですが、ここに「ボタンバイブアップ」「ドンフラモード」「先招福ランプ」なんかのカスタマイズを加えてよりメリハリのある演出バランスにするのも面白そうですね♪

演出カスタマイズ機能は全4種類ということで昨今の機種にしては少々控えめな印象もありますが、まぁ本機のゲーム性や演出の仕様を考えれば妥当なところかなと。「ドンフラモード」「先招福ランプ」など本機オリジナルの告知系演出にも力が入っているので☆は4つ！

短時間で大勝負をするならコイツで決まり！

スロット界の重鎮「ドンちゃん」が満を持してドラムリール機で登場。通常時の「シンプルモード」ではスロットテイストの演出が盛り込まれていたりと、「ドンちゃん（HANABIシリーズ）」というコンテンツをしっかりと活かした1台に仕上がっていました。スペック面においてはかなりクセはありますが、ライトミドル帯での登場、通常時＆ラッシュ中共にサクサク消化、ラッキートリガー突入時は現行機トップクラスの出玉性能…ということで、短時間稼働で1発を狙うにはもってこいだと思います！☆は4つ！

今回のレビュー結果

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このラッシュはマジで面白いです